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Yuside今日は新曲をステージで披露する日。いつもなら、隣にいないあの人を思い出し、ナイーブになってしまうけれど、今日は違う。お「ゆうちゃん!そろそろ出番だけど大丈夫そう?」「うん!」♪〜キュッキュッシュパッタンタンリズム良くステップを踏めている気がする。こんなに気持ちよくステージに立てたのは何ヶ月ぶりだろう。仮歌で沢山聞いてきたなぁちゃんの歌声を頭で再生する。そしてダンスも、私の頭の中にはシンメでなぁちゃんがいる。そう、私はなぁちゃんのおかげで想像上のなぁちゃんを
Naside私がスタジオに来てみると、早速おんちゃんと話しているゆうちゃんを発見。実物を見ると、尚更分かる。相当痩せてしまっている。痩せているというよりもやつれてしまっているの方が正しいのか。少なくともいい方向での痩せではない。ゆ「大丈夫。」やっぱり、私とゆうちゃんは少し似ている。自分の不調を隠して頑張ろうとしてしまうこと。そして、気づいた時には壊れかけていて、さらに悪化してしまうこと。それこそ、私も舞台やソロコンで忙しかった時はゆうちゃんに泣きついて慰めて貰ったっけ、じ
Yusideなぁちゃんが卒業してから数ヶ月。最初の頃はなぁちゃんが居ないという実感が湧かなくて、個人の仕事が忙しくて会えないだけなんじゃないかって思ったりもした。けどさすがに数ヶ月も同じ現場にならないと卒業してしまったことを実感する。おんちゃんや後輩メンバーは日を重ねる事になぁちゃんのいない現場に慣れていく一方、私は日に日に弱っていく。お「ねぇ大丈夫?」「うん。大丈夫だよ、」本当は全然大丈夫じゃない。けど、卒業した事実はいくら嘆いても変わらないし、時間は止まってくれない。だか
Naside先に新郎様のご入場ということで、暖かい拍手に迎えられながらバージンロードを歩く。まさか、こんなトントン拍子に進むとは、、、「続いて新婦様のご入場です。」司会の人からそんなアナウンスが流れる。ガタン大きな扉が開き。ゆうちゃんのお父さんと共に入場してきた。そして私の目の前に歩いてきて止まる。「ふふ、今までで1番綺麗ですよ。」私はそう言ってゆうちゃんの顔にかかるベールをあげた。「ほんと、不意打ちで言ってくるのズルい!」顔を赤らめながらゆうちゃんは行ってきた。「なぁ
sideN『お世話になりました!』"お大事に!"ペコリと頭を下げて、お世話になった病院関係者へ挨拶を。小さな鞄を片手に、病院の外へ出る。ウィーン『ふぅ。』生憎の曇り空だが、念願の退院に心はフッと軽くなった気がした。【手続き完了!今から帰ります!】ゆうちゃんに報告ラインを送ると、"【退院おめでと!気をつけて帰ってね!】"すぐに返事
Naside今日はいよいよ、ゆうちゃんのご両親にも挨拶に行く日だ。ゆうちゃんのご両親も茂木と同じ理由から交友関係に対してとても厳しいらしい。だから緊張してしまう。念の為、スーツだって着てきた。前回はゆうちゃんにリードしてもらったから、今度は私がやらないと!「ふふっ、来てくれてありがとう!スーツ姿のなぁちゃん新鮮だ!」「ゆうちゃんのご両親厳しいって聞きましたから、、」「もしかして緊張してる?でも多分、大丈夫だよ?」「ぅぅ、、信じれませんよ、、」「まぁまぁ、ほら行くよ!」ガ
Yuside今日は絶対に茂木に認めて貰うんだ!「じゃあ、なぁちゃん!行くよ!」「はー、緊張する笑」なぁちゃんがいい人だと知ってもらうには、私が押されたらダメだ。「ねぇ茂木!」「ん?どうしたゆうちゃ、、、君、この前の、」「茂木!!」「えっ、あっ、うん、」私が茂木の言葉を遮るかのように名前を言ったからか、少したじろいだ。「今日は、茂木になぁちゃんを紹介します!」「えっ紹介?」「まず!なぁちゃんは茂木と同じくらい負けず嫌いです!」「あっそ、そうなんだ、、、」「そして涙脆く
Yusideなぁちゃんの誕生日当日隣のクラスでは少しづつ飾り付けが始まっているみたい。ケーキを用意したりクラッカーを用意したりしているのが見て取れる。私がなぁちゃんと話せるタイミングはあるんだろうか、「なぁちゃん!購買で好きなお菓子と飲み物買ってきてよ!お金は渡すからさ!」「えっいいの?じゃあ行ってきマース!」今なら話せるかも、、教室から出てきたなぁちゃんを追いかける。トントンビクッ「えっ、あっ、ゆうちゃん?まだ残ってたの?」「うん、なぁちゃんの誕生日をお祝いしたくてね
Naside昨日は良くも悪くも忘れられない日になりそう。最初にゆうちゃんと出会ったのは、彼女が男たちに囲まれている時、私の体格と技術じゃ男を追い払うことなんて出来ない。だからこそ、助けるか悩んでいた。けど、困り顔の彼女を見てから、体が勝手に動いていたんだ。何とか話術で追い払えた時は、思わず安堵して床に滑り落ちてしまった。助けに入ったのにダサいな、私(笑)でもそんなところを見せるのは恥ずかしくて、その日は名前だけ伝えてその場を離れたっけ、、次に出会ったのは君が体調を崩していた
Yuside茂木の登場になぁちゃんはびっくりしている。「あっ、えっと、ゆうちゃんのお友達ですか?」「うん、そうだけど、君誰?ゆうちゃんの何?」「えっ、えっと、友達にならせて貰いました?」茂木の圧に押されてしまっているなぁちゃん。思わず疑問形になっちゃってるよ、、、「ちょっ!茂木!そんなに詰め寄ったらなぁちゃん緊張しちゃうよ!」「そうだよ茂木さん!多分、なぁちゃんは悪くない人だよ?」「いや、私は信用しないね!ゆうちゃん!忘れちまったのか?優しい人に付け込まれてどんなに辛い思いし
Yuside「これからももっと話したいのでそっちのクラスに行ってもいいですか?」どうしよう。どうするべき?私はどうしたいんだ?「あのー、全然ダメとかでしたらいいんですけど、、」(´._.`)シュンとした顔をするなぁちゃんそれを見た瞬間、私は咄嗟に「もちろんいいよ!これからも沢山話そうよ!」ああ、私はやっぱ好みのタイプには弱いのかもしれない。この際、1度だけ騙されてもいいか「やったー!ありがとうございます!」このニコニコ笑顔を見れるのなら「なぁちゃ〜ん!」「
Yuside今回はいつもより完璧で120%を出せた気がする。自分でも不思議だ。出口に向かうとなぁちゃんが立っていた。「お疲れ様です!めっちゃいいパフォーマンスでしたよ!ゆうちゃんって踊るとかっこよくなるタイプなんですね!」「そう?ありがとう褒めてくれて!」「いやいや!本当に凄かったです!それと、この前はありがとうございました、おかげでバンドも上手く行きました。」「ううん、私はあくまで背中を押しただけだから、上手くいったのはなぁちゃんの力だよ!」「ゆうちゃんって優しいんですね!」
Yusideなぁちゃんの相談に乗った日から、廊下ですれ違うこともなかった。けど、度々音楽室から漏れ出る演奏と、なぁちゃんらしき綺麗な歌声が聞こえてくるため、無事に仲直りしたんだろうなっと勝手に安心している。それにしてもなぁちゃん、歌上手い、、、文化祭で見てみたいなぁ、、、「ゆうちゃん?どうした?手足止まっちゃってるよ?」「ん?なんでもない!」「ふふっ、もしかして最近仲良くなったあの子?」「えっ!?いや!違うって!」「いやいや、そんな否定しなくても、、、逆に怪しいよ?でもそっか
Yusideあの日から、少しだけ、なあちゃんのことが気になっている自分もいる。そんな時、階段裏ですすり泣く声が聞こえた。「なぁちゃん?」「えっ、あっ、あはは、こんなところに来てどうしたんですか?」さっきまで泣いていたのに、あたかも何も無かったかのように笑うなぁちゃんを見て、この人を放っておいては行けない。と思い始めていた。「なぁちゃん!」「はい?っていうか名前、、、」「辛いことがあったら隠さなくていいんだよ?私に話せないこと?話してみたら楽になるかもよ?」「、、、、」なぁち
Yuside私には、過去に愛していた男がいた。指が細くて長い。とても綺麗な人だった。そして決断力があり、食事もデート先もすぐに決めてくれて、私が理想とするタイプそのものだった。私も案外、人に尽くすタイプだったらしく。彼のためならなんでもしてあげた。でも、、、それが彼に隙を与えてしまうことになるとは想像もしていなかった。彼にまんまと浮気現場を見せつけられ、相手の女とニヤニヤしながら、離れていった。私が今まで尽くしてきたのはなんなんだ、、彼のために苦手な料理を覚え、彼の
このお話はHoneyWorksさんの愛に出会い恋は続くを元にしたお話です。また、学パロです。白いドレス花の冠世界一の愛を誓うYuside私たちが最初に出会ったのは高校だった。高校生活が始まって数ヶ月。私は少し困ったことに巻き込まれていた。「ねぇ、村山さん!俺達と遊ぼうよ?」「そうそう!イイコトしようよ?」高校上がりたてで浮かれているのか、金髪にピアスという、いかにも校則違反そうな格好をしている男子たちに囲まれてしまった。「結構です。」「ねぇ?そんな固くならないでよ。
Yuside今日はドラマの撮影があった。初回が無事に終わったことを記念して、出演者全員で飲みに行くことになった。さすがに断りづらい雰囲気だったので私も行くことにするが、正直、あまり行きたくないのだ。だって主演の男優さんは悪い噂を耳にするから、、、「ゆいりちゃ〜ん!もっと飲もうよ〜!」案の定、酔っ払って絡んできた。「少し水を飲みましょ?」「いいから!いいから!それよりさ!この後ふたりで抜け出さない?」ほら、きた。悪い噂が流れるというのは、それなりに怪しい行動をしてきたというこ
Yuside前になぁちゃんのおばあちゃんが言ってくれたっけ、独りじゃないから周りに助けを求めるんだよ、ってでもさ、やっぱり私は独りみたいだ。誰もいない、枯れたように映る世界で、臆病な私はやっと言えそうだ。地球最後の告白を。「なぁちゃん!愛してるよ!」いつか見た夕焼けはあんなに綺麗だったのに、恋なんて呼ぶには遠回りしすぎたみたい。そして君が知らずに手遅れな灰になった後で、私は今更、君が好きだって。君が好きだったって言えたよ。数年後、「ゆいりさんって、テレビに出る時もレ
Yuside「なぁちゃん!!」病室に入ると、重苦しい空気が漂っていた。嫌でもわかってしまう。けど信じたくなくて、なぁちゃんの手を握った。冷たい、、、何よりも脈がもう動いていない。嘘でしょ、、ねぇなんでよ、、お願いだから、私を「置いていかないでよ、、」「ゆいりちゃん、、、」なぁちゃんが亡くなっていちばん辛いのは親族のはずなのに、あまりにも私が悲壮感を漂わせていたのだろうか?逆に心配されてしまった。その後、なぁちゃんのお葬式が開かれた。彼女は灰となって消えてしまった。
Yusideプルプル「はい、もしもし、」「あっ!ゆいりちゃん!良かった繋がって、これから話すことを落ち着いて聞いてね」何その言い方、、「奈々の容態が急変して今手術室にいるの、もしかしたら、もう、、、」ガタッ、えっ、嘘、、、「ゆいりさん?」急に立ち止まってスマホを落とした私に声をかける後輩。「ごめん!帰る!」「ちょっ、ゆいりさん!?」嘘でしょ!やだよ!なぁちゃん!だって、まだ君に好きだって伝えてないよ!
Yusideなぁちゃんは苦笑いしながら冗談紛れに言った。「ほんと、神様素敵なプレゼントをありがとうって感じ、、」素敵なプレゼントなんて、到底的外れなものだ。「ちょっと!冗談でもそんなこと言わないでよ、、」「ごめんごめん、けどさ、昔に話したじゃん、3年前ぐらいかな、大人になりたくない私と、早く大人に見られたかったゆうちゃん。本当にその通りになるなんてね、まぁまさかこんな身体になるとは想像してなかったけど、、」「ねぇ、その話をしていた頃にはもう身体の調子はわるかったの?」「いや、まだ
Yuside今日はなぁちゃんの両親と祖父がお見舞いに来ていた。「ゆいりちゃん、いつも奈々のことをありがとうね!」「いえいえ、私も普段から助けられてますから、困った時はお互い様です!」「これからも仲良くしてあげてね」「はい!もちろんです!」そんな時、なぁちゃんの祖母がちょっといいかしら?と廊下に呼び出された。「はい?どうしました?」「ゆいりちゃんには酷なことを言うけどね、心にとめておいて欲しいの。」ゴクッ、思わず喉を鳴らしてしまう。「私もね、愛する主人がいたんだけどね、先に
Naside今日は、本来なら自分も出演してダンスを披露するはずだった。画面の向こうにいる仲間たちはキラキラ輝いていて。根も葉もRumorでは、私のいたセンターをゆうちゃんがすることになっている。リアルタイムでXを見ていると、私に対する心配のメッセージと闘病への応援メッセージがたくさんで、有難いことだ。けど、やっぱり、本来なら私もあそこに立てたはずなんだ。ゆうちゃんと一緒に、みんなと一緒にカメラに向けて最っ高のパフォーマンスをするはずなんだ。「悔しいなぁ、、」そして何よりも、1番
Yusideその後、なぁちゃんは救急搬送された。残された私達は最後の曲に入るが、誰も集中出来ている様子はなかった。レッスンが終わった瞬間、着替える間もなく我武者羅になぁちゃんが運ばれた病院へと走っていた。受付に行くと、407号室と言われたため向かう。部屋に入ろうとドアに手を掛けた時、中から声が聞こえた。「やっぱりそうですか、、」「気づいていたんですか?」「自分の体なんで、薄々気づいていましたよ。」「では、酷なことですが、念の為にもう一度お伝えします。」「岡田さん。貴方は3
Yusideある日のこと、私達は次のテレビ出演で披露する曲のレッスンをしていた。久々に踊る曲もあれば、根も葉もRumorみたいな激しめの曲もあるため、今日のレッスンは少し体力的にもきつくなりそうだ。「おはようございまーす!」挨拶をしてレッスン場へと入ると既に多くの人が集まっていたがなぁちゃんが見当たらない。いつも早く来て練習しているのに珍しいなぁ、なんて思っていると、バタバタ「すみません!遅くなりました!」慌てて入ってきたなぁちゃん。「まだ時間じゃないから大丈夫よ〜!」な
このお話はボカロの地球最後の告白を、を元にしたお話です。Yusideそして君が知らずに幸せな灰になった後で私は今更、君が好きだって。Yuside「早く大人になりたいなぁ、」そんなことを呟いた私になぁちゃんは「そう?私はまだ大人では居たくないなぁ、」なんて、大人ぶっていた。私は有難いことにファンのみなさんからは可愛いと言っていただける機会が多くてとても嬉しい。けど、バブちゃんみたいで、なんて言われてしまうと。どうしても大人に見えていないのかも、なんて思い落ち込んでしま
Yusideそれからというもの、なぁ君と茂木宮君が率先して体術を使い、敵をいなして行く。こうして無我夢中に突き進み、日が昇る頃には追っては来なくなっていた。「はぁ〜!疲れた〜!」「茂木宮、だらしないですよ。もっと王子らしく、」「別にいいじゃねぇか!今はただの旅人だろ?」「そうだよ〜なぁちゃんも今だけは旅人なんだから!あんまり気にしなくていいんじゃない?」「ほら、おんちゃんも言ってるぜ?」「まぁ、それもそうですね、」そう、私達は自分達の意思で国を捨てた。正確に言うと国に戻らな
Naside「お前らよく考えて行動しろよ?」そういうとゆうちゃんとおんちゃんに指を指し言い始めた。「お前たちはこのパーティに参加してしまい偶然にも事件現場に遭遇してしまった被害者だ。俺も無意味な殺害はしたくない。だからよく聞いてくれ。」「そこにいる奈々という奴をこちらに引き渡せばりんご姫?とくちびる姫には手を出さねぇし、無事に自国へ返してやる。お前たちの賢い頭でよく考えろ、最前の選択を期待しているぜ、」なるほど、確かに少なくともゆうちゃんの国へと帰る道には既に張り込まれていて、この機
Nasideバンバン、と鳴り響く銃声。ハンドガンを持った武装集団が次々と天井のシャンデリアやガラスを割っていく。「りんご姫、危ないですから私の上着を着てください。」そう言って上着をかけた。万が一にも飛び散ったガラスで怪我をされては困る。「ありがとう。なぁ君も気を付けてね、」隙を見て裏口へと向かった。正面玄関には既に張り込みされていたため、裏に回るしかなかった。そんな時お父さんが私を呼ぶ声が聞こえた。「奈々〜!奈々は居らぬか〜!!」「お父さん!?」ゆうちゃんを逃がすのが先
Yuside「あっ、星がとても綺麗ですよ!」そう言って星を指さすなぁ君。「ゆうちゃんの瞳みたいに綺麗ですね!」「急にそういうこと言うのやめてよ!心臓に悪いから、」「だって、こうでも言っとかないと。世界もが貴方を欲しがっていそうですから。取られてしまう前にね、」「世界って、、大袈裟だよ。」「いや、大袈裟じゃないです!だってあなたはジュリエッタですから。」「おやおや、お熱いようで!」「茂木宮、何しに来たんですか?」「いや〜?俺達も夜風に当たりたいな〜と思ってさ、」「茂木宮君っ