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🌱目線。"どんな子が好き?"と聞かれたら、1番に思い浮かぶのはゆうちゃん。ゆうちゃんが同じこと聞かれたら、そのとき思い浮かぶのは私かな?ゆうちゃんが生きる人生は、優しさで溢れる世界でありますように。素敵な世界でありますように。私は、ゆうちゃんの太陽でありたい。そしたら、ゆうちゃんに雨が当たらないようになぁが雨を降らせないから。もしも、ゆうちゃんが泣きたいときは思う存分泣けるようにそのときは、なぁが虹をかけるから。『ねぇ、ゆうちゃん?』「なーに?」『生きる意味って考え
🌱目線。今日からGW。いつもは、お仕事ばかりで家のことはゆうちゃんに任せ切り出し、5歳になったずんちゃんとも夜寝る前に少し遊ぶくらい。でもここ最近は、新年度ということもあり、ずんちゃんが寝るまでに帰って来れることも少なかった。だから、やっと!!!!!ゆうちゃんともゆっくり過ごせるし、ずんちゃんともたくさん遊べるし!僕にとって、この連休は最高な時間!てことで、まずは、ゆうちゃんが起きる前に起きて朝ごはんを作ろうとおもいます!いつも子育てに家事に頑張ってくれてる大好きな奥さんには
👄目線。ずっと、ぶーちゃんのことが好きだった。ぶーちゃんの特別になりたくて、私だけのぶーちゃんで居て欲しかった。一緒に過ごした小学校までのあいだで、ぶーちゃんに彼氏ができるとかぶーちゃんのことが好きな男の子がいたとか、そんな話には出会わなかったけど、いつも明るくて元気で、動作がちょっとイケメンなぶーちゃんにはどちらかと言うと周りにたくさんの女の子が集まっていて、クラスの人気者という感じ。だからこそ、自分の気持ちに気づいてしまった。私にとってのぶーちゃんへの特別が、ただの友達ではな
👁目線。いつも通りレッスンを受けてたある日、新しいメンバーの紹介があった。15期生のオーディションがあったことは知ってた。でも、まさか、そこにみおんちゃんがいるとは思わなかったしこんな形で再会することになるとは想像もしてなかった。私たち幼馴染みは、また4人で出会うことができた。もしかしたら、何かの運命で繋がっているのかもしれないと思う。でも、ゆいりとなぁちゃんの関係みたいに、私と美音ちゃんがなれるかそこに関しては、全くもって自信が無い。「もぎ、もぎ!!」《うぇ!?あ、なに?》
sideNガヤガヤ!ジュー!!茂「皆ー、飲み物揃ってますかー?!」「「はぁーい」」茂「じゃっ!今日はなぁちゃんの奢りなんで、カード限度額いっぱいまで飲んで食べましょう!カンパーイ!!」「「カンパーイ!!!」」茂木さんの恐ろしい言葉と共に、グラスが重なり合う。『皆さん、お手柔らかに苦笑』お「いやいや!ぶーちゃんもペナルティで支払いだからね!」茂「えっ!私も!?なんで!?」お「私とゆうちゃんに黙ってたことあるでしょ!」茂「そ、それはー、守秘義務で
普段優しくて大人しい人を怒らせてはいけない。それを体験したあの日から一週間後。もしかしたら、違う一歩を踏み出していたかもしれない、彼との一年記念日の今日。私は今、とある有名ホテルのレストランの、個室にいる。目の前には、彼と、彼のご両親。そして弁「本日はお集まりいただきありがとうございます。村山さんはお一人で大丈夫ですか?」「、あの、」彼が雇ったという弁護士の先生。"はぁ。誰か来るの?もう始めましょうよ"私の返答を遮るように、冷たい目をした彼が言う。彼に
ガチャ、ガラガラ、、。カラン♪茂「よいしょーっと」フルーツやらが詰め込まれた袋をドンっと、カウンターの上に置く。茂「ハァー!疲れた!」大きな独り言を呟きながらも、せっせと袋の中身を片付けて、オープン準備に取り掛かった。今日使うであろうフルーツや氷をカットして、下準備。簡単な軽食として出すチーズや乾き物は在庫をチェックすれば、ひとまずOK。店内の掃除は時間通りに来るスタッフがやってくれる。支度が終われば、一緒に買ってきた夕飯をもぐもぐと食べてスマホを見ながら、お
熱い夜が過ぎた朝。窓から差す朝の光が深い眠りにいた私を夢から引き上げる。うっすらと目を開けて、目に入った隣の彼女はまだスヤスヤと寝息を立てて、可愛い寝顔で眠っている。な「かわいい、、」柄にもなくそんなことをこぼす私は起こしたくないと思っていても、彼女の頬に手を伸ばしてしまう。柔らかくてよく伸びる頬。布団の下はきっと生まれたままの姿であろう私達。それだけで私はどうしよう
sideYお「とりあえず、電話する?」「うん。」お「じゃあ、はい。念の為、これで掛けなよ?」おんちゃんは自分のスマホを私に渡すと、少し離れた所に茂木を連れ、腰掛けた。「ありがと」私は大きく深呼吸をすると、名刺の裏に書かれた懐かしい文字の通りに番号を打ち込んで、発信を押す。"…もしもし、"「もしもし、彩希です」"あっ!彩希!良かった!!あの子、渡してくれたんだ"「うん。」"俺、まだ海にいるんだけど、会って話せないかな"「…いいよ。」私はコテージの出入
🌱目線。先生(みんなー今日でね今年保育園に来るのは最後です。つぎみんなが保育園に来るときは新しい年になってるんだよー!)(へぇー!!!)先生(新しい年になる前に、お友達に言う挨拶知ってる人ー?)(はーい!)先生(じゃあみんなで言ってみよっか?)(良いお年を!)先生(お~すごいね!みんな今日帰るときはお友達や先生に、良いお年を!って言うんだよ~)(はーい!)『ねぇ、ゆうちゃん?』「なーに?」『つぎ保育園にくるまでどれくらい?』「んー、、わかんない笑」〈つぎ来るまでは~10
曇天。燦々とした太陽は影を潜め、分厚い雲が所狭しとくっついて、昼間というのに、薄暗い。すでに遠くでは稲光がピカピカと点滅して、頭上の雲も、今にも泣き出しそう。でも、まだ、大丈夫だよと必死に涙を堪えているような、そんな曇天が、私は好きだ。ピカッ。………ゴロゴロ…ポツリ、…ポツリ。『あーぁ、泣いちゃった』頬を掠めた雨粒に、愛おしさすら感じて、空を見上げる。ポツンポツンと降り注ぐそれが、だんだんと大きさを増して、私の体を濡らしていく。私は飛沫に目を細めながらもそ
コンコン。『はい、どうぞ。』"こんにちは…"遠慮がちにおどおどと入ってきた二人。出来るだけ、優しく笑って、ソファに腰掛けるように促すと、私も向かいに座った。『では、お話し聞かせてください。』ここは、岡田メンタルクリニック。私は院長であり、医師免許を持った医者だ。心理士のおんちゃんを筆頭に、数人の看護師と事務員だけの小さなクリニック。看板は精神科、心療内科、としているが、私の専門は精神分析である。基本的には、患者さんと面談をして、それぞれに合った心のケアやその方法を
sideNフラフラしている彼女を半ば抱えながら歩く。真っ赤な顔はまるでりんごのようで私は柄にもなく笑ってしまっていた。な「入りますよ、、」はぁ〜い、と酔っぱらい特有の間延びした返事を合図に私は彼女の部屋に足を踏み入れた。さっき感じ取った甘い彼女の声。熱い体。ドキドキしていないといえば嘘になる。な「ゆっくり、、、」そう彼女に小声で言って、頭を抑えながら、ゆっくりと私は彼女をベッドにそっと
ゆうちゃんの不安が爆発してしまった。信用されていないということよりも、ショックだったのは、私の中の不動の一位である彼女の存在が伝わっていなかったということだ。彼女がもし今居なくなってしまったら、きっとカメラを構えることも写真を眺めることも私は出来なくなってしまう。それくらい、私にとって、ゆうちゃんは生きる糧となっている。だから、ゆうちゃん以外の大事なものを捨てる、という強硬手段に出た私だったが、どうにか捨ててしまう前に、それらはゆうちゃんによって救出された。結局
sideN歯車が狂ったのは、いつだろう。ずっとそばにいたくて、ずっと隣にいたくて、"ずっと"を守るために選んだ道。自分にとっては、少しの分かれ道のはずで。それが、貴方を失う道だとは一欠片も思っていなかった。それでも、貴方が進んだ方向が違ったと分かったとき、自分が招いた結果で、仕方のないことだと納得して。結局は、私達に"ずっと"なんて無かったんだと理解した。なのに。だけど。どうして。ガヤガヤ、ガヤガヤ。お「ごめんね、付き合わせて」『ん?なんで謝るのさ笑』
茂「おんちゃん、あのさ」お「なに?」茂「私、ペットなんて預かってない」お「…わかってる」おんちゃんはスマホに目を向けたまま、呟く。茂「嘘ついて、ごめんなさい」お「もう、いいよ。もう、大丈夫。」茂「あのね、おんちゃんが飲んでるカクテルさ、名前があんの。」お「ふーん。」茂「ミモザ、って言うんだけど」お「ミモザ…」茂「さっき、なぁちゃんに教えてもらって花言葉調べたら、秘密の恋、だって。」私の言葉に、顔を上げたおんちゃん。お「?…恋、してるの?
sideO…皆の前では笑っていたけれど、私はすこーしだけ不機嫌です。茂「あのー、おんちゃん?」コテージのシャワーで汗を流した私ともぎさんは、夕方のバーベキューの為に、野菜やらを準備中。タン!タン!…ダン!!黙々と、淡々と、慣れない手付きで、野菜を切る私と、それを心配そうに見守る茂木さん。茂「おん、ちゃん、何か野菜に敵意が見えるんだけど…」お「…そう。ただ、ちょっと、このピーマンをもぎさんに見立ててるだけ?」茂「ぇ゛、アタシなんかした?ごめんね
ラブラブカップルが帰った後、今日は珍しくカウンターが埋まらないので、おんちゃんとマンツーマンで向かい合える。お「何コソコソしてたの??」茂「いや、カクテル言葉の話?かな」お「なにそれ??」茂「花言葉ってあるじゃん?」お「うん。」茂「それのカクテル版のやつ。花言葉と一緒で良い意味も悪い意味もあるんだよー」お「へー面白いね?」調べてみよーとスマホで検索をし始めたおんちゃん。私もこっそりと、スマホでミモザの花言葉を調べる。(色々あるけど…私の悩みが解決する鍵…
〜♪!?『もしもし?どうしたの?おんちゃん』ようやくスマホが役目を果たしたと思ったら、着信相手は、おんちゃんだ。お「なぁちゃん、遅くにごめんね?今いい??」『うん、大丈夫だよ。』お「私、今から茂木さん達と合流するんだけど、なぁちゃんも連れてこいってうるさくって。良かったら、出てこない?」『茂木さん達って、今日同期会じゃないの?』お「そうそう、ゆうちゃんも行ってるでしょ?私も昔から知ってるメンバーだから、呼ばれたんだけど、なぁちゃ
悲しかったこと、苦しかったこと、嬉しかったこと、楽しかったこと、あの頃の全てが、大切な大切な私の宝物。でも、今は、どれ一つも思い出したいものはない。『っ、ハッ、ハァ』息苦しさで、目を覚ました。倒れ込んだ体勢から微動だにせず寝ていた体はギシギシと軋むように痛くて、そりゃそうだと苦笑いする。『あたた…』何とか起き上がった私は、ベッドの縁に腰掛けて、グイーッと上半身を伸ばす。動作の流れで見上げた時計は、もう11時を示していて、寝過ぎたなと頭をガシガシ掻く。濡れた髪
すんなりと電車に乗れたおかげで、結果少し早く同窓会の会場に着いた。?「ゆいりーじゃん!久しぶりだねー!!」何人か部活が一緒だった子達を見つけ、ひとまず、そこに落ち着いた。中学以来、会う人も結構いて、なんだかんだと盛り上がる。私はそんな会話を楽しみながらも、目線はなぁちゃんを探していた。だんだんと、人が集まり出し、一気に騒がしくなっていく。それでも、なかなか現れない彼女。やっぱり来ないのか、そう思って、少し、いやかなり、落胆する。そういえば、もぎたちもまだ
『ただいまでーす!』金曜日の夕方、定時で上がった私は、いつものように、真っ直ぐに帰宅する。ルンルン♪ランラン♪と、手を洗って、うがいをして、リビングへ向かう。今日の夕飯は何にしましょうか?ゆうちゃんの好きなものが良いね、なんて考えていると、重大なことを思い出した。『あ!そっか、今日ゆうちゃん、飲み会じゃん。うー…夕飯一人じゃん。帰ってくるの遅いじゃーん!』途端に、やる気を無くした私は、ソファにボフッと体を投げ出した。あの日、ゆうちゃんと再び出逢い、絶
sideYワー!ワー!キュッ!キュッ!ダムダムッ茂「上がれ上がれー!」オフェンスになって、茂木くんが元気に声を上げる。ボールは跳ねたり、飛んだり、忙しく動きながらゴールを目指す。が、しかし。キュ、パシッ!それは途中でカットされ、相手方の手に渡ってしまった。茂「だぁー!何してんだよー」悔しがる茂木くん。お「ナイスカット!」喜ぶおんちゃん。そして、カットしたのは、『どんどん回すから動いていこう!』片手でドリブルしながら、仲間に指示を出す、なぁくんだ。今
sideY遡ること数時間前。『…っ、ー…』トントン、トントン。「大丈夫、ゆっくり、寝てていいよー」『ん、…スースー』眠りが浅くなる度にトントンとすると、安心するのかまた深い眠りに落ちていくなぁちゃん。彼女が横になって以降、私はベッドサイドに腰掛けたまま、その寝顔を見続けている。スヤスヤと寝息を立てているなぁちゃんを起こさないように、そっと、額に手を当てる。解熱剤が効いてきたようで、熱は大分下がっているみたいだ。「良かった」険しかった表情もだんだんと落ち着いて
sideY「ねぇ、これも、買っていい??」『ん?もちろんいいよ?でも、何に使うの??』「ふふ、内緒」『えー、内緒なの??笑』…なぁちゃんの浮気疑惑と謎の逃亡から早くも数ヶ月。あの時で、全ての問題が解決したわけじゃないし、繊細な彼女の心の浮き沈みは無くなりはしない。でもそれは、いつだって、どんな時も、私といる未来の為の果てない尽きない想い故、のことで。二人で、二人なりの、答えを出していけばいいと私は何度だってなぁちゃんに伝えていくつもりだ。周りから見れ
sideN『二人とも、心配かけてごめんなさい』「ごめんなさい」バーベキューの準備を始めている茂木さんとおんちゃんに、二人でペコリと頭を下げる。お「おかえりー。初めは何事かと思ったけどね、無事終わったみたいで良かった。」茂「そうそう!二人が仲良くおさまったんだから気にしない気にしない!私的にはなぁちゃんの思考が迷宮ってのが分かって良かった笑」「迷宮?」『ごめんなさい、めんどくさくて』お「あはは、その話は後で、ね?とりあえず、ご
どれだけ頑張っても、どれだけやっても、増えることはあっても、減ることのない仕事。いつの間にか、始発電車と最終電車の常連になって、寝坊が怖くて、ベッドに横になることも出来なくて家に帰っても、テーブルに突っ伏して寝るだけ。そして、あの日、最終電車なのに、降りる所を間違えたんだ。自分が疲れていることももう分からないくらい疲労困憊で、電車の中で寝ていた私が、ヤバいと思って飛び降りた駅はいつもと違う所だった。タクシーを使えば帰れるのに、何だかどうでも良くなって、気が付けば
目的のお店に向かう道中、トイレ休憩を兼ねて、コンビニへ立ち寄った。ゆうちゃんが飲み物を買って来てくれるというので待っていると、携帯が鳴る。【表示:おん様】おんちゃんか、、出ないと後が怖いからな。ひとまず出る。お「なぁちゃん、今どこ?」『え、△△近くのコンビニ?』お「…気分転換の海?」おんちゃんはあの海に私がひっそりと通っていることを知ってる。場所も分かっているはずだが、私に連れて行けとは言わない。私にとって大事な場所だと感じてくれているのだろう。お「なんかあったの
sideYお昼ごはんを食べて、今度は二人っきりで海を楽しむ。『あ、見て!ゆうちゃん、カニさん発見』なんて、童心に戻っているなぁちゃん。2人で波打ち際に座る。なぁちゃんは、パシャパシャと水飛沫を上げては、クシャクシャな笑顔を浮かべて、まるでブンブンと尻尾を振っているよう。私と付き合ってから、おうちに引き篭もりがちで私以外の人とは積極的に関わらなくなった彼女。たまには遊んでおいでよ?なんて言っても悩みに悩んで、おんちゃんと食事に行って、茂木のところに行って、私と合
ひとしきり嘲笑う声。痺れを切らした茂木が叫ぶ。も「ねえ!あんたがボスなわけ?」"アハハ、、はぁ、面白い、、。ん?ボス?まぁ、今のところは、そうだねー"も「…。こんなことする目的は何?」"何だと思うー?"も「は?そんなの分かるか!」"えーダメダメー!ちゃんと考えくれないと面白くないよー?賢い村山さんなら、分かるんじゃないの??"私は何も言わず、黙ってそれを聞いていた。声は変えているし、話し方もわざと挑発するような言い回しだ。"あれー?村山さん、死にかけ