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↑眼窩鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解していちごちゃん手術や放射線治療をしても再発した、転移したと来院されるもふもふちゃんが、数多くいます。がんは「炎症」反応だと思っている私たちにとっては、なるべく早く来ていただきたいと思っています。上記の場合だと大火事になっていることが多く、なかなか火消しができないのです。がんは自分の細胞が異常に増えた結果です。そのため、体を変えないとよくないのです。・尿のpHが7.5から8.・CRPが正常・SAAが正常・好中球/リンパ球の比が
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解中のいちごちゃん眼窩鼻腔内リンパ腫が寛解中のいちごちゃんは、骨転移もありました。いまでは、骨融解もなくなり、元気にしています。いちごちゃんの飼い主さんー「今日も男前です」私ー「そうですね。いちごちゃん男前ですね」という会話で診察が始まります。いちごちゃんは、骨融解も完治して、元気に暮らしています。獣医療で、画像診断の技術が発達しているので、以前、見つけることができなかったがんによる骨融解も見つけることができるようになりま
自壊した乳がん、肥満細胞腫、扁平上皮がんなどの皮膚に転移したがんは、化膿して独特のニオイがあります。そんなもふもふちゃんにおすすめなのは、ロゼックスゲルです。2015年に、嫌気性菌に効果がある抗生剤のメトロニダソールの外用剤であるロゼックスゲルが発売されました。「がん性皮膚潰瘍部位の殺菌・臭気の軽減」と広く使えます。においに関しては、上記のメトロニダソール外用剤を使用すれば良いのですが、あくまで対症的な方法ではありますが、ニオイなどは緩和されます。乳がん
中央日報は、イタリアで生後15カ月の男の子が猛犬ピット・ブル・テリア2頭にかみつかれて亡くなったと伝えています。赤ちゃんを抱っこした母親と(赤ちゃんの)叔父が玄関から出た瞬間、2頭のピットブル・テリアに襲われたそうです。近くに叔父がいましたが、どうすることもできなかったのです。その犬の飼い主は、母親の友人ということがわかっています。大人の男性がいてもピット・ブル・テリアを静止できないものなのでしょうか。そのあたりを見ていきましょう。母親に抱かれた赤ちゃんがピットブルに襲われて死
4月5日放送の『坂上どうぶつ王国』の『第2のさかがみ家では新入りvs問題児で大事件が!』というコーナーがありました。そこで、ギン太郎くんとレオくんは相性が悪いのですが、その2匹の犬をドッグランに放ちました。すると、ギン太郎くんがレオくんを襲うトラブルの映像が放送されてまいした。このことについてSNS上で非難が殺到しています。動物行動学的に見て、このことを回避できなかったのかを見ていきましょう。『坂上どうぶつ王国』で相性の悪い犬同士を放ちトラブル「動物行動学」から回避を考察(石井万寿
私たちは、毎日、がんの治療をしています。他の動物病院と違って、がんは炎症反応だと考えています。・尿のpH7.5から8・CRP正常・SAA正常・好中球/リンパ球の比が2から3これに入ると炎症が収まって、がんは寛解に持っていけます。【EM-Xとは?】EMは、開発者である比嘉照夫(ひがてるお)琉球大学名誉教授が、好気性微生物と嫌気性微生物の共存という形で実現しました。それは、土壌が地球環境につかれています。EM-Xは、そのEMを清涼飲料水にしたものです。【飼
私たちは、がんの子を多く診察しています。がん細胞は、低酸素状態になり、従来の細胞が使うATP回路を使わず、解糖系を使います。それで、がんになれば、糖質のものはよくないといわれているのです。がんになれば、がん細胞のまわりがアルカリ性になり、酸素がうまくいけば、悪化しにくいのです。そのために、水溶性の珪素を飲むと血管を作る材料になります。血管の内皮細胞に活性化して、新しい血管を再生する力があります。若々しい血管が再生されるのです。このため、人では脳梗塞、高血圧、心
職場に麹水を持っていき飲んでいますが、少し甘くって美味しいです。甘酒に比べると水なのでさらりとしているので、これから暑くなる日に熱中症予防としておすすめです。麹水の作り方は、以下に載っています。【食事療法】麹水を作って犬や猫にあげましょう#麹#がん#|まねき猫ホスピタル院長獣医師・石井万寿美ペットのいる暮らし(ameblo.jp)以下の質問が届きました。スーパーで売っている米麹でいけますか冷蔵庫で保存して飲ます時にレンジで少し温めてもダメですか?
↑大福ちゃんのインスタからもらっています。鼻腔内リンパ腫が寛解している猫さま・もちろん、SAAや好中球/リンパ球の比も定期検査をしています。がんの子が来れば、血液検査をします。もちろん、治療中でも血液検査を頻繁にします。それは何故か?「がんになると血液の「顔つき」が変化する」といわれているからです。『改訂がんとエントロピー』の50ページから51ページとくに白血球の中の好中球数とリンパ球数の比率を見ればいよい。もしがんがあり炎症が起こっていれば、この比率が非常に好中球優
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解していちごちゃん猫さまは、シニアになると慢性腎不全になりやすい動物です。そんな猫さまは、慢性腎不全にならなければ、長生きできます。事前に予防することはできないのでしょうか?腎臓には、血管が多く集まっています。そのために、血管を強くしておいた方がいいですね。そのために、以下のものは予防効果があります。・フルボ酸・珪素フルボ酸の中には、珪素も含まれています。珪素は、血管の新生を促し柔軟性のあるものに、してくれます。その他に
私たちは、毎日、がんの子を治療しています。そのなかで、寛解する子とそうじゃない子がいるわけです。がんは「炎症反応」だと考えて治療をしています。そのため、尿のpHを7.5から8にしないと、私たちの治療では寛解しないです。そして、いくら魚のフードを食べさせていてもそれでかんになったのでしたら、そのフードはよくないので、かかりつけ医と相談して、魚だけのタンパク質のフードに変えてあげてください。基本的には、私たちは、アレルギーの処方食をおすすめしています。食事は大切です。病
以前、このブログでEM-Xについて書きました。人には、効果があるので私も毎日、飲んでいます。【がん】EM-Xという清涼飲料水に抗酸化作用#がん#EM-X|まねき猫ホスピタル院長獣医師・石井万寿美ペットのいる暮らし(ameblo.jp)そこで、切花にもEM-Xを入れてみました。ガーベラは、家に持って帰るとすぐにおじきしてしまいますが、EM-Xを入れると、こんなに生き生きとしています。量は、数滴たらすだけです。暑くなってきて、切花を長持ちさせるために、使っ
私たちの病院では、命のスープを飲んでいる子がたくさんいます。今日は、「グルタチオン」について説明します。●グルタチオン・抗酸化物質です。・フリーラジカルや過酸化物といった活性酸素種から細胞を保護します。●グルタチオンの多い食品・ホウレンソウ・キャベツ・シロナ,・キュウリ・カボチャ,・トマト・サヤエンドウ,・ソラマメ・エノキタケなどです。●飼い主さんの注意:グルタチオンは日本薬局方に収載された医薬品それで、かかりつけ医でもらうか、食品から取り
私たちの動物病院では、がんの子を多く診察しています。抗がん剤作用のある薬をつかっているのに、なかなか効かないという子もいます。その場合は、以下のようにします。・尿のpHをアルカリ性にする・高濃度ビタミンンC点滴それと、デドックスをしています。・竹炭の内服(リンが含まれていますので、かかりつけの獣医師と相談してからつかってください)・EM-Xの内服多くの病気は、「不足」か「過剰」によって起こります。「不足」は栄養素などのミネラルも不足している子が多いです。
食事療法をしている私としては、がんの子は食事を見直す必要があると考えています。おすすめの食材は、甘酒です。麹の甘酒です。麹が入っています。今日は、麹の効果について。1、免疫力アップ腸内環境を整えることでも、免疫力を高めます。それに加えて麹には、βグルカンを含みます。βグルカンは、キノコや大麦などに含まれる多糖類の一つです。マクロファージ(リンパ球の一つ)を活性化するなど、免疫賦活作用があります。2、抗炎症効果腸内環境でも登場した酸性プロテアーゼは、免疫細胞の
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が4年以上寛解しているいちごちゃん9月4日のブログで多中心型リンパ腫のワンコさまのことを書きました。【がん】食べているのに痩せてきたおかしいと思って病院通いをしていたらリンパ腫#リンパ腫このワンコさまの飼い主さんは、多中心型リンパ腫の飼い主さんと交流があるそうです。ワンコさまは、治療効果もよく1カ月少しで体表のリンパ腫はほとんど腫れていません。もちろん、元気で食欲もあります。私たちの治療は、がんは「炎症反応」であると思っている点が他の動物病院と
私たちの動物病院で、チワワの子が発作を起こしていましたが、有機ゲルマニウムを飲むとほとんど出なくなりました。その子は、毎日、起こしていたのですが、数えるほどしか発作を起こさなくなったことを以前、書きました。それ以外にも、連日、発作を起こしていた子が、有機ゲルマニウム(アサイゲルマニウム)を飲むと、ほぼ出なくなったそうです。どちらも、高齢で麻酔をかけるのが嫌なので、画像診断はされていません。なぜ、発作を起こすのか原因はわかっていませんが、有機ゲルマニウムが発作を減らず効果があります。
広島県福山市は3月11日、同市柳津町の野村鍍金(めっき)福山工場に入り込んだ猫が有害物質である六価クロムの槽に落ち、そのまま逃げたと発表しました。猫に触ると皮膚がただれるなどの症状が出るとして、市は注意と情報提供を呼びかけていると、中國新聞デジタルは伝えています。「獣医師が解説」“猛毒・六価クロム”まみれの猫が逃走猫の習性から事件を考える(石井万寿美)-エキスパート-Yahoo!ニュース
前日、猫さまの目ヤニ、涙の治療をしていました。飼い主さんから「ノンアルコールって書いてありますが、フェノキシエタノールってなんですか。これ使っても大丈夫ですか?」ということでした。答えは、このようなものは使わないで。目ヤニなどは、テッシュにお湯をつけて、何度も拭き取って欲しいです。●フェノキシエタノールとは*「エタノール」という名称が入っていますが、「アルコール」とは別の成分で、「グリコールエーテル」の一種*殺菌・防腐剤として化粧品によく入っているエタノールで
↑自家栽培のスーパースプラウト私の食事の紹介に、スプラウトについて、よく書いているので、今日は、スプラウトの話を。(スプラウトとは)、スプラウト(英:Sprout)とは、主に穀類、豆類、野菜の種子を人為的に発芽させた新芽させたもの発芽するときに、種子のときには存在しなかった成分も新たに合成される1、ビタミン2、ミネラル3、フィトケミカルこれらが、あるので、がんの子には、スプラウトがおすすめですね。1994年アメリカのジョンズ・ホプキンス医科大学のポール・タ