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私たちが、がんの子を多く診察しています。飼い主さんに「どんなサプリメントがいいですか?」と尋ねられます。全部のサプリメントを試したわけではないのですが、実際に治療をして効果があったものだけを紹介しています。今日は、梅のエキスです。●なぜ、梅のエキスがいいのか?成分・トリテルぺノイド(オレアノール酸、ウルソール酸、ベツリン酸)作用・抗がん作用・抗炎症作用・抗酸化作用・抗高脂血症効果などがあるといわれています。●飼い主さんの注
私たちの病院では、命のスープを飲んでいる子がたくさんいます。今日は、「グルタチオン」について説明します。●グルタチオン・抗酸化物質です。・フリーラジカルや過酸化物といった活性酸素種から細胞を保護します。●グルタチオンの多い食品・ホウレンソウ・キャベツ・シロナ,・キュウリ・カボチャ,・トマト・サヤエンドウ,・ソラマメ・エノキタケなどです。●飼い主さんの注意:グルタチオンは日本薬局方に収載された医薬品それで、かかりつけ医でもらうか、食品から取り
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解していちごちゃん私たちの動物病院では、多くのがんの子を診察しています。たくさんの動物病院をめぐって来院される方が多いです。「○○方式で治療をしました」「漢方薬で治療をしまいした」と言われて来院されます。その治療法が、本当に効果があるのか血液検査で調べてほしいと思います。「○○方式で、免疫をあげていますと」、言われて血液検査をすると、リンパ球が低値の子もいます。免疫を上げるということは、白血球の中のリンパ球の量が問題です。正常範囲の
私たちは、毎日、がんの治療をしています。他の動物病院と違って、がんは炎症反応だと考えています。・尿のpH7.5から8・CRP正常・SAA正常・好中球/リンパ球の比が2から3これに入ると炎症が収まって、がんは寛解に持っていけます。【EM-Xとは?】EMは、開発者である比嘉照夫(ひがてるお)琉球大学名誉教授が、好気性微生物と嫌気性微生物の共存という形で実現しました。それは、土壌が地球環境につかれています。EM-Xは、そのEMを清涼飲料水にしたものです。【飼
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解していちごちゃん初診の方にお願いです。いろいろながんの治療法があると思います。私たちの動物病院は、がんは慢性炎症だと考えています。炎症が取れないとがんは、寛解しないという理論で治療をしています。・CRPが正常・SAAが正常・好中球/リンパ球の比が2から3・尿のpHが7.5から8これになるように治療をしています。それで、以下のようなことをします。・食事療法・アルカリ化のサプリメント・重曹療法・丸山ワクチン・高濃度ビタ
私たちは、毎日、がんの子を治療しています。そのなかで、寛解する子とそうじゃない子がいるわけです。がんは「炎症反応」だと考えて治療をしています。そのため、尿のpHを7.5から8にしないと、私たちの治療では寛解しないです。そして、いくら魚のフードを食べさせていてもそれでかんになったのでしたら、そのフードはよくないので、かかりつけ医と相談して、魚だけのタンパク質のフードに変えてあげてください。基本的には、私たちは、アレルギーの処方食をおすすめしています。食事は大切です。病
↑これは、なんでしょうか?ダニに噛まれているようにも見えます。私たちは、がんの子を多く診察しています。上記のような写真のとき、あなたならどうしますか?もふもふちゃんをよく触っていると、なにかできていることがわかると思います。そのとき、以下のようなときはすぐに取った方がいいです。□色が黒い(メラノーマの可能性があります)□できものから血が出ている□できものが日に日に大きくなってきている□もふもふちゃんが気にしているなどがあれば、小さいうちにとっておくと安心で
私たちは、主にがんのもふもふちゃんに有機ゲルマニウムを使っています。使い方は・内服・噴霧・浣腸です。有機ゲルマニウムって何って思われる人は、中村篤史先生が書かれた著書を読んでみてください。作用機序がよくわかります。奇跡の有機ゲルマニウムAmazon(アマゾン)
私たちは、毎日、がんの治療をしています。がんは、高齢になってからなる子が多いので、フードを変えるのは難しいですね。そのうえ、猫さまは好き嫌いがはっきりしています。そのため、魚だけのタンパク質のフードを選ぶことはたいへんです。猫さまは、慢性腎不全を持っている子がいるので、余計にフード選びには、頭を悩ませますね。それで、市販で買える魚だけの腎不全用のキャットフードを今回は、紹介します。フォルツァディエチ(FORZA10)リーナルケアもし、購入が難しい場合はご相
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が寛解してもうじき4年になるいちごちゃんがんの三大治療は、抗がん剤、手術、放射線治療です。今日、ご紹介するものは、新しくできた「センダン」と「ショウキズイセン」が入ったサプリメントが、「犬猫用センダンαプラス」という名前であります。●犬猫用センダンαプラス従来からある犬猫用センダンαにショウキズイセンが加わったもの●センダンの作用・センダンという落葉樹の抽出液センダンとは、比較的暖かい地域に自生する樹木で、日本では四国以南、沖縄ではヤン
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が寛解中のいちごちゃん私は、毎日、がんのもふもふちゃんの診察を多くしています。そして、慢性疾患の子も多く診させてもらっています。炎症反応は正直です。ラッキーの血液検査は、こまめにしていました。亡くなる前の血液検査以下です。□Htの低値□CRPの高値(猫さまの場合は、SAA)□N/L比の高値です。白血球がそう高いわけではないですが、炎症マーカーは高値を叩きだしていました。もちろん以下の治療はしていました□食事療法□重曹療
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が5年半寛解しているいちごちゃん私たちの動物病院では、がんのもふもふちゃんを多く診察させてもらっています。他の動物病院と違う点は、がんは「炎症反応」で食事療法をすることが大切だと考えています。そのため、初診のときは、以下のものを持ってきてください。・いままでの食事の内容がわかるものペットフードの成分がわかること・尿を保冷で他は、一般的なことです。・過去の血液検査・病理検査・あれば、画像診断もちろん、来院されたときは、血液検査をします。
麹を取ることで、免疫細胞が快適に動くことは知られています。リンパ球の数が少ない子には、麹を食べると免疫細胞が動いてくれます。『麹親子の発酵はすごい!』の中から、麹水の作り方を材料・米麴100g・水500g用意するもの・お茶などを入れる不織布のパック(大きめのもの)・麦茶などを作るポット作り方1、米麹をパックに入れる2、ポットに1を入れる3、冷蔵庫に8時間入れるとできあがり注意・できあがった麹水を3日以内に飲み切り・冷蔵庫で保存・同じ麹を3回
がんと炎症・代謝研究会の学術集会が、6月8日に開催されます。申し込み方法や詳細は以下にあります。第10回学術集会のお知らせ-一般社団法人日本がんと炎症・代謝研究会(scim.or.jp)
いまでは、もふもふちゃんのがんはそう珍しくないです。愛犬や愛猫ががんですと告知されると、「なぜうちの子が」と思われるかもしれません。獣医療のがんの基本治療は・手術・抗がん剤・放射線治療これらの治療を全て否定しているわけではありません。ただ上手くいわゆる三大治療をしないと、骨髄抑制などの副作用に侵さることです。私たちの動物病院に来られたときは、リンパ球の数が少ない、低栄養になっているなど肉体的にもダメージを受けている子が多いです。全身状態が悪い子にがんの治療を
↑うちの子ラッキーのご飯です。私たちは、がんの子を多く診察しています。ほとんどの人に、食事療法をしてもらっています。がんの治療法もいろいろとあると思います。どれがいいのか?は飼い主さんが選ぶことになります(これがなかなか難しいのですが)。●私たちの治療法の特徴・免疫誘導する。・その子が持っているリンパ球に正常に働いてもらう。・上記のためにアリカリ性にする。などの理由から、食事療法をしています。●私たちの食事療法の特徴・体をアルカリ性に持って
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が寛解して5年のいちごちゃんいちごちゃんは、2カ月に1度、血液検査で来院します。この5年間、再発も転移もありませんでした。私は「いちごちゃんが、なぜ5年も寛解しているのか?」のスライドを作っています。それでひとつわかったことは、いちごちゃんは、毎日、「フルボ酸」を飲んでいるということです。私は観葉植物を育ています。それに少しフルボ酸を入れると、こんなに大きな葉をつけるようになりました。いちごちゃんだけでなくて、植物にも効果があります。
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が寛解して5年以上になるいちごちゃん私たちは、がんの子を多く治療をさせてもらっています。「がんはなぜ、なるのか?」を知識と持ってもらないと、なかなか寛解しないです。がんが寛解したもふもふちゃんの飼い主さんは、診察室でいろんな人に教えることができるぐらい知識を持っています。まずは、がんの子は、尿のpHをアルカリ性にすることです。7,5~8にしてあげてくださいね。私たちの動物病院で、尿のpHが7.5~8になっていない子で寛解した子はいないので
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解していちごちゃん私たちの動物病院は、がん治療にアルテスネイトという薬も使っています。今日は、アルテスネイトについてお話します。●なぜ、アルテスネイトに抗がん作用があるか?がん細胞は、正常な細胞より鉄イオンが多く含まれています。それを利用した薬がアルテスネイトです。アルテスネイトはその鉄イオンと反応して、フリーラジカルを発生します。アルテスネイトが投与されると、がん細胞が選択的に障害を受け、消滅するのです。●アルテスネイトを効果的
↑処置前近くの病院で、口腔内メラノーマなので、数ヶ月しか持たないと言われていた。他府県から、来られています。⚫️治療*レーザー蒸散*食事療法*丸山ワクチン*ルペオール1か月に1回の来院で、メラノーマがわかって1年が経ちましたが、元気にしてます。もちろん、食欲旺盛で、散歩もしています。先日、ヨモギを少し与えている、ということなので、今日はヨモギの話。⚫️ヨモギヨモギ餅など、日本では、馴染みのハーブです。このヨモギが、抗がん作用があります。*がん細胞だけを選択的
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解中にいちごちゃん私たちは、がんのもふもふちゃんを多く診察しています。同じように治療をしても、治る子とそうじゃない子がいます。いろいろと理由があるのでしょうが、ひとつはアルカリ化ができない子は、寛解が難しいですね。●アルカリ化の治療とは?□毎日尿のPHを測定する□アルカリ化しやすい食事にする(魚のたんぱく質のフードに変えるなど)□サプリメント療法□高濃度ビタミンンC□重曹療法などをします。もちろん、これだけではな
↑眼窩鼻腔内リンパ腫寛解中のいちごちゃんがんのもふもふちゃんの飼い主さんから食事療法をしていたら、筋肉が落ちてきたということなので、今日は、ビタミン剤とサプリメントの話をします。アミノ酸を取ればいいというものではありません。●ビタミンB6ビタミンB6はタンパク質の合成や分解を促進するため、合わせてとりたい栄養素です。●BCAA必須アミノ酸は犬では10個、猫では11個あり、そのなかでも、バリン、ロイシン、イソロイシンの3種類のアミノ酸は筋肉のエネルギー代謝や合成など
診察が忙しいと、ついつい食事の手を抜きます。私は皮膚が弱いので、湿疹が出ます。思いあたることがあるので、食事の改善をすると、治ります。食べ物って、本当に大切だな、と実感しています。アメリカの公立病院のゲイジンガー・プログラムで、健康のために薬に代わる4つの食品を発表しました。・青魚オメガ3という脂肪酸を含んでいる。血圧を下げて、動脈硬化を防ぐ。・ブルーベリー抗がん剤作用が持つ抗酸化作用がります。・ブロッコリーグルコシノレートを含んでいます。アブラナ科
がんのもふもふちゃんを多く診察しています。定期的に血液検査をします。「血液検査って本当によくわかるのですね」といわれます。電解質やマグネシウムも測定しますので、この1カ月、あまり食べさせていないものは、やはり数値が低いです。今日はマグネシウムの話を。●マグネシウムの働き・マグネシウムは補酵素・300種類以上の酵素の働きを助けていています。・エネルギー産生、栄養素の合成・分解過程など。・カルシウムと拮抗して筋収縮を制御・血管を拡張させて血圧を下げる。・血小板の凝集
雲南省の紅豆茶が厚生労働省から2023年10月23日で販売が終了するように、言われています。どこの動物病院(人間の病院)でもです。そんなこと言われていないのでは、あればそれは雲南省紅豆杉ではないです。反対に、がんには雲南省紅豆杉茶しか、効果がありません。賞味期限は大体5年ありますので、その分を見越してご購入いただけたらと思います。
猫さまもワンコさまも高齢になってくると、慢性腎不全の子が増えます。腎臓は一回、破壊されると再生しにくい臓器です。(私たちの動物病院では、幹細胞培養上清液の治療をしています)そのことをよく理解して高齢なもふもふちゃんと暮らしてください。そこで、いちばんおすすめなのは、アゾディルです。アゾディルは、犬や猫の腎臓の健康をサポートするためのサプリメントです。【アゾディルの効果】アゾディルには、窒素老廃物を栄養源として利用できる3種の善玉菌が含まれており、これらの菌が血中から
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解していちごちゃん私たちの動物病院では、がんの子にはなるべく「フルボ酸」を飲ませてもらうようにしています。食事療法をやっている私たちは、フルボ酸に入っているミネラルが大切と考えているからです。私は「いちごちゃんが、なぜ5年も寛解しているのか?」のスライドを作っていました。それでひとつわかったことは、いちごちゃんは、毎日、「フルボ酸」を飲んでいるということです。【フルボ酸とは】フルボ酸は、植物などが土中の微生物により分解されたできた腐植
↑病院で出しているフード猫さまのがんの治療ももちろんしています。ワンコさまに比べて猫さまは、食事療法が難かしく、いきなり手作り食をしようとしてもなかなか出来ないのが、現状です。猫さまの場合は、幼猫のうちに、手作り食をあげていないと成猫になると、なかなか食べてくれないです。それで、がんの猫さまには、*グルテンフリー(小麦粉が入っていない)*グレインフリー(小麦粉だけではなく、穀物も入っていない)*魚だけのタンパク質のフードを食べていただくようにしています
ありがとうございます。
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が4年以上寛解しているいちごちゃん9月4日のブログで多中心型リンパ腫のワンコさまのことを書きました。【がん】食べているのに痩せてきたおかしいと思って病院通いをしていたらリンパ腫#リンパ腫このワンコさまの飼い主さんは、多中心型リンパ腫の飼い主さんと交流があるそうです。ワンコさまは、治療効果もよく1カ月少しで体表のリンパ腫はほとんど腫れていません。もちろん、元気で食欲もあります。私たちの治療は、がんは「炎症反応」であると思っている点が他の動物病院と