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三宅唱監督の「旅と日々」を、映画館で観てきました。と言っても、正直言いますと、私、三宅唱監督のことをよく知らなかったんです。作品が、ロカルノ国際映画祭で受賞したことがニュースになっていたことは、知っていましたが、あまり関心は、ありませんでした。劇場公開前に、話題になって、原作が、つげ義春さんの漫画だと知って、初めて、この作品が観たいと思ったのが、動機でした。私、つげ義春さんの漫画のファンで、と言っても、リアルタイムのファンではなくて、かなり遅いファンなんですけど、20年くらい前に夢中にな
【鉱物言葉集】つげ義春『無能の人』より石に関する言葉つげ義春著『無能の人』より(つげ義春全集8近所の景色/無能の人所収)この膨大な石くれを金にすることができたら………(p151)【鉱物言葉集】シリーズ初の言葉「石くれ」である。石くれは、石ころとほぼ同じ意味で、価値のない小さな石を指す。この言葉には、「どうせこんなもの……」というニュアンスも感じる。私は、ふだん石ころという言葉は使わない。「石くれ」なんてもってのほかだと思っている。でも、『無能の人』から
『旅と日々』(富山県内上映終了)公式サイト:https://www.bitters.co.jp/tabitohibi/『ケイコ目を澄ませて』『夜明けのすべて』の三宅唱監督・脚本作品。予告編も面白そうだったし、河合優実さんも出演しているしで、楽しみにしていましたが、富山での上映最終日ギリギリで間に合いました。前2作に比べると、正直、すごく面白かったという感じでもないのですが、変な言い方をするなら、むしろそれが心地良かったというか、こういう、淡々と静かに時間が流れていくような映
近所歩き調布市佐須祇園寺自由の松自由民権期、住職の中西悟玄が中心となり、この寺が拠点となり『週刊多摩新聞』が発刊された。自由党率いる板垣退助は「一般人による大いなる力」と期待して中西の活動を指導・支援する。(調布市郷土博物館展示より)1908年、晩年の板垣はこの祇園寺で自由民権運動で殉死した者たちを慰霊する会を開く。その時に植樹された松がこれだ樹齢100年を越える松は天高く伸びて周囲の大木の枝に紛れ幹の先が見えない程だ。板垣