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ねじ式より漫画家・つげ義春を知る人は少ないと思うが、かなり映画化されていて、知る人ぞ知る漫画家だ。最近では昨年に「雨の中の慾情」が上映され、以前にも「無能の人」や「ねじ式」「ゲンセンカン主人」など映画化された。私がつげ義春を初めて知ったのは中2の時で、従来の漫画とはまったく異質で奇妙な印象を受けた。貸本時代の残酷帖シリーズ第1巻野盗の砦・1955年頃同級生の漫画友だち人に勧めら
第78回ロカルノ国際映画祭でグランプリを受賞した三宅唱監督の「旅と日々」を観ました。原作はつげ義春さんの短編漫画「海辺の叙景」と「ほんやら洞のべんさん」。つげさんの漫画は大好きで、僕の書棚には30年ほど前に購入した「つげ義春全集」全巻が並んでおり、時折取り出してはパラパラと読んでいます。つげさんの作品はほとんどが短編作品です。初期の貸本漫画家時代の作品には、漫画の起承転結のルールに則った娯楽作品が見られますが、1960年代後半からは、シュールだったり、抒情的な作品が多くなっ
旅と日々(2025日本)監督/脚本:三宅唱原作:つげ義春企画:中沢敏明製作:崔相基、厨子健介、古賀俊輔、小林敏之撮影:月永雄太美術:布部雅人編集:大川景子音楽:Hi'Spec出演:シム・ウンギョン、河合優実、髙田万作、斉藤陽一郎、松浦慎一郎、足立智充、梅舟惟永、佐野史郎、堤真一①原作に忠実なのに、現代の映画韓国出身の脚本家・李(シム・ウンギョン)が脚本を書いている。その物語の中で、夏男(高田万作)と渚(河合優実)は海辺で出会う。つげ義春の漫画『海辺の叙景』を原作にした