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山口県裏千家茶道「晃々庵」こと島﨑宗昌です。行之行台子に続いて大円之草の稽古をしました。2碗点の長い点前ですので、裏千家お家元の講習会でもほとんどやらない点前です。奥伝ですので道具組だけ。大円盆に道具を仕組みます。四カ伝の唐物と台天目の道具の扱いをしっかりやれば大丈夫です。手順自体は難しくはありませんが、唐物茶入れと和物茶入れの扱いにあわせて、天目茶碗の大すすぎ小すすぎの扱いを繰り返し行いますのでお稽古にはもってこいです。
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら9月にはいると、そろそろ奥伝の稽古を始めるのですが、今年は残暑が厳しくて四畳半での稽古は暑苦しいので、皆さんで花月をしました。科目は、且座之式、濃茶付花月、平花月です。且座のお香を聞いているところです。睨み菓子です。食品サンプルのリンゴを使っています。半東が東に薄茶を点てます。且座之式は、皆さんが自分の役割をこなしタイミングが合うととても
山口県裏千家茶道「晃々庵」こと島﨑宗昌です。先週行之行台子をしましたので、今回は真之行台子の稽古をしました。裏千家ではこの点前を取得すれば、全ての点前を取得したものとされる奥義です。奥義ですので道具組だけ。真之行台子は、四カ伝の台天目と盆点の点前を基本として、茶碗の仕覆の紐結びやふくみ帛紗の扱いを覚えれば、後は基本点前をしっかりやれば大丈夫です。とても整った点前です。若狭盆に大名物の唐物茶入、天目茶碗と仕覆の真の結び、筅皿に大茶巾と茶筅を仕組みます。小習事や茶
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら先日の茶箱花点前のお稽古のとき、ある生徒さんから「先生の花形盆の置く向きが本と違います。」との指摘を受けました。先日の茶箱花点前のときの盆の向きです。この本の写真については私も既知であり、正誤については私ごときがとやかく言うことではありませんので、生徒さんには次のように説明いたしました。花形盆は縁が五弁の輪花になっていますが、陰陽では1,3,5,
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら風炉の茶事で一番難しいのは下火です。風炉の茶事では、迎え付け前に下火を入れ、懐石をお出しして炭手前になります。その間約1時間半は下火だけです。火がとおり過ぎると下火がなくなり、空気がとおらないと下火が消えてしまいます。普段の稽古では、ガスコンロで火を熾し釜に湯を入れ、すぐ炭手前をしますので火が消えるということはまずありませんが、茶事では下火が消えて湯が沸かないと
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら昨年の春からお稽古を始められた生徒さんお二人は、お仕事の都合で平日しかお稽古できなくて、なかなか花月ができませんでした。先日、他の生徒さんが都合を付けて来てくださったので、やっと花月をすることができました。初めての方は、花月の意味すら分からないのでそこから説明です。先ずは、お菓子を頂いて席順を決めます。足運びが一番難しいです。折据の扱い。札の意
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら露地の作庭が少しずつ進んでいます。今日は蹲踞まわりの役石を庭師さんと打合せながら設置していきました。それぞれの役石の配置図は予め渡してあるので、後は実際に置いてみて微調整していきます。重たい役石をチェーンブロックを使い微調整しながら設置していきます。手水鉢と前石の距離は、蹲柄杓を使って決めていきます。また、手水鉢の角度は水を入れて少しずつ前から水が流れ
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。7月に入り茶箱の季節となりました。茶箱は雪月花などの点前があり一年中稽古しても良いと思うのですが、何故かこの季節に行うことが多いです。ですから、どうしても点前が覚えられず、苦手意識があります。(去年も同じことを書いた気がします。)我儘は言ってられないので御所籠と茶箱一式を出しました。ところで、御所籠の打緒の結び方と扱いが二通りあるのをご存じでしょうか?紐の結び目を形を崩さずに動かす方法と、一度結び目を解いて結び直す方法です。
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら今年からお茶を始めた生徒さんに、香を聞く体験をして頂きました。皆さんお仕事をされておられますので、なかなか同時に始めることが難しいのですが、皆さんのタイミングが合いましたので、聞香をおこないました。私が香の準備をし、順に皆さんに香を聞いてもらいました。皆さん慣れない手つきでしたが、楽しんでおられました。床に荘るとほのかに沈香の香りが部屋中に漂いまし
本日も、お茶のお稽古。第2木曜日は、N会ゴルフ⛳️の定例ラウンドと重なっているので、いつもはお茶のお稽古はお休みするハズですが・・・大茶会のとんでもないお役目を仰せつかったのですから、今月はお茶のお稽古をサボってる場合ではありません‼️財団のお茶室担当のAさんが、いつも綺麗に活けて下さっている玄関広間の棚飾り・・・。うっとりするほどの美しさ。センス抜群ですね。いずれも野の草や、今身近にある花で、摘んだばかりという新鮮さが美しい・・・ヨーロッパのブーケとは全く違いますね。お隣の大小庵。
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。先日、大円之草のお稽古をしました。裏千家13代円能斎鉄中が考案した点前です。2碗点ての長い点前であまりやらない点前ですが、基本や所作が学べる点前です。柄杓蓋置を右手に持ち、左手で建水を持ち居前に座り、蓋置を定座に置き柄杓を引くのですが、右手から柄杓を抜くときに曖昧な所作をされる方が多いようです。この時の所作は、真之行台子の杓立から柄杓を2度抜きする所作からきていますので、意識すると所作が綺麗になります。水指の蓋の
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら東京オリンピック2020がいよいよ始まりましたが、暑い日が続くなか皆さんお稽古に励まれています。四カ伝、行之行台子、大円之草とお稽古を進めてきて、いよいよ真の点前として真之炭と大円之真のお稽古をしました。真形釜を釜敷におろしました。炭をついで羽を清めています。炭に火がまわりましたので、いよいよ大円之真のお稽古です。大名物の茶入れを清めてい
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら今週から風炉のお稽古が始まりました。この機会に初級者さんも上級者さんも皆さん手の所作から柄杓の扱いまで基本に戻ってお稽古です。柄杓の扱いは、以前作成した練習器具を使ってイメージを作ります。先ずは、基本の手を作ります。全ての基本になります。練習器具を使って柄杓の扱いのイメージを作ります。皆さんそれぞれにイメージ作りです。ゆったりとした左右対称にな
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら炉の季節もいよいよ終わりに近づき、皆さん真の点前の仕上げとなりました。各々課題の残ったお点前をします。真之炭です。真之行台子です。大圓之真です。それぞれ帰られてお点前ノートに纏めて下さいね。今週末は気軽に花月をして炉を塞ぎます。
山口県裏千家茶道「晃々庵」こと島﨑宗昌です。真之行台子に続いて大円之真の稽古をしました。裏千家十二代円能斎が考案された点前で、格外の奥秘とされています。奥秘ですが、始めの道具組みは真之行台子とあまり違いがないので、少し進めた状態です。大円盆を用いた大円之真は、ほとんどの道具を古帛紗で清めるのが特徴です。大円盆だけ袱紗で清めます。(真に草あり。)大円盆に大名物の唐物茶入、天目台と天目茶碗、古帛紗に象牙の茶杓をのせ真台子の上に荘ります。大茶巾に茶筅を仕組んだ筅皿を持
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら35度以上の酷暑日が続くなか、朝茶事を催しました。今回は、ご夫婦でお稽古に通われている奥様がお目出度になり、一時お稽古を中断されるので、皆でお祝いの気持ちを込めて送りだす事を茶事のテーマとしました。朝一番、水を打つと清々しい空気が漂います。いよいよ亭主が迎え付けに出て朝茶事が始まりました。千鳥の盃です。床の軸を巻き上げ、花を入れ後座が始まり
今日は、着付けの夏期講座の最終日でした♪メチャ暑かったので、麻の着物に博多献上の帯レッスン場所のカルチャースタジオ"エミール"さんは、結婚式の前撮りなどもされていて…敷地内の至る所に映えスポットが着付けのお稽古は、お茶室にもなっているスペース。毎回、お花とお軸が違うんです❣️着付け仲間さんと📷顔出しの許可をとり忘れてしまったので猫ちゃん素敵な空間でしょ?オーナーのアイさんのセンスが伺えます先生に撮影してもらってモデル気分のゆみ外国の地方のチャペルみたいな雰囲気💒新郎新婦の
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら私の不注意で大変皆様にご心配をお掛けし、沢山の励ましのお言葉を頂戴し恐縮しております。無事に抜糸も終わり、不都合はありますが、なんとかお茶も出来そうで安堵しています。教室のお稽古は怪我の翌日から通常とおり行っております(口は達者なもので)。先日は8月の朝茶事にむけて、稽古日が違う生徒さんに集まってもらい通し稽古を行いました。今回は皆さんの同意を得て千鳥の盃
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら「稽古とは一より習ひ十を知り十よりかへるもとのその一」、裏千家では一番上の点前と言われる真之行台子のお稽古が終わりました。これで十まで知った事になります。当庵では真のお稽古の時は、必ず真之炭を行います。(鱗灰は勘弁して貰っています。)真の炭の後掃きです。いよいよ真之行台子が始まります。拝見物を持って帰ります。(真の点前ですので途中の写真は遠
こんばんは昨日のお茶のお稽古にて。季節のかわいいお菓子をいただきました。【秋明菊(シュウメイギク)】実物はこんなお花だそうです↓8月から10月頃まで開花しており、秋の訪れを告げてくれるお花だそうです花言葉は「薄れゆく愛情」、「淡い思い」、「忍耐」、「多感なとき」というものがあるそうです。お茶室にほのかに香るいい匂い「白檀(ビャクダン)」の香木です。ほんの1cm四方程度の小ささですが、ひとかけら炭の間に置くだけでゆっくりと漂ってくる上品な香り。お茶室では、
ご訪問ありがとうございますボイストレーナー&セラピストのnekoです今日は自宅でのボディケア仕事&リーディング交換会という名目でこちらでお茶してきました色々と面白い話も聞けたのでまたシェアしますねそしてゴスペルライブ↓の前日確認で夜は名古屋市公会堂に行ってきました。12/28は名古屋市公会堂でゴスペル・ライブ私も歌ってきます
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。私の足が足底腱膜炎治療中のため正座が出来ずお点前が出来ませんし、ゴールデンウイーク中は新型コロナウィルスのため外出も出来ませんので、水屋担当と二人で灰型講習会(自主練)を開催しました。いよいよ最後は、真の灰型鱗灰です。作り方は奥伝のため詳細に記載できませんが、先ず鱗灰用の灰を作ります。風炉用の灰篩より目の細かい灰篩で灰を篩い、更に細かくするために(あるもの)で擂っていきます。その灰を灰匙で掬うと鱗が逆立ったようになります。
お茶会のお知らせです『はじまりのお茶会』~美人(美心)のお茶室~毎月テーマを決めて月に一度お茶会を開催致します。第一回目の今回は、新しい出会いにちなんで“はじまりのお茶会”略点前にて、お茶を差し上げます。基本的なお作法とおもてなしを一緒に学びましょう表千家の先生にご指導いただいていますが、流派を問わずお茶を楽しんでいただく自由なお茶室ですただの茶道体験では味わえない…“宇宙茶室”につながる不思議な世界のこと“幸せな億万長者”のお話本当の“女性力UP
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちらながくお稽古を続けてこられた方ですが、なかなか奥伝のお稽古をする機会が無く、縁あって私の稽古場に来られ許状で許されたお稽古がしたいとの希望でしたので、集中して伝物の稽古をしました。先ず、平点前、荘物をやって、先月から四カ伝の科目を全て行い、今月は大円之草で道具の扱いを中心に行い、今日いよいよ行之行台子の仕上げを行いました。来られた時は手順を追う事ばかりに意識
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら今ほとんどの方が真塗の淡々斎好の大円盆を使われていると思いますが、裏千家学園では掻き合せの圓能斎好みの大円盆を使用しています。ある日業躰先生が、「圓能斎好みの大円盆を見付けたら買っといた方がいいぞ。」と言われたのでずっと探していましたが、今日お茶屋さんで、未使用の大円盆を見付け購入しました。稽古をやめられるお歳の先生が道具を売りに出されていたものです。掻き合せの大円盆です。左が淡々斎好み、右が圓能斎好
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら先日のお稽古日に荘り物をしていると、生徒さんから茶筅荘をしたいとの所望がありましたので急遽お稽古することになりました。確かにお家元の講習会でも茶入荘や茶碗荘はよくやるのですが、茶筅荘はやる機会が少ないのと、教則本には水指の拝見の仕方が載っていないので、良い機会なのでお稽古することにしました。総礼の後、正客が道具の由緒を尋ねます。道具拝見の所望の際、茶
<食事>食事は他の界と同様、個室の食事処で取りました。こちら、松葉蟹が有名なようですが残念ながら時期が終わっていたので(松葉蟹の季節は予約が埋まってしまっていたのです)、通常の懐石です。お品書き。美味しそうなメニューで期待が膨らみます。先付はのどぐろの炙り。「神の国」らしい雲の形の器が素敵です。お盆に乗っているマットも社の形をしています。煮物椀。優しい味付けでした。金色の器が神々しい。そして界の名物、八寸です。こちらはこのようなあしらいでした。春を感じさせる盛り
昨日のデート(*¯︶¯♥)何処へ連れて行ってくれたかと言いますと。。。。。何の事も無い(笑)まさかの舅の妹さん宅でした(oˆ罒ˆo)女優さんみたいに美しい叔母。。。実は遠い昔〜近くに住んでいた事もありとても良くして頂いて私は大好きなんです♡子供達が小さい頃はよく遊びに行かせて頂きましたが子供達の成長と共に私もパートに出たりと忙しくなり叔母と会うのは冠婚葬祭位になっていたので数十年振りのお宅訪問www広い日本庭園やお茶室があり叔母夫婦2人で住むには広過ぎる家。。。。家にお邪魔して懐
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら先月から続いて男性の生徒さんお二人が新しくお稽古に来てくださるようになりました。当稽古場は男性の生徒さんが多くこれで3割を超しました。楽しみは、男性だけで花月をすることです。お稽古道具、作務衣を揃えて通って来られました。今日はお辞儀のお稽古からです。私もそうですが、男性は正座が不得意です。茶道を始められるきっかけは各々違いますが、興味をお持ちの方
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら先日、風炉になって初めて大円之草のお点前をしました。大円盆は以前購入した圓能斎好みの大円盆です。やはり大きい方が扱いやすいです。唐物茶入は吹上文琳(写し)、和物茶入は金華山三輪山(写し)です。茶入が瀬戸ですので、水指は朝鮮唐津にしました。大円之真でも、茶碗の仕覆の紐の扱いで茶杓をひっかけなくて済みますので、圓能斎好みの方が扱いやすいと思います。