ブログ記事2,137件
能meetsブログ特別企画番外編③能の道具其の一前回も出ましたが、今回から番外編③として更に更新を続けていきたいと思います。改めてよろしくお願いします!さて、道具の中でも「座る」道具について、そして「座る」という事自体について今回はお伝えしていきます。杉江能楽堂にある床几はこの鬘桶そして囃子方の座るこちら。二つとも床几と言うそうです。混乱しませんか?とお聞きしましたが、鬘桶に囃子方は座るのは極まれであるため「床几を持って来て」といわれたその状況で、ど
金剛流のお能のお稽古の案内です京都と愛媛で教室を開いていますまだまだ人数は少ないですが、皆さんと楽しくお稽古をしています謡と舞をお稽古するだけではなく、能に関するお話しをしたり、能面や能装束をご紹介して能に対して広く学んでいきます能に興味がある方いかがでしょうか大きな声を出してもいいですし、体を使って舞をするのも楽しいです無料でのお稽古体験などお待ちしてます御問い合わせは下のホームページから⬇️宇髙徳成のホームページ宇髙青蘭能之会第22回宇高青蘭能之会(うだかせいらんのう
初売り&新春的なイベントも終わり、そろそろネタ切れですなので、今日はこちらに来てみました1/2、3、GINZASIXの地下3階にある観世能楽堂で新春能が行われています開演時間(11:30)の1時間前に入場整理券配布が配布とありましたが念のため10:00に行ってみると、誰もいません「整理券の方はこちらへ」の案内に沿っていくと中では、既に多数の方がお待ちでした10:20ごろに整理券を配られ、そのまま待機ぎりぎり、100番以内でした(汗)自由席制なので、10:30
お立ち寄りありがとうございます。多分、少し長めの、、そして少し真面目な記事になります…随分前に書いたものなのですが『韓服と和服とアン・ドゥオール』お立ち寄りありがとうございます。オンマarmyが激重に愛を叫ぶ「ひとりごとブログ」にようこそおいでくださいました。さて…メンバーの韓服姿✨素敵ですよねぇASI…ameblo.jpあ、あれ?サムネがヨンタンになってる?実際はこの麗しいグクにしてたのですが…何故変わったのだろ?それはさておき…この記事では、西洋と東洋の文化における「表現」の
こんにちは今日は強風が吹いて、寒い日です。いつも週末は仕事の疲れと授業準備で家に籠ることが多いのですが、珍しく外出して来ました。用事があって神楽坂へ・・・。そして周辺を気の向くままにお散歩しました。地下鉄神楽坂駅の地上出口で、おっと矢来能楽堂との看板を発見💡看板の矢印を頼りに歩いていると途中に新潮社のビルが道向かいにある新潮社別館の入り口にはこんなかわいらしい壁画がありましたまぁ、素敵な会社だことちょっと植木が元気ないけど、だいじょうぶかな。
「師を見るな、師の見ているものを見よ」ー能楽にまつわるちょっとしたネター大師匠から、幾度となく、時に噛み砕いて言われてきたことです。私はてっきり、かの世阿弥が書いた「風姿花伝」にでも載っているのかと思っていました。でも実は、内田樹さんの著書が出処だったようです。今、思い出しても、大師匠はたくさんの本を読み、たくさんのドキュメンタリーにも目を通し、弟子に聞かせてくださいました。少し長いですが、引用します。技芸を伝承する世界には弟子に対する教えがあります。――師を見るな、師の見て
引き続き、銀座シックスの観世能楽堂で拝見した同門別会の番組より、今日はご宗家が舞った「羽衣」について。お能を見たことあるんだけど、もー苦痛で苦痛で…二度と見たくない😭という話をたまに耳にしてちょっと悲しくなったりします。伝統芸能系はなんでもそうなのでしょうが、特にお能は何を見るか、かなり選択に工夫をしないとトラウマになりかねません。お友達を誘ってみようなんて思う方はとくに番組(プログラム)をよーーく吟味しないと友人を失ったりして…。というのは冗談ですが、「幽玄」な世界にいざなってあげよう
「うわなり打ち」ー能楽にまつわるちょっとしたネター歌川広重筆「往古うハなり打の図」東京国立博物館所蔵出典:ColBase(https://colbase.nich.go.jp/)前回のニュースレターでは「葵上」を取り上げましたが、その中に出てきた「うわなり打ち」という慣習のこと、みなさんはご存じでしょうか。学生時代には、日本史も古典文学も全く興味がなかったので、能楽を勉強することで知らない言葉がたくさん出てきています。そもそも、日本における婚姻制度は、平安時代には既に「一夫一
おはようございます。なんだかステイホームで納期が曖昧なお仕事が進みませんσ^_^;ゆっくりしてしまっています。昨日読んでいたのは国立能楽堂の檜書店さんで買った翁の本です。翁の本【檜書店】::TheBookofOkinaTheBookofOkinawww.hinoki-shoten.co.jpいろんな観点から翁を分析していて特にことば構造については能の演目の全てを真似して作ろうかと思うほどでした。こういうのを作ろうと思ったことがなかったので
魂がブルブルと震えました・・・。じぶんが、感受している能楽への想いがあるとしても宇高通成先生のようにキチンと言葉にして表現することができずにおりました。大変恐縮ではありますが、先生の御心と同じ想いでございます。・・・・・・金剛流能楽師シテ方宇高通成師が能楽の普及や発展に功績がある人に贈られる【催花賞】を受賞されました。誠におめでとうございます!その際にお話しされたメッセージに大変感動して魂が震えましたので、シェアさせていただきます。なんと、先生の本拠地京都
お能で、主に演じる人を「シテ」といいます。これは漢字で書くと「仕手」もしくは「為手」です。つまり「仕る(つかまつる)人」、「演ずる人」。(『能・狂言なんでも質問箱』檜書店P59より)“仕”の字そのものの意味は、字訓白川静著によりますと、『“士”は小さな鉞(まさかり)を、刀を下にして置いた形で、戦士階級の身分を示す儀礼用の器である。士は戦士階級として王に「つかえる」者をいう。のちすべての人に「つかえる」ことを仕という』面白いのは、「仕舞う」です。手元にある広辞苑第三版に
松坂屋跡地にできた銀座シックスの地下に観世能楽堂が出来、4月の開場まもなくの頃にも行ってまいりましたが今日は二度目。観世の正門別会。観世に属する会はたくさんありますが、その中でも特に職分のエライ先生方がお出になる会で、ご宗家も「羽衣」を舞われました。番組の「安宅」「羽衣」「恋重荷」というラインナップはちょっと変わって見えます。「安宅」が一番はじめに来るのはあまりないからでしょうか。でも、とても豪華な番組で見終わってあーオナカいっぱい💕と思いました😊お狂言は「痩松」でした。きょうはまずは「安
三光尉の型紙。ご所蔵の先生の許可を頂き修復にお預かりした古面を写します。本面は枠無出目印在印で豊かな彫刻の秀作。江戸時代におびただしい数の写しが作られた金春家旧蔵の三光尉とは少し趣が違い、エラが張り何となく面長な印象です。同じ焼印の面には似たものがあるので、その面打や工房では定型になっていたのかもしれません。枠無出目印(2種類あり)の面は古元休満永の作とされていますが、その弟子である児玉近江満昌の作が含まれていると考えられています。ちなみに撫角の枠有出目印も古元休の作ではなく、同じく
足の麻痺の状態や動き方によって、つま先がピンと伸び、足の裏が内側に向いてしまう、内反、尖足という状態が強まる状態にある方もいらっしゃるかと思います。今日は、それがどういう状態で出やすいのか、対策はあるのかについて、書いていこうと思います。私、福島県いわき市にて、自費リハビリを行っております廣渡一隆と申します。よろしくお願いいたします<(__)>この足の状態は、足先だけがつっぱって起きるのではなく、膝も伸び、お尻も後ろに行き、体幹のねじりなども