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愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。先日、大円之草のお稽古をしました。裏千家13代円能斎鉄中が考案した点前です。2碗点ての長い点前であまりやらない点前ですが、基本や所作が学べる点前です。柄杓蓋置を右手に持ち、左手で建水を持ち居前に座り、蓋置を定座に置き柄杓を引くのですが、右手から柄杓を抜くときに曖昧な所作をされる方が多いようです。この時の所作は、真之行台子の杓立から柄杓を2度抜きする所作からきていますので、意識すると所作が綺麗になります。水指の蓋の
茶道の魅力ってなんだろう♪・季節を感じられること・非日常感・自分に集中できる時間・心が落ち着く時間人それぞれ感じ方って違うと思います。堅苦しいだけじゃない、自分のための時間。少しでも伝えていけたらと今の私は思ってます♪次の土曜日、前の職場の同僚が、お茶のお稽古に顔を出してくれはることにそれはもう、めっちゃ嬉しいんですが…ばりばりの経験者なの!!めっちゃお茶好きな方が来はるの!!!
山口県裏千家茶道「晃々庵」こと島﨑宗昌です。先日四カ伝をしましたので、今回は行之行台子をしました。奥伝ですので道具組だけ。行之行台子は、四カ伝の唐物と台天目の道具の扱いをしっかりやれば大丈夫です。八卦盆です。風炉の行之行台子は常に台子に向かって点前し、中蓋・中仕舞ががないので、炉にくらべ手順は随分楽に感じます。横移動が炉と比べ全然少ないので、着物の裾の乱れを気にしなくていいです。
今日は、朝から冷たい雨が降りました。3時過ぎに雨は止み、寒さも半減しました。今日は、お点前の正しい位置について書きます。正しい位置に座ったり、道具の置いたりすることで、お点前がやりやすくなるからです。上の写真は、「炉の内隅」に、体の中心を一畳先の畳の角に合わせて座っています。そして、茶碗と、薄茶器を置く間隔も、考えて座っています。上の写真は、蓋置、釜の蓋の位置が体と、並行の向きになっており、袱紗の扱いも美しいです。上の写真は、袱紗を建水の後ろに
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら今年からお茶を始めた生徒さんに、香を聞く体験をして頂きました。皆さんお仕事をされておられますので、なかなか同時に始めることが難しいのですが、皆さんのタイミングが合いましたので、聞香をおこないました。私が香の準備をし、順に皆さんに香を聞いてもらいました。皆さん慣れない手つきでしたが、楽しんでおられました。床に荘るとほのかに沈香の香りが部屋中に漂いまし
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちらながくお稽古を続けてこられた方ですが、なかなか奥伝のお稽古をする機会が無く、縁あって私の稽古場に来られ許状で許されたお稽古がしたいとの希望でしたので、集中して伝物の稽古をしました。先ず、平点前、荘物をやって、先月から四カ伝の科目を全て行い、今月は大円之草で道具の扱いを中心に行い、今日いよいよ行之行台子の仕上げを行いました。来られた時は手順を追う事ばかりに意識
Instagramつなぐ茶道教室&カフェはこちらお問い合わせ・お申し込みどうやって茶道始める?と思ったときに、短期集中講座茶道講師募集つなぐ茶道教室講師紹介黒歴史の私が茶道教室とカフェを運営するまで①|つなぐ茶道教室&茶道カフェ(ameblo.jp)こんにちは、つなぐ茶道教室のまきです🍃5月の爽やかな風が心地よく吹く中、生徒さん方と一緒にお茶会に参加してまいりました。午前中は、裏方のお手伝いをさせていただきました。来年、つなぐ茶道教室でもお茶会を開催予定なので
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら「稽古とは一より習ひ十を知り十よりかへるもとのその一」、裏千家では一番上の点前と言われる真之行台子のお稽古が終わりました。これで十まで知った事になります。当庵では真のお稽古の時は、必ず真之炭を行います。(鱗灰は勘弁して貰っています。)真の炭の後掃きです。いよいよ真之行台子が始まります。拝見物を持って帰ります。(真の点前ですので途中の写真は遠
Instagramつなぐ茶道教室&カフェはこちらどうやって茶道始める?と思ったときに、短期集中講座茶道講師募集つなぐ茶道教室講師紹介先日、「たいざんぼく(泰山木)」というお花を見る機会がありました。最初に目に入ったのは、その大きな蕾。ふっくらとしていて、まるで食べられそうなほど瑞々しい佇まいに驚いてしまいました。そして、咲いている姿はというと、いわゆる「清楚」という言葉が当てはまるタイプではないかもしれません。けれど、そこにはど
「年の瀬ですね、一年というのは本当に経つのが早いですね」と先生が言われた。「来月は、もう新年ですよ、年が明けたら初釜ですが、また嶋台のお茶碗やブリブリ香合を用意しなくてはなりません。本当にお茶の先生というのは、忙しいです」と先生が笑われた。「そこで、お出合いを二年生の方たちに、して頂くのですが、そのブリブリ香合の扱いとして、客向きに回したり、亭主向きに回したりするには、”角回し”という回し方をします」と先生が言われた。「角回しというのは、読んで字の如く四角い物を回す
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら昨年は自分の不注意から手指をチェンソーで切ってしまい、真の点前の鱗灰を作れませんでしたので、今年こそはと鱗灰用の灰の手入れをしました。裏千家では真の点前の際、眉風炉に二文字の灰型を切り鱗灰を一面に置き火を鎮めます。(聞いた話ですが、表千家は乾いた鱗灰を作るそうですが、裏千家では湿った鱗灰を作ります。)私は風炉灰は100目で篩いますが、鱗灰用の灰は150
カブのカスタム、つまり角目のカブに社外のデジタルメーターがあるそうな。へー。それ買ったんだーと電話が来たが、ちゃんと作動しないから直してって…はあ、そうなの?やってみますか。こういうの。何を言ってるのか全然分からないので一回これを自分のカブに付けてみる。なるほどねー、一速に入れるとメーターが消えてしまう。燃料ゲージが点滅しっぱなし、こんなとこ。一速入れるとメーターが消えるのはアースとニュートラルの配線が逆なんだろうね。燃料ゲージが点滅は空って表示なんだろうね。インターネッツで調べた
ご訪問ありがとうございます9月8日(日)暑くてバタバタの日々ですが今日は茶道の研究会に出席してきました初めてのことなので様子も何が行われるのかも分からないまま…とりあえず着物は着て…今日も35℃の予報ですが9月なので夏物ではなく単衣に少し涼しげな名古屋帯…💦今日初おろしの利休バッグはじめにお菓子とお茶を頂いて好きな席に着席膝を守るために椅子席にしました裏千家の業躰の方によるご指導‼️写真もメモもダメしかし中身の濃い充実の約4時間でしたちょっとしたこ
山口県裏千家茶道「晃々庵」こと島﨑宗昌です。先週行之行台子をしましたので、今回は真之行台子の稽古をしました。裏千家ではこの点前を取得すれば、全ての点前を取得したものとされる奥義です。奥義ですので道具組だけ。真之行台子は、四カ伝の台天目と盆点の点前を基本として、茶碗の仕覆の紐結びやふくみ帛紗の扱いを覚えれば、後は基本点前をしっかりやれば大丈夫です。とても整った点前です。若狭盆に大名物の唐物茶入、天目茶碗と仕覆の真の結び、筅皿に大茶巾と茶筅を仕組みます。小習事や茶
風炉逆勝手点前のお稽古が、終わりました。前からしたくて、たまらなかった自己満足でしょうか。自分なりに、合点、納得致しました。が、、、、、、ですねん!!一つ大きなミスをしてしまいました。これです。⬇︎亀甲竹の結界の向きでした。亀甲竹とは、、、亀甲竹は、孟宗竹の変異したもので、枝下の部分の節が、交互に斜めになり、亀の甲羅の様に膨れている竹である。上部は、普通の竹の節となっている。さて、根っこの方と伸びる先の方どちらを上座の方向に置けば良いのでしょうか?根っこの
Instagramつなぐ茶道教室&カフェはこちらどうやって茶道始める?と思ったときに、短期集中講座茶道講師募集つなぐ茶道教室講師紹介私たちは時に、迷いの中で誰かに相談したくなるものです。将来のこと、進むべき道、夢の実現。「これでいいのかな?」「どう思う?」…そんなとき、つい身近な人に尋ねてしまう。家族や友人、長く付き合ってきた人たちに。でも、果たしてその人たちは、自分の理想の未来を生きている人でしょうか?◆私が教室を始めるときに経験した
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら先日のお稽古日に荘り物をしていると、生徒さんから茶筅荘をしたいとの所望がありましたので急遽お稽古することになりました。確かにお家元の講習会でも茶入荘や茶碗荘はよくやるのですが、茶筅荘はやる機会が少ないのと、教則本には水指の拝見の仕方が載っていないので、良い機会なのでお稽古することにしました。総礼の後、正客が道具の由緒を尋ねます。道具拝見の所望の際、茶
いつも読んで頂き、ありがとうございます。9月23日にお稽古に行ったものの、その後、色々ネタがあり、お稽古の事を書くのが遅くなりました。思い出しながら書いてみます。竹台子に置かれた鳳凰風炉で、羽香をすることになりました。羽香とは、その字の通り、炭点前で使う、羽ぼうきと香合を棚の上に飾っているところから始まる、初炭のお点前です。本物の栗と見間違う程の、可愛い栗の香合でした。台子ではひざの前が狭いので、火箸を下ろさない事や、透木の扱いがある事、何より、台子
山口県裏千家茶道「晃々庵」こと島﨑宗昌です。行之行台子に続いて大円之草の稽古をしました。2碗点の長い点前ですので、裏千家お家元の講習会でもほとんどやらない点前です。奥伝ですので道具組だけ。大円盆に道具を仕組みます。四カ伝の唐物と台天目の道具の扱いをしっかりやれば大丈夫です。手順自体は難しくはありませんが、唐物茶入れと和物茶入れの扱いにあわせて、天目茶碗の大すすぎ小すすぎの扱いを繰り返し行いますのでお稽古にはもってこいです。
こんにちは!!サンガーデン湘南のブログをご覧いただき、ありがとうございます編集担当の田中(介護福祉士)です段々と暖かくなり、特に最近は、春らしい気候が目立ち始め、気温も上がってきていますねアネックス棟では、4月25日に「お茶会」を開催しましたケアマネジャー山口により、点てたお抹茶をご入居者様へ振舞いましたご入居者様も目が釘付けです中には、山口と同じく「裏千家」を習っていたご入居者様も多く、点てている様子を見ながら、自然と手が動いている方もいらっしゃいました
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら真のお点前を稽古の際は、必ず真之炭を行うのですが、皆さん苦労されるのが座履きです。私の茶室には吐き出し口が無いのでやらなくてもよいのですが、折角のお稽古ですのでやって貰っています。まずは真之炭から。裾を乱さず下がるのが難しいです。足運びがなかなか上手くいきません。皆さん一緒になって何度もお稽古されました。少しコツを掴むとだんだん上手くできる
山口県裏千家茶道「晃々庵」こと島﨑宗昌です。続き薄茶の稽古をしました。続き薄茶は、朝茶事や夜咄の茶事では約束になっていますので、続き薄茶の問答は亭主側から「時が移りましてはご迷惑と存じますので・・・」などと挨拶して薄茶点前にかかります。普通の茶事でも、亭主側の特別な趣向で続き薄茶にすることがあります。私が問題と思うのは、客側が所望する場合です。「連客中に急ぎの者がおりますので・・・」人間ですので本当に急用ができることもありましょうから、こういう場面を想定することも必要かも
いつもより少し早めにお稽古に行ったら、私の前の方が「盆点」のお稽古をされているところでした私は初めて拝見しましたっていうか、普通は見ることが出来ないお点前でした!表千家茶道の中で「盆点」は取得することができる最高位のお点前であり見ることができるのは「盆点」の免状を持った人たちだけだそうです…先生は、『お稽古だからいいよ、いいよ』と言ってくださり貴重なお点前を拝見できました四方盆を用いて唐物のお点前をするのがが盆点だそうです。いつもと違うクローズド
くインスタグラムhttps://www.instagram.com/yumiko_reimei/Xhttps://x.com/i/flow/login?redirect_after_login=%2FYumikoReimeiホームページhttps://peraichi.com/landing_pages/view/yumikoreimeiYouTube麗明佑美香YumikoReimei~箏(琴)三味線ちゃんねる~Japankotomusic-YouTube20
夏の茶道点前「桑小卓」のお稽古。千家(現在の表千家)から分家して成立した裏千家の初代・仙叟(せんそう)が、矢を立てておく矢台から考えた卓で、床の間に置いて、香炉と花入を飾る台として使用していたのを、表千家七世・如心斎(じょしんさい)が、点前用に用い始めたのが、桑小卓の茶道具としての始まり。この時期に桑小卓を使用する理由は、桑の若葉が伸びるのが5月~秋にかけてなのだが、特に、梅雨明けの時期に最も良く伸びるので、この生成発展の縁起にかけて、桑小卓は梅雨明け間近の時期に使用する。桑小
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら先週は行之行台子のお稽古をしましたが、道具の扱いが曖昧で雑でしたので、今回は大円之草のお稽古をしました。色々な点前に出てくる「建水の肩」。これを説明するのがなかなか難しい大円之草は、天目茶碗や唐物茶入等の扱いを繰り返し行いますのでとても良い稽古になります。この稽古を踏まえ、再度行之行台子のお稽古をします。
昨日は飯後の茶事(菓子の茶事)をしました。稽古茶事ですので、みなさん協力して、準備、当日、後片付けと頑張りました。軽くお吸い物と八寸で、盃ごとをして、お炭手前、お菓子と進みました。中立ちをして、後座は続き薄茶。正午の茶事と比べると、二時間半ほどで終わりました。終わってのの感想は、「おもてなしをする楽しさがわかりました。」「お茶事のハードルがさがったようにおもいます。」と、色々ですが、私が今回のお茶事で、目標としていたことが、どうやら達成できたようで、良かったと
昨日は今年一番の暑さのなか生徒さんがいらっしゃいました盆点相伝のため鰻を用意しましたお寿司は食中毒になったら大変なのでうなぎにしました盆点の御免状生徒さん、盆点なんかとれないとずっとおもっていました、、、といっていてびっくりそんなことはないです!これまで基礎をいっぱいやったじゃないですか前のお教室では、茶通箱さえあまりおしえてもらえなかったといってましたうちの教室は、できるまでとことんやりますから鶴屋𠮷信さんの槿花お菓子をたべてもらったあとわたしが、盆点のお点前をしま
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら東京オリンピック2020がいよいよ始まりましたが、暑い日が続くなか皆さんお稽古に励まれています。四カ伝、行之行台子、大円之草とお稽古を進めてきて、いよいよ真の点前として真之炭と大円之真のお稽古をしました。真形釜を釜敷におろしました。炭をついで羽を清めています。炭に火がまわりましたので、いよいよ大円之真のお稽古です。大名物の茶入れを清めてい
京都の古美術瀬戸で行われた足立康庸さんの作品展にはゴージャスな添え釜が…あの吉田常茗さんが藪内流の可愛らしい茶箱のお点前でお客さんを迎えて下さっているのです。お茶碗は好きなものを選ばせて頂けたので、松竹梅のおめでたいお茶箱の雰囲気に合わせて吉野の桜のお茶碗で一服頂きました☆たまたまご同席下さったのは“さすらいの茶人”齋藤治さん。お棗は山櫻の木に足立康庸さんの山櫻の蒔絵が描かれた素敵な逸品。茶箱は優しいオフホワイト。描かれた松と竹の葉の色に合わせた帛紗の緑が清々しい