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ウェディング司会者として多くの披露宴を担当する中で、「本当に色んなことをよく考えているわぁ」と感じることがよくあります。今日もそのうちの一つをご紹介します。ゲストに負担をかけず、でも楽しんでもらいたい!そんな新郎・新婦さんが趣向を凝らして準備されたものが余興としてのクイズでした。この新郎・新婦さんは、2問出題。【1問目:入場曲はどれでしょう?】3曲の候補をあげて予想してもらいました。候補曲はいずれも、結婚式でよく使われるある意味
ウェディング司会者の仕事をしていると、「言葉って本当に生きものだわぁ・・・」と、痛感することが本当に多いんです。非日常の最たる空間である結婚式。その進行を司る私の言葉次第で、空間がまるで違ったものになったりします。もちろん予定調和通りの進行ができればよいのですが、そうもいかないのが結婚式当日だったりします。司会者である私が、どんな言い回しで新郎・新婦さんの希望された進行を進めていくのかを少しでも感じてもらえたらいいな・・・って、思っている
以前、婚約指輪や結婚指輪を扱うジュエリーショップの方と、お話をする機会がありました。その方に聞いた話が、とても興味深かったんです。結婚指輪は男女二人で来店して決めるため、色んなカップルのやり取りを間近で見ている方だけに、興味深いお話を聞けました。接客をしていて「素敵なカップル」と感じる方には共通点があるそうです。それは・・・男性が【一緒に悩んでくれる】ということなんだそうです。その方が言うには、指輪選びは女性メインの買い物と
今日のタイトルは、先日司会を担当した新郎さんが、お開き後に満面の笑みで言ってくれた言葉です。結婚式をするとなっても、乗り気なのは新婦さんだけで新郎さんはテンションが上がらない・・・こういうケースは珍しくありません。この新郎さんもまさにそうでした。そもそもご自身が目立つことがとても苦手。否が応でも主役になる結婚式は、できればやりたくないと本気で思っていたそうです。でも新婦さんの想いを叶えてあげたい・・・その一心で結婚式をすること
スピーチ前。緊張をしていると身体だけじゃなく、一番肝心な【喉】も思わず力んじゃうものですよね~。今日は、私自身が「なんだか今日は喉が力んでる?」と感じる時に実践している、簡単にできるリラックス法をご紹介しますね。その方法とは・・・あくびです!!!私は司会本番前、どうにも緊張していて「力んでるなぁ・・・」と感じるときには、会場の端っこやトイレなどで、こんなことをしてます。・手で握りこぶしを作る・あくびの真似をしながら
ワタクシ、かれこれ人前で話すことを生業にして30年以上経ちます。今新しいことに挑戦しているのですが、「説明」と「伝える」の違いに格闘をする毎日です。「説明」は、相手に伝えたい要点をわかりやすく的確に伝えられる能力。「伝える」こととイコールだと思っていたんですが、それがそうでもないんです。わかりやすく的確に言葉を紡いで表現できていれば、それは聞き手に「伝える」ことに繋がっていると勝手に解釈していたんですが、なかなかそうもいかず・・・。
披露宴で、ゲストに参加してもらえて盛り上がる演出。それが、お色直しで新婦さんのドレスの色を当ててもらう【ドレス色当てクイズ】です。最近私が司会を担当する新郎・新婦さんは、こんな感じでサイリウムを準備される方がとっても多いんです。ちなみに、↑の写真の準備をされた新郎・新婦さんは、ふたりの衣装の組み合わせを予想してもらい新婦さんのドレスの候補となる4色のサイリウムを用意されていました。新郎・新婦さんがお色直し入場される前にサイリウムを発光させ
披露宴の結び前。新婦さんから両親への感謝の気持ちを伝える【花嫁の手紙】先日打合せをした新婦さんから、こんな相談を受けました。「これまで友人の結婚式に出席して、手紙を読む場所が両親から遠いのはなんでなんだろう?って、ずっと疑問だったんです。私は両親の近くで手紙を読みたいんですが、それって可能ですか?」基本的に披露宴で新婦さんが手紙を読む場所は、《メインテーブル前》というのが一番多いパターンです。そして親御さんが立つのは、
突然ですが、あなたはざわついた飲食店で店員さんを呼ぶとき、すぐに気づいてもらえますか?ちなみに私は、すぐに気づいてもらえます!私にとっては、特別なことだとはま~ったく思っていなかったんですが、先日司会の時にご一緒した会場のキャプテンから「私の声が通る理由」を解明してもらいました。『塩沼さんは、声を届けたい的がはっきりしているんだね。だから、ざわついていても声が通るんだね。』それを聞いて、私が一番納得しちゃいました。
結婚式のこと、スピーチのことを綴っている当ブログ。そんな中でもまだまだ綴り足りないテーマ、【花嫁の手紙】今日は【素朴な疑問Part2】として、よくいただくご質問の回答を2つご紹介していきますね。①手紙を書き出すのはいつくらいがいいですか?一番のおススメは・・・結婚式の2週間前です!なかなか塩梅が難しいんですが、あまり早い時期から書き出しちゃうと『内容に慣れ過ぎて気持ちがこもらない』っていうことも起こりがちなんですよ。
結婚式のことを綴っている当ブログ。中でも私があれこれお伝えしたくなるのは、花嫁の手紙についてです!今日は、【素朴な疑問Part1】と題して、打合せの際に新婦さんからよくいただくご質問2点について、私がお伝えしていることをご紹介していきますね。①手紙の長さはどれくらいにすればよいですか?ベストな長さは2~3分が目安です。長くても5分以内におさめることをおススメしています。長さ2~3分の手紙に相当する文字数は、800~1,000字。
結婚式に特化したスピーチレッスンをしている私。結婚式に特化したスピーチレッスン・マリアージュスピーチのご案内2回ないし、3回のレッスン受講だけではなく、一番大切なのはその後の【練習】なんですよね。その練習がより実のあるものになるよう、それぞれの受講者さんがよりベストな状態で安心してスピーチ本番を迎えてもらえるように、色々な方法を提案しているんです。ということで今日は、私が受講者さんにお伝えしている、スピーチの印象アップの方法についてご紹介し
結婚式当日。新郎・新婦さんが希望した装花・装飾に彩られた会場の準備が整って、これからゲストを迎えるその前の一瞬。私にとって気が引き締まる時間があるんです。それは・・・【メインテーブルから新郎・新婦さん目線で会場の景色を見ること】どんなに披露宴開宴前が慌ただしくなっても、絶対にこれだけは欠かすことのない私のウェディング司会者としてのルーティン。私が見ている景色は、まだゲストが会場に入っていないシーンとした静かな会場です。
結婚式は、これまで育ててくれた親御さんへ感謝の思いを伝える、そんな日でもあります。とはいえ、新郎・新婦さんにとって大切なゲストが一堂に会するとなると、親御さんにも色々と協力をお願いすることになります。そこで今日は、親御さんに伝えてほしいことをご紹介していきますね。それは・・・【当日スケジュール(進行表)のコピーを渡しておく】です。結婚式1日の流れを親御さんと共有するためにも、「これが一番わかりやすいのでは?」と常々思っている私。
先日の披露宴司会。私、スピーチをされた新郎さんの上司の【お辞儀】に一瞬にして心を掴まれました。司会者から名前の紹介をされて、ゆっくりとマイクの前に移動。この方、立ち位置についてからすぐに話し始めませんでした。新郎・新婦さんそして会場にゆっくりと視線を合わせてから、ゆったりと頭を下げたんです。まさに、お辞儀に心がこもっていたんです!披露宴でのスピーチとなると結構な確率で皆さん緊張しているので、意外とお辞儀が適当になったり
結婚をすると「結婚記念日」という、二人の新たな記念日ができますよね。結婚式をした日に、そのまま入籍ができたら迷うことなくその日が「結婚記念日」になります。そうはいっても最近は、入籍を先にして、そのあとに結婚式をするという新郎・新婦さんが結構多いです。すでに入籍をされている新郎・新婦さんには打合せの際、「お二人の結婚記念日は入籍日ですか?」と質問をしています。私からのこの問いかけに、「そうです!」と即答の方は意外と少なくて、大抵の方は
スピーチに関して色んな質問を受ける私。中でも「これだけはやっておいた方がいい準備ってありますか?」といった質問を、よくされるんです。そんな時に私がお伝えしているのが、今日のタイトル。「スピーチは最初が肝心です!最初に発する言葉を必ず練習すると安心して臨めますよ!」と、話しています。ほんっっと、スピーチは【最初が肝心】なんです。特に結婚式という場はとんでもなく緊張感も漂っています。そんな中で平常心で話すのはなかなか大
ウェディング司会者をしていると、色々な衣装に身を包んだ新婦さんを見ることができて、それもまた私の楽しみだったりします。以前司会を担当した新婦さんは・・・黒引き振袖がすごーくお似合いでした。打合せの時にこの新婦さんから黒引き振袖を選んだポイントを教えてもらいました。この新婦さんが、黒引き振袖を選んだ決め手。それは・・・黒引き振袖が、「あなた以外のどなた色にも染まりません」という覚悟をあらわす衣装だと知ったから。お色直しは和
ウェディング司会者として、一番私が大切にしているのが新郎・新婦さんとの打合せなんです。どんな進行内容の希望を持っているかを伺ったり、そして何より大切なのが新郎・新婦さんの紹介である『プロフィール紹介』についての話なんです。打合せでは、事前に記入してきてもらったプロフィールシートを元に、新郎・新婦さんに色々とお話を伺っています。当ブログでもたびたび綴っていますが、私、必ず結婚式当日に読み上げる紹介内容を原稿にして、新郎・新婦さんに確認してもらっ
私がこれまで関わってきた結婚式では、思わずメモを取ってしまった素敵なスピーチがあるんです。今日ご紹介するのは、新郎さんの勤務先の社長さんのスピーチ。その方はこんな話をしてくれました。୨୧------------------------------୨୧私からおふたりにはなむけの言葉として、「運を拓く方法」をお教えします。あっ、何か怪しい信仰とかではないので安心してください。「運を拓く方法」それは、『すべてが経験だと思う』ことです。拍
司会打合せの際に、多くの新郎さんからよく聞かれる質問の一つでもある【謝辞】について。これまで何回か当ブログでも謝辞については綴っていますが、あらためて今日は、ウェディング司会者目線でお届けする謝辞の基本をお伝えしますね。謝辞とは結婚式に来てくださったゲストに、感謝の気持ちを伝えるために行われる挨拶です。かつての結婚式は、「家と家を結びつけるもの」という観点から、両家の両親が主催者でした。そんな経緯から、両家を代表して新郎の
あなたは、人に何かをしてもらった時、『ありがとう』と『すみません』どちらを多く使ってますか?私は『すみません』の言葉を聞くと、思い浮かぶことがあるんです。今日は、以前司会で関わった新婦さんに、思わず伝えた話をご紹介しますね。この新婦さん、打合せの際事あるごとに『すみません』をまるで口癖のように言う方でした。すごく謙虚で、思いやりがあって、常に周りに気遣いができる・・・そういう女性であることは、色々と話をしていてすぐに想像できました。
ホテル挙式のお客様に、最後のブライダルエステをさせていただき、お肌もお胸もボディライン全てを完璧な状態にお仕上げして、旦那様のもとへ送り出す瞬間もしかしたら一生で一度かも知れない、素晴らしい晴れの日に、全スタッフ一丸となって全力投球で祝福できる幸せを私は忘れることができません。新型コロナの流行により挙式の取り止めや延期になって、もしかしたら今はまだ大手を振って晴れの日を謳歌できていないプレ花嫁の皆さまへ。今、業界全体が時代の新しい形の結婚式を全力で模索し、実践段階に入っていま
結婚式に関するすべてのことって、結構ちゃんと意味や由来があるんです。特に私のように司会者として数多くの結婚式に関わっていると、必然的に意味や由来を数多く知る機会が増えて、うんちくがコツコツとたまってます(笑)ということで今日は、結婚式に意外と(?)欠かせない【知っていますか?ウェディングケーキの由来】についてご紹介しますね。※私が結婚式の現場で撮りまくったウェディングケーキの写真満載でお届けします(笑)諸説あるんですが・・・・西洋
先日司会を担当した新婦さん。打合せの段階から「披露宴で手紙を読むのかギリギリまで悩ませてください」と、ご自身でおっしゃっていた方でした。なぜそこまで悩むのかの理由を、ご本人がこう話していました。「両親には『手紙なんて読まないからね』と伝えていたものの、本当にそれでいいのかだんだんわからなくなっちゃったんです。それに間違いなく泣くだろうし。私、泣き顔が本当にひどいんですよ。鼻水はたれまくるし、なんなら嗚咽まで始まるんです。
現在、結婚式に特化したスピーチレッスンをご提供中です。★ご提供中のメニュー★結婚式に特化したスピーチレッスン・マリアージュスピーチのご案内以下の日程でご予約を承っております。【4月】29日(月・祝)10:00~/13:00~/19:00~【5月】1日(水)10:00~/13:00~/19:00~7日(火)10:00~/13:00~/19:00~15日(水)10:00~/13:00~/19:00~19日(日
私、ウェディング司会者である塩沼亜紀は、結婚式に特化したスピーチレッスンをご提供中です。■結婚式のスピーチって何?・ゲスト(友人・上司・同僚・親族)から新郎・新婦に贈られるスピーチ・新婦からご両親に向けた手紙・新郎からゲストに向けたウェルカムスピーチ、謝辞これらのスピーチシーンが結婚式にはあります。でも、こうしたスピーチは、書籍やネットに様々な情報として溢れています。ポイントも箇条書きであったり、なかなか参考にしにくいのが現状ではないでしょうか。・
私にとって大切な人とは・・・夫をはじめとした家族・そして友人です。身近にいる人だからこそ、何でも言い合える仲だからこそ、最低限「これだけは!」と気を付けていることがあるんです。ということで今日は、【何でも言い合える仲だから気を付けていること】と題して綴りますね。私が大切にしていること。それは・・・『ネガティブな話をする時は一旦寝かせる』日々生きていると、グチやネガティブな感情って事の大小に関わらず何かしらありますよね?以
ウェディング司会者として、司会を担当する新郎・新婦さんとの打合せ。大体1時間30分予定してもらっています。でね、私この打合せ時間が結婚式当日よりもめちゃくちゃ重要だと思っているんです。披露宴の進行を確認しながら、スピーチや、中座のエスコート、余興をしてもらうゲストの話を聞いたり。どんな披露宴にしたいのか、どういうことをこだわりたいのか、結婚式をする想いとか。さらにはプロフィール紹介を任してもらえる場合には、新郎・新婦さんのパーソナ
結婚式に特化したスピーチレッスンをするようになった私。受講者さんの「話す」ことに対する様々なお悩みを聞いていると、本当に多くの気づきをいただけているんです。中でも結構な頻度でご相談いただくことの一つが、「滑舌(かつぜつ)」に関すること。ということで今日は、【想いを込めて話すことの大切さ】と題して、滑舌のお悩みに対して私がお伝えしていることを綴っていきますね。まず・・・元も子もない話になっちゃうんですが、私は「滑舌よりもその人らしさが