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久々に良い星空が広がり観測室の屋根を開け撮影を開始したのですがASIAIRProの様子がおかしく起動に1分くらいかかるし撮影したデータの書き込みにもやたら時間がかかります。23時になると雲が出始めたので撮影を止めたのですが一旦スイッチをOFFにしたASIAIRProに電源を再投入してもビープ音が鳴らず立ち上がらない状態です。そのうち、ランプもつかなくなりました。撮影したデータは無事の様だったので、「SDカードに書かれているOSがダメになったかな?明日OS復旧したらいいや」
10月最後の紫金山・アトラス彗星です。しつこく撮影していますが、もう二度と地球から見えることは無いので観察がてら覗いています。また、星雲撮影の前に機材調整もかねて短時間の撮影していますので負担もありません。もう少しすれば庭から見えるようになるか?彗星の方向に街灯が光って邪魔なんです。(^^;)カメラは付け替えるのが面倒なので、星雲撮影用にセットしたモノクロのままです。大分小さくなってきたので、274mmでの撮影です。撮影データ2024/10/3120:33~SHA
もうネット上であまり話題もなくなり、マニアのブログ等でも10月中旬の全盛期の写真が処理されて飾られています。今日たまたま夕刻晴れており、高度も高くなったので光害地の自宅(吹田市)で撮影してみました。COBSの観測値は6等程度ですが、双眼鏡8*30でも見つけられませんでした。やはりそろそろお別れをするときがやってきたんですかね。(次回はまとめですね)【10/30の紫金山・アトラス彗星】途中から曇ってきて6分しか露出できませんでしたが、内部構造はもちろんアンチテールも確認できません。尾は
おうし座の超新星残骸Sh2-240/レムナントです。ぎょしゃ座とおうし座の境界線付近に存在する超新星残骸です。見掛けの大きさは、約4度ほどもあり、とても大きな星雲になります。空模様を眺めながら撮影を続けようか撤収しようか迷いながら撮影していました。10分おきに雲が流れてくるので、撮影をしたりストップしたりの繰り返しで、最終的には諦めました。そのため充分な撮影が出来ませんでしたが、一応編集してみました。もともと淡い超新星残骸ですから短時間の露光では姿を現すだけで、荒れあれの画像です
例によって、情報小出しで、仕様がさっぱりなSeestarS30ですが、Xにて、作成が出てました。🥰HerearewhatwegotinAfricawithSeestarS30.🔭👀MoredetailsshallberevealedbeforeandonNovember1st!#seestar#seestars30#africa#smarttelescope#novemberpic.twitter.com/uYQZqDV5cx—Seesta
現時点で公開されているSeestarS30の情報ですが型番がS30で、デュアルレンズ仕様と外観の写真だけです。SeestarS50も十分に小さいですが、さらに小さい。大きさが気になったので写真から予想してみました。注意私が勝手に予想しているだけで正しいとは限りません。詳細は公式の正式発表を待ちましょう※おそらく10/7以降の国慶節明けぐらいから情報が出てくると思いますかなりざっくりですが、こんな感じ…片手で容易につかめる感じ?で、奥行きは…この絵によるとだいたい180mm
本日は国慶節ですが、我が家は学校会社が休みだけで普段と変わらず、嫁さんが子供達へ激怒しながら宿題をさせています(^^;今日は、親戚が来たり、近所の家族と外食する予定まぁ私は後半はおそらく休日出勤になるけどね(´・ω・`)さて、本題です。新型Seestarの外観が出てきました。あら、可愛い…S30らしいです。新Seestaerは、白筐体でS50の小型版といった感じ。S30だから主レンズは30mmっぽいですね。F値はどのぐらい?S50は、焦点距離250mmのF5S30の主レンズ
待っていてよかった。10月一時帰国でASI2600MCProを購入するつもりでいますが、まだ未発注。とはいうものの、・ASI120MMMini・AM5用純正ウェイト棒は購入済み、でも一番の大物が円高で若干安くなるのであればいいか、、、勢いに乗ってASIAIRをもう1セット買ってしまうという案とか、SeeStarS50を、、、今回、航空券をケチって、持ち帰り荷物は140APOのケースと小型スーツケースとしていて、SeeStarS50はスーツケー
ZWOのフォーラムで発見大きさですが、SeestarS50より小さい。現行のS50のアップグレード版(?)だと思っていましたがそうすると口径は30~35mmぐらいで広い視野角を持つタイプっぽい?私の想像(希望)と違っていました…DWARFに対抗した商品みたいですDWARFLABOfficialSite-IntroducingDWARF3MeetDWARF3.DwarfLabmakessmarttelescopesandbringsastrophotograp
AskarとかSHARPSTARを見ていると、まあそうかなと。Askarだと、FRAシリーズがあって、その後、PHQの長物とかAPO、今はSQAもちろん口径とか焦点距離の違いはあり、FRAの後任がSQA、PHQの長物がAPOなんでしょうけども、目先がどんどん変わっていき知らないうちに廃盤になってしまう、、、新しいブランドだから商品の幅を広げないとダメなんでしょうけども。見ていると、本体は商品棚に並んでいてもレデューサなど付属物が棚から消えてしまうことが往々にしてあるので
Seestarのアプリに実装されている「Community」にこんな投稿がむむむ、新型Seestarの予告が出てました。例によって、まったく詳細は不明ですけども。なんか、レンズが大小2個ついているみたいですね。ガイド用に小さいレンズなのかな?ちょっと小さすぎる気がする?もしかして、手動導入用の低倍率スコープかな?これはそれで有ると便利だけど、実際はわからん(´・ω・`)まぁ少しづつ、詳細が明らかになってくると思います。情報が出そろうのは半年後とかかね?また目が離せませんねぇ…カ
たばこを吸いながら、ぼさーっと通販アプリでウインドショッピング(?)なんか、面白いものないかなーっと見ていたらこんなん発見MCDUOのWIFI版が販売されていました。ほーこれはこれで面白そう…ケーブルが減るから便利かもしれない。それにこれ、カラーCMOSみたいですね。電子観望でこれを使うのは、なかなかに贅沢だねぇ…まぁどちらにしても25万円以上するし買えない(;∀;)あと、上海の昨晩(19時半頃)の夜空いやはや、すごい光害…低い雲と高い所に雲が出ているみたいで空は真っ赤で
今シーズン間に合いました。お約束の球状星団いて座M22です。一推しの球状星団で、好き過ぎてメールアドレスにも使っています(m22sgr@...)。オーストラリアではドブで撮ったのですが、天体写真再開後は撮っておらず、初めてとなります。北天ではM13(ヘルクレス座)と一二を争う大きさ、いて座天の川の星ぼしに埋もれ、集中しすぎず均整の取れたボディーは見てよし撮ってよし、惚れ惚れします。【M22(いて座)】いて座の球状星団「M22」。太陽に最も近い球状星団の1つで、直径は約200光年、集
フェイスブックでいつも健闘されている状況を拝見させていただいている方の撮影風景。望遠鏡を4セット並べられていて、よく制御できるなあ、、、この方の場合だと、・撮影は天体改造カメラ⇒記録はカメラ内・オートガイダーはLACERTAMGENコードが多数出ていますが電源コードのようで、基本、鏡筒周りでシステムが完結しているようです。LACERTAMGENは現在在庫切れだそうですが、1セットで20万円弱のようです。通常?だと、・ASIAIR+天体
ケフェウス座に位置し、バブル星雲とIC1396のほぼ中間にあります。どこか面白いものが見えるかと思って撮影してみたけれども今一でした。もう少し広い画角でしたら西側にも複数の淡いHα領域が広がっていて一緒に撮影した方が面白かったかも知れません。撮影データ:2024/08/16BKP200/F800(FL800,F4)+F5コマコレクターZWO183MMProSV165(D40,160mm)ASI120MM-Mini+ASIAIR(オートガイド)ZWOフィルターホイールZW
SHOの画像処理が楽しくなってきました。今日の対象はモノクロカメラではなく以前紹介したカラーカメラ用の疑似SHO用フィルターによる撮影分です。カラーナローで撮ると真っ赤で面白みのない星域ですが...、ウオルフ・ライエ星起源の星雲でOIIIが強そうなので狙ってみました。昨日の方法と同じようにカラーシフトの画像処理をしています。元々の画像に比べ随分と立体感が出ています。【はくちょう座南西部】はくちょう座の三日月星雲(NGC6888)やWR134・135(真ん中下の青い星雲)付近は、M8(干潟
お月さんが真ん丸(月齢11.6)に太ってきたので晴れていても綺麗に撮れないと分かっていても撮影してしまいます。今回使ったカメラZWO183MCProで、初めて買ったCMOS冷却カメラです。かなり使い込んでいるので撮影するとセンサーの汚れがとても目立ってきました。フラット補正をしないととても見れる画像にならないので、最近ようやくフラット補正をまじめにするようになりました。いままで、スカイフラットや簡易フラット補正などいくつか試してみたのですが、うまく行くときもあれば全く合わないこと
(有)エレクトリックシープさんに注文した「ZWO冷却カメラ用防露ヒーター」が届きました。ZWO社冷却カメラ用結露防止ヒーターAnti-dewheaterstripwww.electricsheep.co.jp冷却カメラ0℃辺りで撮影すると結露が発生し難いなどと言った情報もありますが、折角撮影した画像が没になってしまうリスクを考えると良いかな思い注文しました。在庫切れとなっていたので直ぐ届くとは思っていませんでしたが、注文した翌々日に到着しました。中身はヒータ
梅雨の晴れ間は貴重なので、6/10は180mmの小さな鏡筒のみ持参し、間隙を縫って近場の篠山に出撃。終夜快晴になったが、やはり大芦高原(岡山県美作市)に比べると阪神間の光で南が明るく、淡い天体には不適。若干風強し。すべてChina製だな(真っ赤!)今日の写真はいて座スタークラウドと呼ばれる夏の天の川の中でも、特に明るい部分です。このあたりは、暗黒星雲が入り乱れ(暗黒星雲についてはこちらを参照)「バンビの横顔」とも呼ばれ、子鹿の頭から首のような形に見えます。天体写真の超人気の対象です
数少ない晴れ間を縫っての遠征、できるだけ目一杯撮りたいのですが、さすがに夏至近くなり薄明が早すぎて閉口します。薄明とは、日の出前や日の入り後、太陽が水平線や地平線の下にあるときでも、空がうっすらと明るい時間帯のことです。薄明には用途によって「航海薄明」、「市民薄明」、「天文薄明」の3つの種類があります。私たちが撮影時間帯の基準にする「天文薄明」は「空の明るさが星明かりより明るい」目安であり、日の出前・日の入り後1時間30分程度です。色々なサイトで調べられます。先日6月4~5日の岡山の薄明は、
昨夜(6/4)快晴予報で大芦高原(岡山県美作市)へ緊急発進。終夜快晴で1ヶ月ぶりにスターシャワーを浴びてきました...日が短く撮影時間が少ないのはどうしようもないですが...。予想外の快晴のため準備時間もなく、赤道儀1台で夏の星雲星団を楽しみました。夏の主役といえば、皆大好き干潟・三裂星雲M8・M20でしょう。これは私は1998年銀塩で乗鞍山頂で凍えながら撮った思い出の対象で、なつかしさ満載です(E100S+2増感、45分露光)...当時は車で登れました。写真は今も昔も下手ですが、その時見
やっと晴れたので、最近よく使っているVixenR130SFを持ち出して星雲が昇ってくるまでの間、銀河の撮影しようと思いしし座の超有名なトリオ銀河にしました。上がNGC3628、左がM66、右がM65です。撮影は順調でしたが、L画像を撮影しR,Gと撮影していくといつの間にかオートガイドがStarLostになっていました。あぁぁ・・・やっぱり雲が!その後、1時間ほど空を眺めていましたが願いはかないませんでした。💦B画像を撮影できずに終了しました。Ω\ζ°)チーンLRGG合成撮
ついに日食当日です。朝早めにバスで出発、途中、レンジャーズやカウボーイズのスタジアムに寄ったりしました。その後は心配された渋滞もなく無地到着しましたが、肝心の天気はベタ曇り、少し霧雨も降っていました。空港近くのホテルから観測したほうがいいと何人かはバスでホテルに戻りましたが、自分たちはここでとどまって見ることにしました。その後徐々に雲が薄くなり、第1接触のころは晴れたり曇ったりしていました。直前まで雲がどんどん襲来してハラハラドキドキでしたが、皆既中は曇に隠れることなく無事
新月で天気もいいのに3日間ほどヤボ用が立て続けで動けず、残念!先日撮ったコレクションが残っているのでご紹介します。この対象は、実は他の方が撮られた写真を見て非常に感動し、一日も早く撮りたい衝動にかられました。ワンショットの中で銀河の様々な形態が混在しています。NGC5981,NGC5982,NGC5985(りゅう座)はそれぞれ「エッジオン渦巻銀河」、「楕円銀河」、「フェースオン棒渦巻銀河」という異なる姿をもつトリオ銀河です。しし座のトリプレットとは異なり、これらの銀河は異な
今春の銀河祭りでエッジオン銀河(※)は三つ目ですが...対象が小さすぎました。NGC2683は地味な「やまねこ座」の地味な銀河ですが、海外では「UFOGalaxy」とも名付けられています。(※エッジオン銀河:銀河円盤をほぼ真横から見るタイプ⇔フェイスオン銀河)エッジオン銀河の見かけの大きさを比較してみましょう。以前撮った代表的銀河で...、NGC4565(かみのけ座)15.8'x2.1'NGC5907(りゅう座)14.0'x1.4'NGC891(アンドロメダ座)13.5'x
篠山は、南は大阪・神戸の光が明るすぎますが、北東のはくちょう座は何とか光害の影響は少なそうです。昨年も撮りましたが、はくちょう座の三日月星雲は写りも良いので、冬の「くらげ星雲」同様、天体写真ファンには超人気の対象です。三日月というより青いベールを纏った繭みたいで、波紋のような構造は迫力があります。散光星雲のウォーミングアップを兼ねて天文薄明過ぎまで撮っていました。【三日月星雲(NGC6888)はくちょう座】鏡筒:タカハシMT-160MEYON1XCLT(1000mmf6.3)
画角の点から手持ちの機器での個々の銀河の拡大はハードルが高いようです。一通り春の銀河で大きいものは撮り終えたので、2巡目(露光時間付加)もしくは銀河グループとして特徴的なものを撮っていきたいと考えています。今回はバタフライ銀河ならびにM58を同視野にて撮影。【バタフライ銀河(NGC4567・NGC4568)とM58(おとめ座)】右側の銀河は「おとめ座」の方向にある2つの渦巻銀河NGC4567とNGC4568です。海外ではその姿が蝶にたとえられてButterflyGalax
NGC6823は予想以上に淡く、なめていました。久しぶりにHαモノクロナロー。銀河赤ポチの光学系のまま、以前う〜さんのブログを見て撮ってみたい対象としてメモしていた夏の散光星雲+散開星団NGC6823を撮り、寝落ちしてしまいました(^^)二晩にわたって2時間露出しましたが、やはり春は霞のせいか露出不足かノイズだらけで、総露光時間20時間のう~さんの到底足元にも及びません。M16みたいな創造の柱ジュニア(左上)ははっきりみえてますけど。やはり特に都会撮りでは露光時間が正義ですわ。【N
昨年は手持ちの機材ではどうせろくな銀河の写真は撮れないだろうと思っていました。やり始めてみるとCMOSカメラの感度が高いせいか古く暗い鏡筒でも結構明るく写るし、画像処理もソフトウエアのおかげで楽に周辺の光芒を出したり星の色や形が整えられるようになり、一年目の私でもそんな苦労もなく見られる写真が撮れました。春の銀河のお祭りを存分に楽しめるようになったのも新しい機材(カメラ)やソフトのおかげです。短時間露光ですが約20対象と沢山撮ったので、コレクション(大伸ばしプリント)用として撮った写真に全
ZWOのAM5はハーモニック減速機を使用し、軽量でしかも精度もいい、速度も速いし力持ち、もちろんASIAIRもシームレス対応とスペック上はいいことづくしの赤道儀ですが、使用してみて色々問題が発生しました。お持ちの方もしくは購入しようとされている方の参考になれば幸いです。(下の写真は改善前)1.搭載重量についてMT-160を搭載し過積載でギアがストール(脱調)、断末魔の叫びをあげたことは以前記載しました。(ストールしても1~2回だと全く問題はない)AM5の公称スペックは単に・搭載重量13