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お客様より、ベンダーレバーが折れたり、スライダやつまみが損傷している「SH-101」の修理を受付けました。高いところから、落としてしまったようです。動作チェックをしてみると、破損箇所のほかにもイロイロと壊れていました。1)つまみ破損2個(TUNE,PORTAMENT)2)ベンダーレバー破損3)スライダー曲がり4個4)SUB-OSCスライダー0位置でも、音漏れ5)スライダー全体接触不良6)キー接触不良1個7)シーケンサーボタン接触不良7個8)チ
お客様より、「KORGMS-20」の修理を受付けました。動作チェックをしてみると、音は出るもののボロボロです。1)パネルつまみ接触不良多数2)キーボード接触不良多数3)外部入力バンドパスフィルター音出ず4)たまに、「ボソボソ」とノイズが出る前に勤めていたビンテージシンセ販売店の扱いなので、その時にきちんとオーバーホールしてあるはず。それでも、かなり時間が経っているようで、動作不良が出てしまっています。ひととおりお見積りして、OKをいただ
お客様より、ボタンの接触不良がひどくて打込みが難しい「TB-303」の修理を受付けました。動作チェックをしてみると、ボタンの反応は悪いものの、シーケンサーとアナログシンセ音源は問題ありません。電池の液漏れもないので、メンテすればきちんと使えるようになりそうです。こちらの修理内容をお見積りして、OKをいただいたので修理に取り掛かります。1)パネルのボタンの交換2)接触不良のある、ツマミの接点洗浄/保護処理3)不良が出やすい箇所の予防4)チューニング
ビンテージMINIMOOGですが、諸事情により、修理の受付を一時的に停止いたします。キーボードやシンセ回路の補修部品が、入手しづらくなりました。現在、入手先を探しおります。よろしくお願いします。ヴィンテージシンセの修理と、オーバーホールのお問い合わせはコチラへ担当の吉田が承りますビンテージ・ファイブ・ステートhttps://vintagefivestate.shopinfo.jp/vfstate@gmail.com業務30年で、細かいものを入れ
お客様より、ノイズの音しか出ない「PROPHET-5」の修理を受付けました。キーボードを弾いてみると、たしかにノイズ音しか出てきません。コレハ、コマッタ外観の程度はいいんですけど、これでは残念な感じ。不安なところですが、PROPHET-5の電気系の故障はほぼ直りますので、お任せください。動作チェックしてみると、こんな感じ。1)ー15V電源が、ー18Vを出力2)CV作成用の「D/A」動作せず3)パネルつまみ反応悪いグリス切れで、カサカサ4)キーボード接
お客様より、全体に調子の良くないMINIMOOGの修理を受付けました。外観とアナログシンセの音はちゃんとしてるので、程度のいいものではあります。でも、キーボードを押すと、パピューン⤴と音程が泳いだり、音が出なかったり。お高いけど、年数が経ったアコースティックギターって、調整がいろいろとズレていて弾くに耐えませんけど、そんな感じですね。動作チェックしてみると、こんな感じ。1)キーボード接点接触不良2)ベンダーのセンタークリックがキツくて、操作しにくい3)MO
テレビ朝日の「徹子の部屋」に、デーモン閣下がゲストで出ていました。世紀魔Ⅱひさしぶりのアルバム発売なんで、その宣伝ですね。いつもとは「毛色」の違うゲストなので、黒柳徹子が扱いに困っていたのが、印象に残りました。閣下は、今年で10万62才だそう。悪魔年齢10万30才くらいのときに、神奈川テレビから埼玉テレビへの移動で、この衣装で電車に乗っていたとか。当時は、デビューしてすぐだったので、いろいろとご苦労されたみたいです。信者たちのためにも、10万200才くらいま
NHKのニュースを見てたら、「放送100年史」っていう番組が始まりました。とくに興味はないけど、テレビをつけっぱなしにしておいたら、YMOが出てきてビックリ。80年代の番組なんで、三人ともお若い。細野さんは、「EMULATOR」を弾いてましたけど、ユキヒロは「LM-2」を持ち込んでいました。LM-2のSTARTボタンを押すと、BGMの「CUE」らしきドラムパターンが出てきた!CUEのドラムって、LM-2だったんですね。シラナカッタ当時を思い出す映像だっ
お客様より、ドラム音が鳴らないLINNLM-2の修理を受付けました。LM-2といえば、8bitデジタルドラムマシンのパイオニア。TheQueenとYMOのアルバムで、そのドラムサウンドを聴くことができます。プリンスは、ひとつ前の「LM-1」で、ヒップホップを作り出しました。動作チェックしてみると、パネルのLEDがほぼ全点灯。電源電圧はOKなんですけど、CPUが起動せずに「フリーズ」しています。これでは動作チェックができないので、CPUが動作するところまでを
お客様より、リヤパネルの「放熱フィン」が熱くなるという、PROPHET-5の修理を受付けました。熱くて、触れないこともあるとか。パネルのLEDがチラついて、音色のメモリー内容が変わることもあるそうです。これだと、ちょっと不安ですね。放熱フィンの熱を測ってみると、40度。冬でこの温度なら、問題なし。本当に問題のあるPROPHET-5だと、電源すら入りません。そのほか、動作チェックしてみると、こんな感じ。1)キーボード軽く接触不良2)ベンダ
「AXIEサウンド」様より、電源が入らないという、STUDIOELECTRONICSMIDIMINIの修理を受付けました。MIDIMINIといえば、MINIMOOGのラック版。これはリプロバージョンなので、動作は安定していますけど、シンセの「音質」がわずかに違います。電源が入らず動作チェックができないので、修理の概算をお出しできません。電源が入るところまでの修理を「仮見積り」して、OKをいただいたので修理に取り掛かります。電源が入らない原因は、ヒューズ
お客様より、電源が入らないというPROPHET-5の修理を受付けました。動作チェックしてみると、こんな感じ。1)CPUデジタル電源電圧低下で動作せず2)キーボードキー接点接触不良、弾くとカツカツと音がする3)パネルLED表示不良、チラツキあり4)〃つまみを回しても、反応する範囲が狭い5)MODホイール0位置遊び多め6)VCFカットオフが、弾いていると半音下がる7)基板取付けネジ固着一個デジタルの電源電圧が低くて、CPUが「貧血」
当店では、「YAMAHAHS8」をモニタースピーカーに使用しています。HS8は、音楽スタジオのモニタースピーカーとしては、音像の「定位」がボヤケ気味。映像に音楽をつけるにはコレがいいのですが、音楽だけ聴くとなると、かなり不満。ということで、こんなふうにツイーターの内側にフェルトを貼ってみたり...こんなふうに、フェルトを切り抜いて、ツイーターを「NS-10M」風にしてみたり。これで、ボチボチいい感じにはなりました。それでも、GENELEC1032A
お客様より、ボタンが取れてしまったTR-808の修理を受付けました。たしかに、7番のオレンジボタンがありません。つまみは、取り外してあります。動作チェックしてみると、こんな感じ。1)パネルオレンジボタン「7」紛失2)〃ボタン反応悪い3)〃START/STOPスイッチ反応悪い4)〃つまみ接触不良(LT-TUNE、MT-TUNE、HT-TUNE、CY-TONE)5)〃音色切替スイッチ固着、接触不良6)マスタボリューム接触不良
お客様より、電源が入らないというPROPHET-5の修理を受付けました。これだと、修理の概算をお出しできません。ですので、他のPROPHET-5をオーバーホールした際の、お見積りをお知らせしてあります。動作チェックしてみると、こんな感じ。1)電源ケーブル劣化皮膜破れ2)CPUデジタル電源電圧低下で動作せず3)MODホイール0位置遊び多め4)キーボード並び波打ち(小)5)メモリー電池0V6)お客様ご希望メモリー飛び対策それなり
お客様より、ROLANDTB-303の修理を受付けました。とりあえず動作はしているけれども、動作をチェックをしてほしいとのこと。それと、音に粘りがなくて、滑らかさがないように聴こえるとのことでした。動作チェックしてみると、こんな感じ。1)ボタンの接触不良2)音が、コモッているように聴こえるシーケンサーなど機能的には問題ないのですが、製造から40年たっているので、それなりに劣化しています。ボタンのタクトスイッチ全交換と、音の経路のリフレッシュをお見積
テレ朝の「芸能人格付けチェック2025」に、弦楽八重奏の問題がありました。総額79億円の楽器「A」と、500万円「B」の演奏を聴きわける、二択問題。なかでも、グァルネリっていうバイオリンは、一本でも23億円だとか。スゴイストラディバリと並ぶ、バイオリンの銘品です。今年は、不正解!ヤラレタこれも、やっぱり引っ掛け問題。オーケストラの大ホールで演奏するための楽器を、テレビ局のスタジオで、「室内楽」として鳴らしているのがポイント!テレビのスピーカーじ
お客様より、ROLANDTR-606の修理を受付けました。シーケンサーがおかしくて、STARTボタンを押すと、ドラム音が連打します。これでは他の部分がチェックできないので、とりあえずはシーケンサー修理のみ「仮見積」して、修理に取り掛かります。電源電圧は出てるので、電源の故障ではなさそう。それでも、TR-606は廉価版だったので、常識的な規格どおりには動いてないですね。メモリー回路で、過去に壊れやすかった部品を交換してみると、シーケンサーの動きが復活しました。
シリコンプレーヤーで音楽を聴くのに、中国製のヘッドホンを購入しました。BLUETOOTHなのに安かったけど、音がイマイチ。SONYのほうが良かった。アレコレ試行錯誤してみてわかったんですが、BLUETOOTHのヘッドホンは「バッテリーとアンプ基板」があるので、スピーカーの実装がキツキツ。なので、スピーカーの出音に比べて「反射音」が大きくなるので、サウンドが安っぽくて不自然です。スピーカーの大きさが40mmで、デカイだろ〜!?って広告してたんですけど、かえってその大
お客様より、ROLANDSH-2の修理を受付けました。SH-2といえば、SYSTEM-700から最小構成を抜き出した、モノフォニックのアナログシンセサイザー。MOOGsystem-IIIcから、MINIMOOGを作ったのと、一緒です。チェックしてみると、こんな感じ。1)VCO1音が出ない2)SUB-OSC〃3)ベンダー反応なし4)キーボード接触不良多数5)スライダー接触不良多数6)マスタボリューム接触不良7)スライダーの目隠しスポ
ビンテージMOOGMEMORYMOOG+の修理を受付けました。AUTOTUNEをかけても、6ボイス全部OKにならないという話だったんですけど、電源が入りません。チェックをしてみると、内部電源の配線コネクターの接点が「接触不良」だったのが原因でした。お客様のところでは動いていたそうなので、運送の振動で接触不良が出たようですね。とはいえ、ハードケースに破損がないので、ヤマトの補償対象外です。電源が入ったところでチェックしてみると、こんな感じです。1)電源
常連のお客様から、ビンテージMOOGMINIMOOGの修理を受付けました。キーボードと、パネルのつまみの接触不良とか、全体に調子が悪いです。チェックをしてみると、これといった故障はなく、配線コネクターの接点が接触不良が原因でした。気になるのは、一番下のFキーを押すと、たまにキーボード全体が反応しなくなること。全体の接点のメンテと、内部調整をお見積りして、OKをいただけたので修理に取り掛かります。MIDIとSYNC改造されていますけど、そちらは問題なしです。
11月は、修理依頼が多くてテンテコ舞いでした。PROPHET-5X3台MINIMOOGMEMORYMOOG+MS−20を修理して、6件のお見積りも。オーバーホールばかりだったので、台数のわりには作業が多くて、ほぼ休みなし。ムー今年の5月も、PROPHET-5の修理が5台重なって、たいへんでした。「でも、ありがとうございま〜す」って、ADOが歌ってましたね。これからも、よろしくお願いします。ヴィンテージシンセの修理と、レストアのお問い合わ
KORGMS-20の修理を、受付けしました。レゾナンスがはっきりとかかる、後期型。症状としては、パッチングなしでも、エンベロープ1が「VCO」にルーティングされているはずが、かからないそう。そのせいで、キーオンでVCOの音程をシャクらせることができません。ケーブルでパッチングすれば動作するので、パネル右半分のジャック基板に問題がありそうです。それと、VCO1とVCO2の音量ツマミなどに「接触不良」がおきているのと、チューニングが少しズレています。こちらの3点を
SEQUENTIALCIRCUITSPROPHET-5rev.3の修理を受付けました。使用しているときに、パネルのLEDがチラついて、音色が変わってしまったそう。PROPHET-5にありがちな「動作不良」ですね。AC100Vだとマレに動作不良が出るのですが、AC120Vで使用しているそうなので、ふつうなら問題は出ないはず。これは、ボディを開けてCPU回路をチェックしないと、原因がわからないパターンです。CPU動作不良の修理と、アナログシンセ音源のメンテを「仮
この前買ったギターですが、3弦の開放Gの鳴りが悪いです。調べてみると、鳴りが悪い音程のことを「ウルフトーン」なんて言うそう。ギターは、ボディとネックの「共振」で、弦の音を大きく響かせるのですが、すべての音域をカバーするのは難しいとか。それで思い出したのが、EMS-SYNTHI-AKSの「スプリングリバーブ」。AKSは、アタッシュケースのような本体に、スプリングリバーブを仕込んであります。それも、スピーカーのすぐそば。AKSの、右肩と左肩にあるスリットが、スピ
MIDIMINIといえば、ビンテージ「MINIMOOG」のラックバージョンです。1990年代は、プロミュージシャンに大人気で、多くのスタジオにMIDIMINIが置いてありました。当時は、シンセでもエフェクターでも、なんでもラックにマウントするのが流行でしたね。MIDIMINIには、いくつかのバージョンがあります。1)MIDIMOOG初期MINIMOOGのアナログシンセ基板を抜き出して、3Uラックケースにインストール。1Uの「外付け」MIDI-CVコンバー
EMSSYNTHI-AKSは、MOOGモジュラー以前のアナログ・シンセサイザーなので、使いこなしがちょっと違います。今回は、シーケンサーで音を出すときの操作法。まずは、本体。1)ジョイスティックの右上にある、緑色の(↕)つまみを、左にカチッとなるまで回します2)パッチングボードのVCO1とVCO2に、(↕)つまみのCVが行くようにピンを二本差します3)音が出るように、各所セッティングしますVCO2つにCVをパッチングすると、音程が合うように調整してありますので、ご
SEQUENTIALCIRCUITSPROPHET-5rev.3の修理を受付けました。ダンボール箱とエアキャップで梱包されていたので、運送のショックで動いてないかも?と思っていたら、やっぱり電源が入りません。硬質スポンジか発泡スチロールを梱包材に使わないと、運送の「振動」がそのままPROPHET-5にかかってしまいます。内部のチェックをしてみると、電源電圧が出ていません。電源の修理を仮見積して、OKをいただいたので、修理に取り掛かります。電源を調べてみ
ビンテージドラムマシン、ROLANDTR-909のアップデートを受付けました。これは初期型なので、いわゆるTR-909の音としては、「バスドラム」の音がおとなしめ。なので、バスドラムの音源回路を「後期型」へと改造します。そして、システムを「Ver.4」へアップデートします。TR-909製造時の最終バージョンVer.3だと、MIDIの同期がだんだんとズレていくのですが、それが解消されます。パネルのつまみの接触不良の修理とあわせて、修理見積りにOKをいただいたので、修