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前回のブログから話が続きます。スポーツにおけるコンディショニングには、リセットコンディショニングアクティブコンディショニングの2つがあります。「リセット」と「アクティブ」、言葉では真逆の意味を成していますが、目的は「GoodCondition」を作ることです。それぞれの違いや、実施する際のポイントについて解説します。今回は「リセットコンディショニング」についてです。リセットコンディショニングの目的リセットコンディショニングの目的は、筋肉の調整=筋肉の弾力を取り戻すこと
最近このブログでは、PLUSbodyで実施しているフォーム改善やパーソナルトレーニングについて紹介することが多くなりました。その中で実施しているものに、肩甲骨体操や、殿筋の動き出しなどがあります。これらは「スポーツコンディショニング」に該当する動きの一部で、トレーニングやストレッチとは少し異なる運動になります。そこで今回は「スポーツコンディショニング」について、詳しく解説していきます。コンディショニングとはスポーツコンディショニングとは、「最大限のパフォーマンスを発揮できる」ように、
3月31日(日)小中学生の短距離選手を対象とした、「10分でできるセルフケア講座」を開催しました。高校でのトレーナーで取り組みを始めたストレッチ講座も、いよいよ小学生まで広がりました。とは言っても、4月からは中学の舞台で競技を続ける子が多いので、実質中学生向きの内容となります。内容については、高校や中学での講座とほとんど変わりませんが、今回は表現をより簡単に書き換えました。それ以外にも、話を飽きさせないようにワークシートを準備して、講座の内容をより簡単に覚えてもらうように工夫をしま
今年の冬はランナーさんと関わることが多い冬でした。5年ぶりに静岡マラソンが再開し、各地のフルマラソンも賑わいを見せ、ようやくランニング業界が元に戻り始めた気がします。治療院のランナーさんもレースが終わり、続々と結果報告をしていただいています。目標としていたサブ4を達成したとあるランナーさん、大幅に自己ベストを更新して、無事に目標達成ができたとの事です。私も長いことサポートしていたため、目標達成は非常に嬉しく思います。その方から、このような質問を受けました。「今使用しているシュ
この話の続きです『競技レベルに適したシューズ選び若葉治療院富士院/PLUSbody』PLUSbodyのシューズチェック紹介です。今回の取り組み★シューズのフィッティング・30代男性フルマラソン初挑戦・左足首内側痛・シューズの履き方紹介・適…ameblo.jp長くなりましたが、とあるランナーさんのシューズについて、2回に渡ってピックアップをしてきました。本題に戻ると、今回のランナーさんは、足首の痛みを起こしています。一番の目的は、足首の痛みを無くして練習を継続して、フルマラソンを
前回のブログ『競技レベルに適したシューズ選び若葉治療院富士院/PLUSbody』PLUSbodyのシューズチェック紹介です。今回の取り組み★シューズのフィッティング・30代男性フルマラソン初挑戦・左足首内側痛・シューズの履き方紹介・適…ameblo.jp前回は、フルマラソンに挑戦するランナーさんのシューズについて書きました。足首のケガは問題ですが、それ以上にシューズに大きな問題を抱えていました。サイズ感や履き方は勿論、一番の問題は、目標レベルに合わないシューズを使用していたこと
PLUSbodyのシューズチェック紹介です。今回の取り組み★シューズのフィッティング・30代男性フルマラソン初挑戦・左足首内側痛・シューズの履き方紹介・適切なシューズ選び紹介今回は、足首の痛みの相談を受けたランナーさんのお話です。趣味でランニングをしているが、シューズやトレーニングの知識が無く、ほぼネットの情報などを頼りに練習しているようです。足の痛みを起こすランナーで注目したいのは、勿論シューズのフィッティングです。1回目のメンテナンスが終わった段階で、シュー
3/3日(日)に開催された、「第1回PEAKPerformanceseminar」に参加してきました。今回のテーマは「短距離におけるスタートダッシュ」講師はPEAKsupport代表の川端公人さんです。以前から短距離走の知識を勉強したいと考えていたため、思い切って申し込みをしてみました。私の今回の目的は3つ。短距離走における技術の観察ポイントを知るスプリント動作で起こりやすいケガの予防法を知る長距離選手に活かせるスプリント技術を身に付ける当日は「フィジカル論」の座学
2月24日(土)中学校の陸上競技部を対象とした、「10分でできるセルフケア講座」を開催しました。数々の講習会を開催してきましたが、今回初めて、中学生が対象となりました。今までの資料を見直して、中学生に対して適切な内容か?分かりやすい内容か?改めて講座内容を組み直しました。事前に先生から要望を訊き、講座のキーとしたのは、自分で継続できるセルフケアの紹介セルフケアの重要性の認知この2点だと感じました。普段の部活動では時間が足りず、指導する先生側も苦労している様です。中学生に限ら
PLUSbodyのシューズチェック紹介です。今回の取り組み★足首の痛みとシューズの関連性のチェック・小学生男子サッカー/フットサル・シューズの履き方紹介・適切なシューズ選び紹介今回は、足首を痛めて施術へ来てくれた小学生の話です。前回の施術後、痛みは問題無く取れて練習できている様です。施術しながら話を聞いていると、「シューズによって足首の痛みが起こっている」と予測できました。そこで今回、シューズチェックをする運びとなりました。まずはサッカースパイクをチェックすると
私は普段、毎週火曜日に高校のトレーナーへ出かけています。1ヶ月のオフ期間を経て活動を再開し、冬季練習のサポートが始まりました。新体制になって初めての冬季練習、私も初めてなのでどのような体制で練習をしているのか?ケガや疲労のリスクが高いのはどこなのか?監督/選手が意識していることは何か?サポート体制を探っている状態です。そこで、いつもと違う土曜日、ポイント練習の視察へ行ってきました。1年生や長距離ブロック、私にとって初めての外部練習です。練習場所は学校でも競技場でも無く、近所
PLUSbodyのパーソナルトレーニング紹介です。今回の取り組み★左アキレス腱炎の再発予防★駅伝に向けた体づくり・40代男性山登り/トレイルラン・フォーム分析に基づく動きづくりの立案・使用シューズ:アシックスパトリオットアキレス腱炎の痛み自体は治まっている様ですが、繰り返さないか不安があるようでした。炎症を起こす原因を探るため、適切な予防策を組み立てるために、まずはランニングフォームの計測をします。改善ポイント①.右脚全体の外への捻れ(中殿筋部の外への傾き)②.
PLUSbodyのパーソナルトレーニング紹介です。今回の取り組み★右殿部の痛みを取りたい★痛みを繰り返さないための補強・高校陸上部長距離・練習再開してから痛みが出始めた・体重を乗せると痛みが出やすい今回は、いつもトレーナーで関わっている女子選手のメンテナンスとなりました。活動中によく相談へ来てくれるため、定期的にアドバイスや提案をしている選手です。休みを使って院へ足を運んでくれたので、徹底的に今後の方針を含めチェックをしたいと考えていました。まずはフォームチェッ
前回のハードル選手の話が続きます。ハードリングに活かせる動きづくりとして、「股関節の動き」をテーマに、アクティブコンディショニングやストレッチを紹介しました。今回の取り組み★ハムストリングス肉離れの再発防止股関節の動きを改善する中には、肉離れの再発防止に繋がる動作も多く含まれています。ケガの状態も問題無さそうだったため、最初のリハビリでは提案できなかった動きを紹介しました。より強度が高く、実践に近いハムストリングスのストレッチです。勿論、最初のリハビリで紹介したストレッ
PLUSbodyのパーソナルトレーニング紹介です。今回の取り組み★シューズチェック★ハードリングに活かせる動きづくり・高校陸上部ハードル地区予選優勝・肉離れから復帰後・アップやケアの種類が分からない初めて来てくれたときは、肉離れで走れない状態の選手でした。メンテナンスを行い、その後にリハビリのメニューを組み、それから1ヶ月程が経過しました。練習には復帰して、来シーズンに向けてトレーニングを始めたようです。今回の要望は、正しいシューズのサイズ感・履き方の確認
10月から始めたPLUSbodyでのランニングフォーム分析。その内容を少しずつ公開したいと思います。今回の取り組み★10kmやハーフのマラソンを走るための身体づくり・50代男性・フォーム分析による弱点分析・分析基づくトレーニングの立案・使用シューズ:アシックスS4まずは現状把握を目的に、ランニングフォームの計測をします。改善ポイント①.オーバープロネーション②.上半身の振れ幅に左右差がある③.力んだ状態での不均等な腕振り(それ以外にもまだまだあります)ラ
11月26日に開催された、第30回ふじかわキウイマラソンに参加しました。感染症の観点から中止が続いていた地元のレースですが、4年ぶりに参加できました。レースの度に遠出するのも楽しいですが、地元で走るレースもまた違った楽しみがあります。会場は見慣れた光景で準備されていましたが、4年前とどこか違うようにも感じました。ブースが減ったのが違和感の理由でしょうか?以前より賑やかさが少ない気がしました。感染症対策等もあると思いますが、もう少し賑やかな雰囲気があっても良かったと思います。夏頃
先日の講座修了後に、このような相談をされました。「自主練習のメニューを組んだから確認して欲しい」「春先に結果を出すための弱点補強がしたい」勿論部活での練習が第一になるため、私は大きく介入することはできません。あくまでも選手のサポートとなるように、少しだけお手伝いしたいと思います。良かった点は、選手が自分なりにメニューを考えていたこと、目的がハッキリしていたことです。私が書き貯めていた活動記録もあるため、より具体的なメニューが組めそうです。選手の要望としては、自宅でできる補
高校陸上は、トラックシーズンの終わりを迎える季節となりました。シーズン最後の記録会が終わり、選手達は来年に向けての目標を立てている頃と思います。そこで今回は部活動の時間をいただき、「インターハイに向けた冬季練習」についての講座を開催してきました。私がチームに携わって、半年近くが経過しました。日々の練習のサポートから始まり、数多くの大会帯同をして、チーム全体の見え方が変わったのが事実です。冬季練習、言い方を変えると、インターハイの準備期間へ入る前に、チーム全体で現状把握をする必要があ
11月3日に開催されたエコパトラックゲームズに、チームトレーナーとして帯同してきました。今年最後のトレーナー帯同は、全国から選手が集まる、短距離に特化したレースでした。私が帯同した理由は、選手をサポートしてどこまで記録を伸ばせるか他の強豪校はどのような取り組みをしているのかハイレベルなレースを生で観戦したいこれら3つの目的です。先週に引き続き、普段経験できない上の舞台でのサポートです。選手を万全な状態へ仕上げるために、私も気合いを入れていました。連戦で疲労が残っている選手、
前回:全員が初めての東海大会東海大会の話が続きます。2日目は3人全員が出場するため、朝からコンディションチェックが始まります。スケジュールが少し過密のため、到着後すぐに調整です。ここでも同じように緊張をほぐしながら、万全の状態ができるように選手を整えます。前日と同じように、ウォーミングアップから選手の状態を把握します。皮肉なことですが、出場人数が少ないため、個別で応援やコンディションチェックができます。普段観ることができない円盤投げや、次のラウンドがかかっている200m、一
10月28日、29日に開催された、第26回東海高等学校新人陸上競技選手権大会へ、チームトレーナーとして帯同してきました。地区予選総合優勝から始まった新人戦も、いよいよ最終戦となりました。会場は三重県伊勢市のため、今回は前日から選手達と会場入りをして、前日調整からの手伝いとなりました。今回は出場選手が3人、サポートメンバーが私を含めて4人での体制です。監督以外は、全員東海大会の舞台を経験することとなります。今回選手に出された目標は、インターハイに向けて東海大会の舞台を経験する大
ランニング専門施設PLUSbodyのサービスを紹介します。前回:PLUSbodyを立ち上げた理由・目的①.ランニングフォーム分析メインとなるのは、ランニングフォームの分析です。自分のフォームを知りたいケガを繰り返す原因を知りたい/改善したい自己ベストを出すための弱点克服をしたいこのようなお悩みやご要望をお持ちの方にオススメです。※一部お受けできないご要望もあります。PLUSbody立ち上げの理由にもある通り、ケガの予防・パフォーマンスアップの基板となるのは、ランニング
2023年10月16日にランニング専門施設PLUSbodyを立ち上げました。私は今まで、スポーツ整体PLUSbody若葉治療院の院長として、マッサージやトレーニング指導を行っていました。最近になって思ったのは、施術を目的に予約してくださる方フォーム計測やトレーニングを目的に予約してくださる方両方を目的に予約してくださる方治療院へ来てくださる方の目的が広くなっていることです。その結果として、スポーツをしていない方が施術の予約を敬遠する(スポーツしていなくても大丈
9月23日、24日の2日間行われた、陸上競技新人戦県予選へ、チームトレーナーとして帯同してきました。今月2回目のトレーナー帯同、そして、東海大会出場がかかった大きな試合となります。先日行われた東部新人では、チーム一丸となって総合優勝ができました。今回は東部地区の優勝チームの名を下げて、他ブロックの強豪校へ挑戦する形となります。2週間という短い期間の中で、東部予選からの修正やピーキングを行ってきました。私も多くの選手をサポートしながら、当日のスケジュールや荷物の準備を万全に行いました
9月9日、10日の2日間行われた、陸上競技新人戦東部予選へ、チームトレーナーとして帯同してきました。私がチームトレーナーとして帯同するのは、今回で3回目となります。日々の練習からサポートを始めて4ヶ月が経ち、新体制で初めて大きな試合を迎えました。新人戦のスケジュールは2日間に詰め込まれているため、私も選手も過密スケジュールの中で勝負することとなります。そのため、一人でも多くサポートができるように考えなければなりません。予選終了やアップ開始、コール時刻を予測しながら、1秒も無駄にしな
合宿帯同中にあった話をします。長距離ブロックの先生から、このような話がありました。「デッドポイントを超えて練習ができるように」陸上競技の長距離やランニングをしている方には、馴染みのある言葉かもしれません。持久力トレーニングでは必須な理論である「デッドポイント」、それに関連する「セカンドウィンド」について、今回は説明していきます。デッドポイント(デッドゾーン)走り始めて体が慣れてくるまでの苦しい期間を、デッドポイント(デッドゾーン)と呼びます。もう少し馴染みのある言葉だと、「
8月11日山の日に、1日トレーナーとして合宿へ帯同してきました。初日は大雨で雲行きが怪しい合宿でしたが、2日目からは雲一つ無い快晴での練習となりました。私は2日目に様子見へ行き、3日目に1日参加となりましたが、かなりハードな1日となりました。合宿最終日の3日目は疲れが出やすく、一番ケガのリスクが高くなります。そこで追い込むことが合宿の醍醐味ですが、ケガをしては元も子もありません。リカバリーの人数が多くなる気がしたので、早めに到着後、早速準備です。スペースの都合上、外でベッドを広
ラクちんソックスの治験データブログです。今回ご協力いただいた方50代男性陸上競技長距離(トラック・ロード)悩み:背中の動きが硬い後半の失速を防ぎたいシューズ「NewBalanceFuelCellREVELV1」時速10km/hでフォームを比較します。注目ポイント※左が普通のソックス、右がラクちんソックスです。①.フライ(空中)での骨盤の傾き骨盤を繋いだベルトラインに注目です。普通のソックスでは、右側が下に傾いています。フライの姿勢を左右するのは、地面
今回のブログは、「腰方形筋」のストレッチです。腰方形筋ストレッチ〜基本形〜①.仰向けで膝と股関節を90°まで上げる②.上げた脚を横に倒して腰に捻りを加える足先と反対方向に首を捻る〜Point〜腰を痛めないように徐々に腰の回旋を大きくする肩甲骨を床から離さないストレッチの使い分け静的ストレッチ/スタティックストレッチ反動や動きを伴わず、深呼吸をしながら持続的に関節や筋肉を伸ばす方法・乳酸などの疲労物質を取り除く目的で、運動後のクールダウンとして用いることが