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本書は、日本史上有名・無名・プロアマ問わず多くの人が論じているテーマでもある本能寺の変の原因の中から惟任(明智)日向守光秀やその重臣・斎藤内蔵助利三と土佐長曾我部氏との関係を中心に考えていくという内容となっています。その過程で黒幕説については否定し、光秀自身も直前まで決行に踏み切れなかった現状を語りつつあくまで光秀単独でなければ決行しにくかった事情を解説しています。とはいえ、本書が発売されて20年経ちその間研究が進展してきました。特に三好一族に関する天野忠幸先生の研究により本
TBSラジオセッションのパーソナリティ、評論家の荻上チキ氏。彼の主張はうなづけるものが多い。そのチキさんが、パーソナリティをするかたわらで著したこの新書。番組の主張に比べれば語り口はマイルド。まつもとみなみさんのイラストがまたやわらかく、この新書の雰囲気を作ってくれている。テーマは孤独。孤立との違いにはじまり、孤独と言う言葉、現象を掘り下げる。サードプレイス、居場所にやんわりつっこんでみたり、コラム的に話が進む。ある意味お気楽。脱力に近い。しかし、ディズニーのプリンセス論は力
『外国人急増、日本はどうなる?』(海老原嗣生著、PHP新書)。目を背けてはイケマセン。いわゆる「左翼」は、問題を直視しようせずに「差別」と一蹴し、いわゆる「右翼」は問題点のみあげつらう。そんな左右両極を睨みながら、データを駆使したバランスの良い本がコレでした。したがって、左右双方から「評価」もされるでしょうが、あるいは逆に「物足りなさ」を指摘される本かもしれません。日本社会において長らくタブーとされてきた「外国人問題」、です。前回の参議院選挙では急速にクローズアップされたことも記憶
まるでBL、というよりOL(おっさんずLOVE)ものの薄い本のようなタイトルですが両者の生涯を通して、協調から確執そして対決に至るまでの過程をその頂点となった手取川合戦を中心に読み解いていく試みを行ったものです。『『おっさんずLOVEだらけの日本史』監修山本博文』一見トンデモ本のようなタイトルの通り、男色の日本史を一冊にまとめた新書です。(タイトルは出版社側の意向で決められたのでしょうか?)白河法皇にはじまり、光源氏や…ameblo.jp例えば、信長の一代記で第一級史料と呼ば
猫の足の裏の肉球はぷにぷにして触り心地よいのだが、それは猫が快適な家の中で暮らしているからに他ならない。外で暮らす猫は土やアスファルトの上を歩き、肉球は乾燥や湿気でやられて硬くゴワゴワしている。言われてみればそりゃそうである。毛並みもそうなのだが野生の動物は至る所が硬く、柔らかくて気持ちいいのは家にいる猫だけなのだ。そんな猫の肉球をいじりながら本を読んでいる。で、本の話はここから。著者の海老原嗣生氏はyoutubeで見たのだが、イメージで語られるネット世論やマスコミ、評論家、政治家らの話を、正
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という言葉は松浦静山の言葉だが、桶狭間の戦いのようにラッキーな事はそうある話ではなく、敗者の事は数多ありそれを検証すべく試みた物は多々ある。ただ、敗者の敗因を分析する事は多くても、その人個人に内在するそれから見出す物は中々なく、立場や状況が変わっても自分のスタイルを変えるのは難しい事を思い知った。そして、世間に定着している説や話が結構陰謀論だったり、為にする話だということだという、近年の研究もわかる。
三宅香帆という名前は、最近ちょくちょく見聞きしており、気になっていた。本当は、「なぜ働いていると本が読みなくなるか」あたりを読みたかったが、書店にその「なぜ・・・」より新しい新書が並んでいたので、思わず手をとりました。三宅氏は、時代は「批評」から「考察」の時代になったと語っていた。若者の実態を、実に精緻に分析し、一般化されていた。例えば、「萌え」から「推し」、「やりがい」から「成長」。究極は、「ググる」から「ジピル」なんて、うまく表現されている。職場の40代に思わず聞きま
職場の方がお薦めしていた本を読みましたその人が「ちょっとポエムっぽい」と言われてましたが確かにその感じはありました(笑)なぜ、我々はマネジメントの道を歩むのか田坂広志著PHP新書なぜ、我々はマネジメントの道を歩むのか[新版]人間の出会いが生み出す「最高のアート」(PHP新書)[田坂広志]楽天市場とても有名な田坂さん…勉強不足で、存じ上げておりませんでした💦国内外に7,000名を超える経営者やリーダーが学ぶ「田坂塾」もされて、内閣官房参与の経験もあるお方…まさに田
12月23日、皆様こんにちは😃非常に冷えますね。冬至を過ぎたので、これからは日照時間が長くなっていき、春に向かうのであります。しかし寒さのほうは、まだこれから本格的になっていくわけであります。午前中に年賀状を投函してきました。やばいやばい、締切の2日前ですな。今日は吾輩の蔵書の中から1冊ご紹介しましょう。これはサミュエル・スマイルズ著『セルフ・ヘルプ』(自助論)を中村正直が日本語に訳したもので、『西国立志編』(さいごくりっしへん)といいます。明治時代の書物になり
尾池和夫の記録(447)『活断層のリアル』補遺(1)初版の正誤表(2025年12月12日更新)本を購入したいただいた方にお礼申し上げます。お手数ですが、下記の訂正をよろしくお願いします。20251212『活断層のリアル』第1版第1刷正誤表尾池和夫誤正p1186行目一秒間に二メートル一秒間に二キロメートルp1211行目断層の南側に断層の北側にp166図の説明(赤線)(太
尾池和夫の記録(446)瑞宝大綬賞お礼たくさんのお祝いのお言葉をいただきました。ありがとうございました。関連の新聞記事を転載します。2025年11月3日高知新聞2025年11月3日京都新聞2025年11月3日朝日新聞2025年11月9日毎日新聞
2025.12.7おはよう御座います💐3年前の今日のフェイスブック📚読書記録から転載します🐰〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2022.12.7こんばんは🌉奥田祥子さんの「男が心配」PHP新書1000円+税を読み終えました📚2022年読書記録140冊目。以下本書から一部引用します🎄〜〜〜〜〜〜〜〜「あぁー」「はぁー」。男たちの哀愁漂うため息は聞き慣れていた。だが、この日の彼はいつもと違った…。理想の女性に見下され、婚活に挫折した男性、育休を取った為、出世コースから巧妙に外された男性、
森口佑介著『子どもの発達格差』を読みました。php新書です。子どもの発達格差将来を左右する要因は何か(PHP新書)Amazon(アマゾン)子どもの教育格差という言葉をよく耳にするようになってから、結構時間が経ちました。教育格差によって子どもの未来に格差ができる…のはわかりましたが、ではその未来の格差は教育格差によって生まれるどんな能力(あるいは環境)の格差が原因なのか、その辺がまだまだハッキリしていないようです。素人にもわかりやすい頭の良さの指標として、IQがあります。しかし
渚水帆『ガラスの鼓動』を読み終わりました。ぶんりき文庫、自費出版の本だと思います。ガラスの鼓動(ぶんりき文庫なN-A132)Amazon(アマゾン)以前に読んですごく面白かった中村うさぎさんの『狂人失格』の主役のモデルとなった女性が書いた小説です。帯の煽りが凄くて、『あの「阪大のアイドル」待望の第一作!新世紀の「車輪の下」』裏表紙の内容紹介では、『第三次世界大戦後に生まれた「僕」僕は人々の憧れである宇宙飛行士を目指し、厳しい競争の渦に飲み込まれていく。その中で心の均衡を崩
2025年10月に出版された一力遼著の『AI時代の最善手』を一気に読み、一力遼四冠の思考が論理的で、囲碁の強さが日頃の小さなルーティンに支えられていると知りました。囲碁界のトップ棋士が、囲碁に必要な力やトップに登りつめるまでの過程と葛藤を赤裸々に語られています。今後の囲碁界を考えるの章は、囲碁界の衰退は日本棋院や棋士に正常化バイアスが働いて対応が遅れたこと、囲碁というゲームの分かり難さ、レジャーの多様化に起因していると。子供や若者が、楽しめるコンテンツになる工夫が必要
『活断層のリアル』第1版第1刷正誤表尾池和夫誤正p1186行目一秒間に二メートル一秒間に二キロメートルp1211行目断層の南側に断層の北側にp166図の説明(赤線)(太線)p179図5-1上4行目ずれ:最大50mmずれ:最大25mp20411行目突き出、突き出て、p2624行目向斜軸背斜軸
最近、井原忠政著「三河雑兵心得シリーズ」(双葉文庫)を読んでいますが、その時代をテーマとした新書「関ヶ原合戦と大坂の陣」を読みました。表紙(本書の内容)(大まかな目次ー特に興味深かった章を記しました。)第1部関ヶ原合戦●小山評定と問い鉄砲はなかったのか?関ヶ原をめぐる論点:笠谷和比古●家康を「天下人」へと押し上げた5つのターニングポイント:黒田基樹●石田三成、毛利輝元・・・西軍を主導した男たちの思惑:光成準治●「北の政所」と「淀殿」の敵対説は事実なのか:福
尾池和夫の記録(428)『活断層のリアル』(PHP新書1442)宣伝
8月16日、皆様こんばんは。猛暑の毎日、いかがお過ごしですか。ちょうど今は盆休みとい方も多いのではないでしょうか。吾輩は来週の木曜日まで休みです。ゆっくりできて最高です。現役の時代はというと、それはそれは毎日が戦争でしたね。なにしろ上司が〝パワハラ上司〟でしたので、もう出勤が苦痛で苦痛で、とくに月曜日の朝は苦しくて仕方がなかった。日曜日など、明日のことを考えたら憂鬱で憂鬱で、どうしようもなかった。日曜日の夜なんて、一睡も出来なかったのです。そのパワハラ上司も昨年の8月
2025.7.29こんにちは💐2年前の今日のフェイスブック📚読書記録から転載します🐰〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2023.7.29おはよう御座います😃今日も猛暑になるようです💦水分補給して過ごしましょう♪太田肇さんの「何もしないほうが得な日本」PHP新書990円+税を読み終えました。2023年読書記録120冊目。以下本書から一部引用します。〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜貧しいニッポン、働かないおじさん、無気力な若者、進まない女性活躍……。実態とは裏腹に、「失敗を恐れないチャレンジ」「イノ
GIGAスクール構想の危険性も訴えております、川島隆太さん(脳トレゲームで有名になりました)の著作「本を読むだけで脳が若返る」PHP新書、2023年12月刊本を読むときに活発になる脳と、TVを見ている時の脳やスマホ・タブレットを見ている時の脳とでは、歴然とした差がある。本は言語脳などが活発になっているが、スマホなどは脳は働いていないらしい。働かないと劣化するのは筋肉も脳も同じ。学力テストの統計で、スマホやタブレットの利用が長い群は、おしなべて成績が悪い。スマホを使わず、一生懸命教科書等
2025.7.15こんにちは💐6年前の今日のフェイスブック📚読書記録から転載します🐰〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2019.7.15こんにちは🍃三連休はあいにくの天気でしたが、その為、好きな読書の時間を沢山取れました。今日は、荻原博子さんの「年金だけでも暮らせます決定版老後資産の守り方から」PHP新書800円+税を読み終えました。荻原博子さんは、雑誌やテレビでも有名な経済ジャーナリストで、経済の仕組みを生活に根ざして解説する、家計経済のパイオニアとして活躍されています。以下本書から一部引
「子どもを攻撃せずにはいられない親」片田珠美児童虐待のニュースを見聞きする度に「よくそんなひどいことができるよなあ……」と思ってしまうわけ。そりゃあ例えば、いたずらした時や、危ないことした時に「なにしてるのっ!」→ペシィ!とかは判る。私も実際子供の頃に、なにか悪さをして家から追い出されて、玄関に鍵を掛けられたりもありました。頭をはたかれたこともあったけど、記憶にある限りは2~3回かなあ?でも児童虐待や性的虐待はそれが日常。死んでしまうまで殴ったりするとか、人としてありえない……
先日ご紹介した上野千鶴子氏の『情報生産者になる』を読んでいて、興味が広がっていき、『なぜ共働きも専業もしんどいのか主婦がいないと回らない構造(中野円佳著/PHP新書)』を購入。第1部なぜ共働きも専業もしんどいのか第2部主婦がいないと回らない構造第1章主婦に依存する日本の会社第2章専業でないとこなせない?日本の家事第3章子育て後進国・日本の実態第3部変わる社会の兆しという構造で、さまざまな研究所のデータと、多くの個人への取材を軸に、検証している。
2025.5.18おはよう御座います💐6年前の今日のフェイスブック📚読書記録から転載します🐰〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2019.5.18こんにちは🍃早朝ドライブから帰宅し、コーヒー☕️を淹れ、音楽を聴きながら読書しています📚先日から読み始めた百田尚樹さんの「逃げる力」PHP新書860円+税を読み終えました。以下本書から一部引用します。〜〜〜〜〜〜〜〜会社から逃げる、人間関係から逃げる、目の前のピンチから逃げる…逃げることは、消極的で後ろ向きなことだと考えていないだろうか。でも、その
本(静かな退職という働き方)(長文失礼します)最近話題の「静かな退職」について解説した本です。この言葉2022年にアメリカのキャリアコーチが発信した「QuietQuitting」の和訳で、会社を辞めるつもりはないものの、出世をめざしてがむしゃらに働きはせず、最低限やるべき業務だけをやるだけの状態、とされます。つまり「働いてはいるけれど、積極的に仕事に意義を見出していない」ので退職と同じという意味で、このように使われています。筆者の海老原嗣生さんは、長年リクルートグループで人事関係の業
ホスト通いをし、これをテーマに慶大総合学部の卒業論文を書いた著者の新作。論文を書くために通っていたわけではなく、好きで通っていて、これが論文のテーマになると気づいて書き始めて、今や仕事にしているという。今回読んでいて思ったのは、ホストもつらいよ、というところか。特にlineでつなぐところ。寝る暇ないくらい。文章力も求められる。枕営業!も。体力もいる。金づるになる女の子をつなぎとめるのも大変なのだ。確かに、遠くのアイドルより近くのホスト、という気持ちはわからないではないが、その為に月
『他人を攻撃せずにいられない人』片田珠美パワハラ、モラハラ……世の中「ハラスメント」の概念が広まりました。なんだか窮屈になったという年配の方もいますが、人同士の関係はお互いに気をつかってうまくやったほうが、仕事も回りやすいし、結果自分のためになったりもする。それでも、「攻撃的」な人っている。明らかな暴力やハラスメントとはっきりと証明できるわけではない、ギリギリのところを攻めてくる輩が。精神科医の著者が読みやすいテキストで、いろんなパターンを紹介している。面白いなと思ったのが、「
日本人はなぜにほんのことをしらないのか竹田恒泰さん著読みました。検定不合格教科書?とかで話題になっていましたが、ソレではなくて何となくブックオフで古本を見ていたら目に止まって買いました。目にとまった理由は何か?分かりませんが、何かタイトルに惹かれて購入しました。面白かったです。歴史なのに生物的な事が教科書に書かれていたり、なぜか日本ではない事を注目していたりと不思議に感じていた所も自分が学校で受けた授業であったからかもしれません。家庭教育を自分にするつもりで読みました。勉強になり