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イギリスの登録データ11万件以上から見えてきたこと特定の方にはPGT-Aが役立つ可能性をお伝えしましたが、今回は視点を変えて、イギリス全体の実際の診療データを使った大規模な検証結果をご紹介します。❓どんな研究なの?イギリスの不妊治療の登録機関(HFEA)が持つ11万件以上の治療データを使い、PGT-Aを受けた方(2243名)と受けなかった方を、できるだけ公平な条件で比較しました。❓なぜ「公平な条件」での比較が必要だったの?以前の研究では、「そもそも胚ができなかった方」ま
高齢・移植不成功・流産経験のある方を対象にした研究着床前遺伝子検査(PGT-A)は「全員に効果があるわけではない」と言われることが多いですが、実は特定の状況にある方には効果があるというデータが報告されました。❓どんな方を対象にした研究なの?以下のいずれかに当てはまる260名の方を対象にしました。👩35歳以上🔁胚移植を3回以上受けても妊娠しなかった方💔2回以上の流産経験がある方❓PGT-Aを受けた方は、どんな結果だった?染色体検査して選んだ胚を移植した方は、通
~体外受精児2500名超を対象にした追跡調査~多嚢胞性卵巣症候群PCOS(PMOSに病名変更)を持つお母さんから生まれた子どもの将来の健康について、心配される方もいらっしゃるかもしれません。今回は、3〜6歳の時点での心血管・代謝面の健康を調べた大規模な研究をご紹介します。❓どんな研究なの?体外受精で生まれた子ども2500名以上を対象に、👩PCOSの母親から生まれた子ども👩PCOSのない母親から生まれた子どもの、体格・血圧・血糖・脂質の状態を3〜6歳の時点で比較しました。
クリニックからの連絡で凍結胚の更新が近づいているという連絡。今後のことも相談しつつ、いずれにせよ更新するため受診。バセドウからくる症状はまだかなりある話をして、いつ再開すればいいのかを聞いてみました。血液検査の結果は完全な正常値になってから3ヶ月経っているので数字だけを見れば理論上問題ないはずだが先生は迷わず「不妊治療は本当に大変な負担が体にも精神にもかかる、仮に妊娠しても同じこと。だからあなたが元気になってからじゃないと本当にこっちの再開はしないほうがいいと思う。焦っていいことは何も
今週、人生で初めての大腸内視鏡検査を受けてきました。(人間ドックで便潜血検査が陽性だったため)感想としては、とにかく疲れました...午前中いっぱい、病院で下剤を飲んではトイレの繰り返し。あと何回トイレに行けばOKなのか、すごく焦るし...。しかも便の状態を看護師さんが確認するとは知らず、びっくりしました!幸いポリープも見つからず、検査自体の痛みもなく無事に終了。病院の皆さま、ありがとうございました!あらためて、本当に健康第一ですねさて、2025年6月に
当院では、PGT-A(着床前胚染色体異数性検査)に以前から力を入れて取り組んでいます。2020年1月から2026年6月までに、当院では839名の患者様に対して、合計1,932胚のPGT-Aを行ってきました。これだけ多くのPGT-Aを行ってきた理由の一つは、当院には、体外受精を繰り返しても妊娠に至らない方、良好な胚盤胞を移植しても着床しない方、流産を繰り返している方、そして年齢が高くなってから治療を開始された方が多く来院されるためです。胚盤胞まで育ったことや、形態的に良好な胚であるこ
「PGT-Aで正常と判定された胚を移植しました。妊娠後にNIPTも受けた方がよいでしょうか」と質問をいただくことがあります。私の考えでは、PGT-Aで正常と判定された胚を移植し、妊娠後の超音波検査でも気になる所見がなければ、NIPTを一律に勧める必要はありません。ただし、PGT-Aの結果だけで胎児の染色体異常の可能性が完全にゼロになるわけでもありません。PGT-Aでは、移植前の胚から採取した一部の細胞を調べます。胚のすべての細胞を調べているわけではないため、検査結果には限界があります
9月26日、27日に鹿児島で開催された「第29回日本IVF学会学術集会」に参加してきました。今回のテーマは「ART維新」です。着床前遺伝学的検査(PGT)、反復着床不全、卵巣刺激、胚培養など、現在の臨床に直結するさまざまなテーマについて最新の知見を学ぶことができました。特にPGTの今後についての議論や、着床不全に対する現在の考え方は非常に興味深く、日々の診療を改めて見直す良い機会になりました。これまで当たり前だと考えられていた治療が見直されたり、新しい検査や技術が登場したりする一
本論文は、BRCA1やBRCA2などの遺伝性乳癌関連遺伝子保因者における胚の染色体異常率について検討したものです。FertilSteril2026;125:1133(米国)doi:10.1016/j.fertnstert.2025.12.006要約:2019〜2023年に一つの検査施設で、18〜45歳の女性でPGT-Aを実施した68,682周期のうち415周期(0.6%)は、BRCA1・BRCA2・TP53・ATM・PALB2・CHEK2などの常染色体優性の遺伝性乳癌関連遺伝子
染色体だけでは分からない、胚の"若さ"を測る試み体外受精で「染色体に問題のない胚」を移植しても、着床しないことがあります。染色体だけでは分からない何かがあるのでは?そんな疑問に答える新しい研究マーカーをご紹介します。❓テロスコアって何?細胞の中にある🧬テロメア(染色体の端を守る構造)の量を、すでに行っている染色体検査(PGT-A)のデータから測定する新しい指標です。❓なぜテロメアが関係するの?テロメアは、細胞の"若さ"や安定性に関わる構造です。受精後の胚
「41歳」という肩書きがまもなく使えなくなるので、ブログタイトル変更しましたさて、今回はPGT-Aのお話。保険診療で採卵した卵は、PGT-Aに出すことができません。保険診療と自費診療の混合診療はできない仕組みになっているためです。ただ、保険診療での移植回数を使い切ったあと、残った胚盤胞については、全額自費にはなりますがPGT-Aに出すことができるそうです。ということで、残っていた2個の胚盤胞をPGT-Aへ。「これで最後にしよう」と決めました。(この時は)そして、最後と決めたからには
PGT-Aは移植前に胚の染色体数を調べ、染色体正常胚を選択して移植する検査です。特に年齢が高くなると染色体異常胚の割合が増えるため、その有用性が期待されています。一方、若い女性から提供された卵子を使用する卵子提供でもPGT-Aを行う意味があるのかについては議論があります。今回FertilityandSterilityに、卵子提供を受けた患者にPGT-Aを行うことで、出産までに必要な移植回数や出産までの期間を短縮できるのかを検討した研究が報告されました。この研究は2016年から2024年
体外受精では、受精確認の際に2つの前核が確認される2PNを正常受精と判断します。一方、前核が1つしか見えない1PNや、3つ以上見える3PN以上の受精卵は、従来は異常受精と考えられ、その後発育しても移植対象とせず廃棄されることが一般的でした。しかし近年、この考え方が変わりつつあります。今回FertilityandSterilityに、1PNや3PN以上をatypically-pronucleatedzygotes、APZと呼び、PGT-Aを行って染色体が正常であることを確認した胚を利用する
PGT-Aでは染色体1本全体の数的異常だけではなく、染色体の一部分が増えたり失われたりするsegmentalaneuploidy、いわゆる部分的な染色体異常が見つかることがあります。今回FertilityandSterilityに、このsegmentalaneuploidyを持つ胚について非常に興味深い研究が報告されました。結論から言うと、最初のPGT-Aで非モザイクのsegmentalaneuploidyと判定された胚でも、胚全体が同じ異常を持っているとは限らず、実際には非常に高い割
正常胚の中から「より着床しやすい胚」を選べる?テロメアを利用した新しい胚評価法PGT-Aでは染色体数が正常な胚を選択することができますが、正常胚を移植してもすべてが着床するわけではありません。そのため、複数の正常胚がある場合に「どの胚から移植すればよいのか」は現在の生殖医療における重要な課題です。今回、FertilityandSterilityに掲載された研究では、PGT-Aですでに得られている遺伝子解析データから胚のテロメアに関する情報を取り出し、着床しやすさを予測できるかが検討されま
着床前遺伝子検査(preimplantationgenetictesting:PGT)の安全性が高い点について以前のブログでも書かせていただきました。(→着床前遺伝子検査(PGT-A)は安全か?【論文報告】)一方近年、PGT-Aについては「本当に有効なのか」という議論は続いています。現在検査方法や細胞生検方法(NGS(次世代シーケンス)や胚盤胞の栄養外胚葉(TE)生検など)は大きく進歩しており、以前の研究結果をそのまま現在のPGT-Aの評価に当てはめることは難しくなっています。今
【医療】「乳がんリスク遺伝させたくない」着床前診断、選択肢望む声[R8/8/06](1)☆※自演防止@jien1:■忍【LV42,しんりゅう,JK】第13艦隊◆IpxlQ2BXrcdb:26/08/06(木)10:31:05ID:???重い遺伝性の病気を受精卵の段階で調べる「着床前診断(PGT―M)」を巡り、一定の治療や対処ができる病気の申請が広がっていく可能性がある。希望者は検査を受ける「自己決定権」を訴えるが、無制限の拡大には慎重な声もあり、ルール作りの難しさが課題にな
当院の遺伝子検査室には、次世代シーケンサー(NGS)、マイクロアレイスキャナー、PCR装置などの高度な検査機器を備えています。専門性の高い技術と充実した設備により、安全かつ高精度な生殖医療の遺伝子検査を提供しています。主な検査には、着床前単一遺伝子疾患検査(PGT-M/旧PGD)、着床前染色体異数性検査(PGT-A/旧PGS)、着床前染色体構造異常検査(PGT-SR)があり、染色体や遺伝子の異常を事前に調べることで、胚の着床率や妊娠率の向上を目指します。
今回、PGT-Aの結果が出てから、すぐ生理が来るように、中用量ピルのプラノバールを処方してもらい生理日をコントロールしました。7/21に結果が聞けるので、その日までプラノバールを服用し、結果が出たら服用を止めて最短で生理を起こさせ、移植周期に入るという魂胆です。結果が出る直前に生理が終わってしまうのが、一番タイミングが悪く、移植開始がさらに1ヶ月遅れることになります。7/12から7/21までプラノバールを飲むように言われていました。私の場合、排卵が遅く不安定で、排卵から生理まではぴったり
AMH値は正常胚率(正常胚ができる割合)に影響を与えることはないことが2023年の下記論文で報告されています。FertilSteril2023;119:444初回採卵とPGT-A(不妊症926名)またはPGT-M(非不妊症214名)を受けた40歳未満の女性を対象に、AMH値と正常胚率の関係を後方視的に調査しました。その結果、AMH値が正常胚率に影響を与えることはないことが示されました。この研究では、不妊症だけでなく不妊症でない女性(PGT-M実施者)も対象にしているた
『【移植11】移植前日のイントラリピッド点滴』『【移植11】D12血液検査と内膜チェックの為クリニックへ』『【移植11】初めてのPGT-AA判定胚移植周期スタート』『【移植11に向けて】2度目…ameblo.jp昨日は待ちに待ったPGT-AA判定胚の移植の日でした当日はやっとこの日が来たか〜という感じでしたいつもより遅めの15時半の予約での移植です🥚まず培養士さんとのお話です胚はちゃんと融解出来たみたいで安心しましたあともう一点気になっていたことがあってアシストハッ
医師からは前回の診察で👨卵胞の数から、取れそうなのは右4〜5、左0〜1くらい。局所麻酔でもいいと思うけどどうします?寝ておきますか(静脈麻酔)?と聞かれ、節約のためにも局所麻酔と一瞬迷ったけど、安心を買うんだ、と言い聞かせ、静脈麻酔にしてもらいました🙆とにかくビビりで、痛いの苦手なので、変に力が入って、採卵がうまくいかなくても困るので😂採卵の結果は…成熟卵4未成熟卵4トータル8個取れました!前回までと比較すると少ない!(自分比です)前回までは、毎回トータル18〜20個取れていたの
最近、「将来病気になりにくい赤ちゃんを選べる遺伝子検査」が話題になっています。PGT-P(多因子疾患リスク検査)と呼ばれる技術で、受精卵の遺伝情報から将来の病気リスクを予測しようとするものです。「病気になりにくい胚を選べるなら良いことでは?」と思うかもしれませんが、今回の論文では専門家が慎重な姿勢を示しています。現在広く行われているPGT-Mは、特定の遺伝病があるかどうかを調べる検査です。一方、PGT-Pは「糖尿病」「心疾患」「がん」など、さまざまな遺伝子の影響を統計的に
「自分の病気が子どもに遺伝するかもしれない…」遺伝性疾患を持つ方にとって、妊娠や出産は大きな希望である一方、深い不安を伴うことがあります。近年は、PGT-M(着床前遺伝学的検査)によって、遺伝性疾患を持たない胚を選んで移植することが可能になっています。しかし、すべての遺伝病でPGT-Mが実施できるわけではありません。PGT-Mについての詳細は、日本産科婦人科学会の資料をご確認ください。今回ご紹介するのは、色素失調症(IncontinentiaPigmenti:IP)という希
不妊治療は日々進歩しており、新しい技術や検査が次々と登場しています。その一方で、施設や国によって同じ言葉でも意味が異なっていると、治療成績の比較や研究、患者さんへの説明に混乱が生じます。そのため、世界の生殖医療関連学会は定期的に国際的な用語を統一しており、今回2025年版の「InternationalGlossaryonInfertilityandFertilityCare」が発表されました。この用語集はASRM、ESHRE、ICMARTなど世界の主要な生殖医療団体だけでなく、患者団
本論文は、不育症患者において、PGT正常胚3回移植の累積出産率について検討したものです。FertilSteril2026;125:926–8(中国)doi:10.1016/j.fertnstert.2025.11.021FertilSteril2026;125:811–2(米国)コメントdoi:10.1016/j.fertnstert.2026.01.022要約:2018〜2024年に中国2施設でPGT-Aを実施し、正常胚の単一胚移植を行った不育症患者269名を対
『【移植11】初めてのPGT-AA判定胚移植周期スタート』『【移植11に向けて】2度目のFT卵管鏡下卵管形成術を受けてきました』『【移植11に向けて】待ちに待ったPGT-Aの結果を聞きにクリニックへ』『【移植11に…ameblo.jp皆様こんにちは昨日はクリニックへ行ってきましたD12血液検査🩸内膜の厚さチェックです血液検査エストラジオールも良くてプロゲステロンも問題無かったです内膜の厚さチェック2回測ってたのですが1回目7.9mm2回目8.1mmこちらも合格ラインで