ブログ記事287件
「CASIOPEAのライブ演奏そっくりの楽譜制作」を生涯の趣味に選んだ私にとって、CASIOPEA「Dazzling」は是非とも楽譜化したい楽曲の一つである。YouTubeでは多くのアマチュア・ミュージシャンがこの「Dazzling」を演奏しており、私もその演奏を参考に拝見させてもらっている。ここで、驚くべき事実に気がついた。それは、すべてのアマチュア・ギタリストが、楽曲全編で繰り広げられるコード進行の一箇所において、全く同じ間違いを犯しているということである。問題のコ
私が学生時代、音楽情報誌「キーボード・マガジン」と並んで貴重な情報源としていたのが「キーボードスペシャル」である。現在でもオークション・サイトにて取引されており、アマチュア・ミュージシャンにとって価値ある音楽情報源であり続けている。表記と現在の管理状況正式な表記は「KBSPECiALキーボードスペシャル」のようである。小文字の「i」が使われ、「キーボード」と「スペシャル」の間には句読点などの記号は入らない。月刊誌「キーボード・マガジン」は季刊誌を経て、20
このブログで既に表明しているとおり「CASIOPEAのライブ演奏そっくりの楽譜制作」を生涯の趣味に選んでしまった私。元アマチュア・キーボーディストであるが、今ではすっかりキーボードやシンセサイザーを弾かなくなってしまった。そのような私が今までどのような機材に囲まれてきたか、その変遷を紹介する。その前に、私の機材遍歴は次の二つの大きな「波」に翻弄された歴史と言える。練習優先期:子供時代にピアノを習ったことがなく、自己流でキーボードを弾いてきた。即興演奏やアドリブに興味をもったが
CASIOPEA「Zoom」で使用されている「田植え奏法」とは、全音関係の2音が連続する高速フレーズを人差指と中指の2本指で弾くキーボード奏法のこと。この「Zoom」は高速で変化する3連符のメロディを持つが、この「田植え奏法」は、そのメロディに追従する「第2のメロディ」と「第3のメロディ」を弾くという「3声ハーモニー」を形成するための演奏技法である。向谷実は「野呂一生に教わった」と語ったが、もちろん野呂一生が3声メロディを作曲しているものの、鍵盤での独自の弾き方を発明したのは、おそらく
活動休止中だったCASIOPEAが「CASIOPEA3rd」として活動再開後にリリースしたライブDVD「LIVELIFTOFF2012」。私も購入し、野呂一生のギター・コード・フォームを全曲分析した。CASIOPEA3rdとしての新曲がまだ1曲しかなかった頃であり、CAIOPEA1st,2nd時代の曲満載で、私の知的好奇心は大いに満たされた。驚愕と歓喜をもたらした曲目リストこのDVDにはボーナス映像も収録されており、CASIOPEA3rdを活動するにあたっての宣伝用
前回の投稿にてMIDIについての話が登場したので、ここで私のMIDIについての知識がどれくらいのものかと、それにまつわるエピソードを紹介しておきたい。憧れから始まったMIDIとの出会い私が最初に購入したシンセサイザーは初期型のYAMAHADX7。当時、私のヒーローだった坂本龍一とCASIOPEAの向谷実が愛用。音楽情報雑誌での記事も豊富だったのが購入理由。MIDIに対して「鍵盤の無い音源を鳴らすためにMIDIキーボードを接続するシステム」というイメージは、向谷実がMIDIキー
前回の投稿では「PERFECTLIVE」における「Dazzling」の演奏の際に、向谷実はキー・トランスポーズ機能を使用して、ボーカリスト楠木勇有行の歌唱キーに合わせるために移調していたことを明らかにした。今回は実際にその当時使用していたシンセサイザーをどのように設定して、キー・トランスポーズを実現していたかを機材の仕様を調査して考察したい。もしMIDIシステムを使用しての実現ならば、「MIDIに弱い私」ゆえに、考察が途中で中止になる恐れを感じ、ここで私個人のMIDIに関す
「CASIOPEAのライブ演奏そっくりの楽譜制作」を生涯の趣味に選んでしまった私。CASIOPEA「Dazzling」は是非とも楽譜化したい楽曲の一つである。ギター・ソロはTV番組「MusicParty」バージョンを既に耳コピした。キーボードのブラスやボコーダー、難関のエレピは形になってきたが、ゴールはまだ見えていない。ベースやドラムとて疎かにしてはいけない。「そっくりに聴かす」ためには、ベースとドラムこそ「御本人のとおり」に演奏を再現する必要がある。これは、私が長年の経験で得たバンド譜制作の
「CASIOPEAのライブ演奏そっくりの楽譜制作」が私の生涯のライフワークであることは、これまでの投稿で繰り返し述べてきた。その中でも私が最も思い入れの強い音源の一つが「CASIOPEAPERFECTLIVELIVEII」、通称「PERFECTLIVE」である。このアルバムには「楽譜にしたいCASIOPEAの曲」が多く収録されている。「PERFECTLIVE」に対する強い思い入れかつて私が「市販楽譜に間違いはない」と信じていた時代があった。「プロの演奏をそっくりに真似ない
CASIOPEAのYouTube公式チャンネルにおいて、野呂一生が自らギターのテクニックを教えてくれたことがある。すでにCASIOPEAの様々なライブ演奏を耳コピ・動画解析していた私は、この動画を見た瞬間、「これ、『EyesoftheMind』のあの部分だ」とすぐに気がつくことができた。御本人は曲名を明言することを避けたが、私は見逃さなかった。今回紹介するのは「EyesoftheMind」のBメロで使用されているC7のコード・バリエーションである。ギターのヘッドからブリッジ
外国サイト「インターネット・アーカイブ」にCASIOPEA「Zoom」のプロモーション・ビデオ(PV)がアップロードされていた。このPVに関してDVD「THEMINTSESSION」のトーク編にて、櫻井哲夫のエピソードが紹介されていたので、私が編集し、両者を合わせてみた。櫻井哲夫が語った撮影の裏側「THEMINTSESSION」では具体的に曲名を「Zoom」とは言っていない。アルバム「DOWNUPBEAT」のPVを撮影したとだけ語られていた。既出の「櫻井哲夫のエピ
前回投稿した「自己紹介~私がなぜCASIOPEAなのか?」で、私にとって記念すべき最初のキーボードがCasiotoneMT-40であることを紹介した。『自己紹介~私がなぜCASIOPEAなのか?』音楽との原体験アニメや特撮ヒーローのテーマ・ソング、そしてピンクレディ、沢田研二、さらに田原俊彦、松田聖子といった「J-POP」という言葉が生まれる前の音楽が…ameblo.jpここでCasiotoneMT-40と芸能アイドル情報誌「月刊明星」付録「YOUNGSONG」が、現在の私の音
音楽との原体験アニメや特撮ヒーローのテーマ・ソング、そしてピンクレディ、沢田研二、さらに田原俊彦、松田聖子といった「J-POP」という言葉が生まれる前の音楽が大好きだった子供時代。私の音楽の原体験は、いつも華やかでキャッチーなメロディの中にあった。そんな私にとって、姉が使わなくなったエレクトーンを「いたずら」することが、外で遊ばない私の「最高の暇つぶし」となった。両親は裕福であったが、私をピアノ教室には通わせなかった。「ごく普通の大人」に育てようとしていたようだ。そのような音楽環境にあった私に
エレクトーンの楽譜集である「STAGEAポピュラー(グレード5~3級)Vol.126J-FUSIONBEST~BLUELAGOON~」。日本のジャズ・フュージョン、いわゆる「J-FUSION」におけるレジェンド・バンドであるCASIOPEAの楽曲「TakeMe」がエレクトーン奏者の尾野カオル氏によるアレンジで収録されている。尾野氏のインスタグラムには「今回はアルバム【MINTJAMS】のバージョンから、久しぶりのコピーアレンジ」とあり、尾野氏のデモ演奏動画も公開
パソコンを買い替えましたがしかしまったく動かせないメール設定もミューズスコアのダウンロードもできないまま1か月が過ぎましたできる気がしません。放置します。新しいパソコンから書いてみましたが、新しい画像も載せられません。とにかくソフトのダウンロードができても、それがインストールできないってどういうこと????ヤマハのシンクルームも無理です。追記です。旧パソコンでダウンロードしたデータをUSB経由で新パソコンに移してmusesc
「miniPC入手しました」という購入した時の記事を書きましたが、ここには追記で「SATASSDの増設」、「ディスプレイポートーDVI」ケーブルによる(主にミラーリングの)マルチディスプレイ化というハードウェアの整備のことも書きました。そしてソフトウェアに関しては、まずは最近なんとかしたいと思っている楽器の練習(キーボード)のために偶々見つけた「PianoBooster」の「キーボード(音楽の鍵盤)の練習に便利そうなアプリ」という導入・紹介記事と実際に自分で練習するための「「ブルグミュラー」
村下孝蔵さんの「初恋」について「MuseScore2」を使って譜面を書いて演奏させていた(「「初恋」(村下孝蔵)のMuseScore「2」での記譜のこと」)のですが(この続きでは歌詞を入れて、歌わせるつもりでいますが)、「ChatGPT」とやり取りしたところ、コードネームを入力するとコードを演奏する機能が(どのバージョンからか不明なので)最近のMuseScoreに備わっていることが判明しました。手元のMuseScoreは2、3、4があるのですがコードネームの入力自体はMuseScore2でプラグ
「予定どおりカラオケ行きました」の記事で書いたのですが、村下孝蔵さんの「初恋」をカラオケで歌ってきました。実はこの曲は前々から楽譜を持っていてDTMの1曲にするつもりでいました。DTMの要領はいつもの様に譜面をまず記譜アプリ(「Finale」または「MuseScore」)で記譜してMIDIファイルを作成してMacで「GarageBand」または「LogicPro」を使って加工するという流れです。今回は最近入手したminiPC(Windows11または「LubuntuLinux」で記譜
最近は演奏レッスンが出来ていません。これは一人でいろいろ手を付けてやっているからです。ですが、機材も色々知ったので1つのデジタルでの練習法を整理しました。「久しぶりのカラオケと「ブルグミュラー25の練習曲」」の記事を書いたのは6月でした。実は今月また久しぶりにカラオケを仲間と楽しむ予定があります。PC環境に関してWindows11のPCが手元に来てここ数日はこのPCで作業をしています。そして先日記事にした「キーボード(音楽の鍵盤)の練習に便利そうなアプリ」を見つけたので、このア
ご訪問ありがとうございます岐阜県羽島郡笠松町くわはらピアノ教室桑原佳寿美です教室ホームページはこちら↓♪くわはらピアノ教室♪満席のため新規生徒募集・体験レッスンは休止中です🎹〜楽譜作り〜先週は通常レッスンはなく、学校行事による振替レッスンと大人の方のレッスンがありました。通常レッスンはお休みでしたが教室では先生の曲作り・楽譜作りピアノ・ノート・パソコンの3つ曲を考えて弾き、ノートに走り書き、
静岡市葵区おとりえ♪音楽教室加藤知子ですホームページはこちらですかわいいあったかい心の生徒さんに囲まれてレッスンしています。『生徒さんからのお声とても嬉しくてありがたいです』静岡市葵区おとりえ♪音楽教室加藤知子ですホームページはこちらです………………PTNA(全日本ピアノ指導者協会)に…ameblo.jp………………
楽譜作成ソフトとしてMuseScoreは老舗で特にフリー版でも制限はあまりなく,以前にも少しだけ使ったことがあります。・フリーの楽譜作成ソフトMuseScoreでヴィオラ譜をヴァイオリン用に高音部記号に書き換えてみた今回はMuseScore4でスコアを作ってみているところで,その操作などで少し気がついた事をメモしておきます。MuseScore4の作業画面です。画面上部に音符入力のツールバー,左に調号や拍子,音の強弱などを書き込むパレットなどがあります。1.作成開始新規作成ではまず使
先週はとても忙しく、ブログを書く時間も見る時間もほとんどありませんでした。コンサートx2とそのリハーサルで700kmくらい運転して、足も疲れましたし、毎回楽器やら譜面台やらアンプやらを持って移動するので、腰にもきます。更にお天気も悪くて、夜の高速道路を大雨の中運転するというのは、昼間や天気のいい夜よりも疲れました。アンサンブルでのコンサートですが、ロボット🤖も本番では練習よりうまくいきましたし、苦手だったガジェットを使っての演奏も、最後にはガジェットやスピーカーのトラブルなくできて
イントロと衝撃2023年の10月に、こんな投稿をしていたとは。『絶対音感と相対音感と耳コピの話その1』タンドラム/タングドラムの友人と耳コピをして譜面に起こす話をしていて、その友人は「ハ長調(Cmajor,CDur)以外の調の時に相対音感が邪魔をする…ameblo.jp『絶対音感と相対音感と耳コピの話その2』その1に載せた動画ですが、どれも6秒から8秒程度の長さなので、最初は直接ブログに貼り付るつもりでした。そうしたらなんと!「一つの投稿に動画は3本まで!
ウィーン夜会の贅沢な音楽体験を現代に今回は、ヨハン・ネポムク・フンメルによる《セレナード第2番ハ長調Op.66》をご紹介します。この作品は、かつてウィーンの夜会で奏でられた華やかなサロン音楽。その輝きを、打ち込み音源ですが丁寧に作成してみました。J.N.フンメル/グランド・セレナーデ第2番ハ長調,Op.66ポプリ形式で紡がれるヒット曲集フンメルの《セレナード第2番》は、前作《第1番》と同様、当時のヒット曲を巧みに織り交ぜた“ポプリ形式”で構成されています。ピアノ、ギター
イントロという名の反省解説動画を作ってはみたものの、これじゃあほとんど説明になっていないな、と自分でも思います。でも音楽理論に踏み込んだ話はしたくなかったのですよ・・・説明が多いので、字幕は諦めてナレーションを入れました。滑舌の悪さと不自然な話し方で、中学校の放送部の入部テストに落ちたのを思い出しました。おまけに、英語はYouTubeの字幕機能にお任せしようと思ったら、字幕がつかないですとっ?!どこかに設定があるんでしょうか?もう今回は日本語だけで良いです・・・英語字幕が
今日は1日作業day💻楽譜をいっぱいつくりましたつかれた😵💫笑
前回までのようにして、着々とデモ音源(オケ)の制作が進み、meguによる歌詞作成もできてきたので、次はボーカル録音です。(コンデンサマイク)自宅にはダイナミックマイクしかないので、ボーカル録音用にコンデンサマイクを購入することにしました。本格的なレコーディングではないので、安価ながら音質が良いと評判のaudiotechnicaAT2020を購入してみました。(audiotechnicaAT2020)マイクスタンドは持っていたので、ポップガードとショックマウント、マイクケーブ
個人的な記事で、ご興味より外れる向きが多いと思うので、アッと思ったらサッとね。【もくじ】0.はじめに1.川の駅「北ミシガン」2-1.川の駅「きらめきたち」<準備>FLASHES(きらめきたち)MusicbyBix(ビックス)Beiderbecke(バイダ―ベック)(1931)を聴くお待たせしました。いつかの続きです。長年の宿題曲はこれ。ビックスが作曲したが録音しなかった曲のひとつだ。本動画はジャズピアニスト・ベルント・ロツキ―版。まずは聴くところから。
僕の超安上がりなYouTube動画作成をご紹介します。前回は機材(というのもおこがましいけど)を紹介しました。今回は編集に使うソフトウェアをご紹介。・字幕編集ソフトVrewこのブログではお馴染みのソフトですね。動画を読み込んで自動で字幕を付けるだけではなく、テキストから動画を作ったりAI音声で読み上げることも出来ます。誤変換を楽しんでますけど、実はかなり優れモノです。動画編集ソフトShotcutVrewで字幕を付けた動画はこのShotcutに読み込んで編集し