ブログ記事178件
名古屋市のお客様のおうちに伺って、修復した建具の取付けを行ってきました。輸入サッシは、木製アルミクラッドのマーヴィン(Marvin)製ダブルハング。上窓の建具(障子)の木が腐ってきていた為、木枠を新しいものに付け替えて修理を行いました。当初は下枠のみの交換を考えていましたが、両サイドの側枠の方にも腐りが出始めていた為、建具屋さんに側枠も一緒に交換してもらいました。今日は雨が降るという予報でしたから、交換はどうしようかと思っていましたが、午前中は曇り空でしたので、作業を行いました。
先日、木枠が補修されて建具屋さんから戻ってきた輸入サッシの建具(障子)を防水処理しました。通常は、主にペアガラスの周囲だけを防水処理するのですが、マーヴィン(Marvin)のダブルハングは樹脂製の押縁の取付けがいい加減で、つなぎ目部分などに隙間が明いています。押縁だけでなく、アルミカバーのつなぎ目にも隙間が見受けられて、至る処から雨水の浸入がありそうな感じです。そこで、外装部分を全面的にマスキングして、防水材料を押縁の差し込み部分や建具のコーナー部分などにも入れることにしました。
木部が腐った為に以前名古屋市のお客様からお預かりした輸入サッシの建具が、建具屋さんから戻ってきました。このサッシは、マーヴィン(Marvin)製のダブルハングの上窓(アッパーサッシュ)ですが、建具の下枠全部と両側枠の下部に酷い腐食がありました。その為、四方枠のうち上側の枠を残して、三方の木枠を全て新しくしました。まだ未塗装の状態ですから、三方の木枠が白木であるのが分かりますね。ダブルハングの建具は、サッシ枠のレールをスライドしたり、上下の建具がうまく閉じるように召し合わせ部分に隙間
尾張旭市の輸入住宅の屋根裏で、ダブルハングサッシのガラスが割れたので、修理をしたいというお話を頂きました。輸入サッシは、マーヴィン(Marvin)製インテグリティ(Integrity)の木製アルミクラッド。屋根裏には2つの妻壁があって、そのどちらにもダブルハングが付いているのですが、その両方の窓共ペアガラスが割れているそうです。勿論、ペアガラスの内側と外側の両方のガラスが割れたということではなく、室内側のガラスのみが割れているようです。屋外側であれば、鳥が当たって割れるバードスト
岐阜県の輸入住宅にお住まいのお客様から、輸入サッシの木枠が黒くなってきているので直せないかというご相談を頂きました。サッシは、マーヴィン(Marvin)製アルミクラッド木製サッシ。そういう状態のサッシは複数あるようで、程度の違いこそあれ修理が必要なのは明らかです。以前からブログ記事等で書かせて頂いている通り、アルミクラッドサッシは外装をアルミのカバーで覆っていますが、長年使っていればカバーが及んでいないカバーのつなぎ目やガラスとの接点などから雨が建具(障子)の内部へと浸入してきま
天白区のお客様のおうちからダブルハングサッシ(上げ下げ窓)の建具を引き揚げてきました。輸入サッシは、木製アルミクラッドのマーヴィン(Marvin)社製。何ともなっていない場所の木は、非常にきれいな木目を見せていますが、こちらの上窓(アッパー・サッシュ)の建具は、下枠の部分が脱落寸前というくらい木部が腐ってしまいました。原因は、屋外側のガラス周囲からの雨の浸入だと思いますが、一旦腐ってくると腐朽菌のせいで止まることなくどんどん腐食が進んでしまいます。写真でも腐った木の奥に白いものが
私たちの会社から程近い場所にある輸入住宅のお客様から、輸入サッシのペアガラスが割れたという不具合の連絡を頂きました。夜中に突然割れる音がしたということで原因はよく分かりませんが、外側のガラスだけが割れているということですから、内外の急激な温度差による熱割れか、誰かが石のようなものを投げ付けたか、鳥がぶつかったのかということが考えられます。ただ、私たちも見た訳ではありませんから、原因を具体的に特定することは出来ません。こちらの窓は、マーヴィン(Marvin)製のアルミクラッド・ダブ
静岡県の輸入住宅にお住まいのお客様から、勝手口の輸入ドアが開けられなくなったというご相談を頂きました。ドアは、マーヴィン(Marvin)のフレンチテラスドア。ドア全面のペア強化ガラスで出来ており、光もたくさん入るデザインになっています。今回は、鍵の問題ということですが、こちらのテラスドアはソリッドのステンレスで出来たカンヌキ(デッドロックバー)が受け側の穴に差さった状況で動かなくなったようです。室内側のサムターンを回しても、多少引っ掛かる感じはしても空回りしているようで、カンヌ
三重県のお客様から掃出しサッシ(スライディングパティオドア)のペアガラス交換についてご相談を頂きました。こちらのサッシは、マーヴィン(Marvin)製のセーフティースライディングパティオドアという品名のものなんですが、何年も前に交換部品を含めてメーカーの供給停止となっています。また、マーヴィン自体も1年くらい前に日本市場から完全撤退していますから、修理・メンテナンスは自力で行う以外方法はありません。ご覧のように、ペアの強化ガラスの屋外側のガラスが粉々に割れている状況です。こういう
三重県のお客様からマーヴィン(Marvin)の上げ下げ窓のペアガラスを割ってしまったので、修理をお願い出来るかという問い合わせを頂きました。ご覧のように、上窓(アッパーサッシュ)のガラスが割れてガムテープで穴を塞いであります。何でも小さなお子さんが部屋に閉じ込められたらしく、救出する為に外から窓ガラスを割ったらしいのです。ただ、マーヴィンは既に国内で修理・メンテナンスのサービスを行っていませんから、私たちのような専門家が自力で直す以外方法はありません。輸入サッシの修理のやり方とし
こちらは、マーヴィン(Marvin)製のインテグリティ・シリーズで使われていたウェザーストリップ(気密パッキン材)。スライディング・パティオドア(掃出しサッシ)のサッシ枠に装着されているものですが、チューブ状のパッキンが付いているのが特徴です。通常、掃出しサッシのウェザーストリップは、ドア枠の両サイドと上枠に付いていますが、このチューブ状の部分はインテグリティの上枠用のものには付いていませんでした。つまり、側枠専用のウェザーストリップが、写真のものになるのです。ドアを閉める際に
先日、屋外側の防水処理や室内側の木部の防水塗装を完了したサッシの建具を現場へ取付けに伺いました。輸入窓は、マーヴィン(Marvin)製のアルミクラッド木製サッシのケースマスター(ケースメントサッシ)。建具(障子)の下枠が雨漏りで腐って、ほぼなくなってしまった状態でしたが、ご覧の通り見事に復活しました。あの腐り具合であれば、普通の住宅メーカーなら窓枠ごと全交換という感じでしょうが、知らない人が見たらどこを直したのか分からないくらいきれいに修理出来たと思います。建具の下枠は建具の重
サッシの雨漏れで木部が腐ってしまった建具(障子)の木部の修復が完了し、屋外側の防水処理を行っています。こちらの輸入サッシは、マーヴィン(Marvin)製のケースメントサッシ(ケースマスター)と呼ばれる竪辷り(たてすべり、横に開いていく)窓の建具になります。一見非常に頑丈で雨漏れするようには見えないアルミクラッドサッシですが、ペアガラスの周囲や外装のつなぎ目の防水材が機能しなくなって、その隙間から雨が徐々に浸入するという不具合が発生します。写真は、今回改めて防水処理を行う際に、マス
先日、岩倉市の輸入住宅にお邪魔して、両開きのフレンチドアのガラス交換が可能かどうか調査をしてきました。フレンチドアは、マーヴィン(Marvin)製の外開き。マーヴィン等の木製サッシは、ペアガラス単体で交換することが出来ず、建具(ドア)ごと交換するというのが一般的です。ローウェン(Loewen)やハード(Hurd)といったメーカーのものはガラス交換が可能なタイプもありますが、どちらか言うと少数派です。でも、今回のドアを調査した結果、ペアガラスを外して新しいものと交換することは可能だ
こちらのアルミクラッドサッシの建具(障子)は、名古屋市のお客様の輸入住宅から修理の為に外してきたものです。雨漏れによって下枠が腐ってしまっていたのですが、今回建具屋さんにお願いして見事に修復が完了しました。窓は、マーヴィン(Marvin)のケースメントサッシ(ケースマスター)と呼ばれる竪辷り(たてすべり、横に開く)窓なんですが、ウィンドウヒンジも外れてしまい、建具が窓枠から脱落寸前といった状況でした。マーヴィンは従来、こういう場合は建具ごと交換が基本でしたが、国内からサービスを撤
こちらは、愛媛県のお客様からご相談頂いた上げ下げ窓の気密パッキン材(ウェザーストリップ)。マーヴィン(Marvin)の比較的新しいシリーズのダブルハングのようですが、上窓建具と下窓建具とが重なり合う部分のウェザーストリップが千切れて垂れ下がっています。上窓の下枠に付けられたものですが、常に下窓と干渉する部分であることから、長年の使用で破れてきたんでしょうね。この部分のウェザーストリップが悪くなると、窓を閉めても重なり部分に隙間が出来て外気が入り込んだり、室内の空気が外に逃げてしま
こちらは、愛知県のお客様のおうちに設置されたダブルのアウトスイング・フレンチドア(両外開きの観音ドア)。刈り草の最中に石が跳ねて、ペアガラスの外側のガラスが割れてしまったとのことでした。(室内側のガラスは大丈夫なようですから、暮らす分には問題はなさそうです)輸入サッシ・メーカーは、先般日本市場から撤退してしまったマーヴィン(Marvin)です。ただでさえマーヴィンのサッシは、ガラスが割れると建具(障子)ごと交換しなければならず、ガラスのみの交換はメーカーも推奨していないばかりか、
先日、窓開口の養生をしてきた名古屋市のおうちから外してきた建具(障子)です。マーヴィン(Marvin)は、ケースメントサッシに限らず全てのサッシにおいて交換用の建具をオーダーすることが出来なくなっています。ですから、雨漏りで木部が腐ったこの建具は、悪い部分を部分的にカットして、加工した木に入れ替える以外に直す方法はありません。でも、こうなってしまうと普通の工務店さんは、窓枠ごと建物から外して国産サッシに交換しましょうなんてことをおっしゃるようです。それじゃあ、せっかくの輸入住宅の
こちらは、カナダローウェン(Loewen)社のダブルハングサッシに装着されるバランサーです。形状的には、同じアルミクラッド木製サッシであるマーヴィン(Marvin)の古いダブルハングのものと同じだと思います。上下する重い建具を吊っているバランサーですが、その主な材料は吊りヒモと鉄製のバネ。これらは、経年劣化でヒモが切れたり、バネが錆びて伸び縮みをしなくなったりしますから、15年くらいで定期交換することが求められます。よくお金が掛かるからと直さないで放置される方もいらっしゃいます
建具(障子)の下枠が雨漏れで腐ったので、修理する為に建具を外して窓の開口部を塞ぎました。施工から既に20年以上経過したサッシですが、腐った建具枠以外は非常にきれいにして頂いています。ただ、窓が家の東面にあることで、台風などの強い雨の時はガラスに雨が直撃する感じだったと思います。この輸入サッシは、マーヴィン(Marvin)製のケースメントサッシなんですが、ダブルハングのように他社製の建具に入れ替えるということは出来ません。その為、腐った木枠をカットして、そこに木を加工して新しい枠
こちらは、今月末に長野県のお客様のおうちの窓に装着する新しい建具類です。新しく装着すると言っても新築の家に施工するのではなく、20年近く前に建てられた輸入住宅の窓が腐ってしまった為に入れ替え用として輸入したものになります。既存のサッシはマーヴィン(Marvin)製のアルミクラッド木製ダブルハング。ガラスの周囲から雨が建具枠の中に入り込んで、木が腐ってしまいました。直す方法としては2つあるのですが、1つは腐った木枠を部分的に外してそこに加工した木を入れ込むという方法。この場合、木
こちらは、先日輸入した網戸用のロック受けの金物です。ロック・フックというもので、マーヴィン(Marvin)製掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)の網戸に鍵を掛ける為の部品です。輸入掃出しサッシの網戸には、取っ手にロック機能があるものとないものがあるのですが、ロック機能が付いている網戸が取付けられていても、このロック受けの部品が付いていなくて鍵をすることが出来ないというサッシもあるようです。そういうのって、恐らく新築した住宅メーカーがこの部品を何に使うのか分からずに、捨てて
先日、マーヴィン(Marvin)製アルティメット・シリーズのダブルハングサッシの建具木部の腐れについてブログ記事に書かせて頂いた香川県のおうちですが、ボウウィンドウに取付けられているケースメントサッシについても不具合のご相談を頂いております。窓を開けるハンドルの部分が壊れて、窓の開け閉めが出来なくなっているという内容でしたので、開閉金物のオペレーターに破損があるのだろうと考えておりました。そこでオペレーターの交換について、いろいろとチェックをさせて頂いていたのですが、頂いた写真
香川県のお客様からマーヴィン(Marvin)の上げ下げ窓の不具合についてご相談を頂きました。製品は、アルティメット・ダブルハングサッシというシリーズのものなんですが、木製の建具枠の腐りの他にバランサーにも不具合があるようです。写真は、建具(障子)を外して、窓枠のレール内にあるピボットシューを露出させた状態です。このピボットシューは、建具とバランサーとをつなぐ為の部品ですが、バランサー本体から出ているはずの吊りヒモが、ピボットシューに結ばれているのですが、途中で切れているようです
香川県のお客様からボウウィンドウに付いているケースメントサッシの開閉オペレーターが破損したというご相談がありました。ボウウィンドウは、マーヴィン(Marvin)製で4つのケースメントサッシが弓なりの形状で並んでいます。窓を開け閉めする際、クランクハンドルをクルクル回すのですが、ハンドルを回しても空回りしてしまい、窓が開け閉め出来なくなるという状態です。クランクハンドルを装着する回転軸があるのですが、それが途中で折れてしまうと開閉用のギアが動かず、窓が開けられないという状況になります
以前から問題の認識があったのですが、窓メーカーからはこの補修について何ら対策方法の回答がなかった問題をお客様からご相談頂きました。それは、マーヴィン(Marvin)社のインテグリティ(Integrity)シリーズに於ける外装劣化の問題です。インテグリティは、従来のアルミの外装ではなく、グラスファイバーを樹脂で固めて外装枠を形成しています。アルミカバーがされた木製枠と比べて、成型がしやすいことや軽いこと、気温の変化による材料の伸縮や狂いが少ないこと、何よりその分価格が安いことが特徴
先日、掃出しサッシ(スライディンパティオドア)のウェザーストリップ(気密パッキン材)を交換した名古屋市の輸入住宅。その際に他にもいろいろ不具合があるので見て欲しいと言われたことの1つが、こちら。マーヴィン(Marvin)の掃出しサッシの鍵の掛かりが、少しおかしくなってきたというものでした。ロックレバーを操作する際、鍵爪(ロックラッチ)がうまく出たり出なかったり。ロックレバーを何度か動かしてみると、ラッチがブラブラしているのがよく分かります。通常は、小さなバネがラッチの動作を制御
埼玉県のお客様から輸入サッシの網戸を窓に固定する部品が欲しいというお問い合わせを頂きました。サッシのメーカー名はよく分からないようですが、欲しい部材の写真を送って頂きました。写真にある網戸を固定するピンは、プラスチック製のツマミの部分が、シャフトから少し外れ掛かっているような印象を受けます。このツマミの部分は、太陽の光に一番よく当たる部分ですから、紫外線による経年劣化が最も進む箇所でもあります。よくシャフトは丈夫なアルミ製がいいとおっしゃる方もいらっしゃいますが、ご覧のようにシ
昨日、マーヴィン(Marvin)製スライディンパティオドア(掃出しサッシ)のウェザーストリップを交換したという記事を書かせて頂きましたが、今日はその際に追加でご相談頂いた網戸のロック受け。マーヴィンの網戸には、取っ手部分に簡単な鍵が付いているのですが、その鍵をドア枠にロックする為に鉄製鋳物の受け金物が付いています。鍵の爪を引っ掛けるだけの小さなロック受けですから、長年風雨に曝されることで、錆びなどの劣化で割れて欠損することがよくあります。輸入の掃出しサッシには、網戸に鍵が付属してい
今日は暑い中、掃出しサッシのウェザーストリップを交換してきました。交換したのはマーヴィン(Marvin)製スライディンパティオドアのサイドフレーム(側枠)とアッパーフレーム(上枠)に付いている2種類のウェザーストリップ(気密パッキン材)です。写真がそのウェザーストリップですが、ドアを屋外側と室内側の両方から挟み込む形で取り付けます。ウェザーストリップが古くなると、隙間を埋める為のフィンが劣化してウェザーストリップ本体から外れてきてしまいます。気密を保つ為の大切な部分がフィンですか