ブログ記事550件
今日ご紹介するのは、EduLobo(エドゥ・ロボ)が作曲、TorquatoNeto(トルクァート・ネト)が作詞したPraDizerAdeusです。この曲は1966年にElisRegina(エリス・へジーナ)が元旦にリリースされたアルバム”Elis”の中で歌い、同年2月にはEduLoboとMariaBethânia(マリア・ベターニア)のアルバム”EdueBethânia”に収録されました。この曲が作られた頃、EduもTorquatoも22,23歳の若者でした。Tor
ブラジルMPB界の重鎮にして、カエターノ・ヴェローゾの妹でもあるマリア・ベターニアは、以前に69年発表のアルバムを記事にしたことがあるのですがそれを紹介したくても、あいにく貼り付けた曲がリンク切れ。→★このアルバムの収録曲を検索しても、Spotifyにさえ見当たらず、トホホな状況です。再アップされるのを待っていてもいつになるか分からないので、それは置いたまま、マリアの別のアルバムをまた紹介します。ということで今回のアルバムのタイトルは"Álibi"。「アリ
DANIELASOLEDADEこんばんは今夜は久しぶりにDANIELASOLEDADEリオ出身、現在はフロリダを拠点に活動しているシンガーやはり定期的に聴きたくなりますライトな感じでスッと入ってきますねアルバム「PrettyWorld」から・EstaoVoltandoAsFlores・CircodaVida・BeijoNoArpoadorよければ聴いてみてください
今日ご紹介するのは、Djavan(ジャヴァン)が作詞作曲したAçaí(アサイー)です。この曲を最初に歌ったのはGalCosta(ガル・コスタ)で、1981年のアルバムFantasiaに収録されています。共演はRoupaNova(ホーパ・ノヴァ)です。Djavan自身は翌1982年にリリースされた彼の5番目のスタジオ録音のアルバムLuz(ルース)に収録しています。LuzはAçaíの他、Sina、Capim、表題曲であるLuz、スティービー・ワンダーと共演し世界的なヒットとなったSamu
ブラジルのフォーキーなバンド、ノヴォス・バイアーノスのアルバムをこれまで2作ほど記事にしたことがあります。このバンドの創設時からのメンバーで、多くの楽曲提供やボーカル/ギター演奏を担当していたモラエス・モレイラの存在は、このバンドの魅力の大きな一因となっていました。72年の2ndアルバム"AcabouChorare"『ノヴォス・バイアーノス~アコースティックな音を採り入れた70年代の代表作』ノヴォス・バイアーノス/AcabouChorareブラジルの
お写真撮るの忘れちゃったんだよねということで...わたしは髪はもう少し短かく若くもなく胸は盛ってくれなくてもよく太郎丸さんには眼鏡が必要ですAIへのお願いがいろいろ足りなかった!美しくなりすぎちゃったけれど雰囲気はこんなですw今回のライブはあちらこちらでシンクロニシティそのうちのひとつはね太郎丸さんにお願いしていたインスト曲のタイトルわたしがこの1-2週間とらわれていた感情だったの太郎丸さんはチャネ
今日ご紹介するのは、GuilhermeArantes(ギリェルミ・アランチス)が作詞作曲したPlanetaÁguaです。PlanetaÁguaとは、水の惑星と言う意味。水が創造する自然の壮大さと厳しさを描いた作品で、1981年に行われたMPBShellFestivalでは2位を獲得したものの、1位となった曲を凌ぐほどのヒットとなったのでした。なお、PlanetaÁguaはギリェルミがバイーア州のBarradoJacuípeで運営しているNGOの名前でもあります。Guilh
ブラジル北東部音楽の有名シンガーとして冒頭に挙げられるのはおそらく伝統色の強いルイス・ゴンザーガでしょうが、その息子ということからルイス・ゴンザーガ・ジュニアという名でデヴューしたSSW、ゴンザギーニャ。少し前にかれが書いた楽曲をトリヴュートした、ソンブリーニャのアルバムを記事にしたこともあります。『ソンブリーニャ/ViverGonzaguinha』ブラジルのパゴーヂサンバに親しんだ方なら、名前を知っているかも知れない名門老舗バンド、フンド・ヂ・キンタル
~6月23日はブラジル音楽の東西共演が決定!!~.長谷川久さんと阿部浩二さんはご存知の通り、日本のブラジル音楽シーンを長年牽引してこられたギタリスト。そのお二人と、光栄にもトリオ演奏でご一緒できることになりました。初トリオながらこの機会はそうそう実現するものではないですし、お二人のトークひとつ取っても聞き逃せないことでしょう.選曲も出来ました!皆さん注目のインストも多めにセレクト♪少しでも良いものをお届けできるよう、一生懸命歌います。応援に来て下さいね~。初夏の休日
今日ご紹介するのは、AntônioMarcos(アントニオ・マルコス)とMárioMarcos(マリオ・マルコス)の兄弟が作詞作曲したComoVaiVocêです。ComoVaiVocêとは、ポルトガル語で「お元気ですか?」と言う問いかけです。19歳だったMárioMarcosは、ある少女に恋をしていました。その恋は報われずに終わり、彼はその心情を曲に表して、兄のAntônioに見せました。Antônioは1968年にRobertoCarlos(ホベルト・カルロス)が創作
ブラジルのベテラン・現役サンビスタとしては、五指に入りそうなほど高名なSSW、パウリーニョ・ダ・ヴィオラは以前にもアルバムを記事にしたことがあります。マリーザ・モンチを知っている方は、かの女とデュエットしているパウリーニョの動画をたびたび見かけますよね。★★★★★上のリブログ記事は1973年に発表されたソロ6作めになる盤、"Memórias,CrônicaseDeclaraçõesdeAmor"でした。今回は96年発表の17
そろそろ紹介曲が多くなって来ましたので、リストにしてみました。AcenderasVelas/ZéKetiAcontece/CartolaAçaí/DjavanAdeus,Batucada/SynvalSilvaAFloreoEspinho/NelsonCavaquinhoAindaBem/MarisaMonteAlegria/AssisValenteAlguémCantando/CaetanoVelosoAmanhã
今回はブラジルの北東部アラゴアス州の州都マセイオ出身のSSW/マルチ演奏家であるブルーノ・ベルリの、本国ではなく英国ファーアウト・レコーディングスから発表されたデヴューアルバムを。ブルーノについての詳細は、まだデヴューアルバムでもあり情報が少ないのですが、多くのステージでアナ・フランゴ・エレトリコ★やベラ・デセージョといった、今のMPB界を活気づかせている新世代ミュージシャンらと共演を重ねてきたそうです。つまりは知られているところでは知られていた人物な
ブログ開設201回目にご紹介するのはGonzaguinha(ゴンザギーニャ)が作詞作曲したComeçariaTudoOutraVezです。曲のタイトルは、仲が冷え切ってしまった恋人に対して、もう一度やり直そうという語りかけの言葉です。実はこのブログの第1回の曲は、IvanLinsのComeçardeNovo『ブラジル音楽(1)ComeçardeNovo/IvanLins』はじめまして。ブラジル音楽愛好家のあんどうまり(MariaAndrade)です。昨年から別ブ
ブラジルバイーア出身の音楽家ホキ・フェレイラは、MPB/サンバのソングライターとして活躍している人物で、当ブログでこれまで紹介してきた同国ミュージシャンたちの楽曲にも、たびたびかれの手になる作品を見かけます。いい曲を書くライターなので、私も名前くらいはうっすらと憶えていました。今回紹介するアルバムは、そんなホキが初めて自分自身で自作を歌う盤を。ホキは1947年生れ。本盤は04年発表なので、57歳のデヴューアルバムになります。タイトルの"TemSamban
昨夜降り出した雨は今朝には止んでいました天気の良い日と雨の日が同比率程度で交互にやってきています昼間が暖かいと涼しい夜がやってきたりします涼しい風が気持ち良いと言ったら寒いから長袖重ね着してると言われましたあまり期待はしませんでしたが、オーロラは見えませんでしたヒヨドリのうるさい鳴き声と隣に住んでいるツバメの鳴き声と種類の知らない小鳥の鳴き声の向こうの方からウグイスの下手な鳴き声が聞こえてきますお寺の森の中に住み着いたようです田舎は良いなぁとつくづく思います
ブラジルの音楽界に限ってはいないでしょうが、2世のシンガーや演奏家が多くなった昨今。私の記事でも70~80年代に活躍していたMPBシンガーの2世になるミュージシャンを何人も紹介しています。今回はとうとう3世になりますね。(笑)60年代のMPB界に作詞家として多くの作品を残し、歌うこともあったヴィニシウス・ヂ・モライス(ViniciusdeMoraes,1913-1980年)の孫娘、マリアナ・ヂ・モライスの昨年(2023年)発表されたアルバムを紹介します。
昨年の9月に紹介したことがあるブラジルのロック系バンド、ノヴォス・バイアーノスの出世作"AcabouChorare"(1972年)はもともと評判が高いうえに、私自身、かれらの音楽から感じられる気取りのなさ、軽やかさ、屈託のなさを心地よく感じていました。そんなわけでまた当時のかれらのアルバムをまた聴いてみたいと思い、今回は翌73年に発表された次作になる3rdアルバムを記事にしたいと思います。ヒッピーだったかれらはアルバムが売れても田舎ぐ
MarisaMonte(マリーザ・モンチ)が4年ぶりに来日しています。5/10(金)にBlueNoteTokyo、5/11(土)に恵比寿ザ・ガーデンホールでのコンサートでした。でも私、今奈良にいるんですよ!(実はこちらは予約投稿)なので、行けてません。(たぶん)MarisaMonteは東京公演に先立ち、京都の清水寺を訪れ、水害に見まわれているRioGrandedoSul州のために祈願の絵馬を奉納しました。私はリオ・グランデ・ド・スルには行ったことはないのですが、洪水の
EBISUBloomin’JAZZGARDEN,MarisaMonte(vo,g)Dadi(b)DaviMoraes(g)Pupillo(ds)PedrinhodaSerrinha(per)@恵比寿ガーデンホール5年ぶりの来日!整番は175で椅子席の後ろ2列目の真ん中!5メートルほど前にマリーザが!タキシードに赤い花を髪に付けた歌姫ガーデンホールがブラジル化!歌ったり踊ったりリクエスト(depois多)を叫んだり楽しーっ♪carinhosoうっとりしてAmorILo
さわやか季節いかがお過ごしですか?木の上がお庭になってるー緑いっぱい気持ちよいねうたいます♫今回はね"ブラジルと神さま"です"ブラジルと神さま"というテーマが降ってきてでも久恵はなにをうたうのかな?まだ決まっていませんどんな雰囲気にしようかなー楽しみ楽しみそれでねライブのあとはオープンマイクしますよぜひ聴きに&歌いにいらしてくださいねお待ちしておりまーす♡♬日時6月2日
ブラジルミナスジェライスで活躍するハファエル・ドゥトラを記事にするのは今回が初めて。といってもアルバムは本盤でもまだ2作めで、今のところの最新盤。ハファエルについてのプロフィール的な詳細も、そんなに紹介されていないのでよく分かりません。演奏はブラジリアン・ロックということになるかと思いますが、まあ、ジャズとかブラジルの音楽性もよく吸収したうえでの、知的でシャープでエネルギッシュな演奏ですね。テクニカルな小技をたっぷり効かせた演奏、凝ったアレンジ、ストリングスや
ブラジルのパゴーヂサンバに親しんだ方なら、名前を知っているかも知れない名門老舗バンド、フンド・ヂ・キンタル。このバンドは1978年に結成され、80年に初アルバムを発表しています。今回紹介するソンブリーニャは、このバンドの創設時からのひとり(アコギ担当)。かれは59年生れなので、20歳にならないうちからこのバンドをはじめたわけですが、18歳のときにはすでにプロの演奏家としてバーデン・パウエルとレコーディングを行っていたというから早熟ですね。ディスコグラフィを調べてみる
ブラジルミナスジェライス州出身、生まれ故郷である同地の州都ベロ・オリゾンチで活躍するSSW、ラウラ・ロペスは単独で紹介するのはこれが初めてになります。といっても、今回のこのアルバムがあるきりで。以前にはミナスの女性シンガーばかりが集結した2作の企画アルバムに何曲かボーカルや楽曲提供として参加もしていて、この盤を記事にしたことがあります。『ミナスの女性シンガーたちが集結した声のアンサンブル~コレチーヴォ・アナ』コレチーヴォ・アナ/ANA今日紹介す
今日ご紹介するのは、CaetanoVeloso(カエターノ・ヴェローゾ)が作詞作曲したOCiúmeです。この曲は1987年の彼自身のアルバム”Caetano”に収められました。この曲のメロディは、OCiúme(嫉妬)と言うタイトルから想像しがたいほど美しく、心に残ります。ブラジル北東部バイーア州のサント・アマーロに生まれたカエターノは、自宅のある州都のサルバドールに帰る道すがら立ち寄ったレストランで、ある新聞記事を目にします。それは、嫉妬に狂った男が、妻の喉を刺して殺したと言う事
ブラジルリオを拠点に活躍したMPBシンガー、ルイス・メロヂア(1951-2017)は以前に、全曲が自作曲のソロ・デヴューアルバム"PérolasNegras"を記事にしたことがあります。『黒さと味わい深く暖か味のある声が愛されたルイス・メロヂア』ルイス・メロヂア/PérolaNegra今日紹介するルイス・メロヂアはアルバムこそ多いものの、日本にはあまり情報がなさそうです。なので少ししか書け…ameblo.jpルイス・メロヂアは「
今日はブラジルミナスジェライス州の州都ベロオリゾンチ出身、アフロブラジレイロの女性シンガー、グラウ・ナデルが2023年に発表したデヴューアルバムを紹介。デヴューといっても、ベテランのような堂々としたボーカルですが。ピアニスト、作曲家、編曲家、音楽プロデューサー、教師、UFMG(ミナス・ジェライス連邦大学)の音楽研究者など多岐にわたる活動、その一環としてシンガーでもあるようです。そんなグラウは、米国やブラジルにアフロ系のミュージシャンがもたらした文化的な影響
今回紹介するブラジルサンパウロ州出身のSSW、ジョタ・ペーは女性SSWと組んでÀVUÀというデュオ名で発表した2022年のアルバム("PercorrerEmNós")が評判になっていたので知っていましたが、見た目がチャラいのであまり聴かずに敬遠していました。(笑)2年後の本盤はそのジョタのソロ・アルバムということで、気をとり直して聴いてみて、とても気に入ったのでこれを今回の記事に。見た目のチャラさとは関係なく、MPBの進化形として真っ当に成長(?)し
今日ご紹介するのは、ViníciusdeMoraes(ヴィニシウス・ジ・モライス)が作詞作曲したSerenatadoAdeusです。Viníciusは通常、作曲をパートナーに任せることが多いのですが、この曲は外交官でもあった彼がパリにあるブラジル大使館に勤務していた1953年に書かれたため、彼自身が作曲も手掛けています。SerenatadoAdeusとは、別れのセレナータと言う意味。ブラジル人にとってAdeusと言う言葉は、単なるさようならではなく、永遠の別れを意味します。
ブラジルの人気MPBシンガー・ソング・ライター、マリーザ・モンチはこれまで3作のアルバムを記事にしました。"MM"1stアルバム(1988年)『規格外の大物感を漂わせていたマリーザ・モンチのデヴュー盤』マリーザ・モンチ/MM今日紹介するマリーザ・モンチはブラジルの有名な女性MPB★シンガーです。すでにご存知のかたも多いかも知れませんが、ここ…ameblo.jp"Mais"2ndアルバム(1991年)『瑞々しいポップ・