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ヴェルディの「運命の力」は序曲は名曲ですが、ともかく話が複雑すぎる上に、アリアにしても一発で覚えられて鼻歌で歌えるようなものがないので、上演機会が限られています。メトロポリタン・オペラでも20年以上ぶりの上演だそうで、ライブビューイングで取り上げられるのも初めてです。(東銀座の東劇では5月2日まで上映中)現代的な読み替え演出がうまくはまっていておもしろいという評判なので、新宿ピカデリーに見に行ってきました。(4月25日10:15~、4時間15分、3,700円)もっとも現代的な演出その
リーゼ・ダーヴッドセン新宿ピカデリーでMETライブビューイング「運命の力」(ヴェルディ作曲)を今週水曜日(10時15分〜14時30分)に見た。指揮:ヤニック・ネゼ=セガン演出:マリウシュ・トレリンスキ出演:リーゼ・ダーヴィドセン(レオノーラ)、ブライアン・ジェイド(アルヴァーロ)、イーゴル・ゴロヴァテンコ(カルロ)、ユディット・クタージ(プレツィオジッラ)パトリック・カルフィッツィ(修道士)ソロマン・ハワード(カラトラーヴァ侯爵&修道院長)上映時間:4時間15分(休憩2回
雨ですな。日曜日は曇りでしたが、1日空いたので山に登って来ました。ロングコースでしたが、無事に早く帰って来られました。そんなわけでMETライブビューイングヴェルディ『運命の力』です〜DVDでしか観たことのない『運命の力』ですが、その時の印象は良かったような。リーゼ・ダーヴィドセンやブライアン・ジェイドを観てみたくて。そんなわけで歌舞伎座………を通り過ぎて東劇へなんとなく寝不足で、途中ビール飲んでラーメン食べて来たので、眠い………眠いので、第1幕・第2幕はあまり入って来なか
⚪︎2024年4月19日(金)10:15-14:30METLIVEVIEWING2023-2024ヴェルディ「運命の力(LaForzadelDestino)於:新宿ピカデリー(*METでの3月9日12:00からの公演を収録したもの)今シーズンのMETLIVEVIEWING第6弾はヴェルディ中期の傑作とされる「運命の力」、映像も含めて、完全に初見となります😅ヒロイン、レオノーラには前シーズンの「ばらの騎士」で元帥夫人を演じた期待の超新星💦リーゼ
METライブビューイング2023-24第6作「運命の力」を観てきましたこの作品は、ジョゼッペ・ヴェルディ中期の大作で、原作を元に作曲された初演版に改定を加えた「ミラノ版」が本作の元になっています。一言でいえば、愛と復讐をテーマとした壮大でドラマティックな悲劇ですが、印象的で耳に残る有名な序曲から始まり、数々の美しいアリア、重唱、合唱で彩られた美しい音楽と、主人公たちの愛と苦しみが強く心に迫ってくるような魅力的なストーリーのオペラで、私も大好きな作品の一つです。
⚪︎2024年3月20日(水)10:00-METLIVEVIEWING2023-2024ビゼー「カルメン(Carmen)」於:東劇(METでの上演日は2024年1月27日、13:00-)今シーズンのMETLIVEVIEWINGの第5弾は、「魔笛」、「椿姫」と並んで上演機会の多い(指揮者のダニエレ・ルスティオーニの言)とされる定番中の定番「カルメン」の新演出とのこと。舞台は現代アメリカで、ドン・ホセは米兵?伍長で変わりないものの、カルメンは兵器工場で働く女工(死語💦)
METライブビューイング「カルメン」のカルメン役のアイグル・アクメトチナ(ロシア出身)一昨日(3月14日木曜日)は、オルガンコンサート、オペラ映画(METライブビューイング)、オーケストラコンサートの3本立てを堪能した。個人的には春休みのつもりである。10時半に家を出て、23時50分に家に戻った。朝飯は170円のバーガーと120円のコーヒー最初の12時15分からのオルガンコンサートは、サントリーホールで千田寧子(ちだやすこ)の無料ミニコンサート(40分ほど)。全てロ短調の曲。バッハ2曲と
映画『METライヴビューイング2023-24/ビゼー《カルメン》』3/8(金)~14(木)映画『METライヴビューイング2023-24/ビゼー《カルメン》』鑑賞料金3700円とお高いけれど…『カルメン《ハバネラ》』勉強の為に聴かなくちゃ~と、雨降り☔❄️の寒い夜3時間45分がんばりました😄👌『METライヴビューイング』とは「ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場」での最新オペラ公演を映画館(劇場)の大スクリーンで体感出来るもの。本作『ビゼー《カルメン》』は古典オペラではなく新演出の現代劇
3月12日(火)、METライブビューイングで、『カルメン』を見ました。時代設定を現代にして。なんとも、刺激的な舞台。キャリー・クラックネルの演出に引き込まれて。そして、なによりも、27歳の、カルメン。アイグル・アクメトチナ、そのエネルギーに圧倒され。アイグル・アクメトチナが、最初に『カルメン』を演じたのが、ピーター・ブルック(1925~2022)の『カルメンの悲劇』。『カルメンの悲劇』は、1987年3月、銀座セゾン劇場での日本公演、見ています。客席よりも低く作られた土間の舞台。な
いよいよ今週末はパッションパーティーです。今日からルーティンの暗記を始めます。頑張らねば。そんなわけで日曜日は山には行かず、代わりにオペラ。METライブビューイングビゼー『カルメン』です〜ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場のオペラを映画館でライブ配信している(日本は録画ですが)METライブビューイング。2年前に初めて観てから、これが9回目。もうちょい観に行きたいけど、予定と予算が合わない………そんなわけで銀座へ歌舞伎座………ではなく東劇へいつもながら空いている。観客は
いやはや、子供の頃からオペラといえばなんていっても『カルメン』が好きです。全曲素晴らしい。そしてオペラといえば前奏曲が大好きなんですが、『カルメン』には一瞬でセビリアに連れて行ってくれちゃうそれがあります。というわけで、色々それなりに聴いていますが、今日のライブビューイングのアイグル・アクメトチナのカルメンには本当に心から持っていかれましたよ、、、、男性でも女性でも、あんなカルメンには誰も敵わないという感じですね。ハミングだけで聴かせてしまうような歌声です。魅力いっぱい。現代版の演出も
METライブビューイング2023-24第5作「カルメン」を観てきましたこの作品はジョルジュ・ビゼーによって作曲された4幕からなるフランス語オペラです。オペラに全く興味のない人でも、聞き覚えのある曲が数多く登場する、世界で最も有名なオペラ作品の一つです。特に「前奏曲」「ハバネラ」「闘牛士の歌」は、誰もがどこかで聞いたことのある曲でしょう。また、ストーリー展開が早くて分かりやすく、ヒロインが魅力的という点でも人気があるのは納得できますし、私も大好きな作品の一つ
天気と休みが噛み合わなくてお土産ハントままならず…でもだけど各地のお土産いろいろ到来ありがとう⤴⤴初めましてのたこ焼きクッキー♪てっぺんココアソースには'あおさ'が混ざってたこ焼きっぽい香りを放ちボディのミルククッキーは天かすや紅生姜に見立てたパフやイチゴクランチ入り見た目と味のギャップにバグって「美味しくない」って感想もあるそうだけど私はコレ好き~~(≧▼≦)そして留守番ご褒美(?)の無いニャンズには楽天からの試供品♪
○2024年2月29日(木)10:20-METLIVEVIEWING2023-2024ヴェルディ「ナブッコ(Nabucco)」於:新宿ピカデリー(本作は現地時間で20234年1月6日午後1時から上演された舞台を収録したものです)METLIVE.VIEWING今シーズンの第4弾はヴェルディ初期のヒット作で出世作、ターニングポイントとなったとされる「ナブッコ」です。実演はもちろん、映像でも見たことはなく、楽曲も事前に聞いていないので全くの初見の状態です😅が、非常に評判
metライブビューイングオペラ23-244作目のヴェルディ作「ナブッコ」観に行ってきました最初の3作は現代的なmetの新作だったのでパスして今シーズン初めてのmetライブビューイングオペラですこずえみどりです「ナブッコ」という題名と「行け我が想いよ、黄金の翼に乗って」という有名な歌のメロディーだけ知っていて字幕で対訳が見られるからとあまり予習せずに行ったのでサイトに載っていた神殿の写真とヴェルディというイメージから「アイーダ」みたいなスペクタクルを想像していた
本日(2月28日水曜日)新宿ピカデリーにて10時20分からMETライブビューイング「ナブッコ」(メトロポリタン歌劇場2024年1月6日上演)を鑑賞。いかにもMETらしいゴージャスな舞台と素晴らしい演奏に大満足した。チケット代は3700円。平日の午前中だというのに半分の席が埋まっていたのにビックリ。しかも客の8割は女性。指揮:ダニエレ・カッレガーリ演出:エライジャ・モシンスキー出演:ジョージ・ギャグニッザ(ナブッコ)リュドミラ・モナスティルスカ(アビガイッレ)マリア・バラコーワ(フ
2月26日(月)、METライブビューイングで、『ナブッコ』を見ました。ジュゼッペ・ヴェルディ(1813~1901)の作曲。旧約聖書を素材として、台本は、テミストークレ・ソレーラ。1841年には完成し、1842年3月9日、ミラノのスカラ座での初演。プログラムに、「祖国の喪失と回復を描くオペラ」とあり、「イタリアの人々の統一国家樹立の希望をかきたて」と。初演、観衆は、熱狂の渦につつまれ。バビロンの、エルサレム侵攻。劣勢に置かれたヘブライの民。タイトルロールの『ナブッコ』は
METライブビューイング2023-24第4作「ナブッコ」を観てきましたこの作品はジョゼッペ・ヴェルディの3作目のオペラで、この偉大な作曲家が初めて大成功をおさめた出世作として知られています。美しい音楽と力強いアリア、ダイナミックなストーリー展開といったヴェルディ作品の魅力が詰まったオペラで、私にとっても好きな作品の一つです。題材は旧約聖書から取られていますが、民族間の戦争がいまだに続いている現代においても、観客の心に強く響く作品だと言えると思います。物語の舞
少し前にMETライブビューイング2023-2024の三回券を購入しました。一昨年くらいからオペラにも興味を持ち始めたのでたまに劇場に足を運んだり、映画館でオペラを楽しんでいます♪映画館の何が良いかというと手軽なこと!字幕も見やすいですし、幕間の出演者インタビューも面白いです。今年は節約したいのでオペラは映画館で鑑賞するつもり。大人になって好きなことを学ぶのは楽しいですね観たい演目も目星はついているので三回オペラを堪能します♫
「アマゾンのフロレンシア」https://www.shochiku.co.jp/met/program/5459/#METライブィビューイングガルシア・マルケスの世界観にインスパイアされたオペラ、ってことで。スペイン語の、主役もラテン系のオペラ。人間は大自然の一部なんだ、的な?テーマ。アマゾンの大河を航行する大型船が主な舞台、カラフルなデフォルメ動植物を人間やパペットが演じる、という、幻想的というか華麗な舞台。「#ライフオブパイ」にも似てるし、「タイタニック」的なところもある。
第3作ダニエル・カターン《アマゾンのフロレンシア》MET初演全2幕スペイン語スペイン語のオペラがMET.で演奏されるのは100年ぶりだそうです。プトグラムには、MET史上3番目のスペイン語オペラだとの記述がありました。それでなのかもしれませんが、これを歌う歌手の方たちのテンションが高いこと。インタヴュアーの方もヒスパニック系の歌手の方で、スペイン語なまりの英語がかなりカンカン響く感じがしました。ご自身はアメリカで生まれて育っていても、親御さんのルーツは中南米
2月5日(月)、METライブビューイングの第3作として、『アマゾンのフロレンシア』を見ました。ダニエル・カターン(1949~2011)の作曲。台本は、マルセラ・フェンテス=ベレン。1996年10月25日、ヒューストンの、ウォータム・シアター・センターでの初演。今回が、MET初演。METでの上演は、昨年2023年12月9日。演出は、メアリー・ジマーマン。指揮は、ヤニック・ネゼ=セガン。2幕の舞台。第1幕。アマゾンの熱帯雨林を進み、その奥地マナウスに至る航路を進みエルドラド号
○2024年2月6日(火)10:30-METLIVEVIEWING2023-2024於:新宿ピカデリーダニエル・カターン「アマゾンのフロレンシア(FlorenciaenelAmazonas)」(*本作は、現地時間、2023年12月9日午後1時からの上演された舞台を収録したものです)2023-2024のMETLIVEVIEWINGの第3弾は、メキシコの現代作曲家ダニエル・カターンの代表作とされる「アマゾンのフロレンシア」。MET初演、かつスペイン語の作品のMET
1月25日(木)、METライブビューイングで、『マルコムX』を見ました。作曲は、アンソニー・デイヴィス。ストーリーは、彼の弟のクリストファー・デイヴィス。台本は、はとこにあたるトゥラニ・デイヴィス。1986年9月28日、ニューヨーク州立劇場で初演。今回の舞台の演出は、ロバート・オハラ。指揮は、カジム・アブドラ。舞台は、1931年、マルコムXの父親アールの死から、1965年、マルコムXの暗殺までを。3幕13場で。舞台のセットは、基本的に変わらず。その舞台上には、巨大な、円盤形
METライブビューイング2023-24第3作「アマゾンのフロレンシア」を観てきました今シーズンのMET初演作の最後は、とても珍しいスペイン語によるオペラで、メキシコの現代作曲家ダニエル・カターンの代表作とのことです。全く未知の作品で、音楽も全て初めて聴くものでしたが、ストーリーも曲も決して難解なものではなく、多くの人が共感できるような普遍的な愛をテーマとした美しい作品でした。舞台はアマゾンの熱帯雨林を航海する船エルドラド号で、身分を隠して乗船している歌姫フロレ
METライブビューイング2023-24第2作「マルコムX」を観てきました今シーズンは、最初の3作品をMET初演作で飾るという挑戦的なラインナップですが、その中でも本作は特に手強いのでは…と、ちょっと構えて映画館に足を運びました。前作同様、この作品も実在した人物をモデルとし映画化もされているので、知っている人も多いかと思いますが、私はこの作品で初めてマルコムXという人物について知りました。20世紀中ごろのアメリカで黒人解放運動の中心的人物として尽力し、39歳の若さで
舞台・コンサート編に続いては映画編ですが、今年は舞台でほぼ手一杯の状態で、ほとんど映画館には行けず、もっぱらオンライン又はDVD(blu-ray)での、しかもオペラ作品主体の視聴となりました😅1月1/3TENET…AmazonPrime1/8ラブ・レター…音楽座メイト(オンライン視聴)1/10喜歌劇こうもり(1986年バイエルン州立劇場)…DVD1/22ドン・ジョヴァンニ(2006年ザルツブルグ)…DVD1/30パターソン…AmazonPrime2月2/4M
METライブビューイングの、2023-24がはじまりました。その第1弾が、『デッドマン・ウォーキング』。12月14日(木)に、見ました。初演が2000年10月7日、サンフランシスコの戦争記念歌劇場。その後、各地で、上演が重ねられ。しかし、メトロポリタン歌劇場では、初演。これまで、見たことがなく。といっても、映画としての『デッドマン・ウォーキング』は、スーザン・サランドンとショーン・ペンの共演で、見ています。監督は、ティム・ロビンス。いい作品でした。原作は、ヘレン・プレジャ
月曜日にMETライブビューイングを観て、ジェイク・ヘギーの《デッドマン・ウォーキング》から相当強いインパクトを与えられました。「人間だれしも罪を犯すもの」という前提が早くから明らかになります。主人公は死刑囚(Bbr)ですが、彼が犯罪を何故犯したのか、それが自身の口から語られるのは終盤に至ってからです。私が最も心に深く刻み込んだのは、彼のこのような発言です。「バーで酒を飲み大麻を吸っていた。変な女が来た。おかしな薬を渡されて飲んだらハイになった・・・」結果、彼は殺人を犯してしまうのです。
METライブビューイング2023-24第1作「デッドマン・ウォーキング」を観てきました今シーズンの最初を飾るのは、死刑制度の是非、贖罪、愛による魂の救済という、とても重く深いテーマを掲げたノンフィクション作品です。原作は、実際に死刑囚と交流し最後まで寄り添ったシスター・ヘレン・プレジャンによる回顧録で、これを元に作られた映画はアカデミー賞(主演女優賞)を受賞しているそうです。映画化された作品のことも全く知らなかったので、最初にタイトルを聞いた時には、ゾンビが登場す