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残り一戦で20ポイントとなりました。個人的にNZ選手として応援しているAliceRobinsonが年間王者を死守していますが、今年絶好調のFedericaBrignoneがGS三連勝。というより、ゴールしたすべてのGS(五戦)で1位、三戦DNFと滑りきれさえすれば負けてません。かたやRobinsonもKillingtonのDNFを除けばすべてのGSで表彰台に立っており、非常に安定しています。今回もYoutubeでライブがありました。二人もと個性的な滑りですが、それがトップ
HenrikKristoffersenがKranjskaGoraのGS,SLで連勝。気温が高そうで、特に二本目で雪が緩んでいるようでしたが、それに合わせたスムーズなエッジングでベテランらしい滑り、と言ったところでしょうか。2位はGSでは元ノルウェーでブラジルに登録変更したLucasPinheiroBraathenz、SLでもノルウェーで同じくVanDeerスキーのTimonHaugan。3位はそれぞれ実力者、GSはMarcoOdermattでSLはManuelFeller。
SestriereでのGS2連戦とSL。応援しているAliceRobinsonがGS2戦とも一本目1番タイムだったものの、2位と3位でFedericaBrignoneが2連勝。年間王者でもAliceが未だトップですが440ポイントで2位に上がったFedericaは40ポイント差の400と猛追しています。今シーズンはこれまで三度のDNFがあったためですが、RobinsonはこれまでKillington(US)のDNFがあった以外はすべて表彰台と安定しており、残り2戦でどちらが表彰台を逃す
GSMenでやっとオーストリアが勝利。RaphaelHaaserにとっても初勝利。この大会のSGで2位になっており、これまでのWCでもSGで四度表彰台の上がっていましたが、これまでSGに比べると成績が良くなかったGSでの勝利でした。今回は、MarcoOrdermattが勝てなかったのが意外な展開でした。普段ならミスをしたように見えてもタイムを落とさずに滑り切ってしまうのですが。GSWomenでは順当ともいえるFedericaBrignoneの勝利でしたが、これがイタリア女性で二
高速系(DH)と技術系(SL)双方のタイムで争うCombine。普通は一人の選手が両方を滑るのですが、今回から初の開催となるチーム戦を実施。結果はUSAが優勝。世界選手権のDHで勝利したBreezyJohnsonとMikaelaShiffrinの組み合わせで、ある意味順当な勝利とも言えるのですが、Johnsonはこの日4番タイムでShiffrinは怪我を負ったGSでトラウマを負ったとソーシャルメディアで打ち明けたばかりで好調とは程遠い状態でした。それでもSLで3番タイム。
一本目で首位に立ち、そのまま勝利でした。ZrinkaLjuticが今期三勝目。広めのスタンスで安定しており、ニ本目も6番タイムと安定していました。上体が下方向に進んでスキー板をリードして早めに次のターンを始めていますが、板の角度が浅くなくしっかりと雪面を切っているので、ずらしてスキー板をした方向に向ける割合が減っているように見えます。この滑りができれば今シーズンもさらに勝利数を増やしそうです。注目は復帰戦となるMikaeraShiffrinだったかと思いますが、怪我からの復
Schladmingでのナイトレース2日目はSLでした。ナイトレースのほうが視界がいいので見る側としてはありがたいです。前戦Kitzbühelでは一本目首位だったが二本目でDNFで勝利を逃したTimonHauganが今季二勝目。2位は昨年のSL年間王者ながら今季苦しんでいたManuelFeller。3位も地元オーストリアのFabioGstrein。今季これまでオーストリア勢ではトップでしたが、Fellerが2位となり上回りました。Kitzbühelで勝利し、年間SL首位
今季、開幕戦SöldenのGSで勝利していたAlexanderSteenOlsenが二勝目。ダイジェスト動画を見る限りミスが多いように見えますが、他の選手も苦労している様子でタイム差を広げて同じくノルウェーのHenrikKristoffersenを上回りました。それぞれ滑りに個性が出ており、またスキー板の違いはあれど、ノルウェーとしてコーチングの方向性が固まっており、それが今シーズンもしっかり実績として表れているように感じました。それよりも話題としてはMarco
いかにも背が高くて足が長い人の滑りです。前戦のWengenでは11位に沈みましたが、ClementNoelは今季四勝目。これまで一シーズン三勝が二度ありましたが、それをシーズン半ばで上回りました。個人的には、TimonHauganやHenrikKristoffersenのような外向傾をつくって内足をたたむような滑りのほうが見た目が好きなのですが、フランス勢やスイス、オーストリア勢も進行方向に正対して大きく外傾を作らない滑りのほうが主流になっているように見受けられます。
今回もYoutubeでライブ放送がありました。(1/21時点ではライブでなくても見られますが、時間が過ぎすると削除されているかも)今季、開幕戦2位に始まり、ニ戦目でDNFだったものの、三戦目四戦目で3位と好調だったAliceRobinson(NZ)。やっと勝ちました。2021シーズン以来4年ぶり、四回目の勝利。私は2000年から2019年まで毎年NZMt.Huttで滑っていて(通算130日ほど)、彼女はQueensTown出身で地元のスキー場では滑ったことがない
DidierCucheの得意技(スキー飛ばし)を披露してますね。また、ノルウェー勢の表彰台独占。開幕のSöldenGSで3位だったAtleLieMcGrathが勝利。直前の三戦ではDNFが続いていましたが、その三戦でも一本目タイムはSLで1位とDNF1、GSでは4位と好調でした。McGrathに続く2位、3位は同じくノルウェー選手でVanDeerユーザーのTimonHauganとHenrikKristoffersen。一時期のオーストリア勢かのような選手層の厚
日本時刻で深夜なので、リアルタイムで見ておらず速報しか見ていませんが、CamilleRastがSLと総合で年間首位に戻りました。安藤麻選手の復帰戦でもありましたが、一本目60番スタートから26位で二本目に進出。残念ながら二本目でDNFとなってしまったためポイントを獲得できずスタート順を上げることは出来なさそうですが、次戦以降も楽しみです。一本目首位のKatharinaLiensbergerは二本目のミスで4位に。手を常に前に出した「前に倣え」が以前より少なくなり一般的なフォームを落ち着い
地元Adelbodenでスイス勢が1位と2位でした。初戦Söldenとニ戦目BeaverCreekでDNFだったMarcoOdermattが三戦目から三連勝。細かなミスが毎回見られるのですが、それがタイムロスに繋がらない。特に今回はコースが荒れており、切り替え時に弾んで飛んでいってしまう選手も見られる中、荒れたコースを感じさせない滑り。高速系で強いのも、こういったミスがあってもスピードを落とずに滑れるのが強さの秘密なのでしょう。下動画0:25付近で切り替え時に飛んでしまう選
これまでも不振で勝てないことが続くことがありましたのが、オーストリア選手が技術系(GS,SL)で勝てていません。高速系(DH,SG)でCorneliaHUETTERが二勝していますが、Menでは勝利なし。今期、初戦からニ連勝のClementNoelが三勝目。自国ValDIsereのGSで転倒して翌日もSLを欠場して心配されましたが、イタリアニ連戦で6位、DNFながら今回の勝利。2位は勝てそうで勝てないLucasPinheiroBraathen、わずか0.02秒差でした
ブルガリア選手としては45年ぶりのアルペンスキーワールドカップでの勝利。それよりも私の様な小人スキーヤーとしては、彼のプロフィールに注目してしまいます。AlbertPopov-PlayerProfile-AlpineSkiingwww.eurosport.comHeight:1.64mWeight:73kg相当筋肉質のようなので体重は他の選手より少なめとはいえ軽くはありません。ただ、身長は私と同じかそれより低い。。その割に、肩のラインは大きく傾
KranjskaGoraでのGS&SLの連戦。GSはSaraHectorが順当と言ってもいい勝利。一本目でFedericaBrignoneがコースアウトし、2位とのタイム差が1秒以上ついた時点で、大きなミスがない限り決まり、といった感じでした。とはいえ、2位以下は混戦となり、GSでの初表彰台のアルバニアのLaraColturiが2位、3位はニュージーランドのAliceRobinsonというスキー強豪国ではない両選手となりました。こういった硬い斜面での勝者と3位の活躍はある程
今季好調のTimonHauganがキャリア二勝目を果たしました。昨シーズン年間3位だったのでSLは順当な成績ともいえそうですが、今シーズンはGSも安定してきています。SkiWorldCupAltaBadiaonInstagram:"anewnameontheGranRisa'shalloffame!congratulations@timonhaugan🏆#GranRisa#TheHomeOfSkiing#AltaBadia#Dolomi
Odermattが前日に続いてGSでも勝利となりました。通算41勝目でスイスの男性アルペンスキー選手として最多勝利数を更新したそうです。なお、女性では45勝のLaraGut-Behrami(現役)と55勝のVreniSchneiderがいます。細かなミスがあるように見えるのですが、スピードが落ちることなくタイムに影響しないのが強さの秘密なんでしょうね。2位は初表彰台のLeoAnguenot。3位は開幕戦の勝者AlexanderSTEENOLSEN。2位、3位は僅
HenrikKristoffersenの久しぶりの勝利。2023年1月4日のGarmisch-Partenkirchen以来でした。昨シーズンはSLで3位が二回、GSで2位が一回と2014のデビュー以来毎年SLでの勝利が途切れてしまいました。一本目は前半で少し攻めすぎかな、と思ったものの後半は安定し2位。地元フランスのStevenAmeizが一本目の1位でした。残念ながら二本目でAmeizはコースアウト。特に二本目はDNFが多かったです。ほとんどがポー
35歳での初勝利は最年長記録更新、だったはず。一本目の滑りは非常にスムーズで二位から1秒以上の差をつけ、二本目も7位のタイムで2位のLucasBraathenに0.12秒と迫られたものの無事に逃げ切りました。これまで2位一回、3位二回というのは意外なくらいの滑りでした。これまで、ぎりぎりのところで今季の表彰台を逃していたのですが、今回は惜しくも2位。ブラジル登録としては初の表彰台。上の動画はブラジルオリンピック委員会の公式動画のようです。それだけ冬季オリンピックでの初メダルも期
MARCELHIRSCHERSUFFEREDACRUCIATELIGAMENTRUPTURE:OPERATIONWASSUMarcelHirschersufferedatorncruciateligamentinhisleftkneewithaslightinjurytotheoutercapsuleapparatusduringthelastrunoftheGStrainingontheReiteralmonMo
地元USでの勝利が期待されていたShiffrinが欠場したため、明確な優勝候補がいなくなってしまったKillingtonでのWomenSlalom。結果から言えば、今季好調のCamilleRastがキャリア初優勝。昨シーズンまでは表彰台に上ったこともなかったのですが、今季は開幕SoldenGSでは12位だったものの、それ以降はLeviSL5位、GurglSL3位、KillingtonGS3位、そしてKillingtonSLで優勝。滑り自体は、少しクラシックという
Men'sSLもClementNoelの2連勝となりました。ただ、こちらは一本目の貯金を切り崩して勝った形となり、前日のShiffrinのような貫禄勝ちとまでは言えませんでした。2位、3位も実力者で前日のWomenの様な遅いスタートからのジャンプアップはありませんでした。前日の-14℃からは晴れて気温が上がったりと下位の選手が一本目で良いタイムを出すのが難しかったことも影響しているのかもしれません。今年の注目選手MarcelHirscherとLucasBraathenPi
FISAlpineSkiWC二戦目、Leviでの男女Slalom。WomenはShiffrinの勝利。一本目でトップに立つと二本目も6位タイムで優勝。これで通算98勝目。3桁の大台はできるできないより、今シーズンのいつになるか、と感じる滑りでした。2位はKatharinaLIENSBERGER、3位はLenaDUERRとそれぞれ2024シーズンSL7位と2位の実力者で順当な結果でした。タイムを落とした選手はほぼ同じ箇所、ゴール手前側の急斜面になってすぐの二、三旗門で落ちて
一月のDHでのクラッシュからの復帰第一戦。圧倒的な強さで勝ってしまうところが、流石と言ったところでしょうか。これでスラロームでの種目別年間王者のタイトルも確定。復帰前のインタビューを見る限り、総合王者獲得は非常に難しいので無理はしない、と述べていたので、最終戦のDH,SGはスキップとなりそうですし、もしかするとGS、さらには年間王者を決めたのでSLも出場しないかもしれません。見る側としては、調子が良いのでSLだけでも、と期待してしまいますが。
相変わらず安定の速さのMikaelaShiffrin選手。記録を更新するWC94勝目。それよりも個人的にはLalaColturi選手が二本目最速タイムだったことに驚きました。どちらかといえばGSの方が成績では先行していたのですが、ここ数戦でSLの成績がGSのそれを上回り、現在ランキング21位。Bibが60番と遅いスタート順でしたが、これでスタートも早くなるでしょうから、近いうちに表彰台も狙えそうです。もともと母親がイタリアのアルペンスキー選手で、アルバニア🇦🇱でナショナル
こんなにガタガタで飛ばされながらの滑りとなりつつ、優勝となるのは凄いです。一回目の旗門構成もかなり難しいようでしたが、二本目はさらに雪面の荒れが酷く、トップ選手でもコースを大きく外れたり、雪面に尻餅をついたり。まだ2戦目ですが、Womenの旗門構成を見ても振り幅が大きくて、リズム変化もあり、今年はこういった傾向が続くのかもしれません。予想外の展開を期待できるかもしれませんが、選手の怪我を心配しています。
まだ日本ではシーズンが始まりませんが、FISAlpineSkiはシーズンイン。Söldenは標高が高く(3250m)夏でも氷河スキーができる場所なので、10月末でも雪の心配は、まだ、なさそうです。ただ、Men’sGSは強風で一回目終了時点?でキャンセルとなりました。どちらも、多番狂わせはなく、それなりに順当な結果でしたね。
久々にリアルタイムでFISalpineWCを見ていました。Shiffrinは一本目トップで最終滑降者。一本目2位のLaraGut-Behramiの滑りが良かったので、流石にこれは無理だろうな、と思っていたらリードを広げての優勝。これで、LindseyVonnの82勝を抜いて単独一位の最多勝。あとは通算86勝JanIngemarStenmarkを残すのみとなりました。
暖冬です。この上なく寒くならないスイス。雪もぜーんぜん、降りません。ヲシタカヒコです。ヨーロッパ全体的に過去にない雪不足の冬なんですが、大きなスキー場は人口雪のおかげで、けっこう問題なくオープンしています。アルペンスキーのワールドカップの会場もほとんど問題なく各地で開催されているんですよね。今回はヴェンゲンのワールドカップにお招きをいただき、VIP席で観戦してきました。今年は93回目らしいんですけど、すごい歴史!開会を示す、恒例のスイス🇨