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・・・✤BLを含む完全妄想のお話です✤・・・外から聞こえた音はあの時よりはずっと小さかった鈍くさい翔なら空から落ちてきて着地に失敗して派手に転んでいるだろうだから、違う俺が思ってるような事であるはずがない分かってはいるんだけど……足が自然と外に向いていたあの時は恐る恐るだったけど、何の躊躇いもなく飛び出して『翔っ!』店の前に周り、声を出した先にいたのは、真っ黒な翔じゃなくて【……ク〜ン】白い塊、小さな小さな一匹の犬だった『そうだよな……そんなわけねぇんだって……』今日ま
*嵐妄想*BL小説*お山妄想*お話の全てはフィクションです。(5)ミンのアルバイト代理は、1日だけだった。あの後、まだ櫻井翔という人は来店していないらしい。「ミン、あの人どうして知り合ったの?」「チラシ貰ってくれた」「それで、来たの?」「他の人はね、チラシも貰ってくれないけど。あの人は僕が転んだから、一緒に荷物持って駅まで送ってくれた」「え?」「良い人」「そうだな……」でも、そんな良い人なら、尚更この地域は来ちゃいけない
*嵐妄想小説*BL小説*末ズ妄想*Dom/Subユニバースパロ*オリジナル設定あり*お話の全てはフィクションです。(8)現実の音が消えて、和也は夢の中にいた。ふわふわと気持ちの良い世界。触れる感覚も、吸い込む息すら、甘くて気持ちいい。ゆらゆらと体が揺れる。見えなくなった現実の代わりに、昔の思い出が甦る。まだ、子供だった。自分の性についてなど、考えた事もなかった。そんなある日、一人でいた人気のない裏通りで、知らない
*嵐妄想*BL小説*お山妄想*お話の全てはフィクションです。(4)「俺の?」「はい。貴方が駅の裏の公園で、黒人の子供さんと歌いながら踊っているのを見たんです」「……ああ、時々。一人で留守番してる子供がいて、一緒に遊んでやってるんだ」ここは外国人の多い町だ。仕事に追われている両親が、小さな子を留守番させている事も多い。友人になったミンと一緒に、その子の親も知り合いだから、たまに子守りもしたりする。子守りって言っても、一緒に遊んでるだけだ
*嵐妄想*BL小説*お山妄想*お話の全てはフィクションです。(3)いつもなら、何も思わない。でも、なぜか引っかかってしまった。きっといつもなら、スルーしてた筈。俺の不機嫌な返事、彼にはどう聞こえただろうか。「……聞こえた?」「え……」「生まれた時から日本人。この辺は外人多いから、そう思ったのかも知れないけど」一瞬固まって黙った彼が、ハッとしたように謝った。「す、すみません!失礼な意味で言ったんじゃないんです!ごめんなさ
・・・✤BLを含む完全妄想のお話です✤・・・A「今年もよろしく〜、かんぱーい♪」年が明けて、いつものメンバーで松岡屋に来ていた今日まで休業の中、今年も俺たちの為だけに店を開けてくれた松兄は、文句を言いつつも豪華な料理を準備してくれて“お前らは相変わらずだなぁ”どうやら去年とメンツが変わってないことを言っているようだ誰ひとり浮いた話はなく“一人くらい嫁さん連れて来いっての!”呆れたように言うけどA「松兄だって同じじゃん!」俺たちを含め、この一年、商店街で結婚した若者は会長の息子
*嵐妄想小説*BL小説*お山妄想*お話の全てはフィクションです。(2)とんでもなくガラの悪い地域の小綺麗なクリーニング屋。友達になった外国人のミンのバイト先だ。俺も初めて行く場所で。ちょっと緊張しつつ店に入った。バイトを休めないっていうから、来られないミンの代打が俺なんだ。「誰だ?ミンはどうした?」「すみません、代理で来ました。学校関係の急用らしいです。今日だけ俺を代わりに働かせて下さい」ちゃんと話して、丁寧に頭
*嵐妄想小説*BL小説*お山妄想*お話の全てはフィクションです。桜の咲く頃。仕事があるって聞いて引っ越したんだ。その町で、運命の人に出会った。昨日咲いた桜のような人だった。+++side智「……うっせーなあ」俺のアパートは、不動産屋に騙されて、とんでもない物件だった。朝から爆音の音楽が、同じアパートの部屋のあちこちから聞こえる。まあ、夜も聞こえるんだけど。喧嘩も多い。治安の悪さ、ガラの悪さ
*嵐妄想*BL小説*末ズ妄想*Dom/Subユニバース・パロ(風味)*オリジナル設定あり。*物語の全てはフィクションです。(4)そっと、優しく潤の両手が、和也の首をしめる。「ああ……」和也が、細い体を震わせながら、か細い声で言う。「お願い……コマンドを……」「どのコマンドが欲しい?」その潤の言葉にブルっと震えると、和也の細い指が潤の唇に触れる。潤は、和也の首から手を離したが、その目は妖しく光って、和也の指を口に含む。「……あっ」
*嵐妄想小説*BL&ブロマンス小説*潤翔&翔潤妄想+ニノちゃん*SFファンタジー*SFミステリー*物語の全てはフィクションです。(旧作に、加筆して掲載しています)(8)lastside潤毎日、翔に話しかける。微笑むことはあっても、声も聴けない。同じ姿勢で、美しい姿は人形のようだった。少しずつ、この静かな時間が思い出させてくれている。俺の幼い日は、ほとんどが翔との思い出だった。俺は知らなかったが、多分母親の死んだ後。翔は、俺と母親
*嵐妄想小説*末ズ妄想*BL小説*Dom/Subユニバースパロ(風味)*物語の全てはフィクションです。*最近は末ズ少ないなあと思って。⚠️違うCPで読みたい方は⬇️こちらで読めます。(各個人で名前を変更できます)#1酷く愛して(1)〜(3)|酷く愛して-@MOMO(夢小説のお部屋)の小説シリーズ-pixiv*Dom/Subユニバースと呼ばれる多様性のもう1つの性がある世界の物語。オリジナルの設定を含みます。(言葉や設定など)(それ風って感じ^^;
・・・✤BLを含む完全妄想のお話です✤・・・翔についての記憶が消されていたのは相葉ちゃんだけではなかったニノからは昨日お見舞いに来られなかった事を詫びるメッセージが届いて、その内容は相葉ちゃんと同じで一人暮らしを気に掛けるようなやつ松潤からは、実際お世話しに来てくれたから自分のおかげだろなんてちょっと偉そうで、お礼はサシ飲みでいいからなんて検査薬についてはひと言も触れてこないから、やっぱり翔に関することだけが見事に消されてしまっていたようだったそしてそれは特に親しかったこの三人に限った
*嵐妄想小説*BL&ブロマンス小説*潤翔&翔潤妄想*SFファンタジー*SFミステリー*物語の全てはフィクションです。(旧作に、加筆して掲載しています)(7)side翔あの日。潤が巻き込まれていると感じたのは正解だった。事故現場で、テロリストやアンドロイドに囲まれた潤の姿を見てカッとした。10年前と同じだ。あの頃の相棒だったアンドロイドまでいる。徹底的に壊すべきだったのに、それは残酷な気がして完全には壊せなかった。こんな日が来るなんて
*嵐妄想小説*BL&ブロマンス小説*潤翔&翔潤妄想*SFファンタジー*SFミステリー*物語の全てはフィクションです。(旧作に加筆しまくりで掲載しております^^;今日の回なんて、ほぼ新作です)(6)『翔をどうするか、お前が決めなさい』どうするか?だって?アンドロイドをどうするか?それは廃棄するかどうかの判断だった。翔を廃棄する?そんなこと考えられない。俺を育て、命を救い、この10年間守って来てくれたんだ。「翔を、俺に渡し
・・・✤BLを含む完全妄想のお話です✤・・・一人きりになってしまった部屋は怖いくらいに静かだった元々TVもそんなに見る方じゃないし、音楽を掛けて賑やかにしていたわけでもない少し前まではこれが当たり前だったはずなのな……ぺたんとその場に座り込み、力なくそのまま床に横になると、気を失うように眠りに落ちていたその時見た夢は、灰色の世界に俺が一人ぼっちで立っているだけのもの見渡す限り一面何もなくて楽しさはもちろんのこと、寂しいとか苦しいとか、そんな感情を一切持たない世界ただそれだけだった
*嵐妄想小説*BL&ブロマンス小説*潤翔&翔潤妄想*SFファンタジー*SFミステリー*物語の全てはフィクションです。(旧作に、加筆して掲載しています)(5)アンドロイドとテロリストが組んだ事件は、事前にあったらしい密告のおかげで、警察の手ですぐ制圧された。潤とニノは、病院で怪我の手当を受けて、簡単な質問にだけ答えると帰宅させられた。外出は、街が壊れていることもあって、できるだけしないようにとの事だった。あの日、翔は警察の手でどこかへ運ばれてしまい、まだ返
嵐妄想小説BL&ブロマンス小説潤翔&翔潤+ニノちゃんおはなしの全てはフィクションです。*旧作をCP変更の上、加筆修正して掲載しています。(結構加筆してます)(4)爆発したビル。逃げ惑う人々と悲鳴。煙や、火事の匂い。(あの日、あの時、母さんと俺は、どうしてたんだろう?)潤が思い出そうとしていると、どこからか銃声がして近くの壁に当たった。「なんだ?え?銃?」「潤君!逃げてっ!」「ニノ?」見たことの
*二次創作・オマージュ的小説*本家のドラマ等のブラックペアンとは、何も関係がありません。ただの妄想でフィクションです。BL妄想や表現を含みます。*基本、世良君の視点のラブコメのコメディ多めですw(世良君の奮闘記)side世良渡海センセイと会う約束の前日になった。(明日、何を話そうかなあ♡センセイ、何が食べたいかなあ)「世良先生、ご機嫌ですね?」「本当、ニコニコして、いつもと違いますね」「そ〜お?」看護師たちの声も
嵐妄想小説BL&ブロマンス小説潤翔&翔潤妄想+ニノちゃん(末ズ)SFファンタジー。SFミステリー。物語の全てはフィクションです。*旧作をCP等を変更。内容も、修正・加筆して掲載しています。(3)side潤……これから。どうする?俺は、どうしたい?翔は、どう考えてるんだろう?こんな俺となんて、暮らしたい筈がないだろう?翔は、テロに巻き込まれて死んだ母さんの愛人で。愛人と暮らす父さんとは暮らせない俺を、きっと仕方なく
嵐妄想小説BL&ブロマンス小説潤翔&翔潤+ニノちゃん。(末ズ)SFファンタジー。SFミステリー。お話の全てはフィクションです。(2)side潤あの10年前。退院したけれど、ショックで口がきけなくなった俺に、毎日ニノが言葉をかけて教えてくれた。俺はまだ11歳で、ニノは9歳だった。「潤君、遊ぼう」「…………」「遊ぼうって言ったら、いいよって言って?」「……いいよ」すごく嬉しそうに、ニノが笑ってくれたから、正解の言葉を覚えた。
ちょっと気まぐれに色々UPしてすみません。どれも最後まで書きますが、疲れてくると、ちょっと休憩に違うお話をUPします。*色々保管庫なので。前のアカウントでも書いていましたが。今回はCPを変えて掲載します。ここは、翔くんファンが多いので。シーズン2は大宮さんだし、新作のシーズン3を書きたいこともあって。3では相葉君を出したいなあって思ってます。(いつに、なるんだろうかとは思う。間に合うかな)嵐妄想小説BL&ブロマンス小説潤翔&翔潤+ニノちゃん。SFファンタジー。S
「あ、なんか元気みたいだな」後藤は安心した顔をした「心配かけてごめん」「何言ってんだよ、俺たちは今まで理人にたくさん助けられたんだ。昨日も皆でコーチに直談判しようって言ってたんだ」「・・ありがとう、でも、大丈夫だから。サポートのことは、もう少し考えてみるよ」「・・・うん、分かった」窓の外は青空が広がっていた毎日見ていた風景のはずなのに流れる川もキラキラと光っている自分はどうしたいのだろう・・胸のポケットがゴソゴソすると思った
*二次創作・オマージュ的小説*本家のドラマ等のブラックペアンとは、何も関係がありません。ただの妄想でフィクションです。BL妄想や表現を含みます。side世良ずっと忘れられない、医師の先生がいる。天才的な腕を持ち、稼いだ金は全額寄付する、普段の態度の悪さからは想像できない素晴らしい外科医・渡海征司郎。今となっては、会いたくても、なかなか会えない遠い人だ。なぜなら。「それってデート?いくら出す?」やっと、偶然会えたのに。こんなセ
・・・✤BLを含む完全妄想のお話です✤・・・翔が来てから「ハニー♡」俺を呼ぶ声が絶えず聞こえてたこの部屋が、今はしんと静まり返っていた全てを知っていたという翔今、俯いたまま何も言わずにいるのは、それを秘密にしていたとか騙していたとか、そういう罪悪感からではなく「ハニー……」何とか抗おうとしたけど、どうしようも出来なかった自分への無力さを嘆いているから肩を震わせ泣く翔を見て、俺はそう思ったこのままここに居てもなす術はなく、そしていつかその身は消えてしまう翔がそんな目に遭うなんて
・・・✤BLを含む完全妄想のお話です✤・・・翔が消えてなくなるタツヤが発した言葉は重く耳に残り、そして俺の頭の中を冷たくさせていったここから居なくなると考えただけでこんなにも苦しくなるというのに【ショウという存在自体が、人間界だけではなく悪魔界からも消えてなくなることになるのだ】まさか、そんな……唇をキュっと結ぶ様子から、タツヤの言う通り、翔自身そうなる事は最初から分かっていたということか【我々悪魔というものは人間に対して情というものを持ってはいけない常に冷徹でなければならないの
ごめんなさい少し遅れました💦・・・✤BLを含む完全妄想のお話です✤・・・タツヤは前回と同じ真っ黒な装いで翔の後ろに静かに立っていた「タツヤ様……」タツヤは翔の肩に触れ【ショウ、もう何も言うな……】諭すように優しく言ったその言葉に涙目の翔は何も答えず、キッと口を噤んでそんな様子から、そして上司であるタツヤが現れたということからとても重大な何かがあるというのは俺にも理解できて一気にこの場に緊張感が走った静まり返った部屋の中、翔の目からは大粒の涙がポタポタと落ちて俺が拭ってやら
・・・✤BLを含む完全妄想のお話です✤・・・決して声が小さかったわけじゃないと思うそれに翔ならどんなに小さくても俺がボソッと呟いた言葉を全て拾うような奴だから「ハニー、何ですか?」って確認してくるんじゃないかとも思うんだよな……そこに少しだけ違和感を覚えて『……翔?』今度は名前だけ呼んでピクッと反応したのを確認した上で『好きだ……///』もう一回なんて、再び熱がでるんじゃないかってくらい恥ずかしい思いで口にしたというのに「……ハニー、林檎剥くのは難しいですね💦」間違いない
・・・✤BLを含む完全妄想のお話です✤・・・M「二人でゆっくりしてたら良くなると思うよ(笑)じゃあ何かあったら連絡して」松潤は笑いながら帰っていった「ハニー、大丈夫ですか?!」それは体のことか、それとも「まったくもうっ!松潤さんったら!」まだプリプリと怒って、松潤に対してなのかいずれにしてもくすぐったい気持ちになった『あぁ、大丈夫だよ……///』未だキツく抱きしめられているこの腕の中はとても暖かく、言葉なんてなくてもこんなにも安心できてるんだからそしてその腕を少し緩めて顔を
・・・✤BLを含む完全妄想のお話です✤・・・翔は俺の言い付けを守ってるのか、二人きりでない限り、店ではハニーと呼んだりしないしベタベタもしてこない厨房では別だけど二人でカウンターに入ると“いい男が二人も並んでると目の保養になるわね”常連のおばちゃん達にはそう言われることもあるが“お似合いのカップルね♡”なんて言われたことはないだから、俺たちの関係がバレてる事はないと思ってたけどM「そりゃ親世代とか更にその上なんかはさ、同性同士なんてのにあんまり理解なかったりピンとこないだけだろ
・・・✤BLを含む完全妄想のお話です✤・・・『……ズズッ…んだよ、大声出すなよ……』M「あ、わりぃ……でも、あまりにも馬鹿らしいこと言うから」『病人にバカって言うなよ!』M「病気になって頭おかしくなったとか?」『ちげぇわっ!』M「だよね、翔さんの心配はちゃんとしてんだし」失礼な事ばかり言う松潤だけど、その顔は真面目というかM「何でそんな事思ったわけ?どれどれ、お兄さんに話してごらん」年下のくせに、えらそうにでも、目尻から流れ落ちた涙を拭ってくれたその手が暖かくて優しかっ