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鹿児島駅のちょうど裏手に当たる場所、柳町という街がある。その一角佇む、古き歴史の蔵がそこにある。元和元年、熊本の人吉から鹿児島に渡り、昭和20年の空襲で蔵が焼失するも、その志の炎は消えておらず、昭和23年に相良酒造はその歴史の灯りを再び、灯した蔵である。昨夜。昨年の30年12月に瓶詰めされた一本の味を確かめてみた。ん?口に含んだ相良を、舌で確かめていると、不思議なことに、古い思い出が蘇った。これ飲んでみない?それは桜満咲く、春の季節。桜の園遊にお声を頂いた時の記憶。
お店がお休みの月曜日。出版社の担当者さんと、再び打ち合わせ。正味…パソコンのキーボードをカタカタと打つよりも、鉛筆を走らせた方が早い自分。さてッ今宵はどのフロートを解消しますか?焼酎初心者でも、焼酎玄人でも、カウンター越しで、会話の中からその人の嗜好というものがわかる。その反面…文章は難しいものである。板橋や北区の焼酎消費率は、乙類勝者ではない。慣れ親しんだ甲類文化の街であり、酒販店や飲食店も、たまぁ〜に需要があるから、置いてます的な店が多く、知識も衰弱している。担当者
それは焼酎をテーマにした本。面白く作るには、色々なハードルがある。それは今の時代のハードル。友人の里見くんから、昭和の時代に発刊された焼酎本を見せてもらった。いやはや…昔はアツカったね。うわ!寿酒造の寿じゃん!知ってる知ってる。尾込さんの?いや!廃業した蔵だよ。うわ!種子島金兵衛のこのラベル懐かしい!この甲類のネーミングセンスもいいね!いやぁ〜見ていて、すごく楽しい本。とはいえ、時代が過ぎたからそう感じ得たのかもしれない。そんな先日。出版社で打ち合わせ。焼酎って
鹿児島県の東シナ海に浮かぶ離島。この島に訪れたのは、確か…20代後半の頃。2004年薩摩川内と地名が変更される、以前の記憶と話である。当時は鹿児島県薩摩郡里村里。里村の役場で、島の概要を聞き訪れた、上甑島唯一の焼酎蔵が、塩田酒造だった。芋焼酎とはいえ、その独特な風味と味わいは、古き記憶の中にも、しっかりと刻み込まれてる強き印象を覚えた、島の酒が百合である。それはまるで、芋焼酎の泡盛のよう。誰もが好むという味の焼酎ではなかった当時の味が、今も懐かしい。鹿児島県の小さい島。
雪がチラついた土曜の昼時で御座います。2019年度の新年の振る舞い酒は、昨夜をもちまして、終了とさせて頂きます。宿里利行杜氏が醸した銘酒を、少しテイスティングしてみました。懐かしいですね。宿里さんの味。多少、薄れいだ霧島の黒と黄の二本。昨今、息子や娘世代継承造りの蔵々。作りを始めて5年〜10年。という若き人々。とはいえ、僕から物申せば、まだ、5回〜10回しか作ってはないですがもてはやすのではなく、じっくりとドッシリと見守ってあげて欲しいものです。とはいえ、それはあくまで
宮之城町。国道504号線、川内川の辺りに田畑と山々に囲まれた時吉という場所がある。その場所に訪れた古い記憶は、ボヤけてはいるが、記憶の断片パズルのように組み合わせて、今回の記事を書く。詰め口2003年9月5日。肩帯に古酒入と書かれた、秘境の水の如く、青く澄み渡った一升瓶。カウンターには、酒友と酒客が腰を下ろしている。談話談笑を重ね、利き酒をしてみた。「……。」15年の月日の流れはあるものの、微かに残る、薩摩半島で収穫された芋の味。繊細な圧力で造られたのだろうか…。
2018年も、あと数時間で終わりますね。2017年BETTAKOが36年の歴史、池袋で幕を閉じ。2018年新生BETTAKOとして、板橋で産声をあげ。まだまだ赤子。学ぶべき店主でありBETTAKOですが、多くの人達や、焼酎達から、気づかされ学んだ1年でもありました。池袋時代に出会えた人達。板橋で新たに出会えた人達。日々を感謝し、一歩ずつ歩んでおります。さて今宵は、本年BETTAKO最終営業日。きばれ!店主どん!チェスト!と気合いを入れてきばいもす。本当にありがとうござ
お取り寄せなら…そう言われた品物。先日首はそんなには長くはならなかったが、ようやく届いた。ちょうど良いサイズにご満悦。さて。どんな料理を…と考え中。なんで?オタクは、日替わりのメニューなの?そう聞かれることもしばしばある。野菜。魚。肉。穀物…etc素材達には、必ずその季節の声がある。そう、カウンター越しに返す言葉。魚をさばく方が楽。魚をふた手間かけるのは、楽ではない。わかる人には、仕事というのは必ず見抜かれる。仕入れられなかった…そんな言い訳は個人的に言いたくないので
11月が終わろうとする頃。関西ラグビーフットボール協会の奥野氏から本年度のポスター達が、北区滝野川の地に届いた。全国高校ラグビー大会のポスター。2019年ラグビーワールドカップ。関西大学対抗ポスターなどなど。ありがとうございます。奥野さん。この日記を書く頃は12月。日めくり流れの終わり頃、選抜された全国の高校生達が、花園ラグビー場を今年も賑やかにしてくれる。早いもので、もう12月。池袋時代からの客人さん達に感謝。勇気を振り絞り、引き戸を開け入られる、周辺の客人さん
そんな昨夜。池袋時代よりの客人さんが引き戸を開けた。酒会で上京…酒会場では色々あったようだ。日本酒を飲んで来られた…その文言。では…。ありふれた酒。燗湯がコトコトと湯気を立てている。お猪口にお気持ち入れ、瓶中の性格と向き合ってみる。ん?造り…変わったかい?あれ?芋麹なんか使ってたっけかい?壱酒…水の割合を調整を繰り返し、嫌味にならない程度に温度の兼ね合いも含め、壱酒には、宮崎県の県酒、白霧島を選ばせて頂いた。ほー。ラベルにも記載されていたとは。面白き…面倒酒。巷
帰宅後。いつものようにパソコンの電源を入れた。あまり見慣れない、青い画面が現れる。何ちゃら何ちゃらbroken…と英文で書かれている。再起動をして、カチャカチャたいじってみるが、ようこそ…から先に進まぬ起動せず。マジかっ?逝ったかぁー。かれこれ10年は使ってる、IntelCorei7。てか、一部バックアップ取れてないデザインデータや、写真データもあるためマジ困惑…。寿命だったのかな?お店の事も同時進行で使用していた為、凹むわぁ〜。明日…PC探す時間作らなきゃ…
定休日の月曜日。夫婦で焼酎の講座に伺ってきました。全11項目。醸造と蒸留の違い。テキーラなどの海外の蒸留との違い。単式蒸留と複式蒸留との違いなどなど…。焼酎とは?という、初心者向けの講座ですが、20人弱の参加者の皆さん達。日頃、甲類焼酎を飲む人も、黒霧島しか知らない人も、いろんな方達が、講師の方が話す端々を、真剣に聴き入ってる姿。誰が→どのように→楽しんでもらえるのか。焼酎を好きになるきっかけ…とは?焼酎ファンを繋ぎ止めるのも大事ですが、本当の初心者の人達に、どうプレ
ジワジワと強さの爆発力が増し、ついに爆発した明治大学ラグビー部。スクラムもフィールディングも含めて、打倒帝京!北島監督の訓示、前へ…。明大ラグビー部。おめでとう!北島監督も喜んでいるだろう。さて、今宵も残すところ…な感じですね。今年は、大晦日まで営業しようと思ってます。何分、新参者…移転育成枠のBETTAKOです。来年、2019年は、1/1元旦と1/2日は、お休みしますが、1/3より営業致します。◼️まとめ◼️▽2018年12月のお休み日。※12月3日、10日、17日
店主どんの社会科見学。焼酎ってどんなお酒?………というのが今回のタイトルセミナー。講座内容は以下に記述↓焼酎とは何か?基礎知識を分かりやすく解説します。また他の蒸留酒と比較しながら、おいしい飲み方を紹介します。焼酎の試飲と軽食付です。とのこと。ほー。北区の方々限定応募のようで、お店が北区滝野川でしてね。小さな事、些細な事でも学べる空間が、近場で募集していたので、応募してみました。フフフ…。フフフ…。楽しみだなぁ〜(ˊ̱˂˃ˋ̱)
昨夜の店内。封切りした、さつま白雪を恐る恐る味を確かめてみた。29年前とはいえ、指宿を代表した銘柄の味わいは、多少捻りをみせていたものの、その味は、昔と変わらぬ、さつま白雪の味。ある意味。こだわりと素朴さのベースラインは、コピーはできても、再生させることはできない。昔の味と。昔っぽい味は、表現方法は類似してはいるが、全く違う意味合いを持っている。惜しくも、商標登録問題で無くなる銘柄。無くなれば、新しき形へと生まれ変わる。鹿児島県指宿市の街にひっそりと佇み営む古くか
10月1日は、日本酒の日。11月1日は、本格焼酎の日。なぜ?書けば長くなるので、詳細はスマホ検索でお願いしやす。焼酎の日だからこそ、できることがある。それは…焼酎の日なので半額!とかいう、ありふれた販売促進も、その日?なぜ?といった疑問からの回答という意味合いでは、両期日は、もってこいのツールになる。しかしながら、焼酎に至っては、蔵元を知る蔵元酒場は、多く存在するが、焼酎を知る焼酎酒場は、残念ながら皆無。本格焼酎の日。それすら知らない一般の人々が、この世にはいっぱいい
仕込みを前半で切り上げ、自室の裏手にある倉庫…埃かぶる数多くの九州P箱。今日は11月1日。本格焼酎の日です。移転後、初めて迎える本格焼酎の日。さて。本日11月1日にお出しする蔵出しは。こちらになります。ラベルが…長年の風化でラベルに残る一部イラストと、銘柄名をリンクさせるのは、お時間かかりますが、かなり古い薩摩焼酎。本格な焼酎ではなく、薩摩の地で育まれた、薩摩焼酎ですので、今流行りの銘柄と比べて飲まれても、楽しいかと思います。鹿児島市内は今日から、おはら祭。本格焼酎の
昨年。BS朝日の酒のほそ道に、出させて頂いた。芋焼酎に首ったけ!というタイトル。池袋時代、頑なにテレビ出演を各社からお断りしていた。芋焼酎ですかぁ〜。是非!出演を…と打診されたものの、悩みどころは数多く。鹿児島に心内の電話を入れた。鹿児島酒造の繁栄時代より、その時代を守り抜いた匠への電話。叱られる覚悟で、何度も不躾な質問をした。そんな時代…。杜氏からすれば、小さじ程度の尺度の話も、自分にとっては、大甕の話。感謝しております。僕の下の名前を取り、きっちゃんとそう呼
大分県宇佐市長洲に、1919年創業の麦焼酎造りの蔵がある。日豊線、柳ヶ浦駅と豊前長洲駅の中心に流れる、駅館川下流の麓に程近い場所に、その蔵はある。その蔵の佇みと酒に出逢ったのは、自身が20代半ばの会社員時代の頃。古き語り継がれし銘柄は「宇佐むぎ」。時は流れ、新しき風の5代目。知るのみぞ知る、ブランド焼酎、兼八を作り上げた。先日のできごと。都内で唯一取引している小さい酒屋。古くから、その街に寄り添い今もなお、派手な酒屋とは真逆な商いをしている。もう何年だろう…お付き合
ちょいとそこまで、探し物散歩。そんなお休みの月曜日。時々足を運ぶ、PARCOの6階。世界堂さんに行ってきました。ビバホーム同様、僕にとって夢の国。和洋問わず、いろんな画材が売っております。探し物…。515x728と420x594街を歩いている時、世界堂の袋をぶら下げてる人を見かけると、ちょっぴり嬉しくもなったりします。SkyblueなボッテガのMy財布は、もう14年使ってるかな。財布を変形したくない…というのもあり、MembersCardは、滅多に作らないの
騒々しい車の行き来から、小道に少し入った場所にBETTAKOはある。正面入り口、その隣に檜の格子窓。その隙間から、時折人の目が飛び込んでくる。居抜きの一戸建てとはいえ、近所の人からすれば、移転間もない、新参店舗に、何の店なのだろう…。そう感じて頂いてることにも感謝。開店当初に比べ、池袋時代の常連さんにも感謝であり、地元の人にも感謝である。産声あげたてのBETTAKO。しかしながら、板橋周辺にありそうでないそんな店作りに日々奮闘してはいるが、まだまだ山あり谷ありな毎日。
iconを変えました。Twitterやfacebookのicon。もう既に一部のfollowerさん達はご存知かと。やはりBETTAKOといえば…。生ホッピーと焼酎のtwotopというimage。らしい…。前回までのiconは、スマホゲームで有名な、モンスト風のiconでしてね。目ヂカラ強いキャラデザインだったんですが、Illustratorで焼酎らしいiconを作ったわけです。そんな今宵。そういえば…鹿児島の薩摩半島からは新酒。大隅半島・屋久島からは各銘柄が届く日。
街路樹の銀杏達は、緑から黄色へ。秋らしくなってきましたね。長袖だと暑い時もあり、半袖だと寒い時もある。トラックジャージやプルオーバーが大活躍な季節です。さて、今宵も…。この街にありそうで無い…そんな商いをこのところ、商っております。たかがこの街。されどこの街。先日、御中年の地元の方に、魚料理について聞かれましてね。大将の簡単な料理はなんですか?と聞かれましたので…。しばしお待ちを…。んー。木魚が鳴ります。まるで一休さんですね。ただ単に柵で買い付けた、魚に包丁をひ
曇りのちパラっと雨の東京。不足の品を求めて降り立つ。古書を取り扱うこの街。立ち寄った記憶は、今から数十年前だったようにも思う。変わらぬ建物もあれば、古い記憶のにはない店々が建ち並び、古新織り成す街に変わっていた。その店。その店内。宝山な2階。気がつけば、2時間近く居てしまった。親切な店員さんに感謝。また来ます。貴重な品を手に入れ帰路。夕飯の食材求め辿り着いた大型店。ボトルキープ用かな?三岳だけがなくなってる棚を見て苦笑い。楽しいね。焼酎って。
月曜日が祝日の場合、翌日火曜日がお休みとなるBETTAKO。そんな振り替えて、お休みをした火曜日。池袋を閉店する際、取り外した貴重な品がBETTAKOにはある。もうこの世にはない、とても貴重な品である。さて今日やるか!そんな変な気合いスイッチが入る。自転車の荷台に、ビニールの紐で7枚を括り纏め、店にまでゆっくりとペダルを漕いだ。いかんせん古い看板。琺瑯ゆえ腐食した部分が、あちらこちらに。なので、ゆっくり慎重に、自転車を走らせた。池袋からの常連さんから、あの看板は?とい
コンコン♪引き戸をノックする音。いつもながら、親切丁寧な宅配便の方。鹿児島から届きましたよ。黒縁のメガネをかけてるその彼は、鹿児島は肝属、生まれも育ちも肝属ッ子。大将…。せごどんに似てるって言われた事ないですか?が、そもそもの話すきっかけでもあった。あははは…σ(^_^;)よう言われる。体育の日の赤日。そんな彼が持って来てくれた、薩摩の大地酒。突拍子も無い、真新しいラベルでもない。古くからその地で伝わる、昔ながらのラベル。昨今は、伝承後継の代目作りに移り変わり、
【自由飲み】スタイルとしては、酒類の中でもダントツに焼酎が一番だろう。日本酒に牛乳やトマトジュースを入れて呑む。ワインにコーラを入れてワイーラ...なんて発想?昔...プリンに醤油をかけて、ウニっぽい味...みたいな。遊びネタな、アッと驚く味に変化と称された話題のムック本などが発行された記憶があるが...。発想力と実行勇気があれば、なんでもできる。今はそんな時代なのかもしれない。酒類も同じこと。インスタ映えと称し、創作飲みがここ数年、増えているようにも思う。果
生後7ヶ月…。つたえ歩きを、少し覚えたBETTAKO。池袋の時代からの常連さんに感謝。スマホの情報で移り店にお越しの客人さん達に感謝。北区滝野川周辺の地元の客人さん達に感謝。日々を感謝。まだまだ赤子。されど赤子。BETTAKO。一歩づつ自然流に一歩。さっ!今日も気張ります。では。
天気が思わしくない…そんな水曜日。秋分の日・振替休日を商いとしたのならば、火曜日がBETTAKOのお休みとなる。雨の火曜日。へぇー。こんなもの売ってんだぁ。家庭でと使用できる、蒸留機。価格は210$。酵母と麹菌が手に入れば、自宅で蒸溜パーリー!みたいな。しかしながら、焼酎製造は免許は勿論のこと、税務署の届出などなど…いろいろ大変です。いろんな蒸留機が売ってます。基本、ハーブなどを抽出する際に使用する蒸留機がほとんどですが…。私として26年。BETTAKOとして17年。
あら。申し訳ない。金曜日には届くと思うのだけど…。L字のカウンター越しに女史との会話。伊豆七島の焼酎に惚れ込んでしまったとか。蔵元・造り手に代わり感謝申し上げます。なにぶん、焼酎の日差しというものは、いかんせん、鹿児島を含む九州に当たりやすいてすから。どうしても…飲みたい。そう仰るので、何時もながら、目盛り付きのグラスをカウンターの上に、コトン♪と2つ置きカウンター越しの女史にこう伝えた。原材料や酵母が異なります。ん?と思いますが、それでも宜しいですか?そうお断りを入