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本日は、筑波大学エクステンションプログラム「キャリア支援者のビジョン構築プログラム第4期」における個別オンライン面談3日目で面接を担当いたします。本日、お会いいただける方、どうぞよろしくお願いいたします。このプログラムの第1期からこの第4期まで、初めてお会いするキャリアコンサルタントの方との面談を通し、私自身、様々なひとの体験等からの学びや気づきの時間をいただいています。改めて、そのひとにしかないお話しや体験をリアルにお聴きして、それを通して感じていく度合いの重要性を認識して
本日の福岡市内はとても良い天気で気温が20℃くらいあります。もしかしたら桜の花がびっくりして少し開いているかな…なんて思って福岡城跡近隣に行ってみたのですが…まだでした^^キャリアコンサルティング技能検定試験の合格発表頃には、桜が開花をしているのではないかと楽しみにしています。さて、今回の記事についてタイトルをテーマに書いてみたいと思います。キャリア形成支援者にかかわらず、対人援助にかかわる諸活動等に携わっているひとは特に、自身の中にある学びへの意欲や動機を持続的に喚起して
1級キャリアコンサルティング技能検定では、実技面接試験(ロールプレイ)の場面で、わりと多くの方が、事例相談者役の方との間に軋轢が生じる体験をしたり、なにか関係性がギクシャクしたような感覚のまま時間が過ぎてしまったりと、なんとも煮え切らない、わだかまりが残った感じになることがあります。事例相談者の状態や性格等によって反応はそれぞれであり、「こうすればいい」などといったものはないはずですが、好ましくない状態については、ある程度、共通のポイントがあるように思っています。今回のブ
1級キャリアコンサルティング技能検定試験を受検される方や、諸団体等の特定のスーパーバイザー養成講座などを受ける方は、程度の差があったとしても、ひとへの指導のあり方やスーパービジョン等に関する資料、または文献等、さまざまなものを読んだりきいたり、また体験したりしていると思います。ここでは1級キャリアコンサルティング技能士に焦点を当てて書きますが、結局のところ1級といっても事例指導に関して同じ見方、考え方を持っているわけではなく、また、事例指導を実践していく際のスタイル等も一致するわ
第13回1級キャリアコンサルティング技能検定試験の合格発表(Web発表)まであと10日間となりました。同時に第31回2級キャリアコンサルティング技能検定試験の合格発表もあります。令和6年にキャリアコンサルティング技能士が何名誕生するのかとても楽しみですし、また、それは今後のキャリア形成支援者の実践力や質向上を目指していくうえで重要な要素になると考えています。そしてこれは永遠に取り組んでいく必要があるものなのでしょう。見方を変え、CC技能士への挑戦というものは「キャリアコンサル
今回のブログのタイトルは「ストローク」にまつわるテーマにもなるのですが、あえて「ストローク」という言葉より、感覚的なものを文字にしてみます。「ストローク」と表現するとなんだか偏った感じがするので…。これも感覚ですね。CVCLABでは企業研修や講座等で肯定的なフィードバックを訓練する機会をもつことが多いです。勿論「フィードバック」という言葉の意味と「ストローク」の意味は似ているようにも感じますが異なる感じです。なにはともあれ、相手の行動や考え、その想いに触れたとき、そこから必
今朝の福岡空港です。本日は朝から東京に移動。来年度(2024年度4月以降)に向けた企業様の研修会場の調整のため東京で午前中に打ち合わせです。日曜日の朝はそれほど混んでいないと思うので動きやすい一面があり助かります。本日午後には横浜に移動。第14回1級キャリアコンサルティング技能検定試験の実技(論述・面接)対策講座プログラムについて諸コンテンツの調整等があります。来月4月から慌ただしく様々な取り組みを開始しますので、今年1月中旬頃から新年度に向けた諸準備を少しずつ進めて重ねてまいりま
1級キャリアコンサルティング技能検定試験を考えるとき、まずキャリアコンサルティング技能検定のホームページへアクセスすることがあると思います。受検資格や試験の形式、そして評価区分や関連する内容等を確認していくのでしょう。書かれている文字たちから得られた情報を自分の中で現実的に立体化していくために、例えば、誰かが配信している動画や音声コンテンツを探してみたり、ブログやSNSサイトを回遊してみたり…。じきに知人や友人、学び仲間などからの口コミ等の情報や評価をたどり、講座や勉強会等に
あと14日間で新たな1級キャリアコンサルティング技能士が誕生します。特に第13回の1級は論述試験の出題形式が変更され初めての結果発表となるので、いろんな意味でドキドキしますね。3月21日発表のWebにおいては成績の詳細が分からず合否結果を先に知ることになります。だからこそ、Webでの発表は確認せずに、結果通知書が手元に届くまで「じっと待つ」という方もいらっしゃるかと思います。さて、今回は仲間同士(集団)による支持のあり方と、その効果について少し触れてみたいと思います。
企業様への研修やセミナーを実施した後、その担当の方から「おかげさまでこんな成果が出てきました」「スタッフから〇〇が参考になって実践で活かしてますと報告が届きました」といったポジティブフィードバックをいただくと素直に嬉しいもの。『この仕事をやっててよかった!』とモチベーションが上がるフィードバックのひとつです。私も相当単純です…汗(褒められてのびる)って表現をネガティブに解説する人が多いけれど、わざわざそのように言っている人ほど認められたい欲求が渦巻いているのかもしれませんね。
本日は日帰りで大阪出張です。福岡も大阪もあいにくの雨模様。福岡の早朝は然程寒くなく今日は13℃くらいの気温になるようですが、先ほど伊丹空港に着いて外に出るとグッと冷え込みを感じました。伊丹空港に着陸した際の機内放送では気温が5℃と言っていたので寒いはずです。伊丹空港から新大阪までバスで向かっています。一昨日と昨日の2日間、このブログで募集しておりましたCC事例指導オンライン公開イベントについてはおかげさまで満席(60名様)のご予約をいただきました。ご予約いただきました方、またご
今回の記事ではキャリアコンサルタントのクライエントへの対応の問題を事例を使って具体的に考えてみたいと思います。事例は前回に引き続き、第13回1級キャリアコンサルティング技能検定実技論述試験問題を活用いたします。問4事例相談者Bの相談者Aへの対応について「問題」だと思うことは何か。事例に基づいて記述せよ。(25点)この質問について事例を読んで考えてみます。昨日の記事にも記したことですが、問題となる事象の指摘に留まるのではなく、その背景を含めて捉えていく過程が大事だと思います
第13回1級キャリアコンサルティング技能検定実技論述試験の問4について、ひとつの考え方を記事にしてみます。この第13回の論述試験から出題形式が変化しているので、受検された皆様をはじめとして多くの方がこの試験問題に注目されていました。結果、この問4と次の問5の2問だけで計50点の配点となったことは、少しだけ驚いた方もいらっしゃるのかもしれません。それだけ事例指導の実技として重要な項目の問いであり、幅がある解答、深みがある解答が必要だとも考えられます。つまり、事例指導に大
前回の記事でネットワークや環境に関することをひとつの考え方から書いてみましたが、読者の皆様はどのようにお考えになられたでしょうか。引き続き、第13回1級キャリアコンサルティング技能検定実技論述試験の問3について記事にしてみたいと思います。なお、このブログに書いていることは、試験における模範的と思われるような解答等ではなく、私自身が現場での実践に置き換えて考えてみている内容となります。※試験とか実践とか器用にその考えを変えることなど私にはできませんが…最適解があるとすればそこに近づ
いよいよ3月がスタートいたしました。新たな1級キャリアコンサルティング技能士が誕生する月です。そして多くの地域で桜が開花する月でもあり、華やかさを感じる季節。本日3月1日は、CVCLAB合同会社が生まれた日でもあり、例年、この日が近づいてくるたびに「事業の持続」「信念」「社会貢献」等について改めて考える機会となっています。2019年3月1日が当社の法人設立日なのですが、決算月も3月として登記しています。会社の決算処理は最長で12ヶ月間と決まっていますので、結果、
第13回1級キャリアコンサルティング技能検定実技論述試験の問3について、ひとつの考え方から記事にしてみたいと思います。問3相談者Aを支援するために必要なネットワークは何か。相談者Aの置かれた環境への働きかけについて関係機関や関係者との連携も考慮し、記述せよ。(20点)今回のこの事例を読んでいくと、事例相談者Bは、相談者Aに対してよき先輩であろうという側面があったかもしれません。事例相談者Bと相談者Aのプロフィールをみても、事例相談者Bにしてみれば、心理的な距離感を含めてパラ
前回ブログにアップした記事内容を基に、第13回1級キャリアコンサルティング技能検定実技論述試験の問2について、ひとつの考えを具体的に示してみたいと思います。問2あなたが考える見立てに基づき、相談者Aが「問題」を解決するために取り組むべきことは何か、記述せよ。(20点)前回も書きましたが、ここで「あなたが考える見立て」というポイントをどのように認識するか、これは受検者の方によって異なるかと思いますので興味深いところです。事例相談者が、事例指導をうけるためにまとめた記録内
第13回1級キャリアコンサルティング技能検定実技論述試験の問2について、ひとつの考え方から記事にしてみたいと思います。前回の記事に続けて大事なポイントとして、問題の冒頭に太文字で説明されている「事例相談者Bが相談者Aとのキャリアコンサルティングについて事例指導をうけるためにまとめたものである。」ここを実技として忘れずに考えていきたいと思います。論述の全ての問いを考える際、事例を読む際の過程について上記前提を踏まえ、ここを意識することが事例指導の実技に必要だと考えます。問
私のカウンセリング指導では、知識ややり方を教えるのよりもカウンセラーであるその人が自分を知る時間を圧倒的にとっている。相手の方が自分を知る過程の中で、私自身も自分をより深く知る場面も多々ある。私はカウンセラーをしてるけど話を聴くのが苦手という話を先日の指導の時間で、たまたました。苦手なんて謙遜じゃないのって言われることもあるけど本気で苦手なの苦手だからこそ、細心の注意を払いながら聴いている。よって話を聴き終えるとエネルギー消費
先日の記事に続き、第13回1級キャリアコンサルティング技能検定実技論述試験について、ひとつの考えを記事にしてみます。今回は、問1で問われている「相談者Aが訴えた「問題」は何か、記述せよ。」という問いの具体的な事例内容について触れていきます。前回この問題の考え方を書きましたが、具体的に示すと、まず興味深いところとして【事例相談者Bが事例指導者に相談したいこと】の記述に、「予算管理が苦手だという訴え」という箇所がありますよね。この事例相談者Bは、相談者Aが訴えた問題に
昨日の記事では第13回1級キャリアコンサルティング技能検定実技論述試験について、ひとつの考えとして記しています。引き続き今回は、第13回論述の問1についての考え方を書いてみたいと思います。なお、今回の問1についての考え方と、それを踏まえての実際の事例を使った具体的な考えについて、記事を分けた形でアップしていきます。今回は問1についての考え方です。まず大事なポイントだと考えることに、1級(事例指導)では事例を読む際、事例相談者が相談者とのキャリアコンサルティングについて事例
昨日、キャリアコンサルティング協議会のホームページに、第13回1級の実技面接試験におけるロールプレイケースが過去問としてアップされました。合格発表の3月21日までちょうどあと1ヶ月ほど。待ち遠しいと感じる方、不安だな…と感じている方、あまり期待できないな…と考えている方等々、様々な思いを抱いていることと存じます。さて、今回のブログでは久しぶりのテーマになりますが、1級キャリアコンサルティング技能検定実技(論述)試験について記事にします。第13回の1級学科および実技
ここ数日、全国的に春の気配を感じるような気温にもなり、今年も早い時期に桜の開花を楽しめるのかもしれませんね。第13回1級キャリアコンサルティング技能検定試験の合格発表(Web発表)まであと30日。※3月21日に発送される予定の通知書(郵便)で確認される方もいらしゃるかと思います。1級を受検された方に満面の笑みが咲きますよう願っています。さて、今回のご案内ですが、事例指導面接のオンライン公開について書きたいと思います。1級技能検定実技試験に近い形での事例指導の面接実践は、
第13回1級キャリアコンサルティング技能検定の実技試験を受検された方、おつかれさまでした。昨日で面接試験が終了していると存じます。※下旬の予備日を除き終了と認識しています。先ず、これまで1級受検準備等に努力を積み重ねてきたご自身を労ってほしいと思います。そして振り返りではぜひ「できたこと」を見つけてほしいです。失敗から学ぶということも確かにありますが、それは余程強靭な心の持ち主だったり、失敗しても情熱を失わないひと、失敗をバネにできるような底力を備えているひとだったりもし
いよいよ第13回1級キャリアコンサルティング技能検定試験最終日となりました。本日東京で受検される方、忘れ物がないようにお気をつけていってらっしゃいませ!事例指導の面接だけでなく、キャリアコンサルティング・キャリアカウンセリングの面談などでも共通のところにはなるかと思いますが、相談をしてくれるお相手に対して、こちらが論理的に考え的確な助言をしたところで、それだけではひとは動けないことは多いもの。ここでは1級のテーマである事例指導の面接を一例として書きますが、事例相談者に対し事例
本日、明日と東京で1級キャリアコンサルティング技能検定実技面接試験を受検される方、口頭試問を含めて、最後まで絶対にあきらめないでほしいと思います。1級ホルダーの方にお会いした際、一言インタビューすることがあります。すると共通した答えに「1級にどうして合格できたのかわからない」という方がすくなくありません。面接自体、自己評価として決してよいものではなく、また口頭試問でもきちんと答えられていたのかわからない。自己評価としてロールプレイがボロボロだった…なんてこともあ
本日は大分市内でキャリアコンサルタント更新講習(技能講習)を開催します。今年度のスケジュールにおいて最後の回。講習を受講いただける方、そして関係者の方、どうぞよろしくお願いいたします。さて、いよいよ明日からの2日間、東京で第13回1級キャリアコンサルティング技能検定の最後の実技面接試験が行われます。遠方から受検される方は本日・明日のうちに試験会場近隣に前泊される場合もあると思います。慣れないところで過ごすことは知らず知らずのうちにストレスを感じていることもあります。例年より過ご
本日は朝一番の特急電車で大分へ移動。大分市内の地場企業様と来年度の研修打ち合わせを行います。そして明日は公的機関で2023年度最後の更新講習を大分で実施いたします。テーマは「自己効力感へのアプローチ」。キャリア形成支援者等が普段から実践的に活用している大事な概念です。改めて基本に立ち返り、学習を重ねていくことで、新たな発見や視点が見つけられます。昨年6月から毎月大分に来て計9回に渡り実施してきた更新講習。自身にとっても充実した学びになっております。また、明日は最後の回
1級キャリアコンサルティング技能検定試験の実技面接(ロールプレイ)では、事例相談者からの『抵抗』『反発』『反論』が気になってしまう方が多いと感じます。一例ですが、(事例相談者のよいところを先ずは褒めよう)(先ずは事例相談者がよかったと思えるところを聞こう)といったかかわりが有効だと信じてやってみたのに、事例相談者からなぜか抵抗を受けた…汗なんてことがあるかもしれません。これを(相性が悪かったから仕方がない)(これも運)(褒めたらダメ)(よかったところなど聞かなきゃ
1級キャリアコンサルティング技能検定試験の受検について、様々な振り返りがあると思います。受検後は勿論、受検前にも、自己の適切な振り返りイメージや準備ができていること、これは自分自身が考える成功への有効な道のりになります。特に受検後において、この振り返りができるかできないかは、その後、大きな異なりが生まれると思います。結果(成功・失敗等)にかかわらず、適切な振り返りは、とても重要な取り組みであると考えます。その振り返りを例えば「もう済んだこと」「あまり覚えていない」