イプセンの“人形の家”をスマホを全面に使った現代劇に再構築した舞台『NORA』を宮城公演で観ました。登場人物が打つスマホの画面がリアルタイムで、舞台を覆う黒いスクリーンボードに映し出され、セリフの8割以上が登場人物たちのスマホでやり取りされる、と言うSNS時代ならではの画期的な手法で展開する異色の舞台でした。舞台を覆う黒いスクリーンボードの下4割程のガラスの内側で登場人物が演技をして、上6割程に4人のスマホ画面が大きく映し出されます。役者同士のセリフのやり取りは2割以下で、下4割のスペースを3分