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茶美園ではウンがウォン、ペガ、ジモンに囲まれていた。「これは青アザになりますな」お手製の拡大鏡でジモンがウンの顔のアザを見る。「いや、紫になるかもな」ウォンが可笑しそうに続け「私の絵より美しくなるかもしれませんよ」ペガの言葉に3人は笑い声を上げた。ウンは悔しそうに立ち上がる。「あの女!絶対に許さんぞ!よくも皇子の顔に!!」懲りずに報復をしに出て行こうとしたウンをペガが「お待ち下さい」と腕を引き、体中が痛むウンは悲鳴を上げた。「ウク皇子様宅のス様でしたっけ?い
こんにちは♪先日、友達の推し活のお供で、ミュージカル『キンキーブーツ』を観てきました。靴メーカーがドラッグクイーンのブーツを作ることで再生する物語。カラフルで、笑って泣ける舞台でした。しかもなんと、初日だったので、作詞作曲を手がけたシンディローパーが登場!あの独特なハスキーでエネルギッシュな高音ボイスを聞くことができました♡私はどちらかというと演劇派ですが、やはり、ミュージカルは演技、歌、ダンスが一体となった総合芸術ですよね。その中でも、とくに劇場中に響き渡る歌声やセリフに魅力を感
「ええ!あなただけじゃなく、あの小さい皇子にも絶対謝ってもらうから!」皇子に謝罪を要求するなどあり得ない。腰に拳を当てこちらを睨みあげてくる女にソは呆れて笑った。「身分が高い人ほど公明正大でなきゃ!そうでしょ?!ちがう?!」だが次に放たれた言葉にソは苛立ちを覚える。あまりにも幼稚な理想論だ。呆れを通り越して怒りが湧く。「…わかった、いいだろう。だがな、この私から謝罪を受けたら…」更に一歩近付くと、顔を寄せてその瞳を覗き込んだ。「お前の命はない」「…………
ハジンはとにかく逃げようとウンの手を振り払うと、傍でお盆を持って立っていたチェリョンに手がぶつかり、チェリョンは弾みでお盆を落としてしまう。ガシャン!大きな音が響き、一瞬場が静まり返る。「何をしているの!」ヨナの叱責に動揺して思わずウクを見るとア然とした表情を浮かべてこちらを見ていた。ハジンは居たたまれなくなってその場から逃げ出した。ウクはそれを目で追い、何だか可笑しくて笑いを噛み殺す。「本当にあの娘ですか?」とジョンが言うと「だから動揺して逃げたんだろ」ウォンが言う。
こんにちは♪イ・ジュンギさん主演のドラマ『アゲインマイライフ』は現在、WOWWOWで放送中ですね。やっぱり録画しています。今日の時点で最終回まで、残すところ四話。ジュンギさん演じるキム・ヒウ♡ヒウのラストバトル!『アゲインマイライフ』最終回感想今まで『アゲインマイライフ』の感想はいくつか書きましたが、ヒウが検事として再スタートを切ったあたりでストップしていました。今回は、いきなり勢いに任せて、最終回に飛びます(笑)なぜって、実は、放送を待たずにNetflixで先に最終回まで見
ソはニヤリと笑うと手綱を引き馬を女の正面に向けた。目の前に大きな馬が迫り、女は驚いて後退る。更に手綱を引いたソは馬を嘶かせ竿立ちにさせた。「きゃあ!」叫んで蹲った女を見て満足したソは、そのまま馬の腹を蹴り上げた。「ハッ!」馬は速度を上げ街道を駆ける。「あ!こら!待ちなさいよ!!」後方で女がまだ声を上げているのが聞こえた。「ははははは!」馬を走らせながらソは声を上げて笑った。面白い女がいたもんだ。服装からして、それなりの身分だろうとは思うが、もう会うこ
「私だけではないでしょう!ペガだって間違えてましたよ!」「誰も気が付かない間違いは間違いとは言いませんよ」とペガが涼しい顔で反論する。「生意気な!」ウンがペガに詰め寄ろうとした時、ジモンが「そこまで!」と止めた。「少し休憩いたしましょう」中庭の四阿で皆で茶を飲みひと息入れる。「ソはいつ来るんだ?儺礼まで間がないから稽古をつけておきたいのに」ウクがジモンに尋ねた。「ソ皇子様は直にいらっしゃるでしょう」すると空気の読めない男ウォンがまたいらぬ口を開いた。「陛下は儺礼
「もう人質はお嫌なはず」「……………」「これは好機なのですよ?決して逃してはなりません、見て下さい!陛下のご覧になった夢を解き明かし私は司天供奉になりました!」まるで犯人を捜すのが天のお告げだとでも言いたげだ。「計略には釣られんぞ。もうそなたの話を聞いて喜ぶ子供じゃないんだ」ジモンの肩を指で強く突く。「唆そうとするな、ん?」帰ろうとしたソにジモンは更に言葉を続けた。「正胤様がお望みなのです」ーム兄上が…?ーソが立ち止まると柱の陰からムが姿を現した。ソは久しぶ
スは書庫のような所に連れて行かれた。-うわ~、本がいっぱいある、この時代って印刷技術なんかないわよね-キョロキョロと物珍しげに見ていると、立ち止まったウクがジッとスを見ていた。「……」見られていることに気付いてスも立ち止まり目を泳がせる。「怪我をして礼儀まで忘れたのか?」「!」-そうだった、この世界は自分より身分の高い相手にはとりあえず挨拶が基本だっけ-「あ、こ、こんにちはご機嫌麗しゅう……ございます?」こんなんでいいのか?と戸惑いながらもとにかく頭を下げた。聞き
こんにちは♪ついに!とうとう…!イ・ジュンギさんが、誕生日にInstagramをアップしてくれました!世界のファンの愛をどどーんと丸ごと受け止めてくれています!やっぱり、ジュンギさんはすごい。もう、なんだかじんわり、うるっときてしまいました。こちらがInstagramストーリーズの動画です。とっても感動的。各国のファンからのお祝いや動画を集めて編集してくれています。丁寧な編集が伝わってきます。あとから、追加したり、長くなって…時間をかけてくれているのですよね。ジュンギさ
こんにちは♪今年もこの日がやってきました。4月17日めでたいイ・ジュンギさんのお誕生日です♡おめでとうございます💓時空を超えるジュンギさんジュンギさんは1982年生まれ。なんと、43才を迎えたのですね。ほんとに???信じられない若さ。時空を超えてる?この世の人じゃない気さえしてくる。やっぱり天使?ただ見た目が若い人は、たくさんいると思うのですが、ジュンギさんは、なにか、別次元。内面から滲み出るピュアさがあります。苦労も多かったようなのに、どうしたら、こんな佇まいにな
【麗~花萌ゆる8人の皇子たち~】観終わりましたう~ん😔2回目?2.5回目かな?😅録画しといたDVDか?配信か?ずいぶん前なので忘れちゃったけど…1or1.5回はサラっと観てストーリーは何となく理解してましたでもじっくり観たくてカット✂されてないのを観たくてコンプリートシンプルDVDを購入しかしちゃんと観てなかった💦ので観ましたこんなに泣くとは…こんな悲しい場面が多かったんだねいろいろ思い出しながらしっかり頭の中を整理しながら楽しみましたIUちゃんの
皆が一斉にソに注目する。ジモンが頭を下げて礼をした。ソは兄弟達を見渡し、なんて言っていいのか分からずに黙って立っていると──「久しぶり」ウクが一番に声をかけた。それに少し安堵して「ああ」と答えチラッとジモンを見て部屋の奥に消えていった。「ああ、驚いた…!」ジョンが胸を撫で下ろしているとウンが緊張から倒れそうになり「兄上!」と慌てて支える。「そなた、平気か?!」ウンがジョンに聞くとジョンはなんとか頷く。「私は呼吸が止まったぞ?!」ペガに訴えるも大袈裟なウンに「
──皇宮瞻星台(チョムソンデ)ここはチェ・ジモン専用に造られた星を観るための塔だった。塔の最上階、部屋の外側に拵えられた物見台で作っているのは望遠鏡のような物。そして頭にはゴーグルのような物を着けている。おおよそ、どれも高麗時代にはない物ばかりだった。バタバタと走る足音にジモンは望遠鏡をイジる手を止めて部屋の中、階下へ続く階段のある部屋とをつなぐ扉へと目を向けた。「うおお!コレを見て下さい!一体何なのでしょう?!」ウンが扉を開け駆け込んでくると部屋の天井に吊された
「…失望して悪いことを考えないか心配なのですっ」ミョンの言葉にウクは「下がっていなさい」とミョンとチェリョンを扉から遠ざけ、スの部屋の前に立つと意を決して扉を蹴破った。「?!!」突然扉がはじけ飛び、ハジンは驚いて顔を上げる。-なに?!-そこには長身の男が立っていた。ー誰?!ー「…………」ウクは寝台の前で蹲る少女を見る。目に涙をいっぱい溜めてウクを凝視していた。しかし、すぐに下を向いてしまう。一歩近付くと怯えたように更に縮こまった。「…スよ、怖がるな」-こん
セウルは家の縁側に座りこんでじっと家の門を見つめていた。もうこうやって待ち始めて一時間は経ったのにまだ誰も門をくぐって家に入ってこなかった。・・おかしいな、もう手紙を送ってから七日も立つのに。いつもは叔父に手紙を出すと3日も経たずに返事をくれるのに今回はなぜだか返事が来るのが遅れていたのだった。そのためセウルはここ2日間暇になると縁側に出て手紙の返事が来るのを待っていた。なんだか座っているのも嫌になってセウルはそのまま縁側に寝っ転がった。目を閉じて心地よい春風を感じているとセウルはふとこ
こんにちは♪お約束の年度替わりのバタバタに飲み込まれて、イ・ジュンギさんの情報をタイムリーに掲載できていませんでした。遅ればせながら、今回まとめて掲載させていただきます。春のオランダチューリップとグローバルファン念願のオランダ大使館公邸でチューリップガーデンの一般公開に行ってきました。チューリップが大好きな私は、この機会を楽しみにしていました。しかも、オランダ大使館の迎賓館のような公邸の中にも入れる貴重なチャンスです。庭や邸内に、鮮やかに咲き誇るチューリップたちを堪能しました
「仏教の行事では使臣の挨拶を受けてすぐに退席されました。戦がない時は温泉地を巡って過ごす日々、そればかりか、重い病を患っているという噂がございます」シンニョムが体ごと陛下に向き直る。「私、ワン・シンニョム陛下に申し上げます。第1皇子ワン・ムから世継ぎの座を奪い、新たな正胤をお決め下さい」扉の外にいたムは居たたまれず下を向いた。「皆も同じ考えか」朝廷は静まり返っている。「答えよ!誰が正胤に相応しいか!」声を荒げた陛下の前に進み出たのは第8皇子ワン・ウクだった。膝を折り
ワン・ソは持っていた書類を机に置くと椅子の背もたれに身を預けた。ソは目を閉じると今日何度目かのため息をついた。もう3日もオフィスに泊まり込んでろくに睡眠も取らずに作業しているからか体が重かった。夕飯を買いに行ったペガが戻ってくるまで一眠りしようとも考えたが、また彼女の夢を見てしまうのではないかと考えるとなかなか意識を手放す気になれなかった。4日前に彼女と食事をして別れた後、仕事を終えて家に帰り、眠りについたソはまた高麗の夢を見た。そしてそこにはコ・ハジンもいた。湖のほとりでソは、髪を一つにまと
ソは二年ぶりの宮中の広場を見渡した。ー戻るものかっーその瞳に宿るのは怒りと野望。-私は二度と信州には戻らない!-皇宮を見つめ、そう決意するソであった。***一方、ハジンは再び見知らぬ場所で目が覚めた。「???」ーここは…?ー上半身を起こして辺りを見回していると咳き込んでいる女性の姿が目に入る。-誰だろう……-ベッドから降りようとして側頭部に痛みが走る。「あ!」思わず声を上げると、それに気付いた女性が振り向いた。「スよ!」駆け寄ってくると心配そうにハジ
見慣れない場所だがどうやら生きている。-助かったのね!-ハジンはとりあえず安堵した。-よかった!ラッキー!ホントにラッキー!-胸を撫で下ろしていると足下に人がぶつかる気配がして振り向くと足元に見知らぬ男がいた。「きゃあ!」思わず悲鳴を上げたが男も驚いたのか「うわぁ!」と声を上げた。***ウンの上げた声に皇子達が一斉に外湯に目を向けた。「お前!何者だ?!」ウンがハジンを指差す。「なぜここに女が……兄上!兄上たち!ちょっと!!」ハジンはパニックになり辺
こんにちは今日はとても驚く、イ・ジュンギさんに関する記事が出ていました。それがこちらです。↓イ・ジュンギ、約9300万円の脱税疑惑を否定「課された税金は納付済み…再度審判を要請中」-Kstyle俳優のイ・ジュンギが課税当局から約9億ウォン(約9,300万円)を追徴されたことについて事務所がコメントを発表した。イ・ジュンギが所属するNAMOOACTORSは本日(19日)、公式コメントを通じ…-韓流・韓国芸能ニュースはKstylekstyle.com「脱税疑惑」という衝撃的な言葉。
──高麗(コリョ)松嶽(ソンアク)欠けた太陽を背に馬で疾走する1人の男がいた。片手に剣を携え、後ろに大勢の男を従えて山道を走る。崖の上、輝きを取り戻した太陽と共に馬の背から男は松嶽を見下ろす。その男の顔には左側の顔半分を覆う仮面がつけられていた。***馬に乗ったまま都に入った男を見るなり村人が逃げ出した。“狼犬だ!”“道を空けろ!”と叫ぶ声が飛び交う。逃げ惑う村人を意に介さず馬を進めていた男は露店に並ぶ蝶を模った髪飾りに目を止めた。“狼犬”そう呼ばれていた男
化粧品の販売員として働いていたコ・ハジン(25)は池の畔の憩いの広場の片隅で膝を抱えて座り、コンパクトの鏡に映る自分の顔を見ていた。唇の端には血が滲み、右目には青痣ができている。借金取りに追われてできた傷だった。化粧で隠す気も起きず、ため息をついてコンパクトをポーチにしまうと傍らに置いていた酒瓶を手にグイッと煽った。酒でも飲まなきゃやってられない。ふと視線を感じて横を見るとホームレスとおぼしき中年の男が喉を鳴らしてハジンを見ている。目が合うと男はニッと笑った。笑った
初めましてりらと申します。韓流ドラマの二次小説を書いています。「麗」にハマって二次小説を書くようになり、それを魔法のアイランド様で投稿していました。しかし、魔法のアイランド様が今年の3月末でサービス終了、カクヨム様に統合される事となりカクヨムで二次小説を投稿できるか問い合わせたところ、韓流ドラマの二次小説は投稿禁止とされていました。さて、どうしよう。ほぼ同時進行で「雲が描いた月明かり」にもハマってそちらの二次小説も書いていたので、それならばと「雲」をアメブロ様に加筆修正を加え再投
こんにちは♪イ・ジュンギさんから、ホワイトデーメッセージが届きました!そう、ホワイトデーとはイジュンギさんからの愛を受け取る日です。久しぶりに見るジュンギさんのお姿♡メッセージには、ファンミーティングのタイトルLUCKYDRAWについて期待が膨らむメッセージも♡イジュンギさんのホワイトデーメッセージこちらのメッセージ動画は、ファンクラブSPLENDOR会員限定です🙇♂️甘いイジュンギボイスでのお誘いイジュンギロスで禁断症状の出ている私です。イジュンギさんのホワイトデーメ
こんにちは♪イ・ジュンギさんのファンクラブSPLENDORから、2025年のファンミーティングのファンクラブ会員先行案内が届きました😍Xでのご案内はこちら。いつも通り、FC&モバイルのW会員、FC会員、モバイル会員の三段階での申し込みです。私は、これまで日本でのファンミーティングに3回応募しましたが、やはりW会員の恩恵は感じています。1回目の初参加の時は、モバイル会員先行の期間に申し込んで2階席でしたが、その後、W会員で申し込んだ2回ともに1階席!うち1回は前から三列目でジュンギさ
こんにちは♪今回は、イジュンギさん主演ドラマ『麗〈レイ〉〜花萌ゆる8人の皇子たち〜』で、重要な役割を果たした文字について考えてみました。きっかけは、ソンガンホさんの主演映画『王の願いハングルの始まり』を見たことです。『麗』の高麗の時代より、ずっと後の朝鮮王朝時代、世宗王の物語です。王が漢字を読めない庶民のために、新たな文字、ハングルを生み出そうとしたお話。政治的な背景でのハングルが作られた経緯が描かれています。仏教と儒教の対立のお話でもあります。新しい文字を作るための駆け
アンニョンハセヨ~早いもので、今日でブログ開設4周年(≒韓国ドラマ沼入り期間)人様に役立つ情報皆無の自己満ブログですが、今後も暇つぶしにアクセスいただけましたら幸いです!視聴した作品感想を、今の気持ちを優先してお気に入り順(★の数)に並べてみました。本ページは不定期に更新(追加)します(初回投稿日:2025年3月)。作品名アイウエオ順は『韓国ドラマ感想(五十音順)』視聴した作品をアイウエオ順に並べたページで、不定期に更新(追加)しています(初回投稿日:2021年1
こんにちは♪『ちかちゃんねる韓流本舗』で、イ・ジュンギさん主演ドラマ『イルジメ』特集がありました。タイトル『愛され続ける名作その色褪せない魅力』こちらです。↓-YouTubeYouTubeでお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。youtu.beいつも面白いコンテンツをありがとうございます。みなさまの熱いコメントを聞いて、私も放置していたイルジメの感想を書かねばという気持ちになりました。今日は、イジ