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さて、今日の高層天気図はどうでしょう。300hPaの高層天気図では、9720mの等高度線でわかるチベット高気圧が日本まで広く覆っています。500hPaの高層天気図では、南東のほうから5880mの等高度線でわかる太平洋高気圧が広く日本まで覆っています。そして注目すべきは、ちょうど日本の真上に5940m以上の部分がありHスタンプが付いています。見事な高気圧の2枚重ね!さらにその中心は日本なのです。しばらく猛暑が続きそうですね。ただ、これだけ強い高気圧に覆われていては台風は近づけないかもし
こんばんは。早速ですが考えてみたいと思います。第52回試験・専門知識《図ア》3枚の図を見て、いちばんわかりやすそうなアの図から見てみます。明らかな特徴としては太平洋から東シナ海にかけて、負の渦度域が広がっており、太平洋高気圧の勢力の目安となる5880mの等高度線が確認できるところにあります。ちなみに等高度線は60mごとに描かれています。このことから、「どうも梅雨期から夏の気圧配置だな。」と概ね見当がついたところで、(a)~(c)の文を読みますと、(b)かもということでもう少し検討して
こんばんは。今回の専門知識は500hPa高度・渦度解析図についてです。問題ではア~ウの3枚の図のトラフの位置、等高度線、正渦度域の特徴を読み取り、地上における気象状況を説明した(a)~(c)の文との対応の組み合わせを解答するものです。これら3枚の図のどこの特徴に着目すればいいのでしょうか。実技試験では問題を考える上で大切な知識ですのでしっかり復習しておきましょう。次回、一緒に考えてみたいと思います。第52回試験・専門知識問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの
昨日は今年の梅雨時期の地上天気図を振り返りましたが、今日は500hPaの高層天気図を見てみましょう。地上の天気との関係性がよくわかりますよ。気象庁500hPa高度・渦度天気図/500hPa高度・気温天気図2025年7月11日9時5820mの等高度線付近にトラフがあり寒気の中心があり、その東側にはリッジがあり、地上付近のオホーツク海高気圧が対応しています。そのリッジの南側にはこれまた立派な寒冷渦がどっしりと腰を据え、東日本は天気が悪い状態となりました。2025年7月12
梅雨の時期の天気図はどの様になっているのでしょうか?近畿地方が梅雨に入る前日、6月8日の天気図を見てみましょう。気象庁2025年6月8日9時地上天気図この日は九州北部と四国が梅雨入り。日本の南海上には東西に連なった見事な梅雨前線がありますね😄この時間の高層天気図を見てみると・・・気象庁2025年6月8日9時500hPa高度・渦度天気図地上天気図の梅雨前線の北側、5820mと5880mの間には正渦度域が連なって広がっていますね。低気圧性循環が発生しやすい状況ですね。
気象予報士の試験勉強で一番力を入れていたのは、気象庁の「短期予報解説資料」と各種天気図をみて自分なりに解析すること。私は気象予報士試験の勉強として毎日気象庁のホームページを見て「短期予報解説資料」と各種天気図をにらめっこしていました。気象予報士試験に出題される問題は全て実際にあった事象ばかり。これで自信が持てたような気がします。気象庁短期予報解説資料気象庁高層天気図(極東850hPa気温・風、700hPa上昇流/500hPa高度・渦度天気図)この「短期予報解説資料」と高層
前回までで一通りの(高層)天気図について説明しましたが、今回からは現象そのものにスポットを当てていきたいと思います。夏に向けて大雨が起こりやすくなってくることもあり、年度前半は「不安定現象」をキーワードにさまざまなパターンを見ていきます。今回取り上げるのは「寒冷渦」と呼ばれる現象です。名前の通り、上空に強い寒気が入って低気圧の渦が形成される現象です。下の500hPa天気図(2025年4月15日9時JST)を見てください。日本海には閉じた等高度線で表現される低気圧があり、ほぼ同じ位置に-
今回は今までの内容の復習となる部分もありますが、説明の前にまず下の地上天気図を見てください。早速ですが、この日の東京の天気はどうだったと推測できるでしょうか?地上天気図では北日本に高気圧の中心があり、関東地方も高気圧の勢力圏にあります。これだけでは良い天気だったと思われるかもしれませんが、実際にはこの日の東京は雲が多い天気となり、午後には雨が降る時間帯もありました。悪天の原因を説明するには地上天気図だけでなく高層天気図を見る必要があるという一例ですが、今回は今までのおさらいとして、「5
今回は前回に引き続き2022年8月3~4日の特別警報事例を取り上げ、300hPaの天気図から大雨をもたらした上層要因について調べます。300hPaの天気図には実線の等高度線、矢羽根と小数点以下1桁の数値で表される風と気温の観測値に加えて、点線で表される等風速線が描かれています。等風速線はその名の通り風速が等しいところを結んだ線で、ジェット気流(偏西風)を探す手がかりとなりますが、夏季の偏西風は弱いため不明瞭なことが多いです。なお、ジェット気流は前線とも対応していることが多く、前線解析を
今回は2022年8月3~4日の特別警報事例(山形県・新潟県)について扱い、梅雨前線や秋雨前線に代表される、南北の気温差が小さいタイプの前線の特徴について調べます。3日21時(日本時間)の天気図では、停滞前線が朝鮮半島~東北地方~日本の東にのびています。この前線について、前回同様850hPaの天気図で見ると、三陸沖では等温線がやや混んでいるものの、日本海では前回見られたような温度集中帯は見られません。結論から述べると、この前線を特徴づけているのは、風の収束(ぶつかり合い)と水蒸気量です。この
前回は700hPa(上空約3000m)の天気図で湿りの分布を確認しました。そして湿りに対応する位置に、等温線の間隔が狭い領域があることを述べました。今回は850hPa天気図(上空約1500m)で、等温線の間隔が狭い領域は前線に対応することを見ていきましょう。今回見ていくのは上の天気図です。前回と同様に、ドットで示された湿った空気の領域を囲んでみます。すると、850hPaにおいても日本付近は湿った空気に覆われていることがわかります。これは、今までに説明した上中層の要因によって上昇気流が発
前回は500hPa(上空約5400m)の寒気やトラフ(気圧の谷)の動向から、低気圧の発達を予測できることを示しました。今回はそれより下の700hPa(上空約3000m)の天気図を見ていきます。上に示したのが実際の700hPa天気図です。前回見たのと同じ、2023年1月24日の寒波の日の天気図を示しています。この天気図では、前回の500hPa天気図と同様に、等高度線や等温線が描かれていますが、それに加えて日本付近にたくさんのドットが描かれています。このドットの集まりを囲んでみると次のよ
前回は、高層天気図の基本的な知識として、「気圧500hPaになる高度」が低いほうを低気圧、高いほうを高気圧と対応付けられることを説明しました。今回は、実際の500hPaの天気図をみて、前回例として示した天気図から、寒気が入ってくることと低気圧が発達することをどのように読み取れるか、説明していきます。今回見る天気図は上の1枚です。2023年1月24日9時(日本時間)の500hPa天気図です。500hPa天気図は、高層天気図の中でも特によく使われる種類で、上空の気圧の谷や偏西風(こちらの見
たまには仕事に関係する記事を書いてみようと思って、新シリーズ「気象のみかた」を始めてみたいと思います。記念すべき第1回は、上空の天気図(業界用語では高層天気図)についてです。テレビなどで天気予報を見ていると、例えば"西高東低の冬型の気圧配置"とか"前線が通過するので天気が悪い"といった説明を聞くことがあると思います。このように普段よく見かける天気図は地上天気図と呼ばれています。一方で、気象現象を考えるためには、上空の大気の状態も考慮する必要があります。以下に一例として2023年1月24日の
その1の続きです実際に書き込みを始めて無謀を実感した点等高度線500hpaになる高度は何メートルかを測定した結果が「ジオポテンシャル高度」です同じ高度になっているポイントをつないで線を引くのに風向が大事な手がかりになります地上天気図の等圧線と同じく風向を見ながら同じ高度のポイントを通って滑らかな曲線になるように引きます60mごとに線を引くのですが観測地点上が線を引くポイントとなることはまれしかもこの日時のジオポテンシャル高度をみると
今朝は夏に逆戻り積雲だらけの空ですさて本題です500hPa高層天気図を観測地点のデータだけでどこまで作成できるか?(オトナの)夏休みの自由研究2023天気図が見たい!と思えばネットでいつでも見られる時代です。自分で天気図を作成する必要はありません。でも、夏になって学生のころを思い出して、作成してみたくなったのです。そこで気象庁のホームページから同日同時刻の各地の観測データを調べて、500hPa高層天気図を作成してみることにしました。言うまでもなく・・・高気圧と...youtu.be
500hPa高層天気図を観測地点のデータだけでどこまで作成できるか?(オトナの)夏休みの自由研究2023天気図が見たい!と思えばネットでいつでも見られる時代です。自分で天気図を作成する必要はありません。でも、夏になって学生のころを思い出して、作成してみたくなったのです。そこで気象庁のホームページから同日同時刻の各地の観測データを調べて、500hPa高層天気図を作成してみることにしました。言うまでもなく・・・高気圧と...youtu.be動画は22日中にアップしましたがこちらのご案内
作成中といいながらなかなかペースが上がらない(ノ´∀`*)ベランダで空を眺めて撮った写真はすぐにアップできるしご来訪いただいているみなさんのブログを見るのが楽しいし❤気づくと夜遅くなってるし(;^_^Aここで宣言して自分に圧をかけないとずるずる遅くなるので次のMio*cloudsのようつべ動画は高層天気図自分で描けますフツーの高校生だった私がかけたのだから気象予報士の勉強しなくてもできますよあ~書いちゃったがんば
暑い、暑い、コロナはどうだ、・・・などとと口癖のように言っているうちに、間もなく白露の季節。今日8月28日などは朝晩は肌寒くて、まさに晩夏という雰囲気です。今朝の最低気温は19.7℃。20℃を下回ったのは7月24日以来。夜になってもさらに気温は下がり続け、明朝は15~6℃まで下がるような気配です。上空に寒気が流れ込んで来たためのようです。「晩夏」と聞くと何となく寂しいような気もしますが、残暑はほどほどにお願いしたいものです。♪さよなら夏の日
2日水曜日に滑ってから、木・金と疲れを癒していたが、金曜日にマッサージに行ったところ、かえって腰に疲れがどっと来たような疲労感を感じた。┐(´д`)┌マッサージが効いて緊張がほぐれたせいだろうね。せっかく寒波が来て、五ケ瀬にも雪が降ったようだが、土曜・日曜はどうしようか‥と考えていると、スキー仲間からラインありーー【日曜日に行くようだったら同乗させてくれ】ーーうん、グッドタイミングかもと了解。昔、テレビドラマで有名になったセリフに、「同情するなら金をくれ!」と言うのがあったが
初雪の朝今朝(11月27日)は、やはり「初雪」となりました。昨日の2番目の図、GPVの予報資料が時間的にも量的にも的中した感じです。午前2時頃から雪となり、朝には1~2センチの雪であたりが白くなっていました。立派な「初雪」です。遅かった昨年よりは19日早かったことから、今年の初雪は概ね平年並みということになるかもしれません。
「初雪」が何となく気になるこの頃です。毎年あれほど雪のことで口説いているのに、なぜか「初雪」という言葉には、ネガティブな気持ちが湧いてこないのが不思議です。子供のころ雪でいろいろな遊びをした思い出などが、心のどこかに流れているからなのかもしれません。生活の中でも、「初○」「初○○」と「初」で始まる言葉は、「初夢」「初詣」「初孫」「初穂」などのように、いわゆる「初々しく、いい感じ」のする言葉がほとんどのようです。ともあれ、今年の初雪はどうでしょうか。地上で雨が雪に変わるのは、上空
八海山(八ツ峰付近)越後駒ケ岳(2002.7m)巻機連峰10月17日の高層天気図朝方、寒くて目が覚めました。外気温度計は7℃を切っていました。高層天気図から、越後三山などの初冠雪は予想していましたが、思いのほか天気の回復が早く、8時過ぎには気持ちの良い青空のもと、標高1600メートル以上の山々で冠雪しているのが
<天気予報>1.週間天気予報(気象庁)2.山の天気(tenki.jp)3.行楽地の天気予報(てんきとくらす)4.〈動画〉[週間天気]週末にかけて秋雨、猛暑からも脱出で季節の歩み実感(ウェザーニュース/YouTube認証済み)※動画/約116秒(CM除く)5.[解説]2週間天気秋雨前線停滞曇りや雨の日が多いが晴れる日も(tenki.jp)<天気図>1.天気図(実況・予想)(気象庁)2.天気図(SunnySpot)※10
こんにちは!luftballonです今日も新米気象予報士の勉強法を訪れてくださりありがとうございます。今日は気象予報士試験の受験対策に特化した投稿をしたいと思います。テーマは、前線解析気象予報士試験の実技試験で出題されることのある「前線解析」を実演したいと思います本日はやや専門的というか、前線を見つけ出すコツを解説します。気象予報士を目指す方や気象を学んでいる方向けの内容になります。過去問を解いていて前線解析がうまくできない~という方にぜひ読んでいただきたい内容で
<天気予報>1.週間天気予報(気象庁)2.山の天気(tenki.jp)3.行楽地の天気予報(てんきとくらす)4.〈動画〉[週間天気]週末は局地的な雨に注意、来週も前線は南下傾向に(ウェザーニュース/YouTube認証済み)※動画/約97秒(CM除く)5.[解説]2週間天気不安定な天気急な雨や雷雨続く熱中症警戒も続く(tenki.jp)<天気図>1.天気図(実況・予想)(気象庁)2.天気図(SunnySpot)※10日
2021年8月13日21時850hPa面(高度1500m前後)の気温分布猛暑が一息ついたと思ったら、九州州北部、中国地方西部を中心に豪雨が続いています。細かい地形の影響が現れにくい高層天気図で、あまり多くない地点データーから、内挿外挿して、高度1500m付近の気温の等温線を引いてみました。通常3℃間隔で表現するようですが、1℃ステップで引いてみると←のように東シナ海から、19℃(以上)
<天気予報>1.週間天気予報(気象庁)2.山の天気(tenki.jp)3.行楽地の天気予報(てんきとくらす)4.〈動画〉週間天気予報来週はじめにかけて大雨災害に要警戒(ウェザーニュース/YouTube認証済み)※動画/約87秒(CM除く)5.[解説]2週間天気お盆期間を中心に広範囲で大雨警戒気象情報・避難情報のこまめな確認を(tenki.jp)<天気図>1.天気図(実況・予想)(気象庁)2.天気図(SunnySpot)
昨日6日の暑さ__と言うより熱さと言ったほうが実感的でした。県内各地で、観測開始以来の最高を記録した高温だったようです。もちろん、自宅での最高気温も更新され、2019年8月13日の37.9℃を0.8°上回る38.7℃が記録されていました。当日午前9時の石川県輪島の上空1500m前後では、気温が22℃。そこから上空の5000m以上までも、比較的乾いた太平洋高気圧に覆われていること、気圧配置からフェーン風が予想されることなどから、この日の高温はある程度予想はしていま
<天気予報>1.週間天気予報(気象庁)2.山の天気(tenki.jp)3.行楽地の天気予報(てんきとくらす)4.〈動画〉週間天気予報8月6日(金)〜12日(木)(ウェザーニュース/YouTube認証済み)※動画/約74秒(CM除く)5.[解説]2週間天気台風や熱帯低気圧が北上3連休に日本付近へお盆期間もぐずつく(tenki.jp)<天気図>1.天気図(実況・予想)(気象庁)2.天気図(SunnySpot)※10日先