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市民とは直接の関連はありませんが、館山市役所内部の組織改革が行われます。現在は解消されていますが、数年前には、部長の課長兼務がありました。現在多いのは、課長が係長を兼務しているケースです。それよりも、部長や課長は、人数を減らす代わりに、兼務せずに職務に専念してもらいたいものです。このようなことから、管理職(部長や課長)を減らし、実務職員を増やすことになりました。人数全体を変える趣旨ではなく、基本的に全体数は同じです。市長部局では、部長が減るので、部が6つから4つになります
館山市総合計画|館山市役所詳細はリンク先にてご確認下さい。www.city.tateyama.chiba.jp地方自治体には、たいてい総合計画というものがあります。しかし、あまり機能せず、形骸化し、ただの作文になっている所が多いとも言われます。つまり、計画を作るのに膨大な労力を費やすという無駄になっているのではないでしょうか。しかし、総合計画の目的とは、「総合」の言葉通り、①各種計画を紐づけ②予算と整合させ③市長の政策方針と期間をリンクさせ、「体系化」するなら意味
「農と地域の未来を語ろう」という意見交換会が、鴨川自然王国で開かれ、知人から声をかけられたので参加してきました。鴨川自然王国とは、移住者などが有機農業をしたり、農業体験を受け入れたり、カフェやショップを営んでいる農業集落というイメージがあります。遠い昔は、暴力革命を夢見た危ない人たち(過激派。新左翼)がやってきて、反転攻勢の場として捲土重来を待つつもりが、営んでいた農業が楽しくなり、革命はどーでも良くなり、イデオロギーがゼロになって、現在に至っているようです。革命へのこだわりが全くなくなり、
12月9日、10日は市議会の一般質問があり、10議員が登壇し、私は10日(水)に行いました。市町村の財政格差が大きくなり、財政難にあえいでいる自治体とそれほどでもない自治体に2極化している印象がありますが、館山市は財政難の方の自治体です。人口過疎で一見、ヤバそうな自治体でも、肉・魚介類など返礼品が充実し、ふるさと納税が巨額のところは財政に余裕があります。しかし、館山市はそうではありません。また、館山市はインフレと大型事業(中学建替えなど)が重なったのも財政悪化に拍車をかけました。ゆえに、
やはり遠いっすね。今日は柏市まで行きまして、いじめ問題シンポジウムを「進行」として手伝ってきました。メインの報告者は、元教員で教育研究社の琴寄政人さんです。【行くことになった経緯を書いた先日のブログ】『12月7日(日)13時30分から千葉県柏市で開かれる「旭川いじめ事件報告集会」』12月7日(日)13時30分からですが、千葉県柏市で開かれる「旭川いじめ事件報告集会」に私も進行役(聴き手)として、参加します。2019年5月から6月にかけ…ameblo.jpテー
国連の勧告はトンチンカンなものも散見されますが、自分で日本の問題点ではないかと違和感を持ったことを調べると、結構、国連の勧告に載っているものです。①発達障害の子どもへの薬物投与私は53歳ですが、私の小さな頃は、発達障害概念がなく、25年ほど前から、この「発達障害」という用語が普及してきたこと自体は好意的に捉えていました。発達障害の特性を持つ子どもに対して、対人関係の技術を教えるソーシャルスキルトレーニングは有効だと思います。しかし、薬物投与の多さに疑問を感じずにいられませんでした。確かに、
「那古下水路」の整備推進を求める請願が館山市議会に提出されていますので、見てきました。下水路が細く、砂や枝葉が堆積して、大雨の時は下水があふれて、床下浸水に見舞われるエリアが広いです。平成12年頃(2000年頃)までは整備されていまして、整備がなされた海辺の下水路は、広く・深く・形状も整って、スムーズに海へと流れています。しかし、少し内地に入ると、いつ建設されたのか、よくわからない古く・細く・浅い下水路になっています。この止まっている下水路整備を進めて欲しいという請願です。かなりの費用
職員の軽装勤務通年化と名札デザインの変更のお知らせ|館山市役所詳細はリンク先にてご確認下さい。www.city.tateyama.chiba.jp令和6年2月末に、私が行なった一般質問で、「市役所の通年ノーネクタイ化」がありましたが、今年度から実施されていました。クールビズはこれまでは10月末までだったのが、11月以降もずっと自由化されています。質問要旨は以下の通りでした。【質問:市役所のノーネクタイ化について】「ノーネクタイ等の働きやすい服装での勤務を通年実施します」という自治体が
第40回館山市社会福祉大会に出席しました。この会は、民生児童委員など社会福祉に貢献された方々への感謝を示す表彰式です。民生児童委員などの地域ボランティアが高齢化し、新しい担い手不足が言われて久しいです。38年間も民生児童委員をされている知人にもお会いできました。こうした地域ボランティアは人手不足でも、公募が難しいのが難点です。政治の世界でも、候補者の公募は、当たり外れが大きく、とても優秀な人材もいれば、不祥事を起こしやすい者もいます。地域ボランティアは、固定した人間関係のもとで「信頼」をベース
私の一般質問は、12月10日(木)13時からになります。【参照:10議員の一般質問の要旨】令和7年第4回市議会定例会通告質問|館山市役所詳細はリンク先にてご確認下さい。www.city.tateyama.chiba.jp以下が原稿と要旨です。当日、答弁を受けた後に、さらに詳しく再質問を行う予定です。一国・県からの照会業務などの負担について本年10月14日の毎日新聞に『DX効果はどこへ…国と県からのメールで疲弊する地方の現場』というタイトルの記事が掲載されま
第7回の館山市公民館再編計画検討委員会がありました。館山市地区公民館再編計画策定委員会|館山市役所詳細はリンク先にてご確認下さい。www.city.tateyama.chiba.jp公民館の再編について、地元行政区との意見交換(主に区長やサークル)が終わり、活発な意見が出されました。それも踏まえて再編計画案は概ねまとまりました。この会議は非公開であり、傍聴者は入れていません。ですので、どこまで書いていいのかわからないので、詳しくは再編計画案が公表され、パブリックコメントの準
商工会館で開かれた「特定地域づくり事業協同組合」の勉強会に参加してきました。しかし、私は別件があり、大遅刻で6割くらい聴いてないので、理解不十分に終わりました。自己責任です。とはいえ、自分なりに調べたり、聞いたり、考えたりしたところ、「田舎の過疎地限定、人材派遣の組合。行政からの補助あり」という制度に見受けられました。特定地域づくり事業協同組合は全国にありますが、まだ、千葉県には1つもありません。私もかなり昔は、株式会社の派遣会社で、派遣社員として働いたことがありましたが、派遣業界は「スケー
「スパークたてやま」で行われたエシカルフェスタに行ってきました。社会貢献事業としてフェアトレードコーヒーに取り組んでいる企業のゼンショーさんの講演を聴いてきました。ゼンショーは、館山市内でもすき家・はま寿司・ココス・ビッグボーイを経営していて、フェアトレードコーヒーを使っています。また、スーパーの尾張屋も経営していて、少ないながらも、フェアトレードのプライベートブランド商品を販売しています。世界的にコーヒーの産地は、旧植民地が多く、奴隷制が少しマシになり、ブラック労働制に変わりましたが、本質
今日は昼頃まで、館山市議会の全員協議会がありました。1総合計画は、館山市の各種計画を総合的に体系づけるものですが、実効性が低いとの指摘もあり、「予算」を明記して、予算と連動させることになりました。2学校再編がまとまったことにより、北条小学校の改修を本格的に行っていきます。便器は洋式化され、エアコンも増設されます。ただ、体育館へのエアコン設置の目処は財政的に立っていません。色々とカネはかかるが、カネはない。3那古小学校の改修工事ですが、一部設計と違う追加工事が必要に
「フィンランドの現役介護従事者が語る幸福の秘密と高齢者介護」という講演を聴いてきました。日本の介護の原則は「家」であり、子どもがするものです。例外的に行政が関与する体制です。一方、フィンランドは、「個人主義」であり、子どもに親の扶養義務はなく、親も子どもによる扶養を望まず、介護の責任は「行政」にあります。施設介護はコストがかかるので、高齢者はギリギリまで在宅で頑張ります。というか、高齢者が在宅での生活を続けたい希望は、日本でもフィンランドでも変わりません。もちろん、在宅介護のヘルパーは来て
11月5日(水)〜7日(金)ですが、山梨県北杜市・笛吹市・南アルプス市の行政視察をしてきました。館山市議会議員9名の会派視察で、6人会派と3つの1人会派(私も1人会派)という構成です。会派の枠を超えて、同じテーマを学んでくるのは有意義だと思います。やはり、1人しか知らないことよりも、9人が知っている方が話が進みやすいものです。知らなければ、賛成も反対もなく、何も進みませんので。山梨県の総人口は80万人を切ってしまい危機的なイメージを私は持っていましたが、現地に行くと危機的ではなく、逆に希望を感
第5次館山市総合計画「前期基本計画」(案)に係るパブリックコメントを実施します|館山市役所詳細はリンク先にてご確認下さい。www.city.tateyama.chiba.jp第5次館山市総合計画「前期基本計画」というのは、館山市のあらゆる計画をまとめたものと言えます。だから「総合」なのです。重要計画とは言えますので、私もパブリックコメントを送りました。全体的に、「関連する個別計画・方針の一覧が基本計画に記載されたのは良かったが、計画の数が多すぎる。また、一つ一つの個別計画
今日の昼は、「幹を強くする千の葉の会」のボードメンバーと熊谷知事でランチミーティングを行いました。時間は12時00分から12時45分。場所は県知事の応接室です。私は初めてきました。会費制で仕出し弁当を食べながら、懇談しました。この「千の葉の会」は熊谷知事を支持する市町村議員の集まりでして、今日のメンバーで5年近く前に立ち上げて、年に2回ほどの対話集会を企画・運営をしています。ボードメンバーとは運営役員のような感じです。年に数回、昼過ぎに知事とはオンラインミーティングもしていまして、対話集
昨日の議会報告会ですが、私は午後の部で出席しました。【写真は午前の部】午前の部は、「館山市での実現可能性は?」「成果は?」「スピード感がない」「回答はピンポイントで簡潔に」など厳しい意見を言う参加者が多かった印象があります。私は3年連続午後の部の出席で、午前は見学をしてきましたが、3年間とも午後の参加者の方が優しく感じました。ですから、午後の部はゆったりとしていて、多くの議員が自発的に発言をされていました。私は、バランサータイプなので、発言が多い時は自分は少な目に、少ない時は積極的に発言す
昨日、奥能登広域圏事務組合の危機管理官・佐藤令氏による防災講演会を行いました。主催団体は、私も所属している全国災害ボランティア議員連盟千葉県支部です。『能登半島地震から学ぶ防災講演会のお知らせ。10月22日(水)18時〜館山市コミュニティセンター』防災講演会のお知らせです。10月22日(水)18:00〜19:30館山市コミュニティセンター第1集会室(定員150名)予約不要・無料・参加は誰でも講演:佐藤…ameblo.jp能登半島は災害の少ない地域ではありましたが、地震等の大災害が起きた際に
防災講演会のお知らせです。10月22日(水)18:00〜19:30館山市コミュニティセンター第1集会室(定員150名)予約不要・無料・参加は誰でも講演:佐藤令(奥能登広域圏事務組合危機管理官)「令和6年能登半島地震を経験して」能登半島地震において、危機管理官として、行政の災害対応の指揮を取られた佐藤令氏の講演です。佐藤令さんは、今年6月に全国災害ボランティア議員連盟の総会で講演をしてくれまして、その時の縁もありまして、千葉県南部の安房地域で講演してくれる話になりました。『令和
自衛隊の館山基地で行われた9都県市の合同防災訓練を館山市議会議員として見学してきました。国・県・市・民間のインフラ事業者の防災担当が勢揃いした盛大な防災訓練でした。これだけ多くの関係者が揃った訓練はなかなかできないので、千葉県会場になった館山市にとっては有意義な経験になったと思います。想定は南海トラフ地震が起き、津波も来て、能登半島地震のように道路の寸断も起きている状況です。道路・水道管・電柱の復旧作業、3階建の建物からヘリでの人命救助・消化活動、小型ドローンでの救援物資の輸送などの訓練が行わ
私の家の近くのファミリーマートが閉店してから、時が経ちましたが、夜8時頃にパワーコメリの営業が終わると真っ暗になります。藤原の方へ向かっていく国道410号も暗くなってしまいました。そば屋の助八のあたりまでは「街灯」も全くありません。まぁ、かつてはファミリーマートの夜間営業の灯が周囲も明るくしていたので、テキトーになんとかなっていました。しかし、現在は真っ暗であり、歩行者や自転車にとって、かなりの悪路になっています。夜にウォーキングする人にとっては不安だと思います。そこで、国道410号は千葉
今日は館山市議会で、「議会とはどうあるべきか」についての勉強会がありました。元行政職員で退職後に民間で活躍されている有識者の講演(約1時間)を聴いて、質疑応答(約30分)の内容でした。ちなみに、勉強会の内容は、自分の意見と感想を混ぜて書いているので、ココでの記載は実際とはかなり違っていると思います。館山市議会は客観的には、議員と行政の関係が対等に近く、関係性は良い方ではないかとのことでした。委員会視察の内容を、勉強会で職員に説明して、職員からの質疑を受けている地方議会は極めて珍しいようです。
高市早苗新総裁の「自分はワークライフバランスを捨てる」「(自民党国会議員は)馬車馬で働いてもらう」発言が話題になっています。まず、現職政治家は「自営業・個人事業主」と同じなんで、労働法の勤務時間規制もない代わりに、何もしなかったり、ボーッとしていても自由です。法的には。次に、道義的な話ですが、自身がワークライフバランスを捨てるのは、何も問題はありません。捨てようが、捨てまいが好きにすれば良いのです。欧米では、経営者や高技能職(肉体労働を除く)には、労働時間の制限はなく、請け負った仕事の成果
熊本県山鹿市議会では、議員たちが小学校6年生に「主権者教育」を行うという興味深い取り組みをしているので視察してきました。山鹿市の人口は館山市と同じくらいで、中山間地域にあります。歴史のある観光地でもあります。議員で手分けして、1クラス3人くらいずつで、45分の授業を行います。目的は、山鹿市議会に対する市民理解につなげ、将来的には議員の成り手を増やすことです。毎年、市内全ての小学校6年生への授業を続けていけば、いずれは凄い効果が出るのではないでしょうか。流れは・市議会の役割の説明・山鹿市
熊本県の大津町議会ですが、議長任期、委員長任期、委員会任期も全て4年間でして、当選後に決めた役割で4年間を頑張ることになります。1年任期と2年任期の地方議会がほとんどで、4年任期というのは珍しいです。なお、館山市議会は議長だけ2年任期で、他は1年任期です。議長に関してだけは、1年では何も改善に取り組めないということで2年になっています。私としては全部2年任期にしたいのですが、賛成議員は三分の一くらいで、過半数の理解を得られていません。さて、4年任期の話に戻りますが、「さすがに4年は長すぎる
2日目の午後は、大津町(おおづまち)の視察。ここは市ではなく町ですが、人口は約3万5千人なので、市に近いです。なお、市と町の違いは、市だと都市計画を県任せではなく、自立して作れることです。まぁ、町でも市でもそんなに違いはありません。歴史的には、昭和の時代に、熊本空港ができて、高速道路ができて、熊本市中心まで電車で30分という好立地から、バイクで有名な本田技研の企業誘致に成功し、関連企業もやってきて、豊かな自治体になりました。近年では、隣の町にTSMCまでやってきて、人口増加はまだ続いています。
熊本県の視察の2日目も、午前中は再び菊池市役所でした。菊池市役所は、2016年の熊本地震の後に、老朽化した市庁舎の改築と増築をしているので、新しいです。地震で壊れたからではなく、もともとそういう計画でした。無駄に広い感じはないので、以前がかなり狭かったのでしょう。人口も微減していて、税収が多い市ではないのですが、財政は安定しています。平成の市町村合併をうまくやって、余計なハコモノを作ったりせずに、健全運営をしてきたのかなと想像しています。税収がそれほどでもないのに、財政が安定しているところは、
館山市議会の総務委員会の視察で熊本県北部に2泊3日で訪れています。初日は菊池市の防災対策。菊池市は内陸の平地で山もあります。人口は館山市と同じくらいですが、面積は2.5倍くらいです。田舎でして、度合いは安房3市1町の平均くらいでしょうか。同じように人口減少に悩まされていますが、高齢化率は約34%で館山市より少し低いです。九州も年間降水量は関東と大差ありませんが、6月と7月の梅雨に大雨が集中します。関東だと梅雨の他に秋雨前線もあり、過度に集中する月はありません。菊池市でも梅雨や夏に大雨と台