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5月の季語には、新緑の季節でもり、青楓、青葉、新緑、青々、緑陰、若葉、若緑薫風る、薫風、清風、涼風、颯々(さつさつ)苔清水、青苔(せいたい)、清泉、清流などに加え、遠山、山色、山景、山影、山の井、神路山、閑居青々とした山の景色が見事な様が目に浮かぶようである。「遠山」の銘をもつ道具で有名なのは風炉先屏風で、桑の枠木の透かしで、金の蒔絵で、遠山の意匠のある面その裏面は利休梅の縁がついていてこれはリバーシブルになっている。(写真はネットから借用しました)私の通っ
紅雲庵あかね塾茶の湯に、和のしつらえにご興味のある方は随時ご入会いただけます「お茶をしたいな、どうしようかな」と迷っていらっしゃる方は多いと思います稽古日が決められてると通えないかも…夜しか時間が取れないけど…それでもお稽古予約制の紅雲庵なら大丈夫です詳細はこちらご一読ください『茶の湯のすゝめ紅雲庵あかね塾のお稽古』2010年から自宅で茶の湯の手ほどきのお手伝いをしています。現在の名称は紅雲庵あかね塾、他のお稽古場とは随分違った内容ですのでここであらためて概要
いつも読んで頂き、ありがとうございます。今月の同門誌、千家人物散歩は「覚々斎の茶書」が始まりました。随流斎、覚々斎、如心斎と続く、表千家の六代目家元ですね。たくさんの茶書を残されているそうです。その中から、いくつか書かれていましたが、気になったのは袱紗の寸法。利休の時代のものはもっと小さかったのが、妻の宗恩の縫ったものが気に入り、この大きさにしようと言ったのだそうです。そ
2024.02.07旧暦十二月二十八日暮れも押し詰まってまいりましたあといくつか寝ると旧暦ほんとのお正月2月前半は紹鴎棚でしつらえています風炉先屏風を派手なのに替えてみました一気にキラッキラしましたねお正月らしいですここしばらく濃茶は老松茶器で長緒の仕覆長緒の扱いをお稽古してますややこしいですねくるりんぱややこしついでに薄器は四滴からどれかにしましょうとまあ一番めんどくさくない弦付にしてあげた絵馬形の莨盆に作助の黄瀬戸火入粉壺は竹
この、古い風炉先屏風。どうやら出番が来たようなんですが裏面がひどい!お猫さまがひん剥いてます。なんか貼り付けて隠さないとだわ。もお~ボロなんだから土台にも糊をベタベタ塗っていく。買ったはいいが出番が無くて困っていたいせ辰の千代紙があったのでこっちにも糊をベタベタ塗って貼ってみた。寸法もナイスだわ。いせ辰、何回も行ってはうっかり同じ千代紙を買ってるのね。500円時代。800円時代。500円時代の方が色も仕事も紙もいいみたい。仕方ないわね。ともあれ、使えてよかった。さて、
北海道から帰り昨晩は座間の借家に泊まりましたそして今日は午後一で仕事なので新幹線通勤(笑)新幹線から雪をかぶった富士山がよく見えました仕事を無事終え浜松駅で餃子とビール!朝食兼昼食兼おやつ(笑)バズで帰宅しました家には家族がいますので郵便物や宅配便をわかるようにまとめてくれていますヤフオクで購入したあれ!が届いていました黒の天目台木箱入です塗師(ぬし)安田春仁台飾りのお稽古をしていただき今度台天目の相伝をいただきました3月
ViewthispostonInstagramApostsharedbyHiromiTakano(@teacerenote)風炉先屏風を1m2cmx77cmの2枚のキャンパスで作ってみました。ピアノの蝶番をそのままつけると中心がキラキラ光ってみっともないので蝶番に白い布を表になる方へおおい縁は黒色のアクリル絵の具で仕上げてみました。畳は京畳1010mmx955mmですが横に8cm
息子1️⃣、2️⃣の兜飾り。もう立派(?)に成人したことだし、ほかす(捨てる)ことに決定。贈ってくれた母に対し、若干、申し訳無い気持ちと邪魔という気持ちの狭間で、風炉先屏風に使いました。なんか、暑苦しけど😑。5月はカープの季節なのぉ💕ついでに弓も。ちゃんと大きくなりました😊。ありがとう、お母ちゃん。にほんブログ村
浜松のお弟子さんが入門して二年。リモート稽古もこなれてきて、いい加減、目についていた風炉先を外すように申し渡しました。「それ外してください」彼女の和室では、点前畳の先に、壁窓がありこれが「風炉先窓」にあたります。これは採光の窓なのに風炉先屏風を用いると「光を遮ってしまう」ので、風炉先屏風を使わないことになります。コレ以外にも、点前座の勝手付が障子になっている場合や、色紙窓などの採光が点前座の周囲にある場合、風炉先屏風を用いないのが決まりになっています。
いささか汚れておりますが、私、汚れを気にしない人なので、購入を決めました(笑)例によって例の如く、送料の方が高いという破格で入手いたしました(笑)勿論、京間用です。風炉先屏風は利休形(二尺四寸)を二つ(一つは夏の網代腰銀張上透と、冬の利休好)しか持っていませんでしたので、これで壊れているのを含めて四つになります。風炉先屏風というのは、使われる棚物によって高さが決まるもので、背の高い三重棚や台子、紹鷗袋棚、利休袋棚は二尺四寸以上(石州流には二尺七寸のものもあります)、二重棚は一尺
最近欲しかった物茶道の道具の一つで無くてもよいけどあったら格好が付く物ヤフオクで落札した物今日、家に到着した物風炉先屏風です。両面使えて、未使用に近く傷、いたみもありません😘これで、13800円(送料込み)は格安です。またまた、お稽古が楽しみになりました。
茶道のお稽古を始めて、お手前が出来るだけの道具で、練習しています。でも、あれが欲しいこれも要るかな?と腕はそっちのけで、他の道具に目が行ったしまいます。定価ではとても高くて手が出ません💦ヤフオク、paypayフリマなどネットサーフィンで見て楽しんでいます。お釜の向こうに置く屏風です。福岡新宮に大きな骨董屋さんがあるので覗きに行きました。アンティークほんとく福岡新宮店【AntiqueHontoku】福岡の骨董、アンティーク専門店、アンティークほんとく新宮店です。196
秦野にある「ぎゃらりーぜん」さんで開催された藤井豊久さんの「切り絵展」に行ってきました。昨日の最終日に間に合って良かったです藤井豊久さんの曼荼羅を切り絵にされている作品は何度か観させていただいたんですが、今回は違う作品の展示だったので、どうしても観たかったんです。DMにもなった切り絵が入り口で出迎えてくれました。今回、目を引いたのはお茶室の風炉先屏風です。裏表の両面に切り絵と書があしらわれています。奥のソファーに腰掛けてるのが、藤井さんです。こちらの切り絵にも書が組み合わされて
フード&食空間プランナー、赤松真紀子です。ウチは賃貸マンションなので和室はないのですが、ホームセンターの薄〜い畳を買ってます簡単な和コーナーで、和スタイリングしたり撮影しています。入居前の下見では工事中で見れ無かったんですが、和室があったみたいなのに、押入れもクローゼットにリフォームされてて収納はオシャレにはなってるけど、天袋も小さくて、私的には押入れ&和室で良かったのに〜そんな和室がないマンションでも即席!和風にスタイリングするのは、風炉先です。風炉先って、茶道をしない
先生からリモートお稽古をしていただいて我が家の茶室(にしている和室)を見ていただいていくつかの新しいご指摘をいただきましたその一つが風炉先屏風はいらないということ最初はえ~~~とショックでした道具がまた一つ使えなくなるという・・・そこで調べてみました風炉先屏風を置くのは広間(四畳半以上)だけそしてこれは襖や障子が点前座の前にあると開け閉めしたときに風で道具が倒れるこれを防ぐために置かれるのだそうです壁に囲まれているのならおく必要は
こちら一昨年の春の茶会の点前座です風炉先屏風が切り絵です主人と一緒に主催している「春青能」で能「隅田川」を上演した際に切り絵作家さんにお願いして作っていただいたものです「春青能」は娘の追善として毎年行っているものです娘は切り絵が趣味でしたので生前交流のあった作家さんにお願いしたのです能「隅田川」のストーリーをお伝えしその場面が切り絵で表現されています紋切り型という紙を折ってハサミを入れて紙を広げると連続模様があらわれるという切り方です
ついに、お客様用布団捨てました❗️今日、旦那さんが午後に時間があると言い布団を市のリサイクルセンターに運んでくれました!『長持(ながもち)』ご存知でしょうか?時代劇とか、お宝鑑定団で見たことあるとか?お宝は入っていません😅布団です二組分毛布やシーツ等も薄いものは、ごみ袋に入れて処分袋に入らないものを、車の後部座席を倒して積み込み壊れた扇風機や風炉先屏風も一緒に40キロありました。ほとんど布団なので、もっと軽いかと思っていましたが、意外に重さありますねうちの市は
お茶をお稽古しだしたらお道具をたくさん買わなくちゃいけないとお思いの方、そういうご心配はいりません。お道具は師匠、先生が全て揃えます。稽古場で稽古するだけなら懐紙と帛紗と扇子があれば大丈夫です。逆に師匠が揃えるべき道具はほんとうにたくさんあって、先生方には頭とお財布が痛いわってところでしょう。たとえば風炉先屏風風炉先屏風は茶道具の一つで、広間の点前の際に道具畳の向こう側に置く2つ折りの屏風のこと。これを置くことによって、道具を引き立てる意味あいがある。単に風炉先と呼ぶこと
「和」の雰囲気をどう表現するかアイテムは「屏風」(本来屏風は畳・床にしつらえるものでテーブル上には置きません)でも、あえて置いたのは「和」の食卓は「膳」でいただくのが基本テーブル上を畳上に見立てたものです背の低い屏風には「風炉先屏風」と「枕屏風」があります風炉先屏風茶道具の一つで、広間の点前の際に道具畳の向こう側に置く2つ折りの屏風枕屏風隙間風を防ぐため、枕元に置く背の低い屏風生花松なかなかの枝ぶりでしょ!大王松&黒松ローズヒップベルてっせん花器漆桶
点前座に窓や障子のあるなれば風炉先なぞは置かぬものなり道舜以前の記事で「【道歌】小間の腰張り・広間の風炉先」と「【規矩】風炉先屏風」という記事を書きましたが、見落としが一つ。点前座に窓や障子がある場合、風炉先は用いません。これは「明かり取りを邪魔する」という理由と「障子や窓による景観を遮る」からです。そのかわり、点前座および通い畳に腰張りをします。これをわざわざ書いたのは、先日そういう設えを拝見したからです。素敵な風炉先だったのですが、勿体無いなぁ……
先日来、Instagramを注意深く見ていると「風炉先屏風が棚より低い写真」がかなり挙がっていることが解りました。道具屋さんによると、そもそも風炉先屏風と棚物の関係性を教えている先生が少ないようで、道具組みでそこまで気にしている先生も少ないとのこと。私の場合、師匠から「最初に買うのは利休好みの高さのものにしておきなさい」と言われていたので、そうしました。背の低い棚物のときは、妙に風炉先が圧迫感あるんですけどね(笑)風炉先というのは、「真台子に茶入を載せた高さ」を
【道歌】棚物は枠のみとても風炉先の高さを越へぬものと知るべし道舜道具組みで、意外と忘れられがちなのが、「風炉先の高さ」。流儀にもよるのかもしれませんが、基本的に棚物よりも背の高い物を使うことになっています。枠が利休好の高さでも、張られていない透かしのものがありますが、それもあるものとして考えるのだそうで、枠の高さが問題になるとのこと。購入する際は気をつけましょう。ちなみに利休好は台子に茶入を載せた高さ、石州好みさは台子に天目台天目飾りの高さとされています。
風炉先は棚より高くありてよし棚より低きものは用ひず道舜風炉先屏風の高さとは「真台子に茶入を載せた高さ(利休好)=高さ二尺四寸」が基準となり、「真台子の上の天目台に載った天目茶碗までの高さ(石州好)=高さ二尺七寸」があります。このことからわかるように「棚物よりの背の高い物を使う」のが保護や風除け・防災のためのものであることが解ります。上まで枠のない腰張などの風炉先屏風は長板や平点前のものであるということになります。
こんにちは。いつもご覧頂きありがとうございます。お花が大好きな花の絵描き、日本画家のまえだゆかりです先日機会あって描かせて頂きました「秋草」の風炉先屏風を今月いっぱい懇意にさせて頂いている茶舎觀壽さんに飾らせて頂いております金沢出身の作家、泉鏡花の『天守物語』の冒頭に出てくる"秋草釣り*"に合わせて※朝露をエサに女中が釣糸でお城の天守より秋草を釣る様萩、桔梗、薄、女郎花、葛、撫子、と物語には出てこない、七草の藤袴は描いておりませんが…金箔地に群青の桔梗が映えて、秋草は地味め植物が
いつも読んで頂き、ありがとうございます。先日のお稽古では、始めに壺飾りのお稽古でした。その席入りの時の事。お軸と茶壺を拝見し、点前座で炉釜を拝見、そのまま立とうとしてしまったのです。風炉先屏風もきちんと拝見しないといけませんね。棚や茶入が「無い」事に捕らわれてしまってはいけないと戒めました。れんぎょうでしょうか。黄色が美しかったです。お茶の輪、着物の輪が拡がっていきますように。
万楽堂にて展示販売中!特価5,000円です。お買い得~🙆
毎年12月の第一金曜・土曜・日曜の三日間開催される京表具の祭典、表展京都文化博物館で今日から開催されています例年週末に拝見させていただいているのですが所用もあったので出先のついでに見させていただきました本場京都の最高峰の職人さんたちの仕事によるお軸を始め額や風炉先屏風など色々展示されています表具を知らない人でも作品の下部にキャプションが置かれ表具師の方も大勢会場内におられ、定刻には説明会もあったり
作品紹介『雲英(きら)市松模様風炉先屏風』1作品紹介『雲英(きら)市松模様風炉先屏風』2作品紹介『雲英(きら)市松模様風炉先屏風』3作品紹介『雲英(きら)市松模様風炉先屏風』4作品紹介『雲英(きら)市松模様風炉先屏風』5作品紹介『雲英(きら)市松模様風炉先屏風』6作品紹介『雲英(きら)市松模様風炉先屏風』7作品紹介『雲英(きら)市松模様風炉先屏風』8作品紹介『雲英(きら)市松模様風炉先屏風』9のつづきです。最後に作品の寸法や素材をまとめてお伝え
作品紹介『雲英(きら)市松模様風炉先屏風』1作品紹介『雲英(きら)市松模様風炉先屏風』2作品紹介『雲英(きら)市松模様風炉先屏風』3作品紹介『雲英(きら)市松模様風炉先屏風』4作品紹介『雲英(きら)市松模様風炉先屏風』5作品紹介『雲英(きら)市松模様風炉先屏風』6作品紹介『雲英(きら)市松模様風炉先屏風』7作品紹介『雲英(きら)市松模様風炉先屏風』8のつづきです。縁の合わせは「平留め(ひらどめ)」です。縁のデザインが四角だと、平留の食