ブログ記事104件
やさしさを持った人間がどうしようもないせつなさを心に抱いてこの世の中を生きて行くいきなり居酒屋でカースケを殴ってきた男に出会い、なぜ、カースケはその男に殴られなければならいのか理由がわからず、その男の居場所を探しはじめた。水戸の男が出入りするBar店主の女性から、その男は、カースケの母親が生前に交際していた男だったことを聞かされて衝撃を受ける。カースケはその事実を知って衝撃を受けるけれどもその男もまた余命幾ばくも無かった。カースケの母親が生きて
心にやさしさのある男は人をキズつけられないたとえつらくてもカースケは惚れっぽい。大学卒業してからは出逢う女性に魅力を感じるとあっという間に恋に落ちて一緒に暮らしたくなる。『なんでもする会社』に仕事依頼を受け向かった先は、老いた義父と若い嫁が営む八百屋で、息子は家を出て行方知れずになっていた。八百屋を一人できりもりする明子を手助けするうちに、本気でオメダやグズ六達と築いてきた会社から離れても、明子と共に暮らしたいと考え始めるものの、心は揺れ動く。
映画『50年目の俺たちの旅』メイキング映像ニッポンの将来とただひとつの愛とあなたにはどちらが大切ですか?グズ六の兄昌也が勤務する商事会社の副社長の息子が仕事に生きるよりも、好きな女性と共に暮らしたいと退職してしまう。昌也は、副社長から息子を女性と別れさせて会社に戻すようにと命令を受け、グズ六の『何とかする会社』に、二人について調べてくれと調査依頼をする。昌也は、副社長の息子と暮らす女性とは別れさせて、再び会社に戻ってくるように説得をす
Oricon哀しい愛があり結ばれない恋もあるしかし人間は誰かを愛さずにはいられない画家かおりは、借家を追い出されたとうそぶいてワカメの部屋に居候を始めると、カースケは仕事を放り出してかおりと一緒にでかけてしまう。かおりも男にフラレた心の虚しさを埋めるようにカースケの優しさに甘えてしまう。大学時代のGF洋子がカースケを海に遊びに行こうと誘おうとしたが、かおりを追いかけるカースケとすれ違ってしまう。桃井かおりさんが「かおり」役で2度目の
淋しさを知っている人間だけが笑って生きて行くことの楽しさも知っているオメダは大手不動産を退職して、カースケが立ち上げた『なんとかする会社』で仕事を始めるとやりがいを感じて頑張り始める。ところが、母親は草むしりもしたことのない息子に、そんな仕事が務まるのかと心配になり仕事をする様子を見にでかける。中谷家は、オメダと妹の真弓が幼少の頃に父親が出て行き三人暮らしで、何かにつけて母親は長男のオメダに甘いので、妹真弓は兄が羨ましく妬ましい。男と女の兄妹で育ったこと
人はなりふりかまわず働くときなぜか美しいカースケたちと同じアパートに住む住人の時子が、知人の若い夫婦に融資したが返金がないので取り立てに成功したら5%の手数料を払うからと頼まれて『なんとかする会社』の仕事として請け負う。ところが、若夫婦は借りた100万円で商売をする予定だったのを、夫の孝は衝動的に車を買い、資金を使い果たしてしまっていた。妻の清美は平凡でも小さな幸せが欲しかったと怒って家を出てしまう。カースケたちが立ち上げた『なんでもする会
どうやら四人の変な仕事が始まったうまくいくのだろうか?ワカメとカースケの『なんとかする会社』に仕事が舞い込み軌道に乗り始めると、建設会社から空き地のゴミを片付けて子供達が遊べる広場を作りたいと大口の依頼が入り15万円で引き受ける。ところが、解体業の男から、30万円と言われても誰も引き受けないような仕事を安請け合いして大丈夫か?最後は報酬を受け取れるかわからないと言われて不安になり、ワカメは仕事をやる気を失くしかける。カースケお金の問題でなく、引き受けた仕事は断ら
金も名誉も地位もいらなきゃ生きることはこんなにも楽しいのにーワカメは近所の人に頼まれて、軽い気持ちで大工仕事を請け負い棚を作ると評判を呼んで次々に仕事が舞い込むようになる。そこで、『浜田大造事務所』を創設して、「なんでも仕事を引き受けます」といろは食堂の電話を借りて仕事を取り始めた。あっという間に人手が足りなくなると、カースケも便乗して二人で仕事を始めるうち『なんとかする会社』を立ち上げて順調にスタートを切る。一方、グズ六の務める会社は
街の灯りCITYLIGHT今日の涙が明日の微笑みに変るそう、兄は思いたい妹よ・・・・・カースケのバイト先の喫茶店に来た女性客がライターを忘れて行き、急いで届けに行くとカースケにもらってくれという。ほどなくして女性は命を絶った。水戸の地元短大に進学した妹みゆきがカースケを訪ねてくる。みゆきは東京に住む高校時代の憧れの教師の家に遊びに行くと、母親を亡くした小さな子が、先生の帰宅を待って、一人寂びそうに遊んでいる姿を見て心が痛んだ。短大に通い始めて、急に大人
たとえ淋しくてもたとえ苦しくてもいろんな事があった方がいいじゃないか人生にはーカースケの大学時代のバスケ部マネージャー洋子が、ラジオ局の上司から結婚前提の交際を申し込まれたことを悩んで、カースケには話せずにオメダに相談する。アメリカに立つ直前の玲子も、カースケの前では素直になれず突っぱねているくせに、カースケに想いを寄せていて、心のどこかではアメリカ行きを引き留めてくれるのを期待をしている。二人の女性から想いを寄せられているカースケは、二人とも好きだ
TheLeavesbeGreen大嫌いが大好きになった男と女はそうしたものだろうかオメダは仕事に慣れ始めた頃から、電話が鳴る度に心臓がドキドキするようになり、日常が手につかずノイローゼではないかと周囲から心配される。檀ふみ演じる玲子(大嫌い)の三部作第2章でワカメの従妹の玲子が、アメリカでレストランを開店するため、東京で従業員の面接をすることになり、カースケが面接スタッフとして日当1万円で雇われる。玲子は選考基準に家柄や学歴を重視
迷路のなかをあっちへぶつかりこっちへぶつかり青春とはそういうものだカースケは洋子が待ち合わせ場所に来なかったので、すっかりフラレタ気分で、東大に失敗したワカメの故郷の山梨県身延に遊びに出かける。一方のワカメは大学進学を諦めて、地元で生産した野菜を仕入れて、直販で安く東京で販売できないか事業開拓の目的で実家を訪れることを考えていた。電車で、ばったりワカメのイトコの玲子と出会う。地元の田舎では三浪のワカメが東大に合格したと噂がもちきりだった。両親は、ワ
ヘンデルLargo中村雅俊あゝ青春田中健生きる大勝負純粋であればあるほど人はキズついていく何故なのだろうか?オメダが勤務する東名不動産では、朝礼では声を張りあげて社訓を言わされ、厳しい営業ノルマを達成して成績をあげなければならない。周囲から、オメダのような性格には不向きだからやめたければやめればいいと言われてしまう。オメダは不器用な生き方しかできなくても、人並みに社会のルールに従って組織の中で働いていたいから、合わないからといって簡単に辞めてしまうことが
田中健木漏れ陽劇中では浅野真弓が歌唱(井上陽水)白い一日誰だって秘密にしておきたい想ひ出が一つぐらいはあるものだ食堂のおじさんが盲腸になり救急車で運ばれて行った先の病院で手術をすることになり、オメダもそこに向かうと、偶然、高校時代にオメダが片想いをしていた、ソフトテニス部の同級生平野幸代が看護婦として勤務しているところに遭遇した。久しぶりに、二人は再会すると通っていた高校に行って高校時代を懐かしんだ。オメダは、これを機会に度々、幸代に会えると喜んだ
ショパン:NocturneOp9-1ハイドン:交響曲第94番『驚愕』たった一人の男とたった一人の女を何が結びつけるのだろうか?食堂の奈美ちゃんに縁談の話がもちこまれて最初は乗り気ではなかったが、周りの勧めもありグズ六の嫁紀子が付添人になり、見合い会場に向かう。しかし、そそっかしい紀子の手違いでお見合い会場の場所を間違えて、縁談相手の松村は帰ってしまった。後日、紀子が先方に詫びを入れて見合い相手の松村を、奈美ちゃん家に連れて行くと、共に食堂
誰が何と云おうと男は自分の道を歩いていく大学卒業して洋子もオメダもそれぞれ入社した会社で順調に働きだすなか、カースケは定職につかずアルバイトを続けていた。港の物流会社で働く植村という中堅社員に出会った。毎日を自分らしく生きたいと考えるカースケと同じような考えを持ちながら、自分の考えを貫きたくましく生きる植村に共感を覚えて仲良くなる。ところが周囲からは、植村が会社から預かった金を従業員には給料を渡さずにピンハネして、自分の懐に入れては賭け事や酒代に使
ヤッシャ・ハイフェッツChansonsdeBilitis:No.2.Lachevelure(arr.forviolinandpiano)たとえ道はちがっていてもオレはお前を見守っているそれだけは忘れないでほしいカースケとオメダはともに同じ大手不動産会社の採用が決まり卒業前から研修社員として雇用されるが、カースケは社風が合わないからと1日でやめてしまう。そして、再びバイト生活に戻る。人と同じ人生を歩む必要もないし、自分の人生をどう
明日への道はきびしいけれどただ現在だけを浩介はけんめいに生きているカースケは相変わらず就職先が決まらないまま、大学卒業間近に運輸会社でアルバイトを始めると、故郷の水戸の高校時代のバスケ部で活躍していた村岡先輩と久しぶりに再会し、自分の通う大学の後輩たちの指導に来て欲しいと懇願する。カースケは東西運輸と契約する下請けのトラック運転手の神保の助手として荷物の運搬を手伝うが、神保が過積載と睡眠不足の状態で運転を続けていることを知る。会社から頼まれれば断れずに仕方が
ともだちがいるただそれだけでいい3浪のワカメは東大合格発表の日に見に行くと、合格者の中に『浜田大造』の名前を見つけて、アパートの住人や両親に合格したことを知らせる。グズ六は、ワカメが喜ぶ様子を見て心配になり、大学まで見に行くと、合格者は一文字違いの『浜田八造』であることを確認した。ワカメは、東大に合格した同郷の同級生に「大学よりも、自分を本気で心配してくれる友達ができたことのほうが嬉しいんだ」と心情を話すと同級生の前で、本気で友達が心配してかけつけて
メンデルスゾーンン無言歌集No.30Op.62-6『springsong』ロシアンフォークソングDarkEyes(黒い瞳)岡田奈々青春の坂道本当に愛しているのなら心の中にしまっておきたい美少女の岡田奈々さんを主軸に描いた回でオメダの妹、真弓役で登場している。家の近所でカースケと一緒に暮らす兄に、母親も心配しているのでそろそろ実家に戻り暮らしてはどうかと話をもちかけるのは口実で、兄の部屋に行けばカースケに会えるのが嬉しくて、アパートに訪れている
田中健生きるモーツァルトDivertimentoinBbmajor,BarylliQ&Hübner(1955)ビバルディFluteConcertoinGMajor,Op.10No.4,RV435父もまた一人の男であるそれを知って青年は大人になっていく父と子の関係についてのテーマで、カースケのGF洋子には異母姉がいることを知ると、洋子は父親のことが許せなくなってしまう。オメダは、6歳の時に別れた父親が、なぜ自分達の家族
ChopinwaltzOp.42Rubinsten私の町MyHomeTownそれぞれの人間がそれぞれの人生を一生懸命に生きている大学卒業が迫るも、カースケは就職活動もせずに、試験の単位を落として、バイトに明け暮れる日々を過ごす。同級生のGFのようこは心配になり、そろそろ真剣に就職先を考えるようにと促して、就職先の紹介状を手渡す。バイト先でフォークリフトの運転作業中にカースケの積んだパレットが崩れて社員が下敷きになり怪我をさせてしまい、
フニクリフニクラ男は女のやさしさを求め男は女のやさしさを求める皆がやさしさに飢えているグズ六と紀子さんが新婚旅行で熱海に向かうと、オメダとカースケも熱海のホテルにアルバイトに来ており、グズ六の勤務する世界教育販売の慰安旅行も熱海だったので、偶然に全員が同じ場所にやってきた。客室は満室のため、グズ六は新婚初日から男同士で娯楽室で宿泊させられる破目になった。世界教育販売の慰安旅行は口実であり、実は、部長谷は幼なじみの保証人になり家を失って、妻子に逃げられ
結婚式まで三人がかりでこれからグズ六はどうなるのだろうか三人の男の友情を優先し、おっとりして物事をはっきりさせないグズ六にしびれを切らした恋人の紀子は、とうとう両親に「妊娠三か月」と嘘の既成事実を報告してグズ六との結婚を認めさせ、両家との顔合わせをすると、ようやく結婚に向かって物事が動き始めるも、先立つお金のないグズ六はオメダやカースケたちの友情に助けられる。女友達が結婚して取り残されて焦りが出てくる適齢期の娘と、仕事の成果をあげられず安月給でうだつの
およげ!たいやきくん上海帰りのリル人は時に欲望に背いて生きる場合があるそれは人間の業なのだろうかカースケのGFの勤務先の放送局のラジオ番組で人気パーソナリティのかずみは、幼い頃に父親は事業の失敗で借金を抱えて出て行ってしまい、母子二人きりで暮らしてきた。ラジオ番組内で、父の好きだった『上海帰りのリル』を流すと、おでん屋の屋台のオヤジは娘のラジオ番組を聴き入っていた。カースケは父娘が対面できるように計らうものの、父親は、娘に会わずにおくと手紙を残して姿
いろんな悲しみがあるだがそれをわかりあえた時悲しい者同志の心がかたくむすばれる高度成長期で、出世欲の強いサラリーマンの多い時代を反映したストーリーで、愛する女性と平凡な家庭生活を送るよりも、社長令嬢との政略的結婚で昇進の野望を優先させて欲に支配されるうちに人が変わっていくというテーマだった。男に棄てられた時江を演じるのは結城美栄子さんで13話に登場した桃井かおりさんの親戚だそうで、それは知らなかった。https://tver.jp/series/s
男は心がかよいあえばもうそれだけで何もいらない大学卒業を目前に、オメダは就職先が決まらずカースケはバイトに明け暮れて、その日暮らしで食いつなぐことしか考えていない。バイトでガラス工場に行くと、たかがバイトの補助作業と思っていたカースケは、職人から怒鳴られて反発するが、ある日、バイトに行くと工場が閉鎖されていた。閉鎖された工場で、職人の田所は、36年働いてきて最後にどうしても自分のためにガラス作品を作りたいと魂を込めてガラス工芸に向き合う姿に心を打たれた
ひとりの女にも愛されずに馬鹿な男が死んでいったカースケの同郷の親友で、ヤクザから足を洗ったはずの金井玉三郎だったが、組の人物から「堅気になりたいおめえの邪魔はしたくねえけどよ、おめえも組には借りがあるんだから、やっぱりそれは返さんといかんとちがうか」と言われて、「生きてても無駄か」と悟る。死を覚悟して仲間達たちとの最後の時間を楽しく過ごす。最後に、好きだった女性に逢いたかったが、女性に断られてしまい、その願いは叶わなかった。翌朝、玉三郎が射殺され死亡し
ドビュッシーヴァイオリン/ゴリウォーグのケークウォーク男はみんな自立したいと思うしかし、その道は険しいオメダは、絵描きを目指す美大生のかおりと仲良くなり、コーヒーを淹れてあげると誘われて、美大生かおりの家に寝泊まりするようになる。カースケたちとの下宿生活にピリオドを打ち男の友情よりも女性との暮らしに憧れを抱いたが、現実は同棲ではなく、割り勘で家賃を支払えるルームシェアの相手を探し、家事をしてくれる共有者を探していただけと知る。打算的な女と、打算
ラ・カンパネラあゝ青春想い出のかたすみに用なんかなくたってただちょっと会ってみたい・・・それが兄妹なんだ両親が亡くなりカースケと妹みゆきの二人兄妹になり大学進学とともに兄妹は離ればなれの暮らしになり妹は、水戸の叔母の家で娘同然に大切にされて暮らしている。ふとした時に兄妹は会いたくなるものだし、会わなくても心のどこかでつながっていていつも心配しあっているものだ。中村雅俊演じるカースケの妹みゆき役を秋本圭子さんが演じた。50年前の茨城