水源地というのは山中奥深くの沢沿いにあり苦しい登山無くしては辿り着けない。時によってはその場所に至る道さえない。そういう印象を持っていた私にとって東京の一部の水源地はその存在自体が驚愕に値するものだった。なんと東京ではただの平野部に水源地が存在しているのである。全く理解不能である。それでも源流が池沼なら納得できなくもない。だがただの道路や敷地が源流となっているものがある。これは極めてナンセンスである。私の心がその存在に拒否反応を示している。ここにこの許されざる存在を求めて巡った記録を纏めてみる。