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寝ようと思って布団に入ってもなかなか寝付けないときが年に何回かあります。そんなときに頭をよぎるのは大抵、不安なことや怖いこと。そして、それらは考えれば考えるほど増幅していってますます目が冴えたりもします。あなたには、そんな経験はありますか?---------今回ご紹介する絵本は、こちら。『カント』ヨン・フォッセ文アキン・デュザキン絵嶋野冷子訳新日本出版社ぼくはクリストッファー。8歳で、3年生だ。夜ベッドに横になると、よく考えるんだ…クリストッフ
私は映画を見ることや本を読むことが好きです。現実世界とは、また違った様々な世界や価値観に出会えるのがおもしろいからです。出会いは生身の人間と、だけとは限らないんです。---------今回ご紹介する絵本は、こちら。『にげてさがして』ヨシタケシンスケ赤ちゃんとママ社にげることははずかしいことでもわるいことでもない。きみのあしは「やばいものからにげるため」についているんだ…ヨシタケシンスケさんの作品を読むときはいつもクスっと笑えると同時に「そうだよねえ」と
昨日は、山形県置賜地域で活動している任意団体、「コネクトブックokitama」主催の研修会でした。山形市在住の翻訳家、横山和江さんをお迎えし、「子どもの本を20年翻訳して」というタイトルで大変興味深い翻訳の世界のお話を伺いました。そのときに紹介された本の中から私が大好きな1冊をご紹介します。--------------------今回ご紹介する絵本は、こちら。『地球のことをおしえてあげる』ソフィー・ブラッコール横山和江訳すずき出版「宇宙からくる、だれかさんへ」…
誰でも周囲に好かれたり認めてもらったりするのはうれしいものです。逆に言えば周囲に嫌われたり否定されたりすることは嫌だ、と思うし避けようとすることが多い。ときには、それが行き過ぎて自分が何を望んでいるのか分からなくなる場合もあるのです。------------今回ご紹介する絵本は、こちら。『ぼくの名前がきえないように』バティスト・ボーリュー文チャン・レン絵ひがきゆみ訳ひさかたチャイルドぼくはフランシスコ。この名前がとっても気に入っている。休み時間、
8月末から9月頭にかけて二人の叔母が、相次いで亡くなりました。夫は、子どもの頃からとてもかわいがってもらいました。私は、結婚してからのご縁で義母の姉妹である叔母たちが集まってとてもにぎやかになる時間が大好きでした。叔母たちと過ごした時間一緒に大笑いしたこと泣きながら話したことさまざま教えてもらったことすべて、私の中にあります。-------今回ご紹介する絵本は、こちら。『いのちの木(ポプラせかいの絵本)』ブリッタ・テッケントラップ作絵森山京訳ポプラ社森
生きものにあまり詳しくなくともカラスを見たことがない人はいないのではないでしょうか。そしてこんなに身近な鳥にもかかわらず改めて聞かれるとカラスについてほとんど知らないことに気づかされます。-----------今回ご紹介する絵本は、こちら。『すごいぞカラス』作クリス・バターワース絵オリヴィア・ロメネク・ギル訳松原始ひさかたチャイルドきみは、カラスを知っているかい?カラスの仲間は、世界中のどこにだっている…カラスと人間のつきあいは古く、なんと、旧石器
以前、飼っていた猫がひざにのってくるのを見ながら「どんなことを考えているのかな」と思うことがよくありました。家に猫がいなくなってから「猫語翻訳アプリ」の存在を知りました。ちょっと使ってみたかったなあ。------------今回ご紹介する絵本は、こちら。『ほんやくすると』文斉藤倫うきまる絵くのまりブロンズ新社このしっぽをふるのはねほんやくすると「とってもうれしい!」ってこと…すやすやと眠っている人間の赤ん坊を見ながら大きな犬がしっぽを振っています。そ
周りからほめられようと、もしくは、けなされようと本人が満足しているのならそれは「幸せ」だと思うのです。------------今回ご紹介する絵本は、こちら。『ライオンのよいいちにち』あべ弘士佼成出版社ライオンのとうさんが子どもたちと散歩にでかけた…五頭の子どもたちと散歩しているとイボイノシシやヒョウ、ゾウなどが声をかけてきます。彼らは口々に子どもの面倒をみているライオンをほめるのですがそのたびに、ライオンは心の中で「わしは、子どもと散歩するのが好きなだけだ」
昨日、8月14日は川西町の高徳寺で開催された「怪談の夕べ」に出演。怪談作家の黒木あるじさんをメインに講談師の椎雫結壬(つちだゆみ)さんと私の3名で本堂に集まった皆様に怖い、でもそれだけではない不思議な話をお話しました。開演に先立って、住職の奥山さんよりご挨拶。そもそも、この会は檀家さんとそのご親族がお盆で集まっているタイミングでお寺ならではの企画で楽しんで欲しい、という住職さんのご希望からはじまったのです。初めに、椎雫結壬さん。落語で有名な「死神」と結壬さんの地
私の両親は共働きだったので祖母に育ててもらった、いわゆる「おばあちゃん子」でした。中学生のときだったかそれまであまり昔のことを語らなかった祖母の口から戦争のころのことや戦後にあった様々な苦労話をゆっくり聞く機会がありとにかく必死に生きて来たことがストレートに伝わってきて祖母に対する見方が変わってきたことを覚えています。-----------今回ご紹介する絵本は、こちら。『ベッシーちゃん』石川えりこアリス館なおちゃんは、ふすまをそっとあけました。「おばあちゃ
私は盆地で育っているので夏休みに海に連れて行ってもらうのがとても楽しみでした。海は、すべての命の源とも言われています。私にとって、海は眺めるだけの存在ですが海と共に生きる人々は様々な想いがあるのですよね。-------------今回ご紹介する絵本は、こちら。『海のいのち』作立松和平絵伊勢英子ポプラ社父もその父も、そのさきずっと顔も知らない父親たちが住んでいた海に、太一もまた住んでいた…太一の父は、腕のいいもぐり漁師。ある日夕方になっても父は帰って
★30分無料体験会オンライン写経サロン~月一観音~https://www.reservestock.jp/page/event_series/121546◇日程:7/31(金)~8/4(火)各日20:30~21:00◇会場:Zoom(カメラオフ・音声オフで参加OK)◇参加費:無料(毎回定員5名)心が静かになる時間をご一緒しましょう。===============少しだけではありますが、やっと時間に余裕ができてきましたのでちょこちょこブログも書いていこうと思います♪8月1
7月1日、絵本作家の林明子さんが81歳でお亡くなりになりました。たくさんの作品の中から私が大好きな1冊をご紹介します。-----------今回ご紹介する絵本は、こちら。『きょうはなんのひ?』瀬田貞二作林明子絵福音館書店朝、まみこは玄関を出る時「お母さん、今日は何の日だかしってるの?しーらないの、しらないの、しらなきゃ階段三段目」と、歌を歌ってスキップしながら学校へ行ってしまいました…ラストシーンまでびっくりが続く、練られたストーリーに驚くばかり。そ
「大丈夫?」と聞かれるたびに、つい「大丈夫」と答えていませんか。責任感という鎧を、毎日まといながら過ごしていませんか。そんなあなたにご案内したい30分があります。「オンライン写経サロン~月一観音~」の30分無料体験会です。用意するのは、筆ペン1本と紙だけ。難しいことは何もありません。お手本をなぞりながら、「延命十句観音経」というわずか42文字のお経を、ゆっくりと書き写していきます。上手に書く必要はありません。集中できなくても大丈夫。ただペン
誰もいないはずなのにカタカタと音がする。いつも数え間違いをしてしまう。それ、オバケのせいかもしれませんよ。-------------今回ご紹介する絵本は、こちら。『オバケや(児童創作絵本)』文富安陽子絵鈴木のりたけ小学館まいどお騒がせしております。こちらはオバケやでございます。オバケおるかねおらんかね。おるなら捕らえてしんぜましょう…手には錫杖(しゃくじょう)、腰にはひょうたん。背中にどっさり壺をかついだ「オバケや」は村から村へ、町から町へ巡ります。
昔話に登場する王様や殿様はどの国においてもおよそ2つのパターンに分かれます。一つは主人公の行動に心を動かされほうびを与えるもの。もう一つは主人公が持っている物や能力を力ずくでも手に入れようとするもの。どちらかといえば後者が多いように感じるのはどの国のどの時代においても地位や権力は「人間の欲」を拡大しやすいことが共通しているからかもしれません。-----------今回ご紹介する絵本は、こちら。『ハスの花の精リアン』チェン・ジャンホン作・絵平岡敦訳徳間書
金子みすゞさんの詩、「星とたんぽぽ」に「みえぬものでもあるんだよ」というフレーズがあります。ただ、目に見えないと普段は意識されにくいもの。「ある」ということすら知られない場合もあるのです。-----------今回ご紹介する絵本は、こちら。『ヨーレのクマー』宮部みゆき作佐竹美保絵KADOKAWAクマ―は、怪獣です。クマ―は、ずっとこの山に住んでいます。フィヨルドを見下ろす、この山が大好きです。高い山は、クマ―の家。丸いフィヨルドは、クマ―の庭。フィヨルド
庭に咲く、アジサイの花。いくつもの色が微妙に混じり合い独特の美しさがあります。さまざまな花を見ながら自然界は、どうやってこの色を生み出しているのだろう、といつも不思議に思います。---------今回ご紹介する絵本は、こちら。『いろいろ色のはじまり』田中陵二文・写真福音館書店しぼっただけで使える絵具、けずれば描きはじめられる色鉛筆、クレヨン、サインペン、ペンキ、インク。そんな便利な”色”がない時代、人はいろいろな色を、まずは石からとりました。さて、かたい石か
6月も半ばを過ぎると夕方から夜にかけてカエルの鳴き声が聞こえてきます。カエルが登場する物語は世界中のあらゆる文化圏で存在しているとか。人間にとって身近な動物であり、見た目がどこかユーモラスなカエルは擬人化しやすいのかもしれませんね。-----------今回ご紹介する絵本は、こちら。『2ひきのカエルそのぼうきれ、どうすんだ?』クリス・ウォーメル作・絵はたこうしろう訳徳間書店森の大きな池の真ん中、睡蓮の葉っぱの上で2匹のカエルが休んでいた。1匹が聞いた。
6月21日は、父の日。小さい頃の私にとって、父親はちょっと怖くて同時に頼りになる存在でした。そんな父にも悩みがあるんだ、と実感するようになったのは社会人として働くようになってからかもしれません。------------今回ご紹介する絵本は、こちら。『帰ってきたおとうさんはウルトラマン』作・絵宮西達也監修円谷プロダクションGakkenお父さんはウルトラマン。あの日、お父さんは戦っていた…宮西達也さんの大人気シリーズ、「ウルトラマン絵本」の中の1冊。1作目の『
「ある」のが当たり前すぎて普段は全く気にしていないものにあえて注目してみるとものすごく奥が深くておもしろくて、ワクワクする。科学絵本のジャンルには大人こそ楽しめる作品が山ほどあります。---------------今回ご紹介する絵本は、こちら。『ぐるぐるうずまき』三輪一雄作絵偕成社ゾウは、鼻をぐるぐると大木にまきつけて、持ちあげる。ゾウの鼻は、ぐるぐるうずまきだ…フサオマキザルのしっぽチョウやガの管状の口ヒツジ(メリノ種)の角アサガオのつるゼンマイの新芽
緑があふれる季節となりました。春の初めの萌黄色もいいですが濃い緑に包まれる山からは力強さと安定感を感じます。色彩心理学によると緑には「安らぎや落ち着き、平和」などの意味がありリラックス効果や疲労回復効果があるとも言われています。部屋の中に植物があるだけでもホッとできるかもしれませんね。---------今回ご紹介する絵本は、こちら。『森の絵本』長田弘作荒井良二絵講談社どこかでよぶ声がしました。でも見まわしても誰もいません。するとまたよぶ声がしました
お待たせしました!以前の記事でアナウンスしていました、6月21日(日)開催のかめおかあきこさんトークイベント、詳細が決定しました!★絵本作家かめおかあきこトークイベント「絵本にこめた想い」https://www.reservestock.jp/events/1155599日時:6月21日(日)13:30~14:30*終了後サイン会あり「え?トークイベントって、この間、開催したばかりじゃないの?」そう思われるかたもいらっしゃるかもしれません。でも、今回は私がか
着物に接しているうちに何が描かれているかが気になるようになりました。描かれている文様(もんよう)、特に、昔から使われているものにはそれぞれに意味があってとても興味深いのです。-----------今回ご紹介する絵本は、こちら。『うれしたのし江戸文様(たくさんのふしぎ傑作集)』熊谷博人文・絵福音館書店お祭りの日に出るおみこし。担ぎ手のはっぴには、町内ごとの印や縁起のよい絵が染められています。この印や絵を「文様」といいます。このような文様は、いつごろできた
いやー、楽しかった!5月16日(土)に開催した絵本作家・かめおかあきこさんの出版記念トークイベント『ほら、朝もやが晴れてきたよ』かめおかあきこさんからの作品に関する興味深いお話の数々と、ご参加の方々からの質問やご感想からさらに話が発展して、とっても充実した時間でした!!会場の「ユニオンベース」には絵本などの原画を数点展示。さらに、『ほら、朝もやが晴れてきたよ』の画像データを拡大投影しながら最初に私が朗読しました。その後、インタビューという形でかめおかあきこさんに
「あ、これ、聞いたことがある」ふと耳にしたメロディーから記憶がよみがえる、そんな経験はありませんか。「音」は、目には見えません。ですがメロディーや音色の記憶はそのときの情景や体験の記憶ともつながっているのです。-----------今回ご紹介する絵本は、こちら。『THEDAM―この美しいすべてのものたちへ―』デイビッド・アーモンド文レーヴィ・ピンフォールド絵久山太市訳明け方、パパに起こされた。「ヴァイオリンを持っておいで」ふたりで朝もやの中、谷にむか
私は子どもの頃から「お父さんに似てるね」と言われ続けてきました。ちょっとつり上がった眉が特に父に似ていたのです。実は私は、それがあまり嬉しくなくて。ずっと、「母のようなやさしい眉に似ればよかった」と思っていました。年を重ねるにつれて父に似ているのもいいものだ、と思うようになったころ知り合いから「お母さんに似ている」と言われることが増えているのですからおもしろいものですね。-----------今回ご紹介する絵本は、こちら。『おかあさんの顔』ロディ・ドイル文
いよいよ来週です!★かめおかあきこさん出版記念トークイベント『ほら、朝もやが晴れてきたよ』https://www.reservestock.jp/events/11408505月16日(土)13:30~14:30以前、アートディーラーの知人がこんなことを話していました。「現代アートのいいところは、作家本人から、作品についての話を直接聞けることだよ」そうなんですよね。例えば、ゴッホの作品についていくら研究が進んでも後世の人が考えた域を出ることはありません。絵画でも、
「知らないことは100(歳)まで知らない」これは、実家の祖母が私によく言っていたことです。一人の人間が全てを知ることなんてできるわけがないですし、知らないことがあるのは当たり前なのですが「知らない」ことを恥ずかしいと思う気持ちや、「あの人は物知らずだ」と馬鹿にしたりする気持ちも人間の心の中に存在するもの。そして、ときにはその気持ちを誰かに利用されてしまうこともあるのかもしれません。----------今回ご紹介する絵本は、こちら。『そんなこともしらないの?』
昨日は夫と休みを合わせて白鷹町文化交流センターAYu:M(あゆーむ)で開催されている『打掛名品展』を見に行きました。(4/29~5/24)着物の中でも「婚礼衣装」特に「色打掛(いろうちかけ)」は、最も華やかなお祝い事である結婚式で花嫁衣装として発展してきたもの。日本の衣裳文化の粋を集めたような数々を間近で見られる、ということでとても楽しみにしていました。入口の表示がすでに美しくてテンション上がります♪会場に入ると「絢爛豪華(けんらんごうか)」ということばしか浮かんでこ