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今日は子どもの日。自分が子どもの頃、大きくなっていくにつれてできることや行けるところが増えてうれしいなあ、と思っていました。大人になってみると子どもたちが成長する姿を目にするのはうれしいと同時にちょっとだけ淋しいものですね。-----------今回ご紹介する絵本は、こちら。『わすれていいから』大森裕子KADOKAWAここはおれのなわばり。そういえば、初めておれがここに来たときお前いたよな…
『ジュリアンとウェディング』ジェシカ・ラブ作横山和江訳この本を使ってオンラインでの読書会をやりたいと思っています!でも実は、この本はまだ世に出ていません。現在、クラウドファンディング中で5月29日まで達成することが出版の条件なのです。【女性ふたりの結婚式『ジュリアンとウェディング』を翻訳出版したい!】https://greenfunding.jp/thousandsofbooks/projects/8149山形県にお住いの翻訳者横山和江
小学生の人たちと日々、接していると子どもって可能性の固まりだなあと、しみじみ思います。「子どもは未来」とはその通りですね。小さい頃は夢や希望に溢れ、何でも成しとげられるような気がしていました。ですが、現実には様々な壁にぶつかったり思うようにいかなかったりすることも誰でも経験していることでしょう。その度に、「どうして私だけこんな目に遭うのか」などと悔しい思いをしていた人もいるかもしれません。過去にはもう戻ることはできません
「何をやるか」よりも「どんな気持ちでやるか」のほうが、すごく大事。例えば将来が不安でたまらなくてとにかくお金を貯めなければ、と思って貯金をしているのとこんなことをしたい、こうなればいい、そのためにお金を貯めよう、と思って貯金をしているのとでは同じ「貯金」という行動も全く違う感覚でとらえられているのが分かるのではないでしょうか。不安から動いていると「不安」にフォーカスしているのでますます不安が増大します
私が初めて見た寺山修司作品の舞台は2000年10月に川西町フレンドリープラザでの『レミングー世界の果てまで連れてってー』でした。ものすごくシュールな舞台で正直、訳が分からず。それでも強烈に印象に残っています。その後、宇野亞喜良さんの絵を見たときにあの舞台のシュールな世界がバーッと蘇ってきたのを覚えています。----------今回ご紹介する作品は、こちら。『五月よ僕の少年よさようなら』詩・文寺山修司絵宇野亞喜良編・選詩目黒実アリエスブックス美
「若いんだからやりたいことやりなさい」これは2016年の4月に義母が言ってくれたことばです。そのころ、私はやっと自分がやりたいことはなんだろう、と自分自身と向き合いはじめて数か月のところでした。義母からすすめられたおやつを「いらない」と断わったり残り物になるから食べてしまおうと思っていたおかずを「食べたくないから」と残したりするそんな、小さなことがやっと罪悪感なくできてきたころでした。そのころの義母は1年前に
冬の間、雪で覆われていた庭はパッと見ただけでは生命あるものが無いように感じます。ところが、その庭の雪解けと共にふきのとうが顔を出しクロッカスが並びスイセンが顔を上げてチューリップがひらくハナミズキが新芽を出しライラックが咲きこぼれドウタンツツジの小さな花がゆれて黄色い菜の花が広がるこれらは私が一切、手をかけなくてもそれぞれのタイミングでそれぞれの時期に成長していきます。こちらが勝手に生命が無いよ
4月21日は長井あやめ温泉「ニュー桜湯」でお花見寄席に出演してきました!高座名「おきらく亭金遊」の落語家、古川孝さんと二人で井上ひさし作『不忠臣蔵』より「江戸賄方酒寄作右衛門」の読み芝居です。それまで、何度か読み合わせはしていましたがお客様を前にするのは今回が初めて。やはり、気合が入りますね!元々が小説ですからできるだけ聞き手が情景をイメージしやすいように緩急をつけながらハッキリ読むことを今回は特に意識していました。
絵本には、動物が数多く登場します。擬人化されているものもあれば実際の生態を描いているものもあります。今回は、それら二つの要素をミックスさせている大人気の作品をご紹介します。-----------今回ご紹介する絵本は、こちら。『うごきません。』大塚健太作柴田ケイコ絵パイインターナショナルハシビロコウです。鳥です。立ったまま、じーっとうごきません…ハシビロコウという鳥をご存じでしょうか。一時期、「動かない鳥」として様々なメディアでよく紹介されてい
前回の記事でお知らせした「コネクトブックOkitama」について早速、応援&会員登録をいただいています!どうもありがとうございます!!正会員は、実際に山形県置賜地域で活動が可能なかたです。活動はできないけれど主旨に賛同して応援します、というかたが賛助会員になってくださっています。団体の目的や内容についてはぜひ以下のサイトをご覧ください。☆コネクトブックOkitamaウェブサイトhttps://satocokaneco.my.canva.site/co
私が住んでいる山形県置賜地域で本を通して人と地域をつなぐ団体を立ち上げました。「コネクトブックOkitama」といいます。☆コネクトブックOkitamaウェブサイト昨年、地元の小学校と中学校に図書室を整理するボランティアに入りながら様々な問題意識が生まれたこととやってみたことに対する反応や手ごたえから今、自分にできることを考え様々なかたに相談し最後には勢いで(笑)任意団体を立ち上げるまでに至りました。4月より、会員を募集中です。置賜地域で活動する「正会員」
ここ数日、一気に気温が上がり山形では一斉に花々が咲き始めました。どの方向を見ても花が咲いている今頃の季節が私は大好きです。そして今頃になるとやはりあの果物を食べたくなります♪-----------今回ご紹介する絵本は、こちら。『いちご』荒井真紀小学館甘くてかわいいいちごはみんなの人気者。いちごを食べるとぷちぷちぷち音がします。いったい何の音でしょう…一瞬、写真と思うような植物の細密画。細か
人間はもともと良いことよりも悪いことや困ったことのほうを注目したり、記憶に残したりしやすくできています。これは危機回避本能ともいって人間が生存するために獲得してきた能力です。ですが、現代において「これはダメ」「あれは無理」などと悪いことや困ったことにばかり注目していると実は既にそこにあったりうまくいっていたりすることが見えなくなって自己イメージが否定的になっていく傾向があります。そこでうまくいっている
私が住んでいる山形県置賜地域には桜の名所が数多くあります。中でもローカル鉄道の「フラワー長井線」沿線にある桜の名所をつないだ「置賜さくら回廊」という観光ルートでは毎年、様々な企画が用意されています。☆置賜さくら回廊公式HPhttps://www.okitama-sakura.com/春の東北地方はいろいろな花が一斉に開くのでどこを見ても花が咲いていてとても幸せな気持ちです。その中でも、やはり桜が咲いているのを見ると特に嬉しく感
この度、ご縁をいただいて井上ひさし作『不忠臣蔵』の一部を朗読することになりました。『不忠臣蔵』井上ひさし集英社文庫朗読倶楽部「星座」でご一緒している古川孝さんと二人で行う読み芝居です。古川さんはアマチュアの落語家でもあり落語会はいつも大好評で各地にひっぱりだこ。演劇の舞台にも数多く立たれ、映画出演もなさっています。とにかく研究熱心で数多くのお芝居や高座をご覧になっていてその知識の深さと表現の確かさにいつも学ばせていただいています。
誰かに「大丈夫?」と聞かれた時つい「大丈夫!」と答えてしまうことはありませんか?仕事や家事、家族のことなど、日々様々な責任を抱えている人にとって、「大丈夫じゃない」と弱音を吐くのは簡単ではありません。でも無理をして頑張り続けると、心も体も疲れてしまいます。では「大丈夫?」と聞く代わりにできることってなんだろう。いくつか考えてみました。1.具体的な行動でサポートする「何かできることがあれば言ってね」ではなく、「これは私がやっておくからゆっくり
怒りの奥には、しばしば別の感情が隠されています。代表的なのは「恐れ」そして「悲しみ」です。例えば、パートナーに傷つくようなことばを言われた時に感じる怒りの中には、「もう愛されなくなるかもしれない」という「恐れ」が隠されています。仕事が思うようにいかない時に感じる怒りの中には「自分は無能なのかもしれない」という「悲しみ」が隠されています。怒りを感じた時はその奥にある小さな声に耳を傾けてみるチャンス。ふうーっと息を吐いて
今日は4月1日。新年度が始まる日、ということで新しい環境でのスタートを迎えるかたも多いかもしれませんね。かくいう私も今年度は、これまでとは違った環境でこれまでとは違う内容の活動をすることが決まっています。2024年に入ってから少しずつ動いていたのですが4月から、いよいよ本格的に始動します。新しい場所に行ったり新しいことを始めたりするときは多くの情報が入ってくるのでそれに対応しようとして脳は一生懸命はたらきます。新しい人と会うときも自分の情報をどう伝え
3月に入ってから気温が下がって雪の降る日がちょこちょこありちょうど今頃、桜が咲いているところが多いようです。沖縄では1月下旬から咲き始める桜。北海道の道東では5月下旬に咲くそうですから日本は本当に細長い国ですね。山形でも、来週末には桜が開花しそうです。-----------今回ご紹介する絵本は、こちら。『さくらのふね』きくちちき小峰書店はるきたよ桜の風はてんとうむしをふわりと飛ばし川に浮かんだ桜の舟にのっててんとうむし
今でこそ、私はいろいろな場所で絵本や小説、戯曲などの「朗読」をしていますが2017年ごろは「絵本を誰かに読む」ことにものすごく抵抗していたんです。私が読んでしまうことでその作品に対して私が持っているイメージが固定化されてしまう私がイメージを押し付けることになってしまうそう思い込んでいて読むこと自体が嫌で嫌でたまりませんでした。でも私の凝り固まった考えを周りの人が少しずつほぐしてくれて大きなきっかけになったYさんとの出会いがあって。↓
子どもの頃、いわゆる「道路」以外にもいろんな道を歩いていました。畑を抜けて田んぼのあぜを通ってやぶをくぐって…そこにはっきりした道がなくても「行こう!」と思うと道はできるものですね。----------今回ご紹介する絵本は、こちら。『みち』三浦太郎あすなろ書房あぜみちこみちさんぽみちときどきさかみちくだりみち…表紙から見返しを通って本編へと続いていく一本の赤い線。ずっとずっと続いている赤い線のみちを二人の子どもが進みます。歩いたり走ったり自
8月から準備をはじめ11月から本格的に活動スタートした「マチナカteens書店」。https://www.instagram.com/machinakateensbs/高畠高校と高畠中学校のTeensがブックユニオンたかはた内に自分たちの選書でコーナーを創り書店スタッフになった気持ちでお勧めの本や喜ばれそうな本を調べ手配、展示、宣伝、販売、管理してゆく長期的な校外活動です。2月半ばには、高校3年生のメンバーがひと足お先に活動を終え昨日は、高
【緊急開催!】フリートーク「これからの時代と価値観」https://resast.jp/events/912676◆日時3月14日(木)20時~21時◆参加費無料◆Zoomでの開催お申し込みのかたに当日のリンクをお知らせします”聞くだけ参加”もOKです!・これからの時代の価値観について興味がある方・子育てをしている親の方に、特におすすめです!ぜひご参加ください!******2016年に教員を辞めたころよく、こう考えていました。「本当の自分ってなんだろう?
昨日も次々とお申し込みいただいてます✨トーク参加・聞くだけ参加どちらでもOKです!【緊急開催!】フリートーク「これからの時代と価値観」https://resast.jp/events/912676◆日時3月14日(木)20時~21時◆参加費無料◆Zoomでの開催お申し込みのかたに当日のリンクをお知らせします”聞くだけ参加”もOK!・これからの時代の価値観について興味がある方・子育てをしている親の方に、特におすすめです!******2011年3月11日。
【緊急開催!】フリートーク「これからの時代と価値観」https://resast.jp/events/912676◆日時3月14日(木)20時~21時◆参加費無料◆Zoomでの開催お申し込みのかたに当日のリンクをお知らせします”聞くだけ参加”もOKです!・これからの時代の価値観について興味がある方・子育てをしている親の方に、特におすすめです!10年後の社会で当たり前になっていることについて具体的にイメージしていける時間になると思います!******
【緊急開催!】フリートーク「これからの時代と価値観」https://resast.jp/events/9126763月14日(木)20時~21時オンライン開催******先日、私が参加したセミナー「Z世代の起業家と語るこれからの時代と価値観」いつも最新の情報を分かりやすく解説してくださるソルトさんと24歳の起業家であるNatsukiさんの対談セミナーです。*ソルトさんの公式メルマガhttps://utage-system.com/p/1c86
「アウトプットは自分自身との対話につながっていて自分の判断基準をつくることでもある」前回、そうお話しました。そして、さらにアウトプットにはもう一つの効果があります。それは自分の”外側”とつながることでかえって、自分への理解が深まり自分の”内側”を変化・拡大させていけることです。具体例をあげましょう。私は現在、定期的に「大人の絵本リーディング」や「ゆっくり絵本タイム」というミニイベントを開催していて5~10名程度の方々に絵本を朗読しています。1時間の中で
なぜ、それをやっているのかなこれをしたことで私はどう感じているのかなこのような、自分の内的な感覚がとらえられていると「これがいい」という判断基準が生まれます。それは常識や慣習といった外側の基準ではなく自分の中の基準です。この基準を自覚するのには少々時間がかかります。なぜなら最初のうちは「なんか変」「よく分からないけど、いい感じ」などなど感覚的なものだったりはっきり言語化できていなかったりするからです。これらは忙しくしているとキャッチできないままに
「こうなったらいい」そうイメージできていても具体的に行動してみるとなかなか進まなかったり後退するように感じたりしてがっかりすることも少なくありません。でも行動したことや人とのつながりは確実に何かを変えているのです。-----------今回ご紹介する絵本は、こちら。『いつかきっと』アマンダ・ゴーマン文クリスチャン・ロビンソン絵さくまゆみこ訳あすなろ書房「どうってことないから、気にしないで」「どうしようもないことさ」「やってもむだだね」そう、みん
できるかなできないかなそんな風に悩んでいることがある場合それが実現する確率はかなり低いです。なぜなら「できるかどうか」を考えているうちはまだ、心が決まっていないから。できない理由はいくつもいくつも出てきます。ことばを変えると「できない理由」を探しているのが「できるかどうか」を悩んでいる状態です。それに比べて「やるかどうか」になると「やる」「やらない」の、どちらかですから決断する内容がシンプルです。「やる」と決めたら実現するための方法を具体的に考え