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読書記録↓これ、かなり前に読んだことがあって、更にその前に映画も観ていて(いやらしい場面が多いからレンタルで自宅で)原作を本で読むより映画のほうが衝撃的。R15指定。読むとハマる。ルイがほんとに好きだったのはどっちなんだろう。舌にピアスをつけてる姿にひかれたアマなのか、彫り師の、自分の体にもタトゥーを入れてくれたシバなのか。自分に置きかえると…なんて普通の感覚ではない世界だから、ムリ。どっちもごく普通の日常生活を送ってるだけでは出会えないタイプの人たち。でもこういう異
アンソーシャルディスタンス金原ひとみ5つの短編集です数ある金原ひとみ作品の中で群を抜いた面白さだったかもいや、いつも面白いんだけど、特に面白かったほとんどエロ本といえるような内容の章もあるから人には勧めないがw〆以下ネタバレ最後の2作品はコロナ禍で価値観が変わっていくカップルの話。あんなに何もかも完璧で順調だった2人が、コロナに対する危機感や真剣度で感覚がすれ違ってお互いに理解し合えないモンスターのように見えていく様子が面白かった。数年経って忘れかけていたコロナ禍のことを
女性が主人公の5つの短編集アルコール依存、、自殺願望、セックス依存、整形どれを読んでも心がヒリヒリするものでした綺麗な恋愛物語ではない生々しく嫉妬、憎しみ、嫌悪関係を切りたいのに切れない弱さ読み進めるのに心がヒリヒリ痛いのに一気に読み進めてしまった彼女たちの姿はどれも痛々しいけれどわたしにも身に覚えがある感情ではあったその感情に蓋をしていただけで共感をしてしまう自分もいた
蛇にピアス金原ひとみ第130回(2003年下半期)芥川龍之介賞受賞作。この時は同時に綿矢りさ「蹴りたい背中」も受賞している。2人とも最年少受賞者で、ずいぶんと話題になっていた。2人の内、綿矢りさの方が年下だったので、より注目されていたように思う。「蹴りたい背中」は127万部、「蛇にピアス」は53万部と両方ベストセラーになった。以前に映画を観た。蜷川幸雄監督。吉高由里子主演。高良健吾。ARATA(井浦新)。題材から、突飛で前衛的な内容を想像したけれど、ドラマはきちっとしていてオー
「日本人なら読んでおこう」でGW初日に読了。2004年、芥川賞を綿矢りさ「蹴りたい背中」と同時受賞。2008年、蜷川幸雄監督、吉高由里子、高良健吾、井浦新がメインキャストで映画化。映画は観ていないが、ここまで身体張った演技を吉高由里子(ルイ役)がよくやったねと感心する。高良健吾が赤色モヒカン役(アマ)、井浦新がタトゥーだらけのオニイサン役(シバ)をやったことになるが、どんなだったのかしらん。アマを殺したのはシバなのか、そう示唆する箇所はあるが、結論まで至らない。本編にあと10頁あ
読書が好きで暇があると本はよく読みます。今途中の本たち。金原ひとみさんの本はこんな言い回しがあるの、、と毎回うなされます。例えがとても上手でこれだけ言葉で表現できるってすごいなぁ(すぐ、「すごい」「やばい」「本当に」になってしまう私)特に好き嫌いが分かれる作家さんと思いますが昔はまさかな感じで終わって少しな苦手なところもあったけど(笑)最近の作風はエンディングで希望が溢れていて中毒性もあり夢中になりました。きっと、お子さんが影響しているのであろう軽やかで明るい感じ。
美しいとは何か?恋愛的な好き、loveは何か?ヒットした面白そうな恋愛小説女性の性感覚の随筆→書評、音楽評書きたい読んでるor読みたい本読んだ本星へ落ちる金原ひとみ5/16『星へ落ちる』は村田紗耶香の解説読んでから読んだので面白かったんだけど、他の短編は読んでて恥ずかしいような、空想的というか文学に寄りすぎたフィクションな恋愛に思えた。俺的には恋愛ってもっとサバサバしたいんだよな死霊or闇の中の黒い馬埴谷雄高限りなく透明に近いブルー村
アンソーシャルディスタンス(新潮文庫)Amazon(アマゾン)Amazon(アマゾン)で詳細を見る楽天市場で詳細を見る${EVENT_LABEL_02_TEXT}歳も近いし、有名だからもちろん知っているけど、初めて読んだ金原ひとみさんの短編集。鬱になってしまった彼氏の影響でストロングチューハイ中毒に陥ってしまった主人公の一作目で「救いがないなぁ」と思い、次の作品では整形中毒の話に辟易した。読んでいると徐々に気分が滅入ってきたので、後半はほぼ飛ばし読み。顔も作品も苦
割と読んだなって感じです!アメリカンドリーム/村上龍海外で車を借りたくて5分に10万円払ったり映画を撮るためにガンガンお金出したりして気持ちいい〜!おもしろいこともいう。ちわーっこの感じをカンブリアでも出せばいいのにね?!【中古】アメリカン・ドリーム/村上龍楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}憂鬱たち/金原ひとみ金原ひとみといえばアメンバーのるいちょろなので私なんかが読むのは烏滸がましいのですがこの本、躁鬱病特有の出かけるまで嫌だな…と出かけてたら…!なん
fishy金原ひとみ友愛でも共感でもなく、この刹那に集う女たち。作家志望のライター美玖、共働きで女性誌の編集をつづける弓子、インテリアデザイナーのユリ。都内きってのナンパ街となった銀座のコリドーで、三人は互いのプライベートに踏み込まない距離感を保ちながら、この場かぎりの「ともだち」として付き合いをつづけている。気ままな飲みともだちに見えるが、彼女たちが抱える虚無は、仕事でもプライベートでも、それぞれに深い。結婚したばかりの男に思いを寄せ、不倫によって日常が一変する美玖。サレ妻
『腹をすかせた勇者ども』(金原ひとみ:河出書房新社)を読みました。『蛇にピアス』で芥川賞を受賞された方。『蛇にピアス』は読みました。内容は忘れました。あれから20数年。中学生のお母さんになった金原ひとみさん。どんな話を描くのかな?と思って読みました。東京で私立中学に通う女の子たちの話でした。『えつそれプロ中学生じゃん』みたいな会話が延々と続きます。最後まで読みましたけどね。
アンソーシャルディスタンス[金原ひとみ]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}金原ひとみさんの本が大好物なわたしですが、この本は人間の陰な部分ばかりでなかなか読み進められなかった一冊共感できない部分が多すぎたのか臭いものには蓋をみたいな感覚でそういうことを直視できなかっただけなのか。村上春樹さんの本を読んでる自分かっこいい!なんて思って読んでた学生時代のあの頃、村上春樹の世界にのめり込んで主人公にでもなった錯覚で46時中悲しいです鬱ですなんていう気持ちになってた
読みたい本があれば図書館で予約することが多いです。何を読んだか忘れるので、昔のガラケーにメモしたんですがそれもごちゃごちゃしてきました。向日葵色のフリーウェイ杉原爽香〈50歳の夏〉赤川次郎あなたが誰かを殺した東野圭吾ハジケテマザレ金原ひとみるるぶタイ余白の迷路赤川次郎星を編む凪良ゆう(なぎらゆう)汝、星のごとくの続編だった。
本屋をウロウロするのが好きです。ジャンルを問わず、背表紙を眺めながら面白そうな物はないか見て回る。今日もまた、1時間ほど早めに駅に行き、思う存分、店内をぐるぐる。と、目に付いたのは「蛇にピアス」。昔、二十歳の若手が芥川賞受賞と騒がれた作品。当時は世間の盛り上がりにむしろ引いてしまって、読む気にならなかったけど、もう20年くらいたつのかな?映画化もされて、さらに話題になってたっけ。蜷川監督だったか??興味ないと言う割には良く覚えてるな。ホントは読みたかったのかも。今頃ようやく「読
2/21西大寺実施しました。明日は猫の日。猫なで声で皆様が来るのをお待ちしております。鼻毛も木も伸び盛り、風神雷神も風盛り、そんな花盛りのひとときをありがとうございました。紹介された本です・ハジケテマザレ/金原ひとみ・仕事のためには生きていない/安藤祐介・はなげばあちゃん/山田真奈未・ねんねんころりん/ふじもとのりこ・野火/大岡昇平・風神雷神/原田マハ・始まりの木/夏川草介・傷モノの花嫁/友麻碧・ゆきとトナカイのうた/ボディル・ハグブリンク山内清子
「パリの砂漠、東京の蜃気楼」金原ひとみ概要一歳と四歳の娘を連れ、周囲に無謀だと言われながら始めたフランスでの母子生活。パリで暮らし六年、次第に近づいてくる死の影から逃れるように決意した、突然の帰国。夫との断絶の中でフェスと仕事に混迷する、帰国後の東京での毎日。ずっと泣きそうだった。辛かった。寂しかった。幸せだった──。二つの対照的な都市を舞台に、生きることに手を伸ばし続けた日々を綴る、著者初のエッセイ集。以下ネタバレ〆金原ひとみさんの初エッセイということで期待大で読み始めました。金
今日読み終えた本マザーズ(新潮文庫新潮文庫)[金原ひとみ]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}相変わらず金原ひとみさんがだいすきで、家から忘れて持ち出なかった時はわざわざ取りに帰るくらい私の一部になっています携帯と本は手元にないと不安になる要素母親って孤独と責任と不自由さと、、、って色んなものと戦っていて、大変さや苦悩ってそれぞれで、分かるようで分からない、分かってもらいたいようで分かってもらいたくない、そんな複雑な心境の中淡々と日々が過ぎていく、そんなあ
ブログを更新するきっかけはふたつあって、読書後と、アルバムに写真が溜まって整理がしたいとき今回は両方です先ほど読み終えた本がコチラ、金原ひとみさんのfishyfishy[金原ひとみ]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}姉に次の読書は魚釣りの話〜なんて言ってたけど、まさかまさかのわたしの話でした結婚、離婚、恋愛、不倫、家族、友達、彼氏、、、読む中で当時の痛みが猛烈に蘇り、文字を追わずにはいられなくて、いつもは50メートル走8秒だけど6秒で走っちゃった、みたいな
年末から全く読むペースが遅くなった。なんかな、集中力が途切れ途切れでした笑眠れない夜は体を脱いで(中公文庫あ91-1)[彩瀬まる]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}いつもサラサラ読める作家さんなんやけども、どーも前半サラサラ読めなかった…なんでやろね。短編なんやけど、共通して同じスレッドを見つけてストーリーが進んでいく。最後はそんな展開?と感じてサラサラ読めました☺️すべて真夜中の恋人たち【電子書籍】[川上未映子]楽
蛇にピアスの解説20歳で芥川賞を受賞した金原ひとみの同名小説を、蜷川幸雄が映画化。吉高由里子が19歳の少女の心の揺らめきを見事に体現し、バイオレンス描写でも物議を醸した問題作。蛇にピアス相関図出典:https://cinema-hitstv.com/hebinipiasu-eiga/蛇にピアスここで見れる>>【蛇にピアス】はどこで見れる?あらすじ・レビュー・無料視聴の方法も紹介映画『蛇にピアス』は無料で視聴できるサイトはある・・?映画を違法に無料で提供している「海
「もう生きたくないの‥‥」カレとお酒を飲んでいて、ぽつりと言ってしまいました。「どこに行きたくないの?」「どこに、じゃなくて‥‥」「あぁ‥‥。(←察した)萌ちゃん、スポーツでも始める?テニスとか」「やだ」「あ!乗馬は?たしか新百合ヶ丘に乗馬クラブがあったはず。お馬さん好きでしょ?お馬さんに触れるよ」「お馬さん‥‥」乗馬クラブに行くかどうかはわかりませんが、かれこれ25年ほど、ずーっと消えたいという気持ちが拭えません。結婚しても、出産を経ても「普通に死にたい」。じゃあ、なぜ今も
ハジケテマザレAmazon(アマゾン)金原ひとみの小説「ハジケテマザレ」は、アルバイト小説である。バイト仲間とは、実に不思議な仲間である。たとえば大学生にとって、多くの場合、アルバイトとは単にお小遣い稼ぎのためにするものだろう。一応、働く身である以上、責任は生じるが、社員ほど強い責任感を持たなくていいし、つまんない職場だったら、さっさと辞めればいい。まあトンヅラしても「バイトだから」で済んでしまう。楽でたくさん稼げること、それが最も良いアルバイトだ。そんな場所柄ゆえの軽さからか、
発売中の週刊新潮に、月1回の連載「性とか愛とか」が掲載されています。今号は、金原ひとみ著「蛇にピアス」です。コロナ禍の下で読んだ「アンソーシャルディスタンス」の思い出とともに。写真が新しくなりました
金原ひとみ「パリの砂漠、東京の蜃気楼」(2020年)という文庫本を読み終えた。芥川賞作家・金原ひとみの初エッセイ集。カバー写真の彼女の顔の表情から感じ取れる、悩ましさや陰。文体としても何となくそうだが、何か薄暗いもの、幾分湿ったようなものを感じる。だから、金原ひとみの文章が読み難いかと言えば、全くそうではなく、寧ろ読み易く分かり易い。しかし、彼女には芥川賞受賞の頃の昔から、何かが「有る」気がしてならないと思い続けてきた。経歴を読んで初めて知ったことに、随分と長い間不登校児だっ
最新の芥川賞は第170回(2023年下半期)の九段理江さん「東京都同情塔」でした。生成AIを利用して書かれたとされるこの作品は近未来の東京を舞台とする物語だそうです。先日少しご紹介した村田沙耶香さんの「コンビニ人間」は第155回(2016年上半期)の受賞作品です。因みに又吉直樹さんが「火花」で受賞したのが第153回(2015年上半期)で羽田圭介さんの「スクラップ・アンド・ビルド」との同時受賞でした。前回私が読んでいた朝井リョウの「何者」は第148回(2012年下半期)直木三十五賞
最近ジム行くことが楽しみや目的からの行動ではなく義務になっていて、それでもだいすきなトレーナーの時間を狙って通う私はライブを見に行くファンそのものであり、やる気のなさを人への好意によって取り戻そうとする無意識の操作に対してそういえば今までも人に好意を持つことによってどうにか壁を乗り越えた経験がいくつかあるなと思い返して以前のわたしはもっと開放的であったなと昔を恋しがっています最近はとにかく本に囲まれて生きていて、本を読んでいる時間がイチバンの至福時間律がお腹の中にいるときに喜多川泰さんの本に
金原ひとみさんアンソーシャルディスタンス実際にこんなことがあるのだろう。けっこうリアルな話ばかりでした。世の女性の皆さん。決して惑わされないで!そんな気分にもなるのです。ぜひこの世界観を存分に味わってください。
「パリの砂漠、東京の蜃気楼」金原ひとみ少し前からこの人の書く文章がするすると心地よく脳内に取り込まれる金原ひとみさんの本を初めて読んだ大昔苦手だったんだけどなぁ苦手意識から遠のいてたのだけど久しぶりに手を伸ばすと全然変わってた作家のタッチが変わったのかわたしの感覚が変わったのか子供のことを書いてた作品からとっつきやすくなった気がする「子育て」という共感ポイントができたからかな共感って大事だーー同郷食の趣味が同じ推しが同じ星座が同じなんでもいける長女はいつ
オートフィクション(集英社文庫)Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}金原ひとみの自伝を思わせるような小説。小説の構成的には、作家で22歳の女性主人公(この時点で、金原ひとみと重なる)の過去を遡っていく形式である。〈22歳の冬〉から始まって、〈18歳の夏〉、〈16歳の夏〉、〈15歳の冬〉と続く。見事だなと思ったのは、年齢に合わせて文体が違うところだ。15歳、16歳の時代は、考えることがガサツで何の計画性もない。そのような思慮のなさが文体ににじみ出てい
AMEBIC(集英社文庫)Amazon(アマゾン)この作品は、金原ひとみが、『アッシュベイビー』(846冊目)の次に書いた作品である。相変わらず趣味の悪い作品だが、実に金原ひとみらしい作品である。前作『アッシュベイビー』と本作をつなぐのは、おそらく主人公の狂気だろう。『アッシュベイビー』を読んだとき、個人的に傑作だと思ったのは、主人公アヤが、ルームメイトがさらってきた赤子に、出もしないおっいを与えようとして、赤ん坊に乳首を吸われて感じてしまい、赤ん坊に乳房を加えられたまま、オナ