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▽【特別展】花・flower・華2026―横山大観の桜・川端龍子の牡丹・速水御舟の梅―-山種美術館1966年に日本初の日本画専門の美術館として開館。2009年渋谷区広尾に移転。近代・現代日本画を中心に、古画、浮世絵、油彩画、6点の重要文化財を含む約1800点を所蔵し、年5~6回の展覧会にて順次公開しています。創立者・山﨑種二の「美術を通じて社会、特に文化のために貢献する」という理念を受け継ぎ、理想的な環境づくりと質の高い展覧会を通じて、日本画の魅力を発信…www.yamatane-mu
とうとう出て来なかった酒井抱一🙄😶😑【酒井抱一(さかいほういつ)】宝暦十一年~文政十一年(1761-1828)本名を酒井忠因(さかいただなお)、幼名を善次、通称を栄八。号を屠牛、鶯村、雨華庵、軽挙道人など。俳号は濤花のち杜陵。狂名を尻焼猿人(しりやけのさるんど)。又、屠龍の号を俳諧、狂歌、浮世絵美人画で用いている。父は老中や大老にも任じられる家柄の雅楽頭系酒井家で播磨姫路藩主世子の酒井忠仰。その忠仰の次男(第四子)として神田小川町の酒井家別邸で誕生。母は大給松平家宗家11代で大坂
熱海のMOA美術館で半月前から始まっていた《坂東玉三郎衣装展》風遊花展が終ったら絶対に見に行こうと思っていました。ところが日程を確認したら12月14日(日)までの開催です。風遊花展は16日まで。今は作品作りの追い込みや開催準備でフラフラ遊んでいる場合ではないのですがやっぱり見ておきたい事やりたい事はできる時にしなくっちゃ絶対後悔するよね・・。それにこの衣装展は勉強にもなるし今週末から来週初めにかけては熱海座坂東玉三郎の特別舞踏公演も開催されるので混み
10月28日(火)、『静嘉堂の重文・国宝・未来の国宝』展を見ました。10月4日(土)から12月21日(日)の会期で、前期と後期の展示替えがあります。そのため、『お得な前期後期セット券』も。チラシに、「大阪・関西万博にちなみ、20世紀初頭の博覧会に出品した岩﨑家(静嘉堂)所蔵の琳派や肉筆浮世絵、近代絵画などを皮切りに、国宝、重要文化財、重要美術品、そして未来の国宝!?菊池容斎の破格の巨大絵画が重要文化財『明治生命館』内の当館に登場します。」作品リストは、No.62まで。ただ、展示替えが
静嘉堂文庫美術館で開催中の「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)開催記念修理後大公開!静嘉堂の重文・国宝・未来の国宝」展でこれは、という作品《麦穂菜花図》の主観レビューをお届けします。雲雀と青麦、菜の花をテーマにした晴明な双幅である本作。風に揺れる菜の花と真っ直ぐに伸びる青麦。一方は、羽を広げ、下を見ている雲雀。そしてもう一方は、急降下しているように見えます。さらに、曲線を多用した菜の花に、直線が目立つ青麦。平面的な菜の花に、奥行きが感じられる青麦。このように、多く
[書遊び]「篦棒(べらぼう)と酒井抱一と歌麿」⭐lightです。●「べらぼう(篦棒)」とは江戸言葉で、もともとは人をののしる言葉でしたが、現在では「程度が桁外れなこと」「並外れてひどい様」「常識では考えられないばかげたこと」を表すようです。●江戸時代も後期になると、田沼意次(おきつぐ)の重商主義により、庶民の生活も活気づいてきました。「新吉原(遊郭)」は性的接待だけでなく、三味線や踊り・知的教養などの「芸」を売る空間でもあり、武士も多く遊んでいたようです。吉
酒井抱一の夏秋草絵屏風の右隻をモチーフに蛤香合を作成、月夜に夏草(百合、女郎花、ススキ)数ヶ月前から坐骨神経が炎症を起こしているようで座っていると痛い…これが坐骨神経痛てやつか⁈あれこれ作業していても足がシビれて続かん😢
[書遊び]「篦棒(べらぼう)と酒井抱一」⭐lightです。●「べらぼう」は、2025年NHK大河ドラマのタイトル名です。漢字で書くと「篦棒」で、「篦」は「ヘイ・ヒ」と読み、①へら・細長く平たい竹片②の・やがら・矢にする竹の部分のことだそうです。ー新字源よりーもともとは人を罵る言葉でしたが、現在では、「程度が桁外れなこと」「並外れてひどい様」「常識では考えられないばかげたこと」をさす江戸言葉です。●「酒井抱一」は、江戸時代後期の絵師
2025年10月11日土曜日雨今朝の比叡山です。昨夜から雨です。けっこう降ってます。朝食を済ませ、ゆっくり。今日は天皇陛下が御入洛されるので交通規制があります。朝はスーパーへ食料の調達です。途中、息子の車とすれ違い。ちょっと野菜が安くなっています。それ以外は値上げラッシュです。スーパーのモールのマクドナルドでお昼を買う。帰宅して年寄夫婦だけで昼マックです。(笑)月見バーガー美味しいなー。お昼を済ませ、ちょっと昼寝です。午後の比叡山です。午後は注目の自民党総裁選を見る。
大和文華館2025年8月22日~9月28日所蔵品を活用して、琳派作品を他のものと比較。まあ物持ちだから成り立つ展覧会ではあるが、これは所蔵品でやるのがよいのである。共通点があるから比べられて違いがわかる。拾得の頭がウニじみてるのは若冲に先立つなすびは牧谿とか水墨画も思い出す酒井抱一、四条派ぽいところある一方芙蓉は琳派で意味があった可能性もあるかも。富士山は漢画の雪舟が描いたものが日本絵画の規範になっているというねじれ
🧵Likeです。私達昭和世代は、「カゼひいてまんねん。」と言えばカ◯ゲンのこのキャラクターを思い浮かべます。今は、こんなマスコットだとか。この風神さんの元となったのは『俵屋宗達』風神雷神図屏風ですよネ!↑☝建仁寺蔵(京都国立博物館寄託)17世紀前半それから下ること約100年、琳派の『尾形光琳』が模写したのがコレ。↓👇東京国立博物館所蔵の風神雷神図屏風尾形光琳は、建仁寺の末寺妙光寺で時間をかけてトレースしたようです。そのまた約100年後、当時一
🧵Likeです。読◯新聞を購読すると額絵がもらえます。その額絵、2014年は富士山が世界文化遺産に登録された記念として【巨匠たちの富士】シリーズでした。9月に飾ったのはコレです。『富士山図』酒井抱一読◯新聞解説文より抜粋(文、監修野地耕一郎)群青の空をバックに雪をかぶった真白き富士の稜線(りょうせん)が気持ちいいほどくっきりと際立っています。中空にはこれまた鮮やかな朱色の日輪が浮かび、山腹には金泥による霞がかかり、寿(ことほ
9月3日連日の猛暑日喉やられて咳が止まらないもう降参とばかりに医者行って薬貰ってきた気管支喘息の再発ではなさそうでちょっと安心でも喉はいがらっぽいし背中は痛いし(咳のせい)で、さすがに今夜は晩酌無し明日は気温が下がるらしいけど、週末は台風だとか…早く秋にならないかなぁ団十郎朝顔日記昨日は7輪今日は2輪静嘉堂@丸の内静嘉堂美術館続きですGallery3へ第3章道釈画と故事人物画五彩鼇頭独占・布袋図硯屏景徳鎮窯明~清時代17世紀絵手鑑酒井抱一江戸時代1
8月29日(金)、広尾にある山種美術館に行きました。『江戸の人気絵師夢の競演宗達から写楽、広重まで』展会期は、8月9日(土)から9月28日(日)まで。前期⋮8月9日から8月31日。後期⋮9月2日から9月28日。第1章山種美術館の浮世絵No.1が奥村政信(1686~1764)の『踊り一人立』。細判紅絵『紅絵』の説明がありました。No.4が鈴木春信(1725?~1770)の『梅の枝折り』。中判錦絵『錦絵』の説明がありました。No.7が鳥居清長(1752~1815)の
✦こころで「観る」ひととき✦この日生まれの人は美意識を「作法」として継承していく人かもしれませんね8月1日生まれ酒井抱一(1761–1828)静かな筆に四季と風の息づかいを宿す江戸の雅をよみがえらせた画家古き美のかたちを未来へつなぎながらその背景にある感性を静かに問いかけ続けました余白の静けさや花鳥のささやきに触れるときわたし達日本人は何をもって美しいと感じてきたのか──その基準を静かに見つめ直したくなります今日も一日おつかれさ
6月13日の事を今頃になって記事にするのも間の抜けた事やけど、振り返って愉しむ(思い出し笑い)年寄りの自己満足。先に感想言うと、関西万博記念を謳いながら、奈良·大阪と比べたらちょっと……ほんでも国立博物館、そこらの並の博物館とは格が違う💪目玉は俵屋宗達‼️知らん人おらんよな。瓢鮎図大阪市立美術館の時にも紹介したけど、大事な事やからもう1回登場やで❗️たっぷりシンキングタイム取った(ウソ、さぼり)からひょうたんでナマズ捕まえる方法浮かんだやろう。天橋立図これも大事な事やからま
花ひらく雨華庵の絵師たち往訪日:2024年12月7日会場:細見美術館会期:2024年12月2日~2025年2月2日開館:10時~17時(月曜休館)料金:一般1800円学生1300円アクセス:地下鉄東西線・東山駅から徒歩10分※撮影NG続いてアート篇。江戸琳派を確立した酒井抱一。その一門の画風と変遷を画塾「雨華庵」をキーワードに読み解いていく。そんな企画展だった。「またまた渋すぎるのー」酒井抱一(1761-1828)は姫路藩主酒井家の出身。江戸の
「美のるつぼ」展も2回目の訪問をしてきました。目的は酒井抱一の「夏秋草図屏風」(東京国立博物館)。他の展示品ももちろん良かったですが、これが圧倒的でした。本当にすごかった。ですので今回はこの屏風の感想だけを書きます。まずは右隻から。右から見るという日本画のルールに従うと、最初に登場するのは川です。いかにも琳派っぽく、記号のような水の流れが描かれます。流れは細い金色の線で描かれているのですが、この線が麗しい!水の動きらしい滑らかさと、しかしときおり発生する揺らぎや渦まで描かれてお
燕子花(カキツバタ)花菖蒲ハナショウブ、菖蒲アヤメ、燕子花カキツバタと咲く候凛として品のある姿、色は春と夏の「間」をおいているよう「燕子花の茶会」床の間掛物は「燕子花水鶏図」かきつばたくいなず酒井抱一筆兄の姫路藩主酒井忠以(俳句号銀鵝)の短冊「水門をほとほとたたくくいなかな」銀鵝を飾りました水鶏(くいな)はコツコツ(ほとほと)と戸をたたくように鳴くそうですカキツバタの下を潜るクイナを描いた酒井抱一(弟)の画と水門で啼くクイナを詠ん
東京国立博物館の常設展に飾ってあった作品。今日の1枚のアート(←勝手に名付けた)●酒井抱一《四季花鳥図巻巻上》江戸後半の絵師、酒井抱一の逸品とキャプションにありました。絵の具も高級のものを使っているらしく、色彩もとても綺麗ですね。巻上ということで、春と夏の景色を描いた作品です。▪️作品紹介
8日端午の節句まで1か月を切ったので玄関内のしつらいを春の物から端午の節句らしい物に替えたまず玄関に入ったすぐ左の壁には酒井抱一原画の雉と土筆の版画と広重の「花菖蒲郭公」とをこのように並べて掛けたそして玄関正面の嵌め殺し窓の下には薔薇のステンドグラスやハマグリの殻で作られている兜ガラス製兜ロイヤルスタッフォードのバラ柄のカップ&ソーサーセットメイソンズマンダレイのバラ柄大皿染付菖蒲紋4寸皿九谷蝶と菖蒲紋盃洗この見込みに蝶
美術館に行った時に買った絵葉書がたくさんあります。最近、ハガキを出すこともあまりない。美しい絵葉書なのに、しまっておくのももったいないということで。玄関のミニ箪笥の上のスペースに、毎月、その季節にふさわしい絵葉書を、イケアで買った写真立てに入れて、飾るようにしています。4月は桜の季節ということで、大好きな江戸琳派の酒井抱一の十二カ月花鳥図の中からの一枚を。毎月、どの絵葉書を飾ろうかなあと、楽しみになっています。季節をイメージした絵葉書を飾っておくことで、玄関を出入りする時に、その
今日の1枚のアート(←勝手に名付けた)桜も散ってしまったけれども、東博の常設展にあった酒井抱一の屏風がとても気に入ったのでご紹介。多分もう展示はしていないと思いますが、、、とても華やかな屏風なんです。●酒井抱一《流水四季草花図屏風》江戸時代19世紀水が左から右へ、右から左へと流れていく様子を背景に、花を散りばめてある屏風。右から順番に四季の草花を描いています。群青色の青い水がとても綺麗で全体の視線の流れを作っていますね。
最寄り駅から歩くとなると20分近くかかる板橋区立美術館は、毎年訪れるほど独特のセンスがある企画展を開催しています。今回は、「エド・イン・ブラック」と題して黒からみる江戸絵画を展示。黒=夜だけでなく影や暗闇、背景を黒に塗り込んだ作品そして黒を基調とした墨彩色、紅嫌いの浮世絵など最後に江戸時代の金屏風の鑑賞法を再現した部屋が控えています
3月25日朝から春霞の空まだ黄色くないけど…黄砂、やだなぁ今日は陽射しがあるけど洗濯物は部屋干しです😮💨三日見ぬ間の・・まさに三日見ぬ間にすっかり満開に近づいた花桃いつの間にか植えられていたチューリップ花ニラやフリージアも春満喫中昨日午後、予想通り標本木の桜が5輪開いて開花宣言された東京石神井川沿いの桜右が昨日朝、左が今朝午後には開いてそうです上の定点蕾の近くでは花🌸開いてましたさて、本編3月13日初訪問の板橋区立美術館へ企画展『エド・イン・ブラック』黒からみる
「荏原畠山美術館」に行って参りました。白金台にある荏原畠山美術館では、「現在琳派から近代洋画へ―数奇者と芸術パトロン即翁、酒井億尋」展が開催されています。私の大好きな酒井抱一の作品が数多く見られるということで、行って参りました。門から入ると素敵な庭園が広がります。展示作品は撮影不可ですので、ご紹介できないのが残念なのですが、尾形光琳の「紅葵花蒔絵硯箱」や、需要文化財指定の本阿弥光悦の「赤楽茶碗銘雪峯」などの素晴らしい作品を鑑賞することができました。中でもやはり酒井抱一の「四季
ハイ!Petitぷてぃの福善です。先日、大変お天気の良い日に、港区白金台にあります、荏原畠山美術館へ参りました。それは開館記念展ⅱ(破)出先から、思いついて訪ねましたので、大変近い位置に感じました。このような、時代を感じさせる門構え。一歩、敷地内に入りますと広大な丹精されたお庭。静かで閑静な美術館。大きなお庭は、四季それぞれに趣のある木々が植栽され、地域の方々の、憩いの場になっているのだろうと感じました。春、爛漫の時にお庭だけでも拝見したいものです。
こんばんは。今日、古本屋さんで入手したこちらの写真集。叢:石原正道写真集Amazon(アマゾン)まるで水墨画や酒井抱一の夏秋草図屏風の世界のような写真です。うっとりです。ではでは
白金台に本当に素敵な美術館があります素敵すぎてブログに書くのを躊躇うほどですだって混んだら嫌ですし…と自分勝手な事を思ってます白金台の住宅街にあるので、自分でも到着できるのかイマイチ不安でしたが何とか辿り着きました着いたのですが、あまりに立派の入口に思わず後退りしそう振り返ってみたら時代劇こちらの建物が美術館ですリニューアルオープンしたばかり館内は撮影禁止ですが、きれいで居心地が良くて最高です館内の方も感じの良い方ばかりで、わたくしが貸ロッカーを使おうとしたらあいにく100円硬
京セラ美術館の次は細見美術館へ。酒井抱一が好きなので、ぜひ見たかったのです。江戸琳派を確立した酒井抱一が終の住処とし、後に門下生へと継承された下谷根岸の「雨華庵(うげあん)」。抱一と雨華庵ゆかりの絵師達、百数十年に及ぶ江戸琳派の軌跡を紹介する展覧会です。雨華庵のあった下谷・根岸は台東区の域内で、江戸から明治にかけて多くの文化人が住む風光明媚な別荘地だったそうです。ちょうど江戸から吉原に行く途中にあったそう。抱一は37歳で出家、50歳で吉原の遊女と共にこの地域に移り住みました。その女性が賛