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4月3日水曜日〜その34時50分から5時25分まで二度寝。大岡昇平著『成城だより−付・作家の日記』を読む。P354では、遠藤周作「海と毒薬」の書評が書かれている。(写真)地下資料室の文庫本には付箋を貼っています。
小学校の教科書に載っていたのだろうか。話の内容も全く覚えていないが、このタイトルだけは記憶の中に強くある。千葉県のある村に伝わるおもちゃ、べろだしちょんま。そんな短い前書きの後に本編が始まる。斎藤隆介氏の江戸時代を舞台にしたとんでもない悲劇。涙なくしては読めない。創作かもしれないが、日本各地に江戸時代の悲劇的伝説は多く残っており、近しいことはあったのだと思われる。家光時代の隠れキリシタンのことなども歴史の教科書には数行触れられているくらいかもしれないが、遠藤周作氏の「沈黙」を読むと
Netflixで劉慈欣の小説を原作とした『三体問題』の第1話から第8話までを見終えた。私にとって、この物語の最も興味深いアイデアは、文化大革命の反科学感情と、宇宙人が艦隊が到着するまで地球科学の進歩を封じ込める必要性との関連性でした。この視点には、重要な深みがありますが、これは気楽に考えている人にとっても明らかです。中国人の登場人物(女性科学者)が、宇宙人の来訪と人類の問題への干渉を招き、人類の成り行きにおいて極めて重要な役割を果たすのを見るのは興味深いものでした。この行為の歴史的背景と
遠藤周作深い河Deepriver
遠藤周作の「イエスの生涯」は、キリスト教の聖典である新約聖書をもとに、イエス・キリストの生涯を描いた作品です。この作品を読んだ感想を述べると、まずその文体の美しさと深い洞察力に感動します。遠藤周作は、キリスト教徒でないながらも、イエスの人間性やメッセージを繊細に描き出しています。この作品では、イエスの人となりや彼の説いた教え、また彼が生きた時代の社会や状況に対する深い理解が感じられます。特に、イエスの苦悩や孤独、人々との関わりの中での葛藤など、人間臭さが丁寧に描かれており、彼がどのようにし
愛するみなさん💚新年度に入りましいたね😊新しい生活環境に入られた方もいらっしゃると思います楽しい毎日になりますようにお祈りしています🙏さてこの節目に私からおすすめの書籍をご紹介したいと思います。最近読書📕できる喜びをひしひしと感じているのですが・・1冊目はこちら💁♀️本屋大賞受賞作品です‼️私は何かを受賞したから・・というので作品を選んだことはないのですがこちらは年明けに親戚のお姉ちゃんからお誕生日のプレゼント🎁として送られて来ました🚚さすが大賞で
千葉県市川市の路上文化遺産消火栓とマンホールの蓋No.3が、千葉県市川市の路上文化遺産No.3。千葉県市川市では消火栓、防火水槽やマンホールの蓋を探し歩いて、路上観察を楽しみました。★市川市の路上文化遺産をご覧ください★四季の花:春に咲くジギタリスNo.4ジギタリスはヨーロッパ、北東アフリカ~中央アジアが原産地の二年草で、白·ピンク·オレンジ·黄·紫·茶·複色の開花期が5月~6月まで咲く。ジギタリスの誕生花は3月27日。3月27日の誕生花ジギタ
人間の一生には一度はまたとない好機が来る。遠藤周作桜の写真見せて!▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう
4K『DeepRiver』宇多田ヒカル2002年リリースの10代最後の3rdアルバム『DeepRiver』のタイトル曲のMV遠藤周作の小説からインスパイアされたタイトルと楽曲印象的なイントロとゆっくりと流れていく川のように哲学的な詞が織り成す曲後に出版されるエッセイ『点と線』に通ずる様な歌詞が含まれている歌詞や思想と表現レベルを考えると観点が早熟だなと思わずにはいられない近年YOASOBIが小説というか元になる原作と同時進行で曲を制作するというスタイルの受けが良く
遠藤周作は、フランスに留学していたという文脈で興味を持っていた。まだ、読み終わっていないが「沈黙」を少し読んだり、本書を読んでようやく理解したが、その生い立ちから、キリスト教をテーマに生きてきた人であった。本書は短編集であり、その中でも4作目にある「影法師」が印象的だった。この話は遠藤周作の実体験だったのだろうかと気になった。両親が離婚し、母親と一緒に暮らす「僕」。離婚をきっかけに母は信仰にのめり込む中、母の視線の先に清潔感溢れるスペイン人の青年神父がいた。神の前に律した生
実はモヤっと思う事が立て続けに起きまして…。かなり気持ちが疲れていました期限の迫る仕事があるのに、なかなかやる気が起きず…で、困るレベルですだけど、そんな心のエネルギーが枯渇している時だからこそ❗焦らず、無理をせず。自分を見つめる時と思い、過ごしてきました。もうえぇ歳になったけど。仕事は未だに非常勤。大した事は何も出来ない。だけど相談室を訪れた目の前の人の話を聞く事で。たとえ一人でも良い。その時間がその人にとって何か生きるヒントに繋がるのなら…。私にとってもこれ以上の幸せはない。
一昨日に引き続き、「ネスカフェ」。ネスカフェ、と言えば「ダバダ~♪」のCMを思い浮かべる人が多いのでは。昔懐かし「ダバダ~♪」のCMを集めてみました。多かったので、あと一回は又後日掲載します。「ネスカフェCM」山本寛斎さんお借りしました。宮本輝さん15秒と30秒バージョン遠藤周作さん熊川哲也さん観世栄夫さん(能楽師)上の画像はすべてお借りしました。違
朝から地震を告げる音が鳴り響きビックリしました。幸いすぐに収まりましたが、今後、東京にも激しい地震が起きるのだろうかと不安になりました。そしてもう一つ驚いたことは、大谷翔平選手の通訳としてすっかりおなじみの水谷一平氏が違法な賭博をしていたとして球団から解雇され、更には大谷選手が大規模な窃盗の被害(6.8億円)に遭っていることが判明し、大谷選手の代理人弁護士が捜査当局に告発したというニュースです。そのお金は賭博の負債の返済に充てられたということです。詳しいことはまだわかっていないようで
余り作家の小説は読まないが、(ノンフィクションの方が好きだから)中坊の頃(50年くらい前)遠藤周作の狐狸庵エッセイにハマった、(小説は読んだ事ない)少し大人になって、伊丹十三の意味深いエッセイにハマる、30代で池波正太郎のエッセイ、(全て買ったが、時代小説は読まない、ドラマは好きだが、)かなり肖像画描いたから、ストックから直ぐに出てくる^_^亡き父は川柳作家だったが、エッセイの本も出していた、(古本屋にあった時はビックリした)今はblogが蔓延し、そんな本も売れなくなったのかな
「遠藤周作初期中編薔薇色の門、誘惑」遠藤周作著河出書房新社2021年11月30日発行遠藤周作さんは沢山の賞を受賞されていて、エッセイも多い作家である受賞作「沈黙」や「深い河」を読んで彼の宗教観を学んだ初期の中編という見出しで手に取った「薔薇色の門」は受験中の弟に向けた長い手紙になっているが遠藤周作さんの受験に挫折した経験を書いているのだろう「薔薇色の門」の最後の章から引用する-しかし僕は三年というあの浪人生活や長い廻り路を今になると少
一人の人間にはその運命と人生を決するような時が生涯、一度は必ずあるものであり、それを乗り切った瞬間、彼の未来は全面的に変わるものだ-遠藤周作-若いころ、西洋占星術の方に観てもらって色々と、核心を突いた指摘をされました。その中で、これは予言になるのですが「27歳で(どこかの星の?)部屋が変わるからそこから人生が楽になっていくでしょう、、」と言われて、大いに楽しみにしておりました。さて、実際のその歳に起こったことは、・オートバイで交通事故に遭った・長
人生初の衝撃を受けた本『白い人黄色い人』の作者、遠藤周作『深い河』を20年ぶりに読み返した。1995年に映画化され母に誘われて映画を見に行ったのがこの本との最初の出会いだった。その数年後に原作を読んで以来、今でも時々、その内容や衝撃を思い出す本は他にない。人間の弱さや愛、生きることの虚しさ、死生観。それがとても静謐な文体で抽象的な表現ではなく具体的な出来事が明確に描かれているのでとてもわかりやすい。キリスト教の神父を目指す、不器用で気の弱い主人公が、苦悩の果てに
昔から、愛読しているもののひとつに、東海林さだおさんの一連の”脱力系エッセイ”があります。もう卒寿に近い、漫画家ですが、(存命?)漫画家として名を成した後に、突然?エッセイを発表し始めて、それが面白いというので人気を博した。漫画を見たことくらいは誰にでもあるのではないか?アベックを観て「グ
オーディブルで聴いた。重苦しい話だったが、引き込まれた。良心の呵責は感じつつも、人々が組織やシステムの波にのまれてしまう様を描く。組織やシステムを前に、自分の存在が小さくなっていく。特に看護婦である上田の手記では、その如何ともし難い苦しさが伝わってきた。自分ではコントロールできない要因に振り回され、人生を翻弄されてしまう。システムに取り込まれてしまう。そんな小さな存在の自分でしかないが、それでも自分の幸せを見出そうとする。ただ、その幸せも段々とゆがんだものになってしまう。
西川貴教が患っている「良性発作性頭位めまい症」。故・作家の遠藤周作さんも経験者。エッセイにある。けど遠藤さんはかなり昔の患者だし、「良性」。そんなに気に病む事もないのでは?どうかごゆるりとご静養を。回復を願っています。
Amazonオーディブル始めました。3月29日までが2か月無料キャンペーンだったので滑り込みで。スマホとPCとタブレット、どこからでも聴けるのですが突然先日から、スマホとPCでワイヤレスイヤホンではつながらなくなってしまいペアリングし直そうとしても認識してくれなくなくて・・イヤホン側の障害だと思うのですが、よく判らないです。初めに選んだのは、瀬戸内寂聴訳の「源氏物語」とTVドラマで見た「ハヤブサ消防団」瀬戸内寂聴の訳では読んだことがなくて、ハヤブサはドラマが面白かったので原作を読
読んで頂き、ありがとうございます長崎市西出津町、沈黙の碑。「人間がこんなに哀しいのに主よ海があまりに碧いのです」という、遠藤周作の一文が庭の石碑に刻まれています。まだ両親が元気で、両親、家族Aと私の4人でドライブした時のこと。石碑を見た父と家族の会話。家族A「どういう意味?」父「どういう意味だろう…うーん」え?マジ?わからんの?色々ありますやん、人生。余計哀しくなったりするんですよ。圧倒的な自然との対比で。哀しみが増幅していくような。または、小さな悩みが、自然の
3月11日月曜日〜その4オロナミンCドリンクを一気飲み。10時半より12時25分まで三度寝。(写真)「シリーズ創作が生きる場所作家のペンと家第二十二回遠藤周作」(R5年7月27日号週刊文春)を読む。
おはようございます。今日は珍しく朝の更新です。今月は色々なアウトプットと勉強に忙しく、今朝はうんと早起きをしてタスクを片していたのですが、音楽をかけていたらなんだかとても泣けてしまって、これを書いています。別に思い出だとか、思い入れのある曲なわけじゃないのに……どうも琴線に触れる音色やメロディというものがあるようで(洋楽なので歌詞は関係ないのです)。昔に比べれば、今はとても落ち着いた生活で、あまりの理不尽に涙をこぼすこともそれにプラスして泣きっ面に蜂なんて目に合
13年前の3月、そして今年の元旦。震災が起きて、多くの方が被災され、亡くなられたことを知った際に、同じようなことを思い浮かべた。遠藤周作の「沈黙」である。13年前も大勢の人が元旦に神様に祈り、そして今年も大勢の人が元旦に神様に祈った。良い年になりますように、と。
昨晩、第42回「知のB1」ブックダービーに参加しました。ブックダービーは、5人のパネラーが「この時代の人たちに一番読んでほしい本」として選んだ一冊の書評を発表し、ファシリテーターを務める令和哲学者NohJesu先生からのお題を問題解決していきます。それをNoh先生が令和哲学的視点で『ジャッジ』視聴者の方には、順位投票をして参加していただき、ゲーム視聴をしているような感覚で令和哲学のエッセンスに触れながら、「知の統合」の世界を楽しめます。情報知識が足りない時代から、溢れ
✳️Instagramより今日は晴天☀️の休日。久々に大好きな長崎に行きました😌今日はいつものようにダンナと、スペシャルゲストにお姑様。お姑様が行きたがっていた眼鏡橋と、さて、他はどのコースにするか?①グラバー園や教会などの長崎風情コース②戦争や原爆遺構などの平和コース③隠れキリシタン関係など、想い巡らしコースで、以前に私も見た映画「沈黙」(2017年マーチン・スコセッシ監督)に、お姑様も感銘を受けていたとの事で、③の隠れキリシタンコースと、なりました😌以前私も
俗に〝沈黙は金〝というけれど。。。*「民衆の沈黙のエネルギーが饒舌に散乱して行くと、文明の属性はどうしても喧騒ということになる。人民の長いあいだ探しまわっていた自我というものがここでやっと捕捉されたらしいが、民衆というせっかく結構なる概念のほうはその実体がますます茫漠として来るようである」「喧騒はおしゃべりの自我にとってこそ住みよいところであるにせよ、俗眼のとどくかぎりでは、その中に聖観念がひそんでいるようには見受けられない。地上の聖は知らず、すくなくとも天上の神はここまでおり
「海と毒薬」は、遠藤周作の代表作の一つであり、人間の複雑な心理や喪失感を描いた優れた作品です。物語は、主人公である田村明が、孤独や絶望に苦しみながらも、自らの内面と向き合い、生きる意味を模索する過程を追います。この小説は、人間の心の奥深さや葛藤を繊細に描写しています。田村の内なる孤独や迷い、そして生と死の間で揺れる心情は、読者に深い共感を呼び起こします。また、小説の舞台である孤島の荒涼とした自然も、登場人物の孤独や絶望をより際立たせる効果を持っています。一方で、「海と毒薬」は、人間の
今日のおやつは今年初のいちご大福。草餅も一緒の豪華なおやつタイム。禅師丸本舗はかつて遠藤周作さんの狐狸庵があった柿生に、古来からある柿禅師丸柿を模した禅師丸最中が有名な和菓子屋さんです。お茶は八女の玉露です。白あんのいちご大福もよくみかけますが今回はこしあん餡の量が少な目で好みです。草餅は笹の葉に包まれて黒文字で留めてあるデザインが実用的かつ素敵です。春の息吹を一気にいただいた幸せなおやつタイムでした。ぐ