ブログ記事208件
こんばんは、女医のさなえです今日は早めに帰れました晩御飯ごはんの献立を冷蔵庫の残ってる食材でさっき考えて相変わらずの庶民ごはんです舞茸たっぷり炊き込みごはん鶏肉の塩肉じゃが焼きサバきゅうりの浅漬け、少し酸っぱくして小松菜とあげの塩と昆布だしの煮浸しが本日の夕食ですさてさて、この前の記事で書いた、発達の問題について周囲の意見を聞いてみたくなっていろんな方に聞いたところ発達障害と診断されてる人が多すぎるという事実。多分、これ過剰診断やなぁ本当に良いことなのか?と我が身
『過剰診断健康診断があなたを病気にする』(H・ギルバート・ウェルチ著)を読みました。過剰診断とは、そのために具合が悪くなったり、死んだりすることがないにも関わらず、病気である診断をすることです。それは、病気というレッテルを、貼る必要のない人に貼ってしまうことになります。タイトルから興味を持ってしまい、読んでみることにしました。この本から学んだことは…・早期発見の価値について質の良いしっかりとした事実を得るための信頼できる方法は、ランダム化比較試験だけである。・診断による弊害
********************こんにちは♡ご覧いただきありがとうございます!55歳からこの人生で一番最初になりたかった女優に!!そう決めた瞬間から人生がどんどん変わっていってる松村清美です。********************WHO出品作品に出演させていただきました。橋爪淳さん(NHK大河ドラマ光る君へで関白役で出演中)の奥さん役です。今、YouTubeで公開されていて日本版と英語版があります。早朝から1時間かけてラテックスを使った老けメイク、初体験でした
このところ新しい情報はたいていSNS経由ですが、今日も一つ見つけました。過剰診断の動画です(橋爪淳X2024年2月11日、東大総合放射線腫瘍学講座YouTube2024年2月5日)。主演はプロの俳優(橋爪淳さん)で、ちゃんとした短編映画です。英語字幕付きもあります。総合放射線腫瘍学講座は中川恵一先生が特任教授を務められており、そのうち日経のコラム(がん社会を診る)にも紹介されるでしょう。橋本さんのXによると、WHOのTheHealthforAllFilmFestivalに出品予定
福島県の県民健康調査の第21回甲状腺検査評価部会(2023年7月28日開催)で、4回目までの検査のまとめ(資料4(案段階))が提出され、第49回県民健康調査検討委員会(2023年11月24日開催)で完成版(資料3-2)が公表されていました。気になった個所を抜粋します。「これまで、我が国の甲状腺がんの罹患統計などから推定される有病数と比較して、多くの甲状腺がんの発見が先行検査で報告されていることについては、症状のない人を対象として広く実施した精密な超音波検査の結果、生命予後を脅かしたり症状を
先日のZoomで教えていただいた、甲状腺がんスクリーニング検査(くすり×リテラシー2021年2月17日、3月10日、3月18日、10月9日、2022年1月21日、2023年8月28日)についての文献に関する備忘録です。JAMA.2017;317:1882-7.甲状腺がんスクリーニング検査に対するUSPSTFタスクフォースのステートメント。無症状の成人に対するスクリーニング検査はしないことを推奨しています(TheUSPSTFrecommendsagainstscreeningf
X(旧Twitter)への投稿経由で、5月29~31日に英国で「根拠に基づく早期診断(EvidenceBasedEarlyDiagnosis)」会議が開かれることを知りました。レカネマブ(商品名レケンビ(添付文書pdf)、くすり×リテラシー2022年12月1日、2023年1月5日、1月7日、1月16日、4月12日、7月7日、8月8日、9月25日、12月13日)や線虫がん検査(くすり×リテラシー2023年12月23日)の例を待つまでもなく、病気やその前段階、さらにはリスクがあるというだ
標題の件です。■非喫煙者の低線量CT肺がん検診で過剰診断が増加2000年代初めから低線量CTによる肺がん検診が開始された台湾で、台湾のがんレジストリを用いて、非喫煙集団に対する検診奨励と肺がん発生率の相関を住民対象コホート試験で検討。2004年1月1日から2018年12月31日までに女性5万7898例が肺がんの診断を受けた。主要評価項目は、病期分類別の肺がん発生率の変化とした。その結果、低線量CT検診導入後、2004年から2018年までに0-I期(早期)の肺がん発生率が
みなさん、どうもこんにちは。きむら接骨院です。最近、患者さんや患者さんのご家族から伺うお話の中で増えているのが、検診(健診)での結果や評価に関することです。「〇に影がある。〇がんの疑いがあります。」のケース。今のところ、幸いにして「疑い」では済まなかった方はいらっしゃらないので「良かったねー!」なんですが。精密検査や組織生検(細胞検査)の結果は良性。「以前の肺炎等の痕跡」ということらしいのですね。ひょっとして、スクリーニング検査に相当する検診(健診)での画像評価の出し
福島の甲状腺スクリーニング検査には過剰診断の可能性があるため、菊地臣一福島県立医科大学前理事長兼学長は「専門家から見れば噴飯もの」と異議を唱えて物議を醸しました。ところが実際に、多くの医師が子どもの甲状腺がんの過剰診断(無症状のうちに発見されなければ、生涯症状を出したり生命に影響を及ぼしたりすることのなかったがんを見つけること)による害を指摘しています。1.小児がんを経験した人は、身体的な負担だけでなく、就職や結婚などに際し、心理的・社会的な不利益を被る。2.過剰診断を防ぐことができなかった
乳がん検診の案内が届いたマンモ・エコーがあるが、マンモは必須だそうなヒバクサセタイノ?—macaron(@fraisst)2023年11月19日スイスはマンモグラフィーを中止マンモグラフィーの被爆量は胸部レントゲンの1000回分!😱😱マンモグラフィーは乳がん検診ではなく乳がん発生装置!pic.twitter.com/Q0U0yGHSnF—PONちゃんサバイバー(ミュージシャン浅井しんや)(@bF1Srfu5X2y7Zgp)2023年11月20日“スイ
健康診断、人間ドック安易に受けると医療被爆で癌になるリスクが高い会社員は健康診断やるように勧められてしまう定期健診におけるエックス線検査の強制は人権侵害です。労働安全衛生法第66条は違憲。毎年、結核患者発見率0.007%のために、一律サラリーマンを被ばくさせて、がん発生率を高めている。サラリーマンは、食いものにされている。#エックス線検査の強制は違憲—みしまりえ🏝横浜市🚅外国人参政権反対、憲法改正反対(@riri_ee_twt)2023年1月30日
8月14~16日にコペンハーゲンで開催された「PreventingOverdiagnosis2023国際会議」の抄録が、BMJEvidenceBasedMedicine誌の付録として公開されました。100以上の抄録があり、過剰診断に関心のある人が(世界全体で見たら少ないかもしれないけど)それなりにいることが分かって心強いです。気になった抄録は以下ですが、もっとあります。・ドイツの総合診療/家庭医学会が作成した医療資源の過剰/過少使用を防ぐガイドライン(抄録49番)・MeSHタ
米国の70歳以上の女性を対象に、マンモグラフィー検診が乳癌の過剰診断につながるかを検討した後ろ向きコホート研究の結果が、8月8日にAnnalsofInternalMedicineに発表されました(AnnInternMed.publishedAug8,2023.DOI:10.7326/M23-0133)。70~74歳の女性では、スクリーニング検査を受けた女性での乳癌の調整累積罹患率は6.1(95%CI5.7-6.4)例/検査あり100例、一方、受けなかった女性では4.
福島の甲状腺スクリーニング検査には過剰診断の可能性があるため、菊地臣一福島県立医科大学前理事長兼学長が「専門家から見れば噴飯もの」と異議を唱えて物議を醸しました。ところが実際に、多くの医師が子どもの甲状腺がんの過剰診断(無症状のうちに発見されなければ、生涯症状を出したり生命に影響を及ぼしたりすることのなかったがんを見つけること)による害を指摘しています。1.小児がんを経験した人は、身体的な負担だけでなく、就職や結婚などに際し、心理的・社会的な不利益を被る。2.過剰診断を防ぐことができなかった
福島の甲状腺スクリーニング検査には過剰診断の可能性があるため、菊地臣一福島県立医科大学前理事長兼学長は「専門家から見れば噴飯もの」と異議を唱えて物議を醸しました。ところが村上道夫元福島県立医科大学准教授らも、子どもの甲状腺がんの過剰診断(無症状のうちに発見されなければ、生涯症状を出したり生命に影響を及ぼしたりすることのなかったがんを見つけること)による害を4つ指摘しています。1.小児がんを経験した人は、身体的な負担だけでなく、就職や結婚などに際し、心理的・社会的な不利益を被る。2.過剰診断を
福島の甲状腺スクリーニング検査には過剰診断の可能性があるため、菊地臣一福島県立医科大学前理事長兼学長は「専門家から見れば噴飯もの」と異議を唱えて物議を醸しました。ところが村上道夫元福島県立医科大学准教授らも、子どもの甲状腺がんの過剰診断(無症状のうちに発見されなければ、生涯症状を出したり生命に影響を及ぼしたりすることのなかったがんを見つけること)による害を4つ指摘しています。1.小児がんを経験した人は、身体的な負担だけでなく、就職や結婚などに際し、心理的・社会的な不利益を被る2.過剰診断を防
過剰診断の可能性もあるため、菊地臣一福島県立医科大学前理事長兼学長は「専門家から見れば噴飯もの」と福島の甲状腺スクリーニング検査に疑義を唱えて物議を醸しました。しかし、村上道夫元福島県立医科大学准教授らは、子どもの甲状腺がんの過剰診断(無症状のうちに発見されなければ、生涯症状を出したり生命に影響を及ぼしたりすることのなかったがんを見つけること)による害を4つ指摘しています。1.小児がんを経験した人は、身体的な負担だけでなく、就職や結婚などに際し、心理的・社会的な不利益を被る。2.過剰診断を防
細胞診にてHSIL2022年9月(3ヶ月ごとの検診3回目)今回の検診は、前回と同じ、C病院で細胞診をしました。担当医はおじいちゃん先生「前回は異常なしだったんですね。今回も大丈夫だったら、検診の間隔を伸ばしましょうか。ここまで通うのも大変だと思うので、今すぐ手術をしないなら自宅近くの病院を受診したらどうですか?」「分かりました。一旦自宅近くの病院へ行きます。D病院に紹介状書いてもらえますか?」「大丈夫ですよ。紹介状を用意しておくので、次回お渡ししますね。」結果は電話で、、、と希望
細胞診にてNILM2022年6月(3ヶ月ごとの検診2回目)今回の検診は、実家近くのC病院で細胞診をしました。可愛らしい女医さんでした「前の病院では円錐切除をすすめられましたが、授乳中で子供のことが心配なので今は経過観察したいです。コルポ診と生検もまた今日やるんですか?」と聞きました「あ〜そうなんだね〜。わたしも同じ状況ならしないわ〜生検も体に負担になるから、1年に1回でいいかな〜」なんともサッパリとした先生。話もすごくしやすかったです。検査結果も受診に1時間半かかるから、電
菊地臣一福島県立医科大学前理事長兼学長の「専門家から見れば噴飯もの」という発言で物議を醸してしまいましたが、元福島県立医科大学の村上道夫准教授らは、子どもの甲状腺がんの過剰診断(無症状のうちに発見されなければ、生涯症状を出したり生命に影響を及ぼしたりすることのなかったがんを見つけること)による害を4つ指摘しています。1.小児がんを経験した人は、身体的な負担だけでなく、就職や結婚などに際し、心理的・社会的な不利益を被る。2.過剰診断を防ぐことができなかった医療従事者は罪悪感に苦しむ。3.
がん検診の有効性が死亡率減少効果で評価される以上、ものすごく高齢の人にがん検診を実施しても死亡率減少効果は見込めず(別の原因で死亡するから)、過剰検診(overscreening)につながります。米国ChoosingWiselyでは検診を取り上げている学会がいくつかあり、たとえばAMDAやSGIMは余命10年未満の人へのがん検診を推奨しないと表明しています。一方、日本の市町村が実施するがん検診の対象者には「○歳以上」(下限)はあっても「○歳以下」(上限)はありません。厚労省「がん検診のあ
その後、治療はどうなったのでしょうか?
菊地臣一福島県立医科大学前理事長兼学長の「専門家から見れば噴飯もの」という発言で物議を醸してしまいましたが、元福島県立医科大学の村上道夫准教授らは、子どもの甲状腺がんの過剰診断(無症状のうちに発見されなければ、生涯症状を出したり生命に影響を及ぼしたりすることのなかったがんを見つけること)による害を4つ指摘しています。1.小児がんを経験した人は、身体的な負担だけでなく、就職や結婚などに際し、心理的・社会的な不利益を被る。2.過剰診断を防ぐことができなかった医療従事者は罪悪感に苦しむ。3.過剰
東日本大震災での東電福島第一原発事故の影響で甲状腺がんになったとして、男女6人が東電を訴えた裁判(くすり×リテラシー2022年1月21日、5月27日)で、9月7日に第2回口頭弁論があることが原告側から発表されました(311甲状腺こども支援ネットワーク2022年8月12日)。8月1日に開催された県民健康調査の第19回甲状腺検査評価部会では、UNSCEARの報告書(くすり×リテラシー2022年5月14日)について委員が説明を受けたりしましたが、部会長は「(見つかった甲状腺がんが)過剰診断かどうか