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本ページは随時更新していく。民法改正(家族法改正)での意味ある共同親権民法の改正によって、法的見解については依然として解釈の幅があるものの、新民法のなかで広がった点を良い方向で活用しようとすれば、父母にとって円滑になることがある。その視点で改正部分を振り返ったとき、お互いが必ずとも一致していなくとも、足した時に得られる利益があるほうが、建設的ではないかと思う。一筋縄とはいかないが、複数の思考プロセスがあったときに、選択肢をもって最善を尽くすほうが、少しでも有意義な人生を過ごすこと
現在の私は以前から就労してる業種で働いてます。仕事して家に帰るだけの日常。娘が居た頃の笑顔あふれる時間は無くなりました。趣味もなく、何をしても楽しいと思えず、食事も美味しいと思えなく食欲も無いので1日1食食べるかどうかです。毎日が凄く長く感じます。ただただ無為に流れる時間、楽しみの無い明日、これからの人生。全てが無に帰しました。皆さんはこんな思いされることがないように願います。私の経験が皆さんにとって有益になることを願ってます。質問などあれば書いて頂ければ答えます。
【概要】子の監護者指定や面会交流(親子交流)における調査官調査は、これまでの親子関係についての状況を整理したり、今現状の監護の状況や親、子の心情などを調査することである。連れ去られた別居親は、最初は裁判所において調査官により、質問されることが多い。また調査官は複数の場合もある。調査官は、従前(これまでの)保育園や学校に訪問したり、現在の保育園や学校に訪問するなど監護環境も調査することもある。ここでは、調査官が別居親に対して質問する内容の例を記載しておく。連れ去られたときには放心状態になってしま
概要子の監護者指定及び面会交流(親子交流)の調停や審判においては、主張書面のほかに陳述書の提出が推奨されている。主張書面は、経緯、慣例や法的な根拠などをもとに、立場を裁判所に示すものである。これに対して陳述書は、親としても想いやこれからに向けた姿勢について考え方を示すものである。主張書面は雛形によって作られることが多いことから、個別事案においては陳述書の内容によって、裁判官の心象が変わることがある。しかし、陳述書の作成自体が初めて経験する人が殆どであり、かなりの負担が生じている。
概要司法では、父母が協議に応じられる状態ではないときに、離婚訴訟となるケースがまれにある。訴訟のときにおいては、経緯や本人の意思確認として、口頭弁論(尋問・反対尋問)が行われることがある。僅か尋問20分+反対尋問20分の40分程度で、裁判官の心象が大きく変わっていまうことがあることから、予め想定される質問を用意しておくことが望ましい。(目次)1.尋問・反対尋問2.傍聴のすすめ3.尋問のコツ4.反対尋問のコツ詳細1.尋問・反対尋問の目的裁判における尋問とは、証
1年気力なく無為に毎日を過ごしてました。とりあえずブログは再開しようと思います。多分頭のねじ外れたのでここからのブログは大分ぶっちゃけた話を書いていくと思います。良ければ楽しみにしててください。
【概要】引き続き、別居や離婚に伴って生じるリスクとして、親子関係の悪化や、子ども自身の不安定な養育状況を回避して健全な社会を目指す動きについて紹介する。(目次)4.地方議会及び政策5.国会議員のブログや動画6.法務省法制審議会家族法制部会7.有識者(憲法学者、弁護士、元裁判官等)8.行政4.地方議会及び政策▼総会(令和6年7月5日)別居・離婚後の親子関係を考える地方議員の会↑引用元▼令和6年10月11日↑引用元▼相模原市(令和3年12月15日):
【概要】別居や離婚に伴って生じるリスクとして、親子関係の悪化や、子ども自身の不安定な養育状況になることがある。法整備が十分に整っていないため、他国と比べて世帯という壁で大きな障壁を受けることがある。これに対してどのようなアプローチがなされているかというのを纏める。国会議員や地方議員も、共同養育のための動きを支えるために、歩みを進めている。(目次)1.(超党派)共同養育支援議員連盟2.国会議事3.質問主意書【本文】1.(超党派)共同養育支援議員連盟子どもの最善の利益となるよ
▼概要法律では認められていない婚姻中の通称名(苗字・名字)の変更が、行われているケースがある。子どもにとっては、名前を変えなければならないとすれば、「片方の親に見捨てられたのではないか」、「なぜ大事にしてくれないだろう」と思うこともある。また本心ではなければ、同居親に対しても不信感を持つことがある。子どもの心理的な安定のためにも、まず別居時点では、「氏」を変えないように教育機関などに依頼したほうがよいと思うため、テンプレートを作成した。申請理由のテンプレートポイント:親子が引
▼概要連れ去りについて警察署に相談すると、虚偽DVによる支援措置等について少しでも抑制効果が働く可能性がある。ただし、それらの相談記録については3年経つと警察で保管義務はなく、相談があったことが事実であったことも不明となる。したがってこれらの事実が明確になるようにするために自己情報の開示請求書を県庁(都庁、府庁、道庁)もしくは警察署に提出したほうがよい。対応としては県庁(都庁、府庁、道庁)のほうが親身に対応してくれることがある。書面自体は、自治体で貰える。また将来的に子が大きくなった時に、親と
▼概要同居親と別居親は、同じふたり親である。それぞれが子どもを見守ることができる。いきなり行政にいくとリソース対応ができないことがある。そこで予め事情を伝えておき、信頼関係を築くことがよいと思う。▼想い親子の繋がりがあることによって、「子ども」も「親」も心理的に安定する。申立書のテンプレートポイント:子どもの幸せを最大限に申立書*****教育委員会*****小学校学校長****様住所:****氏名:****拝啓平素より、**市の行政を支えてくださり、
【概要】離婚または別居に伴う居住変更によっても、別居監護する意思は尊重されるべきである。これは行政不服審査法でも各自治体で議論されたい論点である。【本文】あるべき姿は、子どもの福祉的な公共サービスを提供することにある。子の立場を重視するのであれば、正当な理由がない限り、監護が継続されて親子関係(人格的な利益)が維持されるほうが子の自己肯定感も強くなることでコミュニケーションが活発となり、健全な生活が何よりも過ごすことができる場合が多い。また双方の親からの相談があって、子どもの進学(進路
7月、8月と裁判官の指示のもと監護者指定調停における調査官調査が行われました。妻が申し立てたこの調停に関わる調査官は2名。若い男性と女性の調査官です。この方々はおそらくどこかの島の方ではなく、本土から奄美大島の裁判所へ配属された方なのでしょう。そもそも監護者指定の調査官調査はなんのためにあるのか?これは家裁実務において、子どもの現在の状況や生活環境を把握することを目的とされています。保護者だけでなく、保育士や祖父母など関係者への聞き取りも含まれます。事前に連絡があり、期日を決め
共同親権の法案が骨抜き家族法の改正として2024年5月に法律が制定されたが、その内容については解釈の幅が広く、あまり運用上の規定を定めるものではなかった。むしろ婚姻中共同親権であった場合に別居したときとの差異が分からず、実効性に欠く部分がある。また相互扶助の意義として金銭的な支援という形となっており、その強制力は昔からあるものの子の養育(子育て)をするという観点から、親の在り方を学ぶ機会や親子交流する時間について明確な定めがないままとなっている。もちろん諸外国のように共同親権になることは
【概要】国際的な観点でみたときに、日本はどのように思われているのかという視点を含めて記載する。【本文】2022年10月10日、国連人権委員会(国連自由権規約委員会)として、日本の子の連れ去りについて話があった。法的な枠組みが求められている。国際的な指摘を前提として、2022年2月21日の事務連絡も、(運用がなされていないから)誠実な対応を求めることを現場に周知しようとしている。世界的にみても法整備が不十分といわざるえない。子どもの権利条約の第8,9,12,13,16,17,18,23,
日本の調査官調査の姿子の監護者指定(子どもの居所指定)や面会交流(親子交流)においては、子どもの心情・意向を調査する。裁判所は、子どもが会いたがっていても、頻度を上げることはない。逆に、子どもが不安になっていたり、意思が読み取れないとすると、面会交流の条項に制限をかけることがある。本来、「親」と「子」の関わり合いについて、第三者から制限を受けるということは望ましくない。「親」と「子」の交流を促すことが、本来の人格的形成にもとづく教育(子育て)なのである。しかし、大事な調査であるはずの
共同親権の実現は、地方自治体にありき真の共同親権の実現は、国の方針にしたがって運用される地方自治体の在り方が大変重要であると考えています。生活に密着した内容であるからこそ、明文化されていない部分についてしっかりとルールの定めがなされるべきだと思っています。また市民生活において、柔軟にいかないことがあれば、全国の地方自治体へフィードバックが行えるような仕組みが大切でしょう。おやこハピネスの団体から縁つなぎ文化の醸成として注目すべき点が紹介されています。各項目は当ブログにて、兼ねて
【子どもの連れ去りが社会問題】令和5年10月18日に大きく報道された。【経済的な損失】法の未整備によって考えられる経済的損失を以下に示す。共同親権が立法化されることによって、ルールが明確になっていけば親同士の対立が減り、生産性が低下していた部分を将来の子どもへの投資として本来回せるはずである。【連れ去りの問題点】※産経新聞2023.03.26配偶者の同意無しに、子供を他の場所へ連れて行くことは悲しい現実である。なぜか日本では、先に連れて行くほうだけに正当性を認める形が多い
【概要】立法が難しい理由がある。解説していく。(目次)1.二重行政2.与党3.省庁4.司法の運用がおかしい5.法の不利益や違憲性が認められない6.連れ去りと連れ戻しが曖昧7.家族法は司法試験で優先度が低い【本文】1.二重行政立法は、国会議員が策定するという位置づけとなっています。しかしながら、国会議員が大臣や各省庁の責任者になっていることから行政の長としても兼任しています。そのような理由から、立法と行政は繋がっており、かえって水面下での調整が必要となるような事
【概要】国際的にはどのような法令で運用されているのかという点をまとめていく。【本文】▼海外では、DVの有無や、審議中でも面会交流についての調整が行われる。↑引用元▼外務省においては、以下の通り、発表がある。パブリックコメントにすべきだった内容が多々あるような気がする。ハーグ条約(国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約)については、例えば、アメリカの1204条に記載された親の権利(親子としての関係性維持)などについて柔軟に国際的にも整合性を図ることが
【概要】子どもの連れ去りが起きている現状としては、多くの連れ去り被害があります。その根拠として説明するために、まずは別居親から多くの人へアンケートを実施しました。二重投稿を防ぐために匿名におけるSurveyMonkeyのシステムを使って調査しました。別居親側からの視点として、どのような傾向になのかということを纏めていきます。【調査手法】●調査期間:2022.7.28~2022.8.14●調査方法:匿名アンケート(SurveyMonkey)●調査告知:別居親(当事者)同士でのアン
【夫婦・離婚に徳するお話】[離婚][スレッズなお話、5選]“滑り止め”?今日は、これまで、私がThreads(スレッズ)に書いてきた、夫婦問題についてのポイントを、5つ、ピックアップしましょう。●ご主人を、ご自分の生活の“滑り止め”と考えている奥様も、中には、いらっしゃる。●なぜなら、「制裁」は「仕返し」もありうる。静かに、事実上“勝つ”方が、クレバー。●子を連れ去る別居。正当な理由がある場合と、違法な場合があるから、要注意。●私の離婚サポート。私のウェブサイトの「あま
▼親子交流が再開された事例匿名さんより、ご自身の体験談を語っていただけました。要約すると、【子は親の戸籍とその附表から住所を知ることができる可能性があり、自らの意思で、本当の親に会える機会がある】というお話です。●実話「はじめまして。悩みましたが、もし皆様の一助、励みになればと思い、投稿いたします。私は30代ですが、幼少期に親が離婚し、父に引き取られました。しかし、詳細は省きますが父は毒親で、一切母と母方の親族の情報は遮断され、会わせてくれませんでした。最近、子は親
【概要】人によって性格がまちまちです。これは十人十色です。なかでも集中力の持続が困難だったり、細部に注意が向かないために仕事や家事でちょっとした失敗や物忘れが多いという人もいます。一方で感受性がとても豊かであり、明るい性格の方もいます。しかし家庭をもったことによって、なかなかうまくいかずにお互いがストレスを抱えてしまうことがあります。父母の関係性の維持について纏めていきます。【本文】1.はじめに感受性が豊かな人が経験する結婚は、他の結婚と同様に、幸せなものから困難なものまでさまざまで
6月に入り、私はSNSを通じて、自分の現状を初めて公に語りました。この問題に直面し、孤独の中で闘っていることを、自らの言葉で世に発信する決意を固めるためです。私が暮らすのは、鹿児島県の離島。この島で暮らしていれば、顔を合わせる人の多くが顔見知りです。噂はときに真実よりも速く走り、勝手な尾ひれをつけて一人歩きを始めます。事実ではないことが、まるで真実のように語られ、いつしか独り歩きします。ミュージシャンという立場もありました。応援してくださる方々、長年ライブに足を運び続けてくれたファンの皆
原理論理的なことはnoteに書きましたので、興味と時間がある方はお読みください。夫婦喧嘩の二つの原因「意志の力」を使わないでの「自我消耗」の再構成willpower②|対人関係学ここでは結論だけ述べます。先ず、夫婦喧嘩の形態として、①どうして、どういうポイントで、相手方が怒りだすのか分からないで、一応反撃はするけれど、けんかにならないように戦々恐々としている形と②同居中何も提案はなく、不満を述べることもしなかったのに、突然離婚を切り出されたり別居されたりする形を念頭に
【概要】父母の意見が的らない場合には、客観的な判断をするために司法手続きがある。親子交流(面会交流)の必要性について的確に説明するための要点をまとめていく。(目次)1.親子交流(面会交流)自体の位置づけ2.親子交流(面会交流)が子にとって必要な観点の説明例3.親子交流以外にも争点があるとき4.試行的面会交流や親子交流の実績の記録【本文】1.親子交流(面会交流)自体の位置づけ▼一般的には協議離婚で9割、調停離婚が1割と言われている。協議離婚については比較的、面会交流の
2025年5月7日、私は音楽の仕事で大阪にいました。そしてその朝、母から届いた一通のLINEで私の大好きだったおじさんが、亡くなったということを知りました。おじさんは、私の祖父の弟。今より少し若い頃に最愛の妻に先立たれ、子どもには恵まれませんでした。それでも、おじさんは私たち家族のことを、自分の息子や孫のように深く愛してくれました。身の回りのことは私の父母が支えていたが、近年は体調を崩し、介護施設で穏やかな晩年を過ごしていました。私はGWから音楽の仕事で大阪に行くことが決まっ
私が違法な連れ去りをされて、孤独な日々を送る中、子を連れ去った側は、まるで“勝利者”のように、家族や親戚、友人に囲まれながら笑顔で子育てを続けていました。その光景を想像するたび、怒りに似た虚しさが、頭の中を駆け巡り、そして心を締め付けました。ですが、何よりも心を締めつけたのは・・・何も知らずに父の存在を奪われ、父方の家族や親族とのつながりをも一方的に断たれた、我が子の姿でした。同居親の怠慢と自己都合によって、子は一方の世界しか知らずに育てられていきます。その現実を「可哀想」と思うのはお
家庭裁判所で行われる調停は、裁判とは違い、密室での“話し合い”によって解決を図る制度だとされています。調停の流れを説明すると、別室にそれぞれ当事者が呼ばれます。調停では当事者が同じ部屋に顔を合わせることはありません。そして調停委員という第三者と裁判所の職員で調査官と言われる方が同席します。片方ずつの主張などを聞き取り、もう片方の部屋に行って話(交渉)を進めるのです。調停委員たちは、一方の話を聞き終えると、もう一方の部屋へと向かい、話の内容を伝え、条件を探り、譲歩を促し、落としどころを探りま