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▽【特別展】花・flower・華2026―横山大観の桜・川端龍子の牡丹・速水御舟の梅―-山種美術館1966年に日本初の日本画専門の美術館として開館。2009年渋谷区広尾に移転。近代・現代日本画を中心に、古画、浮世絵、油彩画、6点の重要文化財を含む約1800点を所蔵し、年5~6回の展覧会にて順次公開しています。創立者・山﨑種二の「美術を通じて社会、特に文化のために貢献する」という理念を受け継ぎ、理想的な環境づくりと質の高い展覧会を通じて、日本画の魅力を発信…www.yamatane-mu
カイラスブログのマロンです母が遊びに来ていたので、山種美術館に行ってきました。久しぶりです❣️特別展日本画聖地巡礼2025日本各地の地図とともに、名画がずらり山種さんは、小規模な美術館ながら、いつも作品内容が素晴らしいのです。集中力を保ったまま観終わる方ができるのも、お気に入りの理由です。どの作品も素晴らしかったぁ。。。観覧後、母は、山種美術館さんのカレンダーを購入しておりました。今回は珍しく1階のカフェで少し休むことに。山種さんは、展示作品のモチーフにした和菓子を楽しむこ
お陰様で「速水御舟作炎舞を書く」がpubooに脱稿完成した。一つの画を小説として書こうとするだけでこれだけの時間を費やし、日本の近代史を紐解く。挙句が、仏教から旧字体から、出来事まで。美術史家の先生達、プロの先生達のご苦労を想うと頭が下がる。以前書いたことだが、ダ・ヴィンチが画を書くのに遡った時間は1500年にあたいする。カラヴァッジョもそうだ。私たちが彼らのことを学ぼうとしたとき、最低でも2000年近くを遡り学ぶことが求められるのは至極当然のことなのだろう。速水御舟の一つの画を学のでさえ、1
速水御舟作「炎舞」令和7年・俺流解析総集編はじめにここまで、速水御舟に関連した原稿を何本挙げたのかさえ記憶の彼方へと翔んでいる。概ね、三年近くになるだろうか。はじめて速水御舟の「炎舞」という作品に出会ったとき、わたしは「この画を書かなければならない。いつか、必ず書かなければならない」そう思った。それは、レオナルド・ダ・ヴィンチ作と伝わっているところの「サルバトール・ムンディ―」に初めて出会った今から14年前に感じた衝動と同質のものだった。「書かなければならない」これは、わたしにとって
空は空一切は空なり~速水御舟・カラヴァッジョ編最終話例えば病気と言われてもわたしは画に狂う!さて、一応「空は空一切は空なり」としたシリーズもこれを最後とする予定だが、狂っているからしてマタゾロなにかを書きはじめないとも限らない。まぁ、画家にしろ小説家にしろ芸術家と呼ばれる皆さんはどちらかというと狂人の部類に入らなければ卓越した作品は生み出せないのであるからして、これ狂人と呼ばれることは一つの名誉と考えなければならないのだろう。さて、ここまでのトチ狂った結果の実績を書いておきまし
空は空一切は空なりたとえアホウドリと呼ばれてもわたしは画に狂うそしてわたしなら絶対に逃げない。例えば一人になったとしてもだ。三枚の画を繋げてみたのだが、画の好きな方に考えてみて欲しい。三枚繋げてはいるが、シーンは2つだからまずは2枚の画として考えた方が良いだろう。さて、貴方ならこの画たちから何を感じられるのだろうか。誤解の無いようにしてほしいのですがけして、けして上からの物言いをするつもりはありません。ただ、この画たち、たった一点においてのみ「共通点」があるので
この日は電車が遅れていて、地元の駅で乗ったときはかなりの混雑でした。満員電車に乗り切れずに電車を一本見送った人もいました。わたしは先頭で電車を待っていたので押されるように乗り込んで奥のほうに行って振り返って扉が閉まるのを見ていました。その閉まった扉の向こうに、なんと相方の顔が!先日道ですれ違ったばかりですが、今度は電車で会うなんて。そう言えば、この日でかけるって言ってました。向こうがこっちを見ていなかったので目を合わせることはなかったんですが、ビックリしました。下手したら電車
おはようございますぴすこさんのブログを読ませてもらってからずっと行きたくて山種美術館へ眼福の時間を過ごしました日本画は母上が昔ならっていて実家に東山魁夷画集やレプリカがありましたこちらがお目当ての一つで東山魁夷『年暮る』眺めていたら深い静寂が身体の奥底に広がって懐かしいのか悲しいのかなんとも言えない気持ちにノスタルジア?なのかしらショップで買ったクリアファイルを広げてみました山口晃『東京圖1・0・4輪之段』はかなりの間、見入ってしまい帰宅してもファイルで場所探しし
山種美術館の「日本画聖地巡礼2025」展へ行ってきました春以来の山種美術館です速水御舟、東山魁夷、奥村土牛、奥田元宗何度も観ている作品ばかりですが、やはり観たい!「名樹散椿」昭和になって最初に重要文化財になった速水御舟の作品です久しぶりなので、少し震えましたこの角度から観るのが一番好きですいつも思うことが、この作品の樹の幹をフニャッというかフワッと描いているんですよね椿の幹や枝はこんな柔らかそうには見えないけれど逆にこれで椿の花が印象にも残るのですがドミニク・アングルの「グラ
広尾の山種美術館です、。今日は「日本画聖地巡礼ー速水御舟、東山魁夷から山口晃までー」を見に来ました。写真オーケーだったのは、この1枚だけ。速水御舟の「名樹散椿」です。東山魁夷の京洛の四季シリーズや、千住博のピラミッド遺跡だったかな、いろいろ見れて良かったです。あと山口晃の、タイトル忘れましたが東京を俯瞰した感じで描いた地図みたいな絵、あれは楽しかったですね。
この週末は、山種美術館で開催されている「日本画聖地巡礼2025―速水御舟、東山魁夷から山口晃まで―」展へ。描かれた風景を、写真やコメントで巡っていく展覧会です。多くの絵はこれまで目にしているものの、描かれた土地にフォーカスしているので、新鮮です。今回気に入ったのは、正井和行の「庭」という作品。初見でした。描かれた「庭」というのは銀閣寺のお庭です。満月を背にした向月台と銀沙灘がぼーっと白く浮き上がる静謐な一枚。周囲にあるはずの木々や観音殿は取り払われています。描いた角度か
画家速水御舟のみた地獄違和感を感じられる正常な神経の持ち主が大半なのか。それはそうだ、第三者が本人に確認したわけでもないのに断定的に「みた」としているのだ。寧ろ違和感を持たない方がスットコドッコイというものである。まぁ、今の時代、真偽の確認もせず幻説に振り回され断定的判断をする人間など珍しいことではないのだが~。今こそ審美眼について考えるべきか。おっと脱線。しかし、ここで「みたかもしれない」と書くのであれば、小説書きなどはやめてしまった方が良いだろう。万が一これに類するケッタ糞の
速水御舟作「炎舞」と吾小説「燁冥」情けないが、来年だべな。。。速水御舟作「炎舞」と吾小説「燁冥」ギブアップだ。画に合わせて小説を書くのか。小説に合わせて画を選択するのか。小説ありきか画ありきか。これは中々に難解な鬩ぎなのだ。印象、象徴、写実、そして幻想。すべてがぶち込まれた速水御舟の代表作でもある「炎舞」という名のついた作品。東京は広尾の山種美術館収蔵の作品である。ご存知の方もおられるように、三島由紀夫がその作品「金閣寺」の装丁画として使用している。どちらにせよもう一度鑑に行っておか
どうしても、山口晃さんの「東京圖1・0・4輪之段」が見たくて、山種美術館の「日本画聖地巡礼2025」展を見て来ました。NHK大河ドラマ「いだてん」のオープニング映像に使われていた絵です。皇居を中心に、山口晃さん独特の鳥瞰図で東京の町が描かれています。江戸城天守閣があったり、太鼓橋の日本橋があり(首都高速はない)、赤煉瓦の東京駅があり、浅草のタワーがあったり、もちろん東京タワーもあり、都庁があったり、時代がゴチャゴチャの街並みが、ひとつの絵の中に混在しているのがとても面白いです。この絵
🍁芸術の秋🍁叔母からのお誘いで久し振りに美術館へ✨山種美術館での特別展『日本画聖地巡礼2025-速水御舟、東山魁夷から山口晃まで-』昭和を代表するそうそうたる日本画家の作品から、現代美術家として日本画を手がける山口晃の作品を一点ずつゆっくり鑑賞して来ました♪その、山口晃《東京圖1・0・4輪之段》2019年放送のNHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』でオープニングのタイトルバックに登場した、皇居を中心に東京の風景が画家独特の上空から斜めに見下ろしたような飛ぶ鳥の目
東京都渋谷区広尾にある山種美術館今やっているのは「日本画聖地巡礼2025」前回2023年の聖地巡礼がとてもよかったので→過去記事今回も行ってみました。画題となった土地の写真とその土地が描かれた絵を一緒に見られるのでこの景色を見てこの絵を描きたくなったのね~と作者の気持ちに近づけるようでとても楽しかったです。日本だけじゃなくロンドンやフィレンツェやシルクロードやピラミッドも。今回の写真撮影OKは速水御舟(はやみぎょしゅ
感謝してもしきれません。本当に有り難う。手厚いアクセスを頂戴しておりました。まぁ、サルバトールムンディの原稿なんか酷いものでございまして……、今書けば、もう少し読みやすくすることは出来るのでしょうが、十数年前の原稿。いいのですよ。このままにしておけば、次回書くときにはもう少し考えながら書くでしょう(笑)速水御舟の原稿もね、可愛くって可愛くって私自身大好きな原稿の一本。あのね、可愛いのよ。分らんだろうなぁ~普通の人には。この辺りは芸術に向き合う上での感性だから、そういうアンテナを持
知られざる孤高の画家《髙島野十郎》の大規模回顧展『髙島野十郎(1890~1975年)は、福岡県久留米市出身で主に東京で活動し、晩年千葉県柏市に移り住んだ洋画家で、「蝋燭」や「月」などの主題を、細部までこだわった筆致で描きました。没後50年の節目を機に開催する本展は、これまでに開催されてきた髙島野十郎展を超える最大規模の回顧展です。代表作はもちろんのこと、彼の芸術が形成されたルーツを遡り、生涯にわたって自身のよりどころとしてきた仏教的思想を読み解きつつ、青年期や滞欧期の作品など、従来の展覧会で
速水御舟《京の家・奈良の家》1927年(昭和2年)今日の1枚のアート(←勝手に名付けた)東京・竹橋の国立近代美術館の常設展でかかっている作品です。●速水御舟《京の家・奈良の家》1927年(昭和2年▼《京の家》▼《奈良の家》右に《京の家》、左に《奈良の家》が置かれて展示されています。《京の家》では京都の町屋の風景が、《奈良の家》では奈良地方の民家でよく見受けられう大和棟が描かれています。どちらの絵もほとんどの線が直
✦こころで「観る」ひととき✦この日生まれの人は一瞬の命の輝きにも目を向けられる人かもしれませんね8月2日生まれ速水御舟(1894–1935)生命の刹那をとらえた日本画の革新者細密な観察と大胆な構図で花や虫や炎にひそむ儚さと力強さの均衡を新しい美のかたちへと昇華しました静けさの中にひそむ命のゆらぎやぬくもりにそっと触れたとき今を生きることの尊さについて考えさせられます今日も一日おつかれさまでした夜の静けさにふれるとすこしだけ
5月のアート🖼️まずはとっても身近なベッドサイドのミニアートから🖼️今月ベッドリネンを夏仕様に🌊同時に朝起きて最初に目にするお気に入りのアートスペースも山口蓬春先生の夏バージョンへ🐚ネイビーのシーツにペールブルーのタオルケットクッションカバーも夏仕様🐚海の色のリネンと夏だな〜なアート🖼️朝から幸せになれる大事なスペースです✨そんな今月は箱根の岡田美術館へお目当ては速水御舟と田村一村展箱根は新緑がキレイな頃だろうなぁ🌿そう思ってスケジュールを決めた
岡田美術館です『御舟と一村』速水御舟(明治二十七年〜昭和十年)は明治末期から昭和初期にかけて近代日本画に大きな足跡を遺した画家。田中一村(明治四十一年〜昭和五十二年)はこうした画壇とは関わりを持たない中で、独自の追求により、また奄美大島に渡り、数々の傑作を遺していまふ。御舟による【木蓮】、一村による【白花と赤翡翠】。どちらも自然を緻密かつ美しく描いた、ぜひじかにこの目で観たい作品。会場外にある今回展覧会の案内垂れ幕、両作品です実物、素晴らしかったですやはり二人を紹介
前の記事の続きです。皇居東御苑の北桔橋門から出て、東京国立近代美術館へ向かいました。所蔵作品展MOMATコレクション(2025.2.11–6.15)(展覧会)-東京国立近代美術館2025年2月11日~6月15日の所蔵作品展の見どころMOMATコレクションにようこそ!当館コレクション展の特徴をご紹介します。まずはその規模。1952年の開館以来の活動を通じて収集してきた1[…]www.momat.go.jpこれまただいぶ久しぶりにやってきました。コレクション展に、ぐるっとパス
展示替えがあったので、本日は、竹橋の東京国立近代美術館に行ってきた。東京駅から皇居東御苑経由で向かう。東京駅(丸の内北口)日本工業倶楽部和田倉濠&和田倉橋パレスホテルロビー大手門同心番所百人番所本日は、二の丸経由で向かう。左に白鳥濠藤が咲いていた。諏訪の茶屋本丸石垣平川門平川橋東京国立近代美術館に到着。それでは入館して展示替えの作品を見る。川端龍子「新樹の曲」
今日の1枚のアート(←勝手に名付けた)今日はとても天気が良く、ここ埼玉県では少し肌寒いですが花見日和になりましたね。花見の季節に必ずと言っていいほど、竹橋の東京近代美術館に展示してある船田玉樹(ふなだぎょくじゅ)さんの作品。好きな人が多いのでしょうね。●船田玉樹《花の夕》1938年(昭和13年)とても鮮やかな、みずみずしい画面が大好きです。樹木が描かれていて、その上や周りにいっぱ丸い赤い花が描かれています。花の形も色もそれぞれ違って、一つ一つ描
来てくださってありがとうございます少し前に息子と「なんでも鑑定団」を見てたら〜2人ともこの絵に鳥肌がたつほど、感動🤩文化遺産オンラインよりお借りしました速水御船(はやみぎょしゅう)炎舞(えんぶ)その時の会話いつかこんな絵を飾れる家に住みたいね〜✨あ、あんたが結婚する時にプレゼントするわぁ〜本物は重要文化財で絶対に無理やけど、リトグラフでもめちゃくちゃ高いかも😆先日、額縁屋さんにふらりと寄りました。色々な絵を額縁に入れて売っていました✨そこで〜売ってました‼️炎舞‼️で、即
三年に一度くらい?恵比寿の山種美術館へ行く。速水御舟の絵が沢山あるからね。ときどき「炎舞」を見に行く。炎に集まる蛾の目を見に行く。速水御舟は画才がありすぎて画風に統一感がない。精密な写実画があるかと思えば、抽象画のような奇想な作品もある。ただ、説明できないけれど、どの絵にも、速水御舟だなと感じさせる美がある。ずっと見ていたいと思わせる何かがある。速水御舟が描くなら、花の色は、青、藍、紫がいい。ああ、花ってこうだよな、と思う。
中央公論美術出版より平成元年4月に発刊された重田哲三氏著「座談五十年‐安田先生の話-」大正3年から、大磯に越された安田靫彦画伯と関わられた重田哲三氏の著で、安田靫彦画伯との会話などが細かく記されている本です。この本を読むと随所に新井旅館三代目相原寛太郎が登場してきます。「新井旅館(修善寺)の天平風呂」・・・あの天平風呂を建てるとき、初めは新井さんの息子が西洋風のものを造ろうというので新井さんもそのつもりになって相談に来たんです。~云々洋風のものはもう銭湯にだ
義姉からお花が届きました。お店の開店祝いみたいな立派で大きなお花です。実は入院前に母の十三回忌の法事があったのですが、大事をとって不参加にしていました。お清めは浅草の河豚屋だったので残念でしたが。生花は枯れてしまい勿体無いので、妻のプリザーブドフラワー🌷にも活用させて貰います。午前中に退院だったので帰宅後、近所の八百屋と魚屋に買物に行きました。少し歩かないとね。大きな蕪。3個で120円千葉県産安い。こんな大きいな蕪は美味しそうですね。冬瓜夏野菜なのですが、未だに時々ありま
今日は東京出身の方いつもの貼り付けで失礼致します。画像は全てグーグルさん✨よりお借りしました。いつも、ありがとうございます🙇🫶🌹それでは、鑑賞致しましょう舞妓の衣装の細かい文様から畳の目の一つまで克明に描写した写実性が特色の作品横山大観はこの作品を「悪写実」と酷評した。↓この作品以降、長年にわたり人物画より遠ざかる横山大観酷いよね❗😬(ㆁωㆁ)「炎舞」幻想的な世界観をリアリステックに描いた真っ赤な炎にカラフルな蛾が群れ遊ぶ。毎晩、かがり火を焚きそこに集まる火🔥