ブログ記事32件
オガコ:クヌギなどオオクワガタに適した独自組み合わせの広葉樹、竹材等霜降り腐朽(ふきゅう):天然のトレハロースが濃厚内容量:3500cc水分:やや多め使用菌:カンタケ菌粒度:やや粗め輝心堂のブリーダー集団ときのこ園が試行錯誤を繰り返し生み出した家殖床の菌床ブロックです。独自の添加剤、オガコの組み合わせ、粗さの選定をしております。幼虫の初令、2令、3令、前蛹、蛹から羽化までスムーズに以降出来る様に仕上げています。また菌床産卵の材として使用することもできます。竹オガに関し
家殖床金(ゴールド)は、長年に渡り佐賀のラボで試行錯誤の末に開発された家殖床クラシックに改良を行ったものになります。健康食品開発チームと協力体制のもと、栄養学と昆虫学の視点から新たな配合の菌糸瓶として進化しました。従来の家殖床クラシックがベースとなっておりますが、オガは竹オガがミックスされ、昆虫学的見解による羽化不全対策の栄養素、外郭であるクチクラに必要な成分、動物性たんぱく質などが強化されております。また使用しているヒラタケ系の菌糸は、幅広い状況で使用可能となっております。竹オガに
こんにちは、輝心堂(きしんどう)の菌糸ビン研究家、JOと申します。これから菌糸瓶をつくってみようという方につくる前に読んで欲しい内容をまとめました。今回は実践編となります。前回の基礎編の通りですが、菌糸瓶内の環境に余計な菌を入れないこと・発生させないこと、そして既存の他の菌を優位にしないことがポイントとなります。この実践編では、失敗の確率を最小限に抑えるため、衛生面を中心にまとめます。菌糸ビン自作直前の確認事項としても読んでください。全部で9項目にまとめました。*か
こんにちは、輝心堂(きしんどう)の菌糸ビン研究家、JOと申します。これから菌糸瓶をつくってみようという方につくる前に読んで欲しい内容をまとめました。試してみたいブロックを選定し、容器を調達し、添加剤を考えて、あとはつくるだけ!の方、またある程度つくり慣れている方も確認のつもりで読んでいただけると嬉しいです。菌糸瓶育成の菌糸瓶は一定以上「白色腐朽(はくしょくふきゅう)」しないとその機能が成り立ちません。白色腐朽とはきのこ菌が木(オガコ)の成分を分解して白く変色させる事です。他に茶色
こんにちは、輝心堂(きしんどう)の菌糸ビン研究家、JOと申します。今回は菌糸瓶の入替え動画を公開したので紹介させてください。菌糸瓶育成が慣れない方など参考にしていただけると嬉しいです。ただ何の変哲もないとある日の入替え動画です。またとある日のとある入替え動画を撮ったら増やしていきます(笑)。
こんにちは、輝心堂(きしんどう)の菌糸ビン研究家、JOと申します。今回も、引き続き菌糸瓶(菌糸ボトル)とカビに関してお伝えしたいと思います。今回はカビと湿度に関して。前回の温度と同様、カビに関しては非常に関連深い項目です。今回もいきなり結論から書きますが、カビは湿度70%程度から極端に発生しやすくなります。ただし、菌糸は湿度を保とうとします。これは表面に水滴ができたりすることから菌糸瓶を扱う方には想像しやすいと思います。特に菌糸が元気なうちは外気の湿度に関わらず、常
この投稿をInstagramで見るカブトムシでは当店今季初のサナギです♪まだカブトムシでは珍しい極太種です✨#輝心堂#家殖床#カブトムシ幼虫#カブトムシ#カブトムシさなぎ#菌糸瓶#菌糸ビン#菌糸ボトル輝心堂クワガタ菌糸瓶家殖床(@kishindo2019)がシェアした投稿-2020年Apr月9日pm10時28分PDT
こんにちは、輝心堂(きしんどう)の菌糸ビン研究家、JOと申します。今回も、前回・前々回に引き続き菌糸瓶(菌糸ボトル)とカビに関してお伝えしたいと思います。今回はカビと温度に関して。いきなり結論から書きますが、温度は0度~40度程度で発生してきます。ただしその中で、もちろん種類にもよりますが25~28度辺りが一番活性しやすくなります。氷結状態だと、生育は停止(もしくは限りなく小さい)しますが、死滅することは考えにくいと言えます。カブトムシやクワガタマットなどを滅
こんにちは、輝心堂(きしんどう)の菌糸ビン研究家、JOと申します。今回はBASE限定のスプリングセール開催の告知をさえてください。あと1~2ヵ月程度で羽化予定の大型血統種達を40パーセントOFFにさせていただきます。ペアリングの時期間近、年に1度の特大セールとなります。■開始日時4月4日(土)17:00■終了日時4月19日(日)23:59ぜひご覧くださいませ。輝心堂BASE店はこちら
こんにちは、輝心堂(きしんどう)の菌糸ビン研究家、JOと申します。クワガタ幼虫の菌糸瓶育成には切っても離せないカビについてまとめていきたいと思います。今回は、カビとは生物学的にはどんなもの?といった内容を伝えます。菌糸瓶はビン(ボトル)内に密集したオガコにきのこ菌糸を繁殖させ、それを幼虫の栄養源とすべく循環させるシステムです。つまり、きのこ菌糸がオガコに含まれるセルロースやヘミセルロースを分解し、それらを(交換時期まで)半永久的に幼虫に供給させます。なので菌糸瓶はき
こんにちは、輝心堂(きしんどう)の菌糸ビン研究家、JOと申します。前回はオオクワガタの大型血統である久留米血統の起源の考察ということで、福岡の耳納山地の系統と、佐賀の脊振山の系統が交雑したのではないか。という様な内容でした。前回も伝えましたが、実際は久留米もその周辺も平野です。なぜ久留米やその周辺は平野なのにそういった交雑が起きていったのでしょうか。そもそもクワガタ等の産地に多く分布する生き物はどうやって湧いて出た(笑)のでしょうか。ちなみに念の為伝えますが、この話はあ
こんにちは、輝心堂(きしんどう)の菌糸ビン研究家、JOと申します。今回は、オオクワガタの今なお人気である久留米血統の源流を考察します。そもそも久留米とは山地でもないどころかほぼ平野です。久留米産と名高い久留米血統はどういった流れで「久留米産」となったのでしょうか。これは九州の筑後川流域、福岡県の「耳納山地(みのうさんち)」系、それと佐賀県の「脊振山(せふりさん)」系、の地域がキーワードとなります。エリアとしては筑後川流域、福岡県側だと耳納山地から三潴町(みずまま
こんにちは、輝心堂(きしんどう)の菌糸ビン研究家、JOと申します。前回記事の竹オガコの活用に関して、今回は環境の観点からコラムをつづります。菌糸瓶、もといオガコや竹オガコの活用ノウハウを開発したものの、輝心堂がその著作関係の取得を放棄してまで広げたい理由のひとつとなります。クワガタが黒いダイヤなどとうたわれ、一時は数百万円の取引きがされるなど、爆発的なブームのきっかけが起きて何年が経つでしょう。20年以上でしょうか?そして多くのクワガタ好きが「大きくするため」の試行錯誤に明
こんにちは、輝心堂(きしんどう)の菌糸ビン研究家、JOと申します。前回は竹オガコが、クワガタの幼虫に限らず、家畜や作物においての優位性の高さをお伝えしました。今回は、ではその竹オガコをどのように菌糸瓶に活用すべきなのかというところを掘り下げていきます。そもそも竹オガコを使用すると良いかもしれないと感じている方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。菌糸瓶の添加剤として使用したことのある方もいると思います。竹オガコは少なすぎる添加ではあまり意味がなく、効果を発揮させようと考え
こんにちは、輝心堂(きしんどう)の菌糸ビン研究家、JOと申します。菌糸瓶の内容において、添加剤等数々の研究、考察をしていく中、輝心堂では「竹材」にも注目しています。竹はクワガタの幼虫育成の環境にとっても優位性が高いと言えます。竹オガコを添加剤として使ったことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。竹オガコは「土壌改良材」として園芸などに、また食環境増進として「家畜の飼料」などにも用いられたり、「消臭関連」にも使われます。菌糸瓶および幼虫育成に関してのメリットとしてまとめると
こんにちは、輝心堂(きしんどう)の菌糸ビン研究家、JOと申します。必須アミノ酸に関してのコラムの続きです(ラストです)。これまでの記事を読んでいただくと、必須アミノ酸は体内で合成できない(あるいは困難な)ものであり、摂取できなければ死活問題になってくることが分るかと思います。アミノ酸の結合体は「たんぱく質」です。ただアミノ酸の結合体といっても、その内容や比重は様々です。つまり自然界に生息する昆虫は各自たんぱく源を摂食により取りこめる環境にあるので、死活問題レベルで必須アミノ
こんにちは、輝心堂(きしんどう)の菌糸ビン研究家、JOと申します。引き続き、必須アミノ酸に関してのコラムお続きです。前回は必須アミノ酸って何ぞや的なものや、ヒトと昆虫では決して同じではないのではないか?というような内容でした。私はもともと、人間に対しての臨床栄養が専門なので、そういった観点を持ちやすくなっているようです。今回はその本題に入っていきます。さて、ヒトの場合の必須アミノ酸は調べればすぐに出てきます。せっかくなので下記に記載します。メチオニンスレオ
こんにちは、輝心堂(きしんどう)の菌糸ビン研究家、JOと申します。今回は必須アミノ酸に関してのコラムです。まず、アミノ酸とは何でしょう?もの凄くザックリ言えば体の合成に不可欠な栄養素です。とは言え、単体でもその効果は様々、組み合わせでもまた別の様々な作用があります。では、必須アミノ酸とは何のことでしょう?それは自身で合成できない(あるいは合成が困難な)アミノ酸のことです。反対に、その他のアミノ酸(非必須アミノ酸)は自身で摂取した他の物質から合成できるアミノ酸というこ
こんにちは、輝心堂(きしんどう)の菌糸ビン研究家、JOと申します。すっかり更新期間が開いてしまいました💦お陰様で、明日より輝心堂の店舗が1周年を迎えます。同時に母体の会社は17期目を迎えます。来期も輝心堂は家殖床のブランドと共に更なる発展を迎えます。また随時報告していきたいと思います。1周年を記念して明日のみ(0:00~24:00)ですが、販売品を現行の価格より1割引きとさせていただきます(まとめ買い商品以外)。よろしければ、BASEかAmazonのサイ
こんにちは、輝心堂(きしんどう)の菌糸ビン研究家、JOと申します。少し期間が空いてしまいましたが💦遺伝の話であと何回か更新したいと思います♪前回の記事はアルビノという遺伝子の欠損で変異した個体の話をしました。色素が抜ける、あるいは白く(白っぽく)なる状態は多くは2パターンに分かれる事も伝えました。今回はアルビノの状態に次いでもうひとつの状態をお伝えします。それは「白変種」というものです。言葉だけで考えると、同じ様なイメージになり
こんにちは、輝心堂(きしんどう)の菌糸ビン研究家、JOと申します。遺伝の話を交えて数回更新したいと思います。現在、輝心堂でリリースしている幼虫の中には希少種であるホワイトアイ同士を掛け合わせた幼虫がいます。前回はオス親の画像を佐賀のラボから送ってもらい、ご紹介しました。せっかくなので、メス親の画像も送っていただきました!こちらになります。*ここまでは前回とほぼ同じ(笑)おー!!艶やか!!
こんにちは、輝心堂(きしんどう)の菌糸ビン研究家、JOと申します。今回から遺伝の話を交えて数回更新したいと思います。現在、輝心堂でリリースしている幼虫の中には希少種であるホワイトアイ同士を掛け合わせた幼虫がいます。そのオス親の画像が届きました!こちらになります。おー!!かっこいい!!これ、ナウシカのヘビケラみたい(笑)。↑通じるかな?(笑)ヘビケラはこれ
こんにちは、輝心堂(きしんどう)の菌糸ビン研究家、JOと申します。現在、菌糸ビンの自作の際に、少しでも身体の負担を残さない、新しい形のハンドブレスを考察してます。考察と言ってもトライアンドエラー的なアナログな感じですが💦これは菌糸ビンを使用する環境の発展となり、結果的にクワガタにとっても良い環境づくりとなるワケです(のはずですw)。お陰様でβバージョンもそこそこ売れてきております。これですね!結構、評判はいただいておりますが、更なる進化
こんにちは、輝心堂(きしんどう)の菌糸ビン研究家、JOと申します。菌床産卵用にボトルを作ってみたらどうなるかー、の実験「その2」の進展です。未だに難易度も敷居も高いオオクワガタの産卵環境の改革を目指しております♪前回の記事は2パターンの菌床産卵用ボトルが完成した内容でした。今回、その大きい方のボトルに交尾したメスさまを投入して数日経った画像になります。ん~。。。また微妙な感じ?でございます。ま
こんにちは、輝心堂(きしんどう)の菌糸ビン研究家、JOと申します。今季のオオクワガタ大型血統やレア種の幼虫をリリースして1カ月が経ちました。皆、家殖床金200ccのプリンカップに入っているので月末頃には800㏄の菌糸ビンに入れ替え予定です。下記は数日前、幼虫をチェックした時のものです。デカッ!!明らかにデカい(笑)。この幼虫は比較的大きくなりにくいホワイトアイ同士のペアの幼虫です。もちろん他の個体も
こんにちは、輝心堂(きしんどう)の菌糸ビン研究家、JOと申します。唐津のラボより。オオクワガタの幼虫が羽化した菌糸ビンをリサイクルして、交尾後のオオクワガタのメスさまを投入した実験です。前回の記事では綺麗な食痕ができており、「爆産の予感??」と、割り出し結果が楽しみな感じでした。そしてついに!割り出しが行われました♪キレイに剥がされている菌糸そして結果は、、、
こんにちは、輝心堂(きしんどう)の菌糸ビン研究家、JOと申します。店舗にて今年最初のオオクワガタ菌床産卵実験の進展です。前回の記事では、浅めの菌床にて、メスさまがかなり荒らしまわったので、これはボウズかと心配になったままでした。当時の画像は下記になります。なかなかのw荒らし様でございます(笑)。半ば諦めかけたのですが、今ふと、底面を見てみると。。。ん
こんにちは、輝心堂(きしんどう)の菌糸ビン研究家、JOと申します。唐津のラボより。幼虫が羽化した菌糸ビンをリサイクルして、交尾後のメスさまを投入した実験です。前回の記事では「卵は確実に産んだようだ」という内容でしたが、その幼虫が無事に孵っている画像が届きました♪これです!おお!!食痕がかわいいです(笑)。菌床産卵なので割り出しはもっと先かと思いますが、そのころ合いに、何匹くらい生まれたかなどお伝
こんにちは、輝心堂(きしんどう)の菌糸ビン研究家、JOと申します。以前の記事でお伝えした菌床産卵用の大ボトルと、前回の記事でお伝えした1500㏄の菌糸ビンがしっかりと腐朽しました♪こんな感じです。大ボトル1500㏄の菌糸ビン↑上にスペースを空けてます。ゆっくりペアリングしているのですが、来週1つ、そして再来週辺りにもう1つ。またお伝えしたいと思います!今日はここまで。それでは充実したオオ
こんにちは、輝心堂(きしんどう)の菌糸ビン研究家、JOと申します。5月の前半にオオクワガタの大型血統の幼虫をリリースしております。あ、ホワイトアイの幼虫もですね♪*気になる方は右のサイドバーをクリックしてみてください♪今回、200ccの家殖床金(ゴールド)のプリンカップに投入しております。200ccなので1~2カ月はもつと思いますが、今はちょうど1カ月くらい。少し様子を見てみました。うーん、まだまだいけそう!2カ月はいけるか?