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道純殿と玄昉が、気を使って台所まで食器を返しに行くと、こっそり部屋をうかがう者がいたが・・・。
山荘の家令が、部屋を用意したと井上さまたち一行を呼びに来て、屋敷の一部屋に案内され、食事まで提供されるが・・。
屋敷の主人は、道純殿の説明を聞いて興味を持ち、屋敷の部屋をかしてやろうと言い出すが・・・。
山荘のあるじは見慣れぬ黒駒に目をとめるが、道純殿が、「大殿」に事情を説明することとするが・・・。
山荘では、まだ準備中であるのに、殿が来たと騒ぎ始め、主が早めに来たと言うが、何かに気づく・・?
井上様たちは首尾よく、山荘の中に入り込んで物置の空き部屋を借りるが・・・。
桂山荘は、これから主人が来るとて、忙し気に荷物を運びこんでいるが、そこに貴婦人に化けた井上様一行が、通りすがりの物として現れ、館で休ませてほしいと頼む。
桂の山荘では、下人たちが主人が来る前の準備をしていたが、井上さまは、旅の貴婦人のふりをして館に入り込む・・と言い出す。
井上様は、道長を見てみたいと言い、道純殿は黒駒と時空を超えるが・・・。
道純殿が井上様を黒駒に乗せ、玄昉が供をして、桂の別業の方面に向かうが、井上様が思い付きを言い出される。
池辺の宮に、梟の桓算をともない、皆で、三条院を偲んで月を眺める・・。今回のお話はこれで終わります。このお話のまとめはこちらにあります。足利家の執事88(月を眺める妖鳥の巻)-乱F(または那須富士)のマンガ#漫画#歴史-pixiv
狐巫女は報酬をもらい、木の花丸や四条、五条、うそ丸たちは梟の桓算をつれて、池辺の宮の屋敷に向かう。
四条、五条は、池辺の宮は、梟の桓算をつれてきてもよいとおおおせられたと報告をする。
蛇に乗って飛ぶ稚児と梟が姿を消したあとは空が晴れて、すっかりあやかしは消え「お祓い」は成功する・・。
黒雲の中に現れた童子の乗った蛇の姿は、狐巫女のお清めで、薄れていく・・・?
黒い雲の中に長いものが現れ、祈祷を頼んでいた若君が、自分が見た蛇だと言い出すが・・・
池の側では、依頼主を交えて、狐巫女と道純殿が、お祓いをしていると、にわかに空模様が怪しくなるが・・。
四条は、梟の桓算を池辺の宮の庭に隠そうといい、道純殿や大塔宮が、代役をたてて祈祷をすればよいと言われるが・・・
あちこちに目撃証言があるので、お祓いをしたいという話になっているというのを聞いて、木の花丸は自分のせいだと悲しむが、四条が何かを思いつく・・・?
執事兄弟は、蛇に乗った童子のことは、目撃者がかなりいるようで、公家の方から狐巫女と行者殿にお祓いを頼めぬかという話が出ていると言うが・・。
木の花丸は、何故この梟の桓算と知り合って蛇に乗ってくることになったのかを話す・・・。
水無瀬殿は、自分も三条院の子孫だといい、庭の池の掃除をされて、館の掃除は道長の子孫がやり、池は三条院の子孫がやったので、供養になるであろう‥と仰せられるが・・。
木の花丸は、巨椋池のほとりで、水面に映った月を眺める梟の姿をした御霊に出会って、水無瀬様から桂の別業を推薦されて連れてきた・・・という。
梟の姿をした桓算は、三条院に敵対するものではなく、自分と一緒に月を眺めてくれるやさしい帝であったと回想するが・・・。
梟の姿をした桓算という霊は、伝説に言う、三条帝の肩に乗って、眼を塞いでいた・・という説を否定し、自分にまつわる説はかなり違うという・・。
左府殿は、この荒家は自分のものではないが、摂関家の物件なので、こんなところに院をお迎えするわけにはいかぬと、片付けはじめる。
宮様と左府殿は、水無瀬様のおられた荒れ屋敷に降り立つが、思った以上に荒れ果てていた・・・?
怪しい廃屋に降り立ったのは木の花丸と、奇妙な鳥だったが、屋敷でまっておられたのは水無瀬殿だった・・。
左府殿はご先祖の道長公が、桂に別業を持っていたが、宇治殿のように豪華でもなかったし、頻繁に使われたものでもないのですたれたと聞いていると言うが、古い屋敷跡に先ほどの蛇が・・・?
空を飛んでいた蛇と人物は、ふっと姿を消し、四条、五条は泣き出すが、一行が水無瀬殿に向かう途中、桂あたりで、左府殿がなにか思い出した・・・?