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悪の芽があるとするならばなるほど善の芽もあるのですね。世の中全てが善であふれたらいい。優しい世界になったらいい。世の中全てのひとが想像力を働かせることができるくらいに余裕のある世界になったらいい。息子くんたちがいまよりもっと小さかった頃。大き目のバッグを肩にかけてベビーカーを片手で押してもう片方の手で長男くんと手を繋いで新幹線で帰省していたとき新幹線から降りる際やホームから改札に向かう階段やエレベーターを利用する際ときどきいろいろなひとたちが声をかけてくださいまし
連日物騒なニュースが。そんななか読んだのが人を殺したら無条件で死刑になるという仮想日本の物語。貫井徳郎(ぬくい・とくろう)さんの『紙の梟(ふくろう)』です。ご訪問とっても嬉しいです🫶《いまここ》です。サブタイトルの、ハーシュソサエティとはharshsociety(厳しい社会)人を厳しく裁く社会のことです。罪を決して許さない。人ひとり殺したらどんな理由でも死刑。正当防衛でもです。また間接的に自殺に追いやった
こんにちは。公益社団法人東村山市シルバー人材センターパソコン・スマホ教室の講師がお伝えしています。今日の担当は、東村山市民なのに小平の図書館が好きな青山です。ゴールデンウィークが始まりましたね。毎日が日曜、なんならずっと連休の我が家でも休み気分に便乗したくお出かけ予定を立ててます。まず、ゴールデンウィークの始まりは小平の中央図書館へ行きました。図書館へ行く楽しみは本を借りる以外に外食があります。図書館近くでなにか美味しいお店?と探したら、多
「神戸ニニンガ日誌」(第3,177号)○貫井徳郎「空白の叫び」。深く考えさせられた作品だ。私の問いは「なぜそこまでいくのか」。その問いは今も解かれていない。○3人の中学生の物語。それぞれに殺人をおこす。それぞれに人を殺める事情と理由と必然がある。殺人した14歳。少年法に沿って少年院に入るが、そこは罪に対する罰を与える場所ではなく、あくまでも更生の場所だった。○3人はそこで出会う。これは偶然なのか、必然なのか。強烈に辛い監内の生活。そして1年足らずで退院する。当然だが、元の生活には戻
急に暑くなってきましたね。衣替えは終わりましたか?我が家は、冬物と春物と夏物が混在しています(謎さて先日『龍の墓』(貫井徳郎)を読んだ。タイトルから、ファンタジー系かなと思っていたら、ミステリだった。貫井さんなんだから、そうだよね(何けれど、想像していた貫井さんとも少し違った。あらすじは公式サイトから引用。業火に焼かれた骸、凶器なき刺殺体、密室殺人――VRゲームの連続殺人を模して、犯人はなぜ殺人を繰り返すのか!?東京都町田市郊外で発見された身
貫井徳郎「さよならの代わりに」「私、未来から来たの」。劇団「うさぎの眼」に所属する駆け出しの役者・和希の前に一人の美少女が現れた。彼女は劇団内で起きた殺人事件の容疑者を救うため、27年の時を超えて来たというのだ!彼女と容疑者との関係は?和希に近づく目的は?何より未来から来たという言葉の真意は?錯綜する謎を軽妙なタッチで描く青春ミステリ。
仮想VRゲームと実際の殺人事件近未来の日本でありえる世界さすがの貫井徳郎氏
「神戸ニニンガ日誌」(第3,169号)○貫井徳郎『空白の叫び』。文春文庫版の上巻を読み終わり下巻を買う。さあ読むぞと思い、カバーの袖を見たら「全三巻」とある。中巻があるのか。○中巻を買って読み、現在下巻を読んでいる。深く複雑でやるせなく儚いが、希望がないこともない。読了していないが、圧巻の名作だ。この作家が直木賞を獲っていないのは文学界のひとつの謎ではないか。○文庫化で全三巻となったが、単行本(小学館)は上下巻。単行本上巻は582頁、下572頁、計1154頁。文庫本上414頁、中4
★★★☆☆加納朋子さんとの出会いは、ミステリーとはかけ離れた、「七人の敵がいる!?」シリーズであったから、ミステリー作品を目にした時には、正直驚いた。しかも、旦那さまが、あの、貫井徳郎さん!敢えて、あの!と呼んたのも、社会を鋭く抉るミステリー作家として定評のある貫井さんとご夫婦であることを知り、二重に驚いた次第。そんな、加納朋子さんのミステリー作品...とは知らずに手にしたのが本作。『コッペリア』恥ずかしながら、その意味が分からなかった。その道の方なら、すぐに想い浮かぶらし
『人の目なんか気にしないで、思うとおりに暮らしていればいいのさ』と、言うスナフキンの言葉に激しくココロ揺さぶられ丁寧な暮らしに憧れつつも、楽しく楽ちんな暮らしにシフト中築70年の古民家をリノベーションし、ダーとさゆり・わんこ2匹と共に定年後の生活を想定しながら・・慎ましやかながら幸せな日々永遠の28歳・節約主婦さゆり、好きなモノと必要なモノだけで暮らす日々のつぶやきブログでございます最近の読書は、貫井徳郎さんの龍の墓でございます。舞台は、VRツールが日常に
映画化したい小説と、映画化された私のお気に入り小説の、混合ベストテン。条件:①既読小説(つまり私が読んでいる作品。)②小説家の作家さん1作品に限定です。1位『コインロッカー・ベイビーズ』村上龍(1980年、講談社、長編小説)…映画化/TVドラマ化、なし。→禁断の悪魔的破滅スピード小説。いまだに最先端で最新鋭で最過激。なぜ映画化しない?できない?映像化が追いつけない?誰か手を上げませんか?怖いのか?主役の少年キクとハシ、該当する役者が見当たりません。でも、アネモネは今田美桜、
貫井徳郎さんの「龍の墓」を読みました大人気ネットゲームの中で繰り広げられる殺人に見立てられた連続殺人が発生するという設定です基本的にワンアイデアに基づく作品ですが、なぜゲームに見立てたのかについてはミステリの基本にしっかり立ち戻った処理がされていました貫井さんの作品にしては、かなりあっさりしたテイストでしたが、その分あっという間に読み終えることができました龍の墓Amazon(アマゾン)1,018〜5,650円↓スレッズの方もよろしくお願いしま
なんだか似てるな。ずっと一途で何度裏切られてもそのひとの側に居続けて。どうしても離れることができなくて。なんなんだ。人間てこんなにすごいものなのかな。大切なひとを守りたくて大切なひとに必要とされたくてどこまでも喰らい付いてゆく。人間とはなんと恐ろしいんだろう。「新月譚」とはラストが雲泥の差だけれど。同じ人物かと思うほどそののめり込みようが読んでいて切なくなるよ。でもね「新月譚」との決定的な違い。タイトルそのまま。「けむたい後輩」いいね。もうこのタイ
2024.3月。【後悔と真実の色】貫井徳郎〜読了初めて読んだ貫井作品。というか初めて知った作家サンでした🙏。最近はいつものBOOK・OFFの見易い陳列により、コレまで知らなかった作家さんやタイトルに目が行き、手が伸びる〜の良い傾向です👍文庫本(692ページ)厚めで💦ちょいと躊躇しましたが、買って正解、面白く読ませてもらいました。文庫本、ペーパーバッグの良さはハードカバーにはない、あとがきや解説だと思っていて、今回も読んでナルホド。作者、作品の秀逸さが賞の選考委員たちの書評等でより納得がいく。
龍の墓Amazon(アマゾン)龍の墓[貫井徳郎]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}VRゲームを模倣した連続殺人事件が発生します。真似されたゲームの内容は、そこはゲームだけあって、現実とはかけ離れた殺され方をされてます。身元が判明できないほど焼かれた焼死体や、見えない槍のような凶器で貫かれた遺体などです。ゲームの中では究極の武器である「魔法」が使われたのではないかという議論が起きます。しかし現実でも同様の事件が起きてしまう
現実とゲームの二つの世界で、それぞれ連続殺人事件が起きる複線構造のストーリー。時代は近未来。眼鏡型のVR端末が普及し、スマホは時代遅れ。ゲームにおけるVR技術も大きく進歩しており、なかでも発売当初から話題になっている「ドラゴンズ・グレイブ」というゲームが人気を博していた。現実の世界では、東京都町田市郊外で身許不明の焼死体が発見される。殺人事件として捜査本部が設置され、町田署(所轄)の女刑事・保田真萩は警視庁捜査一課の南条とコンビを組んで聞き込みを開始する。その後、被害者の身許が判明したも
週末にBOOK・OFFで3冊📕610円で購入。6冊売って200円+アプリクーポンの200円引きで、良い循環🔄の買い物〜♪好きな伊坂幸太郎とオススメ本が目に付き易い陳列で手が伸びて👐初めて読む貫井徳郎、伊岡瞬。お初の作家サン読むの楽しみです♪
「神戸ニニンガ日誌」(第3,141号)○昨日の当欄に対し、minya師匠より「『タダ走るだけのエネルギー』を変換して『社会になんらかのプラスエネルギー』に変えたわけですね」とのコメント。○震災後の宮城で、日がな一日遊技場で過ごすシニアを見た。禁煙後40年パチンコをしていないが、そもそも元の取れるものではなかろう。貫井徳郎『夜想』では、パチンコについて「自堕落な印象がある。いくら生きる気力を失っているとはいえ、安易な方へ流されていくのは抵抗感があった」と書く。○minya師匠は、
おはようございます。ボディケアスペースらくまるのジャンボです👍️今日も10時から元気に営業しています。✔️当日予約枠もあります。ご予約はお早めに🏃♀️🏃♀️“からだほぐして弛めて巡らせて”冷えからのむくみ、眼精疲労からのコリ、姿勢不良からの不具合、生活習慣で色々な身体となります。休日に身体リセットしておきましょう。さて👇️読書📖👓️紙の梟貫井徳郎💁ボディケアスペースらくまる兵庫県川西市小戸1-4-12阪急電鉄宝塚線川西能勢口駅下車能勢電鉄川西能
こんばんは🌃先日、相模原市で悲しい事件があった。15歳の少年の件。家庭内って密室だし他人からは分からないことがたくさんあるもんね🥺なにがあったのか分からないけど家族内でそれぞれどんな思い抱えていたんだろう考えると切ないやこの事件をニュースで知り以前読んだ小説が頭に浮かんだ。貫井徳郎さんの著書「空白の叫び」Amazon.co.jp:空白の叫び上(文春文庫ぬ1-4):貫井徳郎:JapaneseBooksAmazon.co.jp:空白の叫び上(文春文庫
令和6年2月15日久しぶりの更新ですが、この1か月に読んだ本から特に面白かったものをご紹介致します。一番面白かったのは窪美澄著「ぼくは青くて透明で」高校生の男子生徒同士の恋愛というけっこう突っ込んだ内容昔なら、ゲテモノ扱いされそうな状況ですけどね、ヒトを好きになるのに、性別は関係ないんじゃないかそう思わせる作品。以下村木嵐著「にべ屋往来記」時代小説ですね、にべ屋というちょっと主と番頭が訳ありの旅籠にこれまた訳ありの客人が次々訪問して...湊
悪の芽(角川文庫)Amazon(アマゾン)大手銀行に勤める41歳の安達は、無差別大量殺傷事件のニュースに衝撃を受ける。40人近くを襲ってその場で焼身自殺した男が、小学校時代の同級生だったのだ。あの頃、俺はあいつに取り返しのつかない過ちを犯した。この事件は、俺の「罪」なのかー。懊悩する安達は、凶行の原点を求めて犯人の人生を辿っていく。彼の壮絶な怒りと絶望を知った安達が、最後に見た景色とは。誰の心にも兆す”悪”に鋭く切り込んだ、傑作長編ミステリ!
貫井徳郎さん悪の芽現実世界にも存在する問題を取り上げた小説。こういうことって実際に起こり得るなと思いながら読みました。言葉一つで人の人生を狂わせてしまうこともある。そんなことを描いた作品です。
罪と祈り貫井徳郎読んだことあったよね?読んだっけ?最近記憶曖昧すぎ〜久しぶりに朝マックしながら。
知念実希人著『幻影の手術室完全版天久鷹央の事件カルテ』読了梨著『6』読了貫井徳郎著『龍の墓』読了株式会社闇編著『ジャンル特化型ホラーの扉八つの恐怖の物語』読了『幻影の手術室完全版天久鷹央の事件カルテ』こういう専門家が見れば分かるけど…刑事では解る違和感って実際の事件でもあるのかなぁ…『6』確かに〝六道輪廻〟って…実は救いが無いのかも…あと『TNREEtimesthree』が、カルトの勧誘マニュアル過ぎて笑う…
登場人物、みんな心に引っかかりがある悩みというような軽いモノでなく、自分ではどうしようもできないことがらを抱えてる事件が解決した時みんな少し前向きになれる貫井さんってやっぱり深いよね〜オススメです!
(9)「魔境に堕(お)ちる」-仮想儀礼ついに関係者の死という衝撃的な事態まで迎え、聖泉真法会は「カルト」の烙印を押されてしまう。マスコミや信者の家族たちに押しかけられ、世間から猛烈なバッシングを受ける中、正彦(青柳翔)と誠(大東駿介)は初期からの信者数人と出直そうとするが、社会との対決姿勢を強める秋瞑(美波)が暴走。雅子(松井玲奈)、麻子(河井青葉)が追随し、圭子(峯村リエ)、広江(石野真子)…www.nhk.jp途中からみだした。これはこれで面白いかも。7年前(?)に小説で読んだ。
貫井徳郎さんの小説「邯鄲の島遥かなり(中)」を読みました。時代は変わり、この国で初めての普通選挙が実施されることとなった。神生島でもふたりの若者が立候補することに。一ノ屋の血をひく孝太郎は、島の有力者を味方に付けて立候補するも結局当選できず。そして、この選挙というのが島のふたつの部落の対立を引き起こす。更に、そんな最中で起きた1組の男女の心中騒ぎから、神生島の火山火口は自殺の名所として有名になり…。上巻を読んだ時点では、何やら掴みどころの無いように感じられたこの作品。