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ブログ主です。当ブログへのご訪問ありがとうございます。ゴールデンウィークに入る前のXでこんな投稿がありました。JRのみどりの窓口にて、お年寄りの男性。「◯◯までののぞみの自由席を欲しい」JR「GW中はのぞみは全席指定席です。ひかりなら・・」お年寄りの男性「◯◯までののぞみの自由席を・・」JR「お客様、のぞみは全席指定席で・・」この繰り返しいますねぇ、こういう、むちゃを押し通そうとする人。それにしてもGW中は、新幹線のぞみは全席指定席とあれほど前から宣伝していても、ま
マッチングアプリには危険がいっぱい。マッチングアプリで成婚した男女が次々殺害されるという猟奇事件であり、その魔手が最近アプリをはじめた晩稲の女性のもとへ及ぶ。マッチングアプリをガジェットに据えた現代的なダークサスペンス。明らかなミスリードはその先にどういう真相が待っているのかが気になり、そして展開と視点転換が結構多いこともあって、始終いいテンポで読めるようになっています。その真相についてはなかなかゾクッと来るものものありましたし、さらにエピローグを読んでいると、案外この女性も取り込まれて闇
皆さんこんばんは。恒例の夜中の本紹介。「ギニー・ファウル」前川裕前川さんの作品はドキュメンタリー色が強く、怖いというよりねばりつく様な気味悪さが持ち味。さて今作はどうでしょうか?主人公は大学教授兼実録小説家の中年男性。未解決の夫婦失踪事件に何故か惹かれ、作品にする為の取材を進めていた所、妻の方がマルチ商法に嵌っていた事実を掴みます。一方相談を受けていた女子学生と男女の関係となった主人公は、その女学生が関係していたマルチ商法の勧誘を受けます。奇しくも勤務先
正統な権力の踏襲はいつの世も難しい🤔私淑する佐藤優氏が読むべき古典にあげた太平記。ここから尊皇思想が生まれたと知り、手掛けたい意識を持ってきたが、岩波版は古文ベースでハードルが高く、待望の新訳に思わず食指が伸びた。抄訳だが、手軽に概要が理解できるのはありがたい。朝幕対立は鎌倉期の承久の乱で武力闘争となり、後醍醐天皇による建武の新政で巻き返したつもりが、時代を戻すことはできなかった。一進一退を経ながら権力の座を射止めた足利尊氏により武士の世が確定する中で、天皇への忠節という概念が生まれることに
超新星紀元|ブックライブ1999年末、超新星爆発によって発生した放射線バーストが地球に降り注ぎ、人類に壊滅的な被害をもたらす。一年後に十三歳以上の大人すべてが死にいたることが判明したのだ。“超新星紀元”の地球は子どもたちに託された……!『三体』劉慈欣の長篇デビュー作booklive.jp摩訶不思議な色合いをした装丁が特徴のハードカバー小説。Z世代が地球を掌握したらこうなるであろう、なストーリー。あらすじに「起承転結」の“起”の部分がほぼ書いてあります。実際は、超新星の誕
今日は長崎まで足を延ばしました。って、九州の長崎ではありませんよ、西部池袋線の東長崎です。西武池袋線って過去に乗ったことあったかな?東京のど真ん中にも長崎って地名があるんですね。初めて知りました。ワタクシが不慣れな場所に出向くと言うことは、観劇に行ったということです。木村公一さんが出演してるsitcomLabの『GANGHOUR』チラシにはこけら落とし公演と書いてありました。東京の劇場がどんどん減る中で新しい劇場が増えると言うのは喜ばしいことです。客席は並び方で多少
榎田ユウリさんがBLを書くときは尤利さんになるらしいとりあえず1冊、どんなもんかと思ってこちらを。threesome(1)(角川文庫)[榎田尤利]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}内容紹介(「BOOK」データベースより)その美貌と快楽主義的性格で、強かに生きてきた極道、辻良典。しかし切れ者弁護士の財津と、彼の甥で自らの舎弟でもある菊池に弱みを握られてしまう。三人での肉体関係を強いられ、屈辱を超えた先の悦楽に溺れ始める辻。二人から捧げられる、偏執
主人公の一平は、大学受験の日に人を助けて受験できず、浪人生活を送っている。ある日、バイト先の同僚・葛城が倒れて自宅まで送っていく。その潰れそうなアパートで晴子、夏樹、多恵という女性3人と小学生の冬馬と出会い、4人の様子に違和感を持ちながらも、徐々に4人と親しくなっていく。一方、政治家の息子・恭一は、何者からか送られてくる写真に脅威を感じていた。それは誰にも知られたくない過去を示唆するものだったから。そんな中、一平の前から晴子たちが姿を消す。一体、何がどうなっているのか……。
『人はかつて樹だった』(長田弘/著)を読む。フェリシモで購入。21編あるなかで、好きな詩は「樹の伝記」。大きくなって、大きくなるとは大きな影をつくることだと知った。(p31)という一節が、わたしの中に深く入ってきた。「影」は、人生においての「後悔」や「傷」なのか。それとも、疲れた人が安らげる「場所」なのか。たぶん、どれもつながっている。
読書日記2024-64白日月村了衛(著)[角川文庫2023年12月発行]あらすじ組織の論理の中、いかに、人間でいられるか―。風太郎賞受賞作家の会心作千日出版の教育部門で課長を務める秋吉は、[引きこもり・不登校対策]を標榜した新時代の高校を開校する一大プロジェクトを進めていた。梶原局長の中3の息子が、屋上から転落死したことでプロジェクトは一時中止となり、事故ではなく自殺という噂が社内で広まる。秋吉は部下の前島と独自に調査を行うが、会社の上層部は秋吉に隠蔽を働きかける――。
遺された妻がその後の人生を豊かに生きるためには、どのような相続対策をしていけばよいのか。何よりも重要なのは小手先の節税テクニックではなく、来る相続に対する心構えと考え方だと、島根さんは語っています。ご主人が亡くなったあとに遺された奥さまを中心に据えて、奥さまが今後の人生をどのように過ごしていくのかを考えていくという著者さんの相続に向けたスタンスにはぼくは共感します。ぜひ参考にしていきたい。203P「こどもたちに迷惑をかけたくない」と思うなら、二次相続対策を考えればいい。どうしても子ど
【冒頭のメッセージ】『時は待ってくれない』時は待ってくれないから、目いっぱい走った。でも、本当にがんばろうと思っている人には、時はきっと待ってくれる。「時は待ってくれないから、急げ」ということじゃなく、何かを一生懸命やろう、何かをスタートするということが大事なんだ。本当にやりたいなと素直に思うことがあるならば、時はきっと待ってくれる。夢を追いかける人のために、時は待っていてくれる。『時はきっと待ってくれる』「時は待ってくれない」中で、目いっぱい走った。本当にがんばろ
名古屋時代の友達から久しぶりに電話がありました。本当に久しぶりで、いろいろと1時間くらいしゃべってました。楽しかった〜名古屋もしばらく行ってないな。チャオのあんかけスパ食べたい今年の桜またまた上堰潟公園毎年同じだぁ〜💦公園手前のカフェで駐車場をお借りしたので、御礼も兼ねてジェラートをいただいてきました。今月の読書敬語で旅する四人の男麻宮ゆり子それぞれに事情がある4人の男たち。敬語で話す4人の距離感がいい。いつでも4人で旅するんじゃなくて都合のつく人だけで
春は草花が一斉に芽吹いて「ネモフィラ」のブルーに癒されますね。「芝桜」も散歩で道端や庭に良く見かけるようになりました。「芝桜」は白や紫色、ピンク等さまざまあって可愛くて綺麗ですね。散歩している時は、ピンクや赤色の「芝桜」が良く目立っていて綺麗です。ピンクの「芝桜」のジュータンを見て心がウキウキしたので「絵手紙」風にしてみました。和田秀樹著の「つかず離れず婚
神奈川県警刑事部長の竜崎伸也のもとに、著名な小説家の北上輝記が小田原で誘拐されたという一報が舞い込んでくる。竜崎は推理作家の梅林賢を捜査本部に招き彼の推理を検討する。事件が膠着していると世間に誘拐をマスコミに発表しろという犯人からの要求がきた……。シリーズものは気に入ると癖になって読んでしまう。新刊が出たら出たで読まないと気が済まない。これを読んだら読んだで、安定の面白さでまた次の新作を待ち遠しくなる。これは、竜崎伸也のシリーズだけではなく、どれにおいても仕方がないことだと思う。
読書感想になります。「協力と罰の生物学」やや古い本です。協力と罰・・・要は生物の共生に関する話ですね。前半は、色々な共生の事例を紹介。動物に限らず、植物と根粒菌とか、色々な共生関係について紹介。協力については、アリなど社会性昆虫。働き蟻は卵を産めないにも関わらず、女王や幼虫の世話をする。犠牲的な行為に見えて、実はそうではないカラクリ。中盤から、そんな共生関係にタダ乗りするフリーライダーについて紹介。要はズルをする奴らに関する話です。生物間でもズルは発生
このところ、自由な日に雨率高い…テニスも鳥見も出来ず…おとなしく本を読み、家事する休日。そろそろ行きたいな~。手元の本、あと2冊あるけど後から届いた別の本を先に読んじゃいました。前作『梟の胎動』が、まさかの次作へ続く…だったので気になって気になって。あらすじより梟の里の襲撃事件から四年。大学生の史奈は、再び渦中の人となる。長栖兄妹とともに、全世界が熱狂する新競技「ハイパー・ウラマ」に出場するのだ。ドーピング可を謳う大会に生身で挑むと宣言した梟の一族を
軽い感じだったのでKindleUnlimitedでサクッと読了。これは面白い!一昨年の日本のゲースロ三谷幸喜「鎌倉殿の13人」観てたので、この小説で読んでも、顔が大泉洋(頼朝)と菅田将暉(義経)に固定されてた。偶然だけどこの本も同じ時期に書かれてる。コミカルなとこも似てて。あのドラマが好きだった人は読むべし。戦の天才・義経と政治の天才・頼朝がどうしてもメインだけど。そこに平凡で小心者の範頼の視点の異母兄弟3人物語というのが新鮮。頼朝に残酷さにビビりまくっ
NHKアニメのタイトルにもなっている「烏は主を選ばない」小説はこちらが2巻目になります。1巻目では皇太子のお妃選びにまつわる陰謀の数々かと思って読んでいたら、当の皇太子はほぼ姿を見せずに終わってました。ま、とりあえずお妃は選んだけどね。この2巻目はその時期に皇太子はなにをしていたか?がわかる仕組みになっていました。つまり1巻2巻は同時進行で話の表と裏だったわけです。皇太子がお妃選びに顔を出さなかったわけは、そこらじゅうから命を狙われていた❗️そりゃあ、お妃どころじゃないわな‼️2巻
皆さんこんばんは。今日は朝から筍掘って仕込みして予約こなして疲れました。さて恒例の夜中の本紹介。「口福のレシピ」原田ひ香物凄いファンという訳ではないけど、見つけたら必ず読んでいる原田作品。しかも最近はグルメ作品に傾倒しているイメージ。グルメ小説大好物な私。故に評価も厳しくなります。さてどうでしょうか?主人公はフリーのSE兼料理研究家として働く女性。古い洋館で親友の女性と二人暮らしをしています。実は主人公の実家は、江戸時代から
『八月の御所グラウンド』万城目学(著)【内容情報】(Amazonより)死んだはずの名投手とのプレーボール戦争に断ち切られた青春京都が生んだ、やさしい奇跡女子全国高校駅伝――都大路にピンチランナーとして挑む、絶望的に方向音痴な女子高校生。謎の草野球大会――借金のカタに、早朝の御所G(グラウンド)でたまひで杯に参加する羽目になった大学生。京都で起きる、幻のような出会いが生んだドラマとは--今度のマキメは、じんわり優しく、少し切ない青春の、愛しく、ほろ苦い味わいを綴
趣味は読書です📚読むペースは遅いけど、次に読んだ本から感想など記録していこうかな
庄野さんの動物の絵、大好きなんだよね内容想像できんかったけど、とにかく動物モノだと思って。まるがいいっ[林木林]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}内容紹介(出版社より)まるは美しい。まるはかわいい。丸い形が大流行。まるはいいねいいねいいねさて、その先には何が待っている…?丸が大流行ってなんやねんて感じだけど、いろんな動物が描かれていて大満足。猫かわゆ丸の流行が去ったあとに、今
リュドミラ・ウリツカヤ沼野恭子訳アンナ・カレーニナを携え息子サーシャと夏の別荘(ダーチャ)に赴くジェーニャ夜毎ポートワインをのみなが語るアイリーンの波瀾万丈の生い立ちに耳を傾けていたがその話は実は・・・という始まりの“ディアナ”続く“ユーラ兄さん”ではサーシャは十二歳と八歳のグリーシャのふたりの息子と過ごすダーチャそのオーナーの十歳の娘ナージャ見た目と立ち居振る舞いそつなくて語る物語も⁈そこにたびたび出てくる“ユーラ兄さん”とは⁈・・・十三歳のリャーリャの愛の体験話“筋書きの終
長男が小学生の頃、自主勉強の1つに、「おススメ本の紹介」というのがありした。(2022年の記事をリライトしています)●長男は本が読めない!?はなっから、長男はおススメ本を選ぶなんて、やらないだろうと思っていました。なにせ、本が苦手読み聞かせしても、全く聞いていない。感想を聞いても「わからん」本と言えば図鑑ばかり見ていました。詳しくはこちらの記事を読んでみてね長男が本を読めない理由
読書日記2024-63隠居おてだま西條奈加(著)[角川書店2023年5月発行]あらすじ優雅な余生を送るはずの隠居家は、今日も子供たちで大にぎわい。老舗糸問屋・嶋屋元当主の徳兵衛は、還暦を機に隠居暮らしを始めた。風雅な余生を送るはずが、巣鴨の隠居家は孫の千代太が連れてきた子供たちで大にぎわい。子供たちとその親の面倒にまで首を突っ込むうち、新たに組紐商いも始めることとなった。商いに夢中の徳兵衛は、自分の家族に芽吹いた悶着の種に気が付かない。やがて訪れた親子と夫婦の危機に、嶋屋
【読書記録】387冊目「川瀬七緒女學生奇譚」フリーライター八坂は「この本を読んではいけない」という警告文が挟まれていた古書を、オカルト雑誌の編集長火野から手渡される。古書の持ち主だった兄が行方不明になり真相が知りたいと妹のあやめが編集部に持ち込んだのだ。真相解明を依頼された八坂、カメラマンの篠宮。そしてあやめの3人は、真実に迫るべく奔走。古書はいったい何なのか??その真実が明らかになるにつれ見えてくるものとは・・・いったん読み始めると、本当に止める
ただいま絶賛大人気のこちらを本日はご紹介。こわいよーこわいよ、そんな声があちこちから聞こえてきますぞ『近畿地方のある場所について』読みました。近畿地方のある場所についてAmazon(アマゾン)出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B0CFPCCSJH行方不明になった友人の残した、彼が集めてきたいろいろなやばいうわさ。伝承。奈良小学生行方不明事件。ジャンプする女。まっしろさん.ネットの情報。学校の怖い
このところちょっと、鳥見に行く時間がうまく作れず…隙間時間に読書をして、なんとか気分転換😊読了本は、鳥ブロ友さんからのおススメ。以前読んだ伊良部先生の『イン・ザ・プール』はあまり覚えていないのですが、それは全く問題なく、楽しめました!作品紹介・あらすじより伊良部総合病院地下の神経科には、跳べなくなったサーカスの空中ブランコ乗り、尖端恐怖症のやくざなど、今日も悩める患者たちが訪れる。だが色白でデブの担当医・伊良部一郎には妙な性癖が…。この男、泣く子も黙るトン
「スクラップ・アンド・ビルド」羽田圭介著最近、偶然にも安楽死についての海外での状況を特集しているTV番組を観たり、先日はALS嘱託殺人の刑が言い渡されたりと、安楽死や死ぬ権利について考える事が多かった。そこにたまたま出会った物語。さほど申告な筆致ではないが、主人公の祖父の本当の気持ちはどうなのか。老人と同居したり介護している人たちの本音はどうなのか。元気な今なら「動けなくなったり、人様の迷惑になる位なら死を選びたい」と思うが、実際に死を目前にしたら死ぬ事が怖くなるのではないだろ