ブログ記事2,843件
クレア・キーガンさん@clairekeeganfictionあずかりっ子海外文学を久しぶりに読みました。何年振りでしょうか。この感覚、よく分かります。切なさも混ざったむずむずした感じ。ただそれだけではない現実があるのです。
勅使川原真衣さん「働く」を問い直すどこの会社に行っても、引っかかることはあると考えます。やりづらさを完全に無くすことは難しいと思うし、無くしたとしても働きやすくなるのかという疑問もあります。考えられる課題に直球で物申す一冊でした。
皆さんこんばんは。恒例の夜中の本紹介。「山に抱かれた家」はらだみずき(海が見える家)シリーズの続編。4作続いた(海が見える)シリーズを終え、今回は海から山へ。さてどうでしょうか?主人公は台風でやられた海の側の家をそのままに、山の家を買う事を考えます。それは海シリーズの時に農業を教えて貰った師匠の知り合いの住む山に泊まった事がきっかけ。その時の好感触で実査に山のボロ家を買う事になります。当然そのままでは住める状況ではないので、テントに泊ま
皆さんこんばんは。恒例の夜中の本紹介。「この限りある世界で」小林由香まだ数冊しか出してない作家さんだけど、どの作品も安定し面白い。さて最新作はどうでしょうか?冒頭15歳の少女が同級生に刺殺される事件が起こります。加害者の少女は、ある新人文学賞の最終選考で落選し、哀しくなったので殺したと供述します。一報その文学賞を受賞したのは作家になる為に苦節10年程の青年の作品が選ばれます。しかし事件があった事でネットで意味不明の叩かれ方をして自殺してしまい
皆さんこんばんは。相変わらずの静かな日々。お陰で本を沢山読んでます。恒例の夜中の本紹介。「架空犯」東野圭吾毎回言いますが、今や出す本総てが売れる東野作品。でも個人的にはガリレオシリーズの長編を除けば、ここ15年余り良いイメージが無い作家さん。出せば売れるし、確かに読みやすいし、一気読み出来るのは流石だと思うんだけど、深みが全然感じられない。マイベストの(白夜行)レベルの作品は二度と出ないのでは?と嘆いていました。それが前作(白鳥とコウモ
皆さんこんばんは。恒例の夜中の本紹介。「京都四条月岡サヨの板前茶屋」柏井壽読みたかった続編を要約GET!前作は(小鍋茶屋)と言うタイトルだったのに、今作は(板前茶屋)と代わってます。それは読めばわかります。前作同様お寺の片隅で、昼は数量限定のお握り屋を営み、夜は一日一組予約限定の茶屋を営むサヨが主人公。まだまだ女性の板前が殆どいない時代。サヨは天性の味覚を持ち、有名料亭の女将さんに見初められ、店を任されています。訪れるのは幕末の有名人た
皆さんおはようございます。今日はお店の定休日。何時も通り引きこもってゆっくり過ごす予定です。今年最後の自分への御褒美届きました!14冊で1800円。今月は意識的に少し少な目です。読み切れない位忙しくなることを願ってね(無理だけど)今年も沢山良い本と出会えました。感謝です。さー先ずは美味しいもの食べてきます。
阿刀田高さん90歳、男のひとり暮らし先日放送された5時に夢中のコーナー、中瀬親方のエンタメ番付11月場所でも紹介されていました。毎日を大切に過ごすことの重要性を実感するのです。誰が見ていてもいなくても、一人ももれなく幸せになることを祈っていきたいな。
延江浩さん反骨魂先日放送された5時に夢中のコーナー、中瀬親方のエンタメ番付11月場所でも紹介されていました。車の中は確実にラジオ派。平日の夕方は5時に夢中。メディアの発展に尽力された軌跡と努力がここにあります。
箕面こどもの森学園自分も人も大切にする学校の12ヶ月こんな取り組み、学校がもっと増えたらいいなぁ。そしてこんな学校に通いたかった。自分の良いところをぐっと伸ばして、苦手なことにもチャレンジできそうです。
原田マハさん黒い絵久しぶりの短編集。そして原田マハさんの作品。こんな感じでしたっけ^^;ダークな要素が強めだなぁと思いながらも、飲み込まれて、ハマってしまう惹かれるものがありました。
皆さんこんばんは。恒例の夜中の本紹介。「小鍋屋よろづ公事控」有馬美季子流行の時代物+グルメ小説の新シリーズ。そりゃ読みますよ。さてどうでしょうか?物語の舞台は夫婦と娘三人で営む小鍋屋。料理を主人公である妻がして、夫が客の相手をする変わった形。夫は元板前なのに、何かが原因で調理やめ、妻に調理をまかしています。そして妻は元々父屋が公事屋をやっていたので、自らも公事屋を手伝っていたのですが、年の離れた夫と結婚を決めた時、父親に猛反対されて以来
大愚元勝さんその悩み、ほとんどあなたの妄想かもよ?アスコム様@ascomchannelより献本して頂きました。ありがとうございました。気付けばネガティブ思考が頭の中をぐるぐる。昔はよくありました。嫌だなと思ったらきちんと伝える。自分の気持ちを大切にする。このようなことを少しずつ実践したら、生きやすくなってきました。
皆さんこんばんは。恒例の夜中の本紹介。「約束した街」伊兼源太郎前作(祈りも涙も忘れた)がメチャ良かった伊兼さん。さて今作はどうでしょうか?主人公は商社に勤める中年男性。一課後にロンドンへの勤務を命じられます。東京での最後の出社日、玄関にひとりの少女が待っていました。その少女は中学卒業以来一度も会っていない、幼馴染の娘で、母親が行方不明になったから探して欲しと言われます。良い思い出のない学生時代を過ごした故郷神戸に母親を探しに出かける事になります
皆さんこんばんは。明日から極寒になるそうです。嫌だな~。恒例の夜中の本紹介。「沃野の刑事」堂場瞬一(焦土)(動乱)に続くシリーズ三部作のラスト。さてどうでしょうか?物語は1970年。大阪万博を控え、高度経済成長で沸き立つ日本が舞台。このシリーズの友人三人。刑事と公安と記者。今回は記者の息子が自殺で死んだことから物語は始まります。実は息子は大学時代に学生運動に少し首を突っ込み、運悪く逮捕された過去がありました。その
本谷有希子さんあなたにオススメの奇妙で不気味な2話を収録。これは空想か現実か。読むのにエネルギーのいりました。新感覚のホラー?です。
高野和明さん13階段見事な作品でした。冤罪と証明に走る人たち。その人たちでさえ、最後はどうなってしまうのか。胸が熱くなるものと、負の連鎖の悲しみを覚えます。
ジャン・コクトー恐るべきこどもたちけっこう衝撃的でタブーに触れています。こんな文体、形で描かれているのは、さすがなのでしょう。海外文学にどっぷりと浸かりました。
皆さんこんばんは。恒例の夜中の本紹介。「笑うマトリョーシカ」早見和真私がベストテンに入れた(ロヤルファミリー)が絶賛TVドラマ放映中の早見さん。要約新作をGET!さてどうでしょうか?物語の中心となるのは、愛媛県出身で将来の総理大臣候補とまで言われる若き人気政治家。27歳という若さで代議士となり、その輝かしい経歴と爽やかな笑顔で多くの支持を集めています。しかし、その完璧な姿の裏には何か秘密があるのではと気づいた新聞記者の女性が、彼の過去を探り出
角谷建耀知さん全ての答えは個客の中にあるこの度、アスコム様@ascomchannelより献本して頂きました。ありがとうございました。テクニックは大事。一人を大切にすることはさらに大切。利益を出すには様々な要素があります。突き詰めると、幸せとは何かを考えることになりそうです。
皆さんこんばんは。恒例の夜中の本紹介。「しろがねの葉」千早茜大好きな千早作品で、念願の直木賞受賞作。期待値マックスです!さてどうでしょうか?物語の舞台は銀を産む石見銀山。別の村から逃れる道中に父母を喪い、銀山に迷い込んだ少女が主人公。異才を放つ山師拾われ、育てられます。少女は子供の頃から何故か夜目がきき、銀の採掘場の暗闇でも周りをよく見れて、銀の採掘の見習いとして扱かわれます。しかし、少女も成長し、女性の体になり、銀山の採掘場に入
皆さんこんばんは。恒例の夜中の本紹介。「凡人田中圭史の大災難」江上剛経済小説や重厚な物語が持ち味の江上ワールド。時折ライトな作品を書きます。これも表紙からそんな感じ。さてどうでしょうか?主人公は64歳のサラリーマン。メガバンク銀行の出身で、55歳で転籍した関連会社に転勤となり、勤めもあと1年、つつがなく終わるはずでした。ある日、大学の同窓同ゼミの同僚が、主人公の勤める会社の社長に就任します。その挨拶で働いている人達の事を虫以下扱いをした事
皆さんこんばんは。恒例の夜中の本紹介。「プリンス」真山仁実際の世界情勢を小説に落とし込む真山作品。久々に読みますが、どうでしょうか?軍事政権下の東南アジアの国から日本の大学に来た留学生の青年は、大学で政治活動に情熱を注ぐ青年と知り合い、意気投合親友となります。祖国では民主化をめざして、父親が大統領選に出馬するとなり、父の選挙を応援するため、帰国する事になります。その際に親友も一緒に行く事になります。しかし、反対派により父親が暗殺されてしまいます。
こんにちは、木谷美咲です。当ブログをご覧いただき、ありがとうございますこれまでの活動は→プロフィールをご覧ください。文学フリマ東京41、無事に終了いたしました。ブースにお立ち寄りくださった皆さま、お買い上げくださった皆さま、本当にありがとうございました。11月の「虫食いフェスティバル」と、今回の「文学フリマ東京」の二つのイベントで、自費出版の新刊『ウツボカズラ飯紀行』は、おかげさまで初刷り分が完売いたしました。ブースまでお越しくださり、ご購入を検討してくださったの
河合真美江さん喪の旅この度、ディスカバー21様@discover_21より献本していただきました。ありがとうございました。事故や病気でご家族を亡くした方への取材集。どのように自分の中で整理して落とし込み生活されているのか。とても尊い体験を聞くことができました。
マグ|noteボチボチお店に向かいます。本日も18時~22時の通常営業ですが、早閉めの可能性ありますので、21時過ぎ来店の方は御一報下さい。
こんにちは、木谷美咲です。当ブログをご覧いただき、ありがとうございますこれまでの活動は→プロフィールをご覧ください。いよいよ明日(11/23)文学フリマ東京41です。新刊のお品書きを作りました。また各種POP大小料金表釣り銭香りカードを用意しました。書籍は先に宅急便で搬入しましたが文学フリマの出店者は過去最高の数とのこと、荷物は無事に見つかるでしょうか箱を目立たせておけばよかったと今になって思いますがこれも経験ですね。では当日【E-58】でお待ち
皆さんこんばんは。今夜は一段と冷えますね。恒例の夜中の本紹介。「アクシデント・レポート」樋口毅宏一時期物凄い作品ばかりを連発していた樋口さん。突如として断筆宣言して驚いたのですが、その後も作品を出し続けてるんですが、正直今一つ。さて今作はどうでしょうか?何やら問題作の香りプンプンです。物語は日本史上最大の飛行機事故が起こる所から始まります。数人だけが生き残り、何故かブラックボックスが見つからず事故原因も分からない状況です。その事故
皆さんこんばんは。寒い夜だから、久々にホットウィスキー飲んでます。恒例の夜中の本紹介。「香港警察東京分室」月村了衛久々の月村作品。さてどうでしょうか?今作の主人公達は香港警察東京分室に配属された日本人5人と香港人5人。国際犯罪に対応する新設部署でした。初の共助事案は香港でデモを扇動、多数の死者を出した上、助手を殺害し日本に逃亡した元大学教授を逮捕することでした。本教授の隠れ場所を突き止め潜入すると、香港系の犯罪グループが襲撃してきます。
皆さんこんばんは。恒例の夜中の本紹介。「恋とか、愛とか、さしなさら」一穂ミチ最新作をお客さんにお借り出来ました。感謝。さてどうでしょうか?主人公はカメラマンの助手をしている女性。飲み会で知り合った一流会社の男性と交際5年目で、昨夜プロポーズをされました。翌日、婚約者が通勤中に女子高生を盗撮して警察に逮捕されたと知ります。出来心でやってしまったと必死に謝る主人公。幸い先方との示談もでき、会社にも知られずに終わったので、主人公が許せば