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今日も一応定休日なのですが、居合の稽古の前は、いつも少しだけ事務所に出て内職をしています。先日祭日の時に大量に荷物が到着したので、今日はないかと思っていましたが、3箇所の取引先からおそらく7振り程度の方が返ってきたようです。大変ありがたいのですが、今日は、自分の所属する会での稽古の後、他の高段の先生がおられる支部に出稽古に行く予定をしています。そうすると、今これを開くと墓穴を掘ります。さすがに明日みんなが出勤してから処理するしかなさそうです。刀の工作
研師さんから、値上げ要請がありました。確かに、食料品も大変値上げしていますし、ガソリンも上げ止まったまま下がる気配もありません。いろんな生活に関するものの値段が上がっています。当然それを支える収入も上がらないと生活が成り立ちません。刀鍛冶さんも、炭代等かなり値上がりしているそうで、当店がお願いしている刀匠さんは、すべて値上げ依頼が来ました。白金師さんも値上がりしました。何とか今は営業努力で耐えていますが、いろんな工作材料がみんな上がると、それらを集合体の
いつも約束した様に、休みの日には、工作が多く返ってきます。(こちらは、既に開封した分)(こちら開封中の5振り)計7振りの工作が返ってきました。とりあえず、何とか到着の処理をしました。ただ、照会のメールへの回答や、不意の来店もあり、これで完成か、次の工程に行くかの処理までは出来ません。後、電話対応身も有ります。時々、心がしぼみそうになりますが、今晩も妻と魚料理の専門店に行くので、それを元気の基にして、頑張っています。そして何より、皆様に
昨日、栃木県から(東京より遠いんちゃうかな)高速道路を飛ばしてお客様が1件来ていただきました。定休日ではありましたが、そんなに遠方より来ていただいては、店を開けないわけにはいきません。不慣れな土地で、道に迷われながらですが、何とか到着されました。よかったです。色々と見ていただいて、結構迷われましたが、1振り買っていただけました。(このお刀を購入して頂きました)ご友人の方でお刀に少し詳しい方も一緒に来ていただきましたが、整備をした状態でこの価格にちょっと驚いてお
(長い付き合いの「河野貞光刀匠」注文打ちの一振りです)馴染みのお客様と竹試斬の話をして居る時に、太い竹で刃毀れするとは限らず、細い竹でも刃毀れする事があると言う話をして居た所、ブログで良いので詳しく聴かせて欲しいと頼まれました。ちょっと、そんな話をします。私が使って来た刀の中で、一番安心して太い竹に斬り込めたのは、軍刀身では無く、亡くなられた、河野貞光刀匠に注文打ちで作って頂いた刀でした。一般に石切丸と呼ばれて、陰流の先生が販売されて居た物より、注文打ちの為、重ね
この所、昇段審査が近い事も有って、会計さんが気を利かせて、通常3時間1コマの稽古を、2コマ6時間撮ってくれています。ただ、流石に6時間はきついので、午前の部の途中から参加しましたが、最後は、2コマ目が終わって、次の団体が入ってくるまでしつこく稽古に励みました。一つには、自分自身の稽古に、一つには、審査を受ける人に、今から間に合う範囲でアドバイスをしました。それ以外にも、来月は、隣の市のライオンズクラブの○○周年の記念行事で居合を披露して欲しいと言う、依頼も有って、今日は
皆さん、下緒を探される時、殆ど、大刀用しか無くて、短刀用や脇差用があっても、種類も少なく割高に感じられることが少なく無いでしょうか。当店でも、大刀用しか置いていません。特に「長寸」と言われる、220㎝の物しか置いていません。需要が圧倒的に違いますから。当店では、いろんなオリジナル色の下緒も作っている事もあり、毎月、結構下緒の注文を頂きます。しかし、脇差用や短刀用を問い合わせられる事は本当に稀です。とは言え、拵作成と同時に頼まれると、無いではすみません。多くの居合刀メ
初期のスタッフブログですが、Nは娘です。今も写真は撮ってくれますが、私の愚行により、すっかり口を聞いてもらえなくなりました。10人力のスタッフを失ってしまいました。反省しても仕切れません。毎週月曜日は、スタッフブログの日です。いつも”池田美術”のブログをお読み頂き、ありがとうございます。こんにちは、スタッフのNです。ここ最近、下緒を結ばせてもらえる機会が増えました。少しずつ慣れてきましたが、最初は全く分からず、一番苦戦していました。本日は、そんなところを、動画に撮っ
昨日、定休日でしたが、7振りの刀が工作から帰ってきました。月曜日の祭日も、5振り工作から帰ってきています。そうなると、今日はホントの発送祭りになりそうでしたが、来客などもあり、意外と処理が進んで居ません。私が、昼間病院に行ったのも、稽古で斬った畳表を、有料ゴミで出して来たのも、時間をとってしまいました。当然ながら、これで工作の終わる刀とここから次の工作に行く方があります。それを振り分けながら今少しずつ整理して行っています。お客様からの問い合わせも
今日は、一応、定休日と言う事もあり、妻に誘われて、大阪天満宮へ盆梅と刀剣展と言うのを見に行ってきました。私の場合、盆栽の類いには、あまり興味が無かったので、専らお刀を目的に見に行ったのですが、多数展示されて居た盆梅の、樹齢を見てびっくりしました。60年、70年は、入口程度、100年、200年は当たり前で、300年を超える物も有りました。(樹齢300年すげー!)私は、今まで、この手の物に興味を持った事が無かったのですが、どう考えても、一人の人間でどうこう出来るもの
今日の稽古は、昇段審査が近い事も有って、普段、一コマ3時間の所、会計さんの配慮で、二コマ6時間、時間を取ってくれました。とは言え、一コマ目で帰る人も多く、二コマ目も残ったのは、5名だけでした。特に、高段者の3人は、微妙な所がどこまで認められるかの、解釈の論争に終始して居ましたが、角で今年初段を受ける会員が、黙々と一人、刀を振って居ました。そして、その様子をよく見ると、何やら、壁に紐の様な物を吊るして、それを目標として、黙々と振って居ました。何をして居るのか気
今日は、文字入力では無く、動画でブログを書きました。今は兎に角、どんどん刀をアップしています。試斬して多少傷の有る物でも、現物で見ると、そんなに目立たないならどんどんアップしています。いずれ、ある程度アップしている刀が増えたら、順番に研ぎに出していきます。今日ホームページに上げたお刀は、樋入りですが、本気で振らないと、樋鳴りが全然しない。昔の、重量調整だけの為の樋入り刀身で、鍛えてしっかりした振りが出来る様に成らないと、ホントに樋鳴りのしてくれない刀です。「
月に1度の稽古に行ってきましたやっぱりめっちゃ難しい昼から夕方まで稽古してやっと切れました
当店は、買ってきた刀を基本的に整備して安全な状態にして販売をしています。なので、前月以前頃に仕入れた刀を、今、必死にアップしている訳ですが、2月はまだ何振りもは、アップできていません。これは主として工作が間に合っていないことによります。例えば、2月はまだ上旬と言うこともあって、お客様から買取りした刀と、市場で仕入れた刀が10振りほどしか仕入れられていませんが、1月は29振り、12月も23振りほど仕入れているので、今、もっとたくさんアップできても良さそうなものですが、な
新しい池田美術が出来つつあります。殆ど、スタッフの一人がしてくれたのですが、床もで来て、刀掛けも掛かって、お店らしい雰囲気に成って来ました。(この床、素人細工です。しかしとってもしっかりして居て、何人乗っても壊れません)(全てでは有りませんが、刀掛けが付くと刀屋さんの雰囲気が出て来ました。お客様との対応スペースは今の、3倍程度に成ります)大型のキャビネットが大幅に増えた事で、金具は、取り扱いメーカーの金具を全て在庫出来る様に成りました。収納力がかなり向上しま
獲物は4振り、70センチ程度のものから78センチの長等まで色々と揃えてきました。整備をしていって、順次アップをしていきたいと思います。ところで、先日、ご先祖様の残してくれたお刀の事について、話をブログで書かせていただきましたが、そのことについて、お客様が最初に依頼にいかれた研師さんと話す機会がありました。この研ぎ師さんは、うちの研師Aさんも目標の様にして来た、かなり腕のよい職人さんです。神社の宝物、鎌倉時代や平安時代の物ものなども任されるような方です。その方が、
先日、妻と二人で36回目の結婚記念日を過ごしました。ちょっと奮発して、イタリアンの美味しいお店に行ってきました。こんな、料理がコースで出て来ました。自転車で行ける位の場所にあるレストランですが、どれも大変美味しく、ワインも美味しく、楽しい夜を過ごせました。素行の悪い、家の事は何もしない、私なので、良く持ってる、出来た妻だと思います。これからも感謝して大切に致します。なかなか、扱い易く、斬れ味の良いお刀です。試斬による汚れが有る分、少し
昨日、研ぎと拵の相談でお客様が来られました。実家から、日本刀が出て来たと言う事で、綺麗に保管できる様、研ぎと拵をしたいと言うお話でした。当店に来られる前に、近くの研師さんを訪ねられた様ですが、20万円と言われて腰が引けてしまったようです。ただ、その研師さんは、由緒ある神社の宝物の研ぎを任されるなど、かなり腕の良い高級な研師さんで、一般の「寸〇千円」といった計算をするのではなく、そのお刀を見て、誰に見せても恥ずかしくないものにするのに、どれだけの日数(金額)がかかるのかと
昨日から、前泊で、遠方の市場に仕入れに行って来ました。本日、臨時休業をして、ご迷惑をおかけしました。今回の収穫は、写真の通り、大刀3振り、脇指1振り、短刀1振り、鍔1個、鞘用のヤスリ2本と成りました。(本日の収穫です)今回の特徴としては、価格は少し高くつきましたが、いずれもオリジナルの拵で、手入れが良く行き届いているので、こちらでの手直しが殆ど必要ない所でしょうか。無鑑査刀匠のお刀も有ります。やはり、その刀用に作られたオリジナルの拵は、大変しっかり
居合刀には、大きく分けて、標準刀身の比較的軽いお刀と、幅広、あるいは厚口刀身と呼ばれる重量のある刀身に分けられます。それ以外にも、女性や子供用として、薄口刀身もありますが、基本的には標準刀身と厚口刀身があると理解していただければ良いと思います。当店の場合、標準刀身として、雲竜拵と厚口刀身を使うものの、金具を安く設定した、練武刀池田美術モデルの2種類を中心に商品展開しています。(標準刀身の雲竜拵)(厚口刀身の練武刀)主に、男性で、私の所属する団体に入ってきた人
昨日も、刃筋稽古を行いました。朝から、事務所に行って、少し仕事をして、9時からは、神社の節分祭の準備に行きました。それを、途中で抜け出して、刃筋稽古で使う畳表を洗いに、事務所に戻ると、水に漬けていた畳表を軽く洗い流して、水を切る所までは、既に、店のスタッフの会員がしてくれていました。早々にそれをウチの軽四に積み込んで、更に、斬り台やブルーシート、ゴミ袋を載せて、稽古に行きました。写真は、戻って来て、斬り台等を下ろして、ゴミのみを残した状態です。明日、
当店は、年がら年中、あちこちの職人さんに工作の依頼を出しています。その時、鞘の傷等を防ぐ為、必ず刀袋に入れて送り合います。お客様からお預かりした時点では、裸で受け取っても、輸送中は、必ず自社の袋に入れて送ります。当然、返って来る時も、袋に入って返ってきます。この時の袋の包み方で、その職人さんの仕事の質が少し見えてきます。私の様な、ガサツな人間は、ついついそう言う所をいい加減にしがちなのですが、真面目にしっかりとした仕事をしてくださる職人さん程、織り目も綺
最近、また、柄糸について、いろいろ質問を受けることが多く成って来たので、かなり初期の頃に書いたブログの記事ですか、解説している記事が有るので、新しいお客様にも理解して頂く為載せてみたいと思います。皆さんは、柄糸と言うと、何を思い浮かべられるでしょうか?当店では、柄糸として、正絹、正絹絹紡糸、表革、ヌバックを販売しており、偶に、お客様の要望で木綿を取り寄せたりして居ます。拵の注文を受ける時、これらの商品の違いについて、色々と尋ねられることがあります。なので、少しその
最近、抜刀道(技斬り)に通いだしてあ、抜刀(技斬り)→日本刀をつかい畳表を丸くした束を切るみたいなただ切るだけでもむずかしいのにまさやんにできるのか(^_^;)最近行き始めた、抜刀道(一文字会)さんのシステムきわったので、URLのせときます気にやたら見てね一文字会ホームページ一文字会とは日本刀での技斬りを日々練習してる道場ですbatto.crayonsite.net
(昔の本で見た斬り柄です。当店で納めたのもこんな感じの物でした)昨晩は、もう1振りアップしようと頑張ったのですが、強烈な眠気が20時ごろから出てきて、なかなか作業が進まないので、おとなしく帰って寝ることにしました。今日、がんばります。昨日、少し面白いお客様が来られました。依頼そのものは替鞘の依頼でしたが、どうやら、斬り柄を使って、商品化をされているようとして居られる様で、プロトタイプを持ってこられていました。それは、アルミの削り出しで、ネジ留めをして固定
本日も、刀剣商の集まる位置がありました。写真の上の2振りは、一般のお客様からの本日の買取です。下の4振りは、本日の市場で競り落としてきた方になります。いろんな分野の形を仕入れてきました。いずれも、当番ホームページにアップして、皆様の目で見ていただけるようにがんばります。工作が、なかなか追いつかないのが現状ですが、少しでも良いものを揃えて、「皆様に買いたい!」と思っていただける商品を揃えて参りますので、何卒よろしくお願いいたします。
もう随分と昔のエッセイに成りますか。先年亡くなられた、俳優、高倉健さんの書かれたエッセイの題名です。あなたとは誰が、高倉健さんのお母さんの事です。自分が頑張って、俳優として不動の地位を築けるように成った事を、お母さんに一番褒めてもらいたかった。といった内容のエッセイだったと記憶しています。先日、アマゾンプライムで「鉄道員(ぽっぽや)」を久し振りに見ました。私は今も、高倉健さんの大ファンです。今、居合をしているのも、小さい頃のチャンバラ好きと、子供
写真の柄、どちらも、刀身が入った状態では、かなりしっかりして居て、ガタツキは殆ど有りません。しかし、分解して見ると、ご覧の通り、一つは、柄の側面に大きく亀裂が生じて居ます。もう一つも、しっかりして居ると思っていたら、縁金を外すと、柄木がひび割れして、少し剥離して居る様になって居るのが分かると思います。上から柄糸で巻かれて居るので、経木等で締めると、それなりに締まります。しかし、内側にこんなひび割れが潜んでいると、何かの拍子に強い力が加わった時、柄が持
私の仲間内で時々言う言葉ですが、日本刀は、大変デリケートで、畳表を1本試斬するだけで、引け傷が大量に入ります。こうなると、アップで見ると、一目瞭然で美術的な価値は格段に落ちてしまいます。私たちのように、試斬をする人間ですら、あまり傷だらけの刀を好みません。やっぱりみんな綺麗な方が良いに決まっています。しかしながら、やはり斬りたいと言う場合は、研ぎ代10万円程度は価値が落ちるのを覚悟しなければならないと思います。ある意味当然のことと私は思っているのですが、
正月三日の奉納演武でみんなが斬った、畳表や竹を、昨日予約を取って有料ゴミで出してきました。今は、すっかり普通ゴミでは持って帰ってもらえなくなりました。これで斬り台も載せると、天井まで、斬り台が突き刺さったりします。見かねた会計さんがマットを買ってくれたので、車をこれ以上壊す事は無くなると思いますが、誰か「私が!」と言ってくれる人が出ないかなあ。昔は、結構多くの人が畳表等を漬けて、持って来てくれました。ごみ処理は、リタイヤした長老組が処理場へ持って行っ