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燕子花燕子花といえばふっと頭に浮かぶのが、根津美術館の『燕子花図屏風』と『東下り』です。金地の屏風に深い青紫と緑で絶妙な配置で描かれた燕子花の群生は、見る者の心を揺さぶられます。そして、伊勢物語の東下り昔男が自分の居場所を求めて友人たちと連れ立ち、東国へと向かう途中、三河の八橋で水辺に燕子花が咲いているのを見つけ、『かきつばた』の五文字を、句の先頭に入れて読んだのがこちら。からころもきつつなれにしつましあればはるばるきぬるたびをしぞおもふ長い旅に出
前回ブログでショックなことと漏らしてしまったことで、生徒が元気出して下さいと、又甘くて大きな苺を沢山プレゼントしてくれました。寝不足の娘は子供を連れて初節句にきてくれます。コロナで会えなかった孫達とあえるのは、夫も凄く楽しみにしていて、来てくれる事に感謝です。休みが少ない息子からは、連休中はこき使って下さいとメールがきました。母の日のプレゼントはこの言葉で十分です。畑にお茶と忙しい毎日ですが、多くの優しさに支えられ、今過ごすことが出来ていると、改めて感謝です。今日は雨、シミの付いた着物はクリ
せせらぎ涼やかな風と水の音を感じると自然と体の力が抜けてきます。軽やかになったのでウォーキングの歩幅が広がりました😊2024.04.29
●護国寺で行われた、都民の茶会に参加させていただきました。こんにちは、立川友子(たちかわともこ)です。昨日は護国寺で行われた、都民の茶会に参加させていただきました。私の先生が席主をされ、お点前をさせていただきました。最高気温29℃の予報だったので、単衣の色無地に袋帯で。お茶、体験してみたいけど、いきなり大寄せのお茶会に行くのはちょっと、、、作法も分からないし、、、という方のために、体験していただく場をご提供したいな。
あやめ薯蕷練切製爽やかな初夏の花のひとつ『あやめ』です。毎年、あやめ、花しょうぶ、燕子花の違いを検索してます😅良いGWをお過ごしくださいませ。2024.04.28
おとし文昔、秘めた思いを巻紙にしたため、相手が気づくようなところにそっと落とした『落し文』という風習がありました。目立たないよう落とされた手紙の形が、昆虫のオトシブミが落とした葉(揺籃)と似ていたことから『落し文』とついたそうです。昆虫オトシブミのメスは、クヌギやクリの葉に卵を産み付け、揺籃を作ります。孵化した幼虫はこの葉を食べて成長するとか😘オトシブミの生き残るための知恵は本当に素晴らしく、そして先人の磨かれた感性に感動します。2024.04.27
令和6年度文化庁伝統文化親子教室事業《夏休みこども茶道教室》文化庁に事業採択され、今年も開催します。しかも本年度は、オンラインメインで開催です!全国どこからでも受講可能です。オンラインでの発表茶会と、リアルでも発表茶会があります。兵庫県西宮市に行けるよ!という方はぜひリアルでもお会いいたしましょう。茶道という、一生使える文化交流のパスポートを手に入れませんか?下記、詳細です。ーーーーーーーーーーーーー◎内容茶道の歴史やこころ、和室で
ハナミズキ春になると目を引くハナミズキですが、明治45年、当時の東京市長・尾崎行雄氏がアメリカ・ワシントンにサクラの苗木を送ったお礼として、大正4年に送られてきたそうです。2024.04.22
●初めてのお茶会で準備しようと思っている和菓子こんにちは、立川友子(たちかわともこ)です。5月、自宅にて、初めてのお茶会(一客一亭)を行う予定です。(画像は東京大茶会、野点席でお点前させていただいたときのもの)お客様にお出しするお菓子はどうしようか、なかなかまとまりません。思えば和菓子屋さんも数多くあるし、種類もある。予算的なこともあるし、生菓子だと取り寄せるのが難しかったり、ご近所さんの和菓子がいいのかなとあれこれ悩みます。この時間がおもてなし。おもてなしはお茶会が始まるより前
薫風初夏の若葉や青葉の爽やかな風が気持ちいいですねー良い週末をお過ごしくださいませ😊2024.04.21
●飯田橋のきもの英さんで購入した色無地のお値段。こんにちは。立川友子(たちかわともこ)です。先日、飯田橋にあるきもの英さんで仕立ててもらうべく、お店へ行ってきました。予約して行ったのですが、色無地がほしい、茶道お稽古の時やお茶会で着たい旨をお伝えしてあったので、当日は採寸含め、30分程度でおわりました。予約はこちら。ネットで予約もキャンセルもできました。(画像はHPよりお借りました)当日、デビッドカードしかもっておらず、対応できないとのことで、お支払いは振り込みにしていただき、振
富貴花きらきらと光り輝いて咲く姿は、百花の王というより正に女王の方が合っているような気がしてます。2024.04.17
躑躅季節が春から初夏へ移るころ、白、ピンク、朱色など鮮やかな色の花を咲かせるツツジ。金団で表現しました。2024.04.13
4月10日はお稽古を兼ねたお茶事でした。お茶事は、お茶会と違って懐石、炭手前、濃茶、薄茶と茶道のフルコースなんです。先生はご高齢で、お稽古を引退されていたにもかかわらず、私は先生のお人柄に惹かれて、お話だけでも聴きたいと無理を言って教えていただき始めました。そんな中で、先生は心をかけてご指導下さっています。毎回のお稽古の全ては『お茶事』の割稽古だから一通りの体験をすることが大切なのだそうです。また、三月限定の『釣り釜』を使った体験もしてもらたいということで、わざわざ岡山のお茶室で一通り
君影草清楚でかわいいスズラン。大きな葉に隠れるようにひっそりと咲くので、『君影草』と呼ばれるのでしょうか。2024.04.11
茶道の本を読み、(憶えてるかな?)と思って帛紗さばきをやってみたら出来た!18才からトータルで2年くらいお茶を習っていただけだが、昔の記憶のほうが脳にしっかり刻まれているみたいだ。YouTubeよりYouTubeにお点前の動画が沢山あがっている。今習ってる人は動画で復習出来ていいなぁ。
紫草むらさきぐさ藤は古来から愛されてきた花で、その上品な姿形やたたずまいに見惚れてしまいます。2024.04.09
藤波『藤波』は、藤の花が咲き、爽やかな春の風になびく様をたとえた言葉です。華やかで気品ある姿を目指しました。2024.04.08
桜若葉桜の花が散り青々とした若葉が出はじめた様子を表しました。2024.04.07
今月のお稽古から炭手前を増やすことになったはいいことだが、何しろ4月は炉に釣釜が設えてある。その上、初炭所望という点前のお稽古をすることになって、まあ、大変なことになってしまった。今日はお稽古日なので、できるかどうか。まず、簡単なことからいうと、初炭所望という小習事のひとつで、初炭点前で、初掃、下火を直し、灰を撒いて、灰器に灰匙を戻すと中掃きをするが、この後、客に炭をついでいただくので、羽箒を炭斗において、灰器を繰り上げて置くのが肝!!最後は、後炭手
先日先生から、今月のお稽古をどうするのかご相談があって、そのときに、今月からは、炭手前を増やそうという話になり、それはいいですね、とお答えした。ところが4月は炉に釣釜が設えてあることをすっかり忘れていた。ええ、炭手前をやるのはいいが、釣釜でやることなど、予想もしていなかった。これまで私の教室では、釣釜が設えられていても、それは先生しか扱ったことがなく、私も、うっかり釣釜の扱いを間違うと鎖で釣られている釜をひっくり返してしまいそうで怖いので、近寄らな
おはようございます~はなちゃんです昨日の4月4日は二十四節気で『清明』でした自分用の覚書として、清明(せいめい)とは万物が清らかで生き生きとした様子を表した「清浄明潔」という言葉を訳した季語です。花が咲き、蝶が舞い、空は青く澄み渡り、爽やかな風が吹く頃です。知っている人にとっては、何を今更?なのでしょう茶道を習い始めて、茶杓の銘の問答をします、<解説>裏千家茶道で使う「茶杓」には、作り手が名前「銘(めい)」をつけていることがあります。お稽古での茶杓の銘は
4月の棚としては、吉野棚を取り上げたが誰が袖棚(たがそでだな)という棚もある。この棚は、裏千家14代淡々斎・無限斎のお好みで、天板の右側が丸く落とされていて、衣服の片袖形をしているところから名づけられたとされている。小さい棚なので、風炉が入らないため炉のみに用いるとされている。濃茶のときの荘り方は、この棚の点前では、薄茶を点てて、柄杓を置くときは、柄杓を天板に合を上にして置き、蓋置は、地板の左側に置く水次で水指に水を入れるとき蓋置が地板にあると水指が出せない
炉の季節にだけ使える棚で、風情がある棚に、徒然棚がある。上段が袋棚になっていて、中央の二枚が引き戸になっていて、手前も面白い。薄茶点前では、お茶室に茶碗を持出し、勝手付きに仮置きすると、左手で徒然棚の上段の袋戸には、鹿革の垂引手がついているので、その左手で、左戸を開け、右手で右戸を開けて、中に置かれた薄茶器を取り出し、薄茶器を左掌に乗せて、右戸を閉め薄茶器を上からもって、左手で左戸を閉める。薄茶器を棚正面の右寄りに置き、茶碗と置き合せる。袋戸についている紐
皆様こんにちは。市川市福栄の裏千家茶道教室和親会です。2004年からお稽古を続けていますがようやく重い腰を上げてついにブログを開設しました。日々のお稽古の様子やイベント、お茶に関する情報などをアップしていけたらと思います。
棚には、風炉と炉で使えるものと炉の時期だけ使えるものがある。炉の季節にだけ使える棚には紹鷗棚(じょうおうだな)志野棚高麗台子高麗卓(こうらいじょく)などがあるが、そのほかにもなど風情のある棚もある。徒然棚(業平棚)これは裏千家14代の淡々斎のお好みでこれが業平棚という呼び名があるのは、腰板に、「業平菱」の透かしがあるからで、これがお稽古に出たら、透かしの意匠から在原業平に話を飛ばしてみると、先生がお喜びになることは間違いない。上段が袋棚になっていて、中
3月のお稽古も今日で終わり、もう4月になり、炉の季節も終わる。棚には、風炉と炉で使えるものと炉の時期だけ使えるものがある。炉の季節にだけ使える棚には紹鷗棚(じょうおうだな)これはその名の通り、武野紹鴎好み天板には、香炉、硯、一輪生が荘られ、茶道具は荘らない。手前の終了後、地袋に右方に砂張の平水指左方に柄杓、蓋置中棚に薄茶器を荘る。志野棚(利休袋棚ともいう)利休好みの大棚右の中棚が違い棚となっていて、地袋は点前には使用しない。高麗棚これは本来は、
3月のお稽古も終盤で、今月お稽古した旅箪笥の扱いこの棚のことは、昨日書いたけど、千利休が小田原の戦で秀吉にお茶を差し上げるために持ち出したという逸話があるので、本来は野点の道具なのだろう。この棚を、茶室で使うときは、釣釜を使うのが慣わしらしくてそのため炉の時期しか使ったことがないが、炉でも風炉でも使えるとされている。風炉の時は、(写真はネットより借用)この棚の扱いで最初にぶつかるのが倹飩蓋(けんどんぶた)といわれる戸を開けるための掛け金の扱いで、
都の春「みわたせば柳桜をこきまぜて都ぞ春の錦なりける」この歌から『都の春』と銘されています。柳桜の緑と薄いピンク色の2色で春の風情を表しました。2024.03.27
蓬莱饅頭黒(長寿)、緑(徳)、黄(財力)、赤(無病)、白(天命)おめでたい5色で蓬莱饅頭を作りました。蓬莱饅頭は、中国の不老長寿の仙人が住むという「蓬莱山」を表してます。2024.03.24