この事件には大きな特徴があった。「この人は犯人じゃない、冤罪です」これはよくある話だ。だがこの事件は「この人は犯人じゃない、真犯人はこいつです」と云う事件となっているわけである。「犯人」小原勝幸の冤罪を訴えてきた人物=ジャーナリスト黒木昭雄がZと云う人物を事実上真犯人視する形で主導してきた。この黒木の活動を全面的に後援したのが当初黒木から犯人視もされたと云うXと云う人物なのであった。他方、警察は梃子でも動かぬ様子で疑念を抱かれる言行を交えつつ、小原犯人視絶対なのである。この事件には明確に、小原を