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グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。実は私の親業訓練一般講座の受講生の最高齢は76歳の友人です。詳しいことは書けないのですが、コミュニケーションを意識することで、息子さんやご主人との関係がとても良くなりました。彼女を見ていて、人間関係を諦めないことが本当に大切だと痛感しました。とても前向きで良い人なのに、なぜか人間関係で苦労している。彼女がコミュニケーションのコツを学ぶと必ず良い人間関係に変わると思えたので、私の講座に誘いました。そして親業訓練パート
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。ただ親に幸せになって欲しい!と言っても、それでは何をするかが大事です。私の場合は自分の経験から、親が自分の問題と子どもの問題をしっかり区切ることが大事だと思っています。子どもが問題を起こしたから、子どもが不登校になったからと子どもの問題で親が不幸になりやすいのです。つまりどうやって、子どもの問題と自分の問題を分けて考えるかが大事なのです。私はアドラーの心理学や、傾聴訓練、コーチング、カウンセリング、アサーションなど、興味
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。先週にABEMAPrimeからの出演依頼があり、テーマが「親が負い目を負う必要があるのか」と分かってから、出演後も色々と考えてきました。出演者の方たちの話も参考になりましたし、当事者としてZOOM出演したお二人のお母さんの言葉もとても心に残りました。みなさんは子どもに負い目を感じていますか?親が一生懸命だからこそ、もっとしてあげたいのにお金が無くてできない。親がお金を稼ぐのに忙しくて、子どもの話をちゃんと聞けなかった。
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。愛を伝える!と言うと、どんなイメージが出てきますか?バラの花を渡しているとか、チョコレートとラブレターとか、それぞれの人が愛のイメージが違いますし、相手によっても違ってくると思います。その中でどんな人にも、どんな場合でも普遍的に愛を伝えられるのが言葉ですね。言葉を変えるだけで、人間関係は変わります。相手にどんな言葉を使うかをちょっと考えるだけで、コミュニケーションがまるで変ってきます。もう会わないとか、気にしなくて
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。どうして愛があると関係が悪くなりやすいのでしょうか?実は親業(ゴードンメソッド)では、それが論理的に分かりやすく説明しています。つまり「誰の問題か?」を考える時に、愛が強すぎると相手の問題を自分がとってしまうのです。それが怖いのは、愛があるから、子どものためだから、これは言わなくてはいけない!と思い込みやすいことです。子どもの問題なのに、それを親が問題にしてしまい、ああしろ!こうしろ!こうすべきだ!と親が言っていたら、そ
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。今日は仏教系の保育園の先生たちの研修会の講師をしました。親業(ゴードンメソッド)のコミュニケーションを伝えたのですが、短い時間でコミュニケーションのコツをお伝えするために工夫をしています。私の経験から、コミュニケーションを効果的にするためには、「誰の問題か?」と親業(ゴードンメソッド)の「行動の四角形」で整理することが大切だとお伝えします。今は教育論とか心理学でも、子どもの気持ちを聞くとか、共感が大事と言われるようになりました
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。三番目のちゃんと私を「見て」「聞いて」「信じて」これは親にはとても痛い言葉ですね。親は子どもを見ているようで、つい忙しくて見ていない。子どもの話を聞いているようで、つい聞き流している。子どもを信じようと思うけれど、裏切られてばかりでなかなか信じられない。親業(ゴードンメソッド)の「行動の四角形」がとても良かったのは、それを使うためには相手の行動を見て感じないといけなかったのです。だから意識して子どもを見るよ
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。「どうしたら子どもを信じられますか?」「どうしたら子ども否定しないであるがままを受け入れられますか?」と質問を受けることが多いです。もしかしたら、頭では分かっていても、どうしてもできなくて、親が辛くなるのがこの2つのテーマの気がします。どの親も子どもに優しくしたいと思っていてもできなかったり、大きな声でどなってから、そんな自分がイヤになったり、親も苦しんでいます。どんなに子どもを愛していても、子どもの行動がイヤと思うことはあり
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。友人の投稿で大切なヒントをもらいました。彼女も親業のインストラクターをしているのですが、子どもと良い関係を築きたいと思った時に、過去の自分の対応などで子どもへ罪悪感を感じてしまう人がいるということです。確かに私の受講生にも、私自身も、自分が良かれと思っていていたことが、実は子どもを傷つけていたと知った時は罪悪感でいっぱいになることが多いです。でも私の場合は、子どもを追い詰めてしまう前に、自分の間違いに気がつけて良かったと思いま
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。親に必要なのはバランス感覚です。親がただ聞くだけでは親が辛くなるし、親がただ言うだけでは子どもが辛くなる。それがどれだけお互いを尊重して、どちらかだけが我慢しないで、自然にコミュニケーションが出来るかが大切です。ただそれは不登校や子どもが病気の時など、子どもがSOSを発している時には、親は辛くても子どもには言わないで、ひたすら聞く。能動的な聞き方は、相手の行動がどんなに非受容でも、それがSOSに思えて、その辛さに共感でき
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。素直に自分の気持ちを言うためには、自分に素直にならないといけません。母親、父親、娘、息子、妻、夫、働く姿など、1人で何役も無意識に使いわけていると思うのですが、それにしばられないで、自分はどう感じているかに敏感になる。私の友人は、義理の親には嫁の顔を、実の親には娘の顔を、子どもたちには母の顔を、夫には妻の顔を、孫たちには祖母の顔を見せていると言っていましたが、そこまでいくと技術ですね。相手の望む役になろうとすると、それがストレ
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。私が理事をしているNPO法人「みどりなくらし」では、月に一度誰でも参加できるゆる親カフェをしています。午前中の会なので小さな赤ちゃんと一緒の方が多く、まだ反抗期や不登校の悩みもなく、可愛い時代です。それでも上の兄弟姉妹がいる人もいるので、子育ての悩みはあります。今年のテーマは「ガミガミ親からニコニコ親へ」にして、毎月少しづつヒントをお伝えする予定です。やっぱりみなさんは「いつもニコニコしていたいけれど、どうしても子どもに
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。今日はとても貴重な経験をしました。今までは親を対象にした講演会が多かったです。中学生を対象にしたこともありますし、小学校六年生を先生が体育館に誘導して、生徒へ40分話をしてから、生徒は教室へもどり、周囲で聞いていた親に真ん中へ集まってもらい、親へも40分の講演をしたことはあります。でも今日はまったく初めてのケースで、小学校のPTA会長さんがやる気いっぱいで、親子でペアになって話を聞き、ワークもしたいとのことでした。そのた
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。コロナの前に中学受験の塾で親業訓練講座をしたことがあります。その時のみなさんの関心は「どうしたら子どもにやる気を出させられるか?」でした。できれば無理やりでも勉強させたい!やる気がないなら「塾を止めさせる」と脅してでも、なんとかやる気をださせたい!でもこれは全て親の問題で、「なんとか勉強させたい!」「子どものやる気を出させたい!」と、親が問題を抱えて苦しくなっているのです。親が問題を抱えてしまうと、もし子どもが問題
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。相手の行動をイヤと思う非受容の気持ちは、相手を嫌いとか愛していないとかは関係なく、相手のその行動がイヤということです。私は長男を愛していたのですが、親業(ゴードンメソッド)を受講してみて、長男の行動のほとんどをイヤと思っていることが分かり衝撃を受けました。子どもを愛してますか?と聞かれたら、「愛してます」と自信を持って答えられたのですが、実際に行動の四角形で長男の行動への自分の気持ちを確認してみたら、ほとんどがイヤだったのです。
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。私が一番親業(ゴードンメソッド)が好きなのは、無理やり子どもを受容して、偽りの受容にならないことです。行動の四角形で自分の気持ちを整理してみると、自分の本当の感情に気がつくことができます。理屈で受容するべきだとか、親ならこうするはずとかの理論や頭で考えることではなく、自分はどう感じているのかだけをシンプルに見ます。それも抽象的ではなく、具体的に今の目の前の子どもの行動を自分はどう感じているのかを整理します。それは良いとか
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。親子関係では、どうしても子どもが小さかったり、経済的に自立していなかったり、親が干渉したくなる条件が多いので、どうやって子どもを信じて待つかは大切な事になります。でも、コミュニケーションは双方が率直な意見を交換して、気持ちを通わすものなので、一方的に親だけがジーっと待つわけではありません。親も人間です。待てない時もあるし、言いたくなる時もある。親業(ゴードンメソッド)では、誰の問題か?を「行動の四角形」というツールを使っ
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。ニュースになっている大学の研究室から毒物を盗んだ学生の話をご存知でしょうか?私はその動機が父親を殺すためだったとの供述にショックを受けました。しかも父親を殺したい理由が、就職で色々言われるのがイヤだったです。私はいつもこのブログで親が子どもをコントロールしようとしないと書いています。たとえそれが親の愛でも、親に色々言われて、自分の思い通りにできないことは、子どもにとってはとても辛い事だからです。それでも親は良かれ!
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。私がコミュニケーションを学んで一番良かったのは、自分が聞けない状態にあることを客観的に分かるようになったことです。親業(ゴードンメソッド)では「行動の四角形」という四角形を使って、自分の気持ちが相手の行動をイヤと感じているのか、イヤと思っていないのかを整理します。なかなか自分の気持ちは分かっているようで、分からないものだと思いませんか?私は初めて「行動の四角形」を学んだ時に、長男のどの行動をどう感じているかを冷静に考えることが
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。親業(ゴードンメソッド)では、相手の行動を非受容だと、イヤだという思いで自分がいっぱいになり、相手をなんとか変えたくなり、自分が問題を抱えてしまうと言います。問題を起こしているのは子どもでも、それを見て「困った!」「なんとかしたい!」と親がその行動を非受容だと、親が問題を抱えてしまうのです。私は問題児の長男を育てて、本当に大変でしたが、自分が問題を抱えているとは思っていませんでした。でも「行動の四角形」で整理してみると、私は問
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。親業(ゴードンメソッド)では、相手の行動を見て、それを自分がどう感じたのかを「行動の四角形」というツールで、客観的に整理します。これは練習が必要で、自分の気持ちを客観的に見る訓練になります。ただ漠然と自分の気持ちを見ようとしても、どうやって見てよいか分かりません。私はゴードンメソッドの「行動の四角形」が一番好きなんですが、それは初めて自分の気持ちを客観的に見ることができて、自分は長男を愛しているけれど、こんなに彼の行動は非受容
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。昨日書いた「行動の四角形」ですが、心理学のアドラーにしても、コーチングにしても、傾聴訓練も、アサーションもどれにもありません。これはゴードン博士が考えたツールなので、親業(ゴードンメソッド)にしかない考え方です。私はこの「行動の四角形」がどんな理論よりも、とてもシンプルで分かりやすく、自分の気持ちを整理して、自分で気がつくきっかけになりました。もちろん他の理論も勉強してみたのですが、どうしても行動の四角形が無いのでイマイチ夢中
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。親業(ゴードンメソッド)では誰の問題か?を行動の四角形を使ってはっきりさせます。相手の行動を見て自分がイヤと思っているか?イヤと思っていないか?を自分で確認します。この感じ方はグレーがなくて、イヤかイヤではないかのどちらかで、どちらでもないことはありません。ただ人の気持ちは瞬間で変わるので、グレーはありませんが、今はイヤでは無かった相手の行動が、次の瞬間にイヤになることはあります。逆に今はイヤと思っていたのが、相手の優し
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。講演会や勉強会などで聞かれるのが、「子どもを信じたいのですが、どうしても信じることができません。松本さんはどうして信じられるようになりましたか?」の質問です。昨日のブログに書いたように、私も長男を心から信じるようになるには時間がかかりました。長男が小学校3年生の時に親業(ゴードンメソッド)を習い、子どもを信じることの大切さに気がついたのですが、心から信じるのと、口だけで「信じているよ」と言うだけは違います。親業では相手の行動を
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。小学校三年生ぐらいから、勉強が難しくなり、そこで自分が頑張っても漢字が書けなかったり、先生の言っていることが分からなくなったりして、自分に自信を無くす子が多いと思います。勉強ができなくても、私はわたし!と思える強い子は良いのですが、どうしても他の子と比較してしまい、どんどん辛くなってしまう繊細な子どもも多いのです。学生時代は成績が一番見えやすい評価なので、勉強ができる子は自信を持ちやすいですね。また運動も結果が見えやすいので、
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。いつも残念に思っているのが、愛があるから相手の話を聞けなくなることです。私は長男を愛していると思っていましたし、子育ても一生懸命でした。でもなぜか私の言う事が長男には入っていないし、長男の言葉も入ってこない。私が母と感じたような気持が通う感覚が無くて、どうしてなのか?と思っていました。年子の次男には自分の言葉が入っている実感があるし、次男の言葉を受け止めている実感もある。2人の息子を同じように可愛いと思っているのに
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。親を幸せにしたいと考えていて、慶応の前野教授の幸福学にとても興味がありました。もし興味がある方は「幸せのメカニズム」実践・幸福学入門前野隆司著講談社現代新書900円がとても分かりやすいです。抽象的な幸福を学問にするために、前野教授はたくさんのアンケートを取って、それを科学的に分析してその結果から、幸せのメカニズムを見つけられました。幸せには四つの因子がある。実は幸福には金、もの、地位などの地位財がありますが、それら
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。私の親業の受講生で79歳の方がいます。とても生きずらいし、他人との距離の取り方が分からなくて、傷つくのが怖くてつい一人で行動するようになってしまった。でも友人も欲しいし、もっとコミュニケーションが自然にできるようになりたい!と相談を受けて、親業の一般講座を受講してくれました。親業の「行動の四角形」は、自分の気持ちを自分で整理するために最強のツールです。なかなか自分の気持ちを見ると言われても、どうやって見たら良いか分からな
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。親業(ゴードンメソッド)の行動の四角形は、自分の気持ちを整理する最高のツールです。自分が相手の行動を見てどう感じているのか?それを心の窓と言って四角形を上下の二つに分け、上を受容領域、下を非受容領域にして、今の自分の気持ちがそのどちらにあるのかを、自分で確認します。好き嫌いではなく、その行動を受容してるか非受容かは自分にしか分かりませんし、正解はありません。自分の気持ちに正直になることで、子どもへかける言葉が変わります。
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。昨日のブログでは、子どもが「ママと離れたくないから、学校へ行きたくない」と言われたママが「これま困った!不登校にしたくない!なんとか学校へ行かせたい!」と思ってしまった時の対応を書きました。本当は寂しい思いをしていて、離れたくないと思って、辛い思いをしているのは子どもです。子どもが問題を抱えているのです。でも親は「学校へ行きたくない」とか「塾へ行きたくない」「練習したくない」などの子どもの問題を「それは困った!なんとかして行け