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和田アキ子主演『裸足のブルージーン』舞台はドライブイン。朝7時に始まり、翌朝の7時に終わる。24時間の間に人間ドラマ、サスペンス、愛憎劇が、盛り込まれている。東宝配給だが、スタッフはほぼ日活。藤田敏八監督が残した知られざる傑作。山口百恵映画の併映だった事が、あだ花になった惜しい映画
藤田敏八監督原作は佐木隆三。第4次沖縄暴力団抗争中に実際に起きた旭琉会理事長射殺事件をモデルにしたフィクションです。フィリピンとのハーフであるジョー(時任三郎)が所属する沖縄の暴力団・島袋一家はある日、暴力団琉球連合から破門される。数日たった夜、酔ったあげくの喧嘩でジョーの可愛がっていた子分が琉球連合・那覇本部の連中にリンチの末、射殺されジョーは報復として琉球連合のトップ・金城(鈴木瑞穂)を射殺。逃
藤田敏八さん藤田敏八(ふじたとしや)別名義:藤田繁矢仲間内での愛称:「パキさん」これは助監督時代に、監督の西河克己から「パキスタンの皇太子みたいな顔をしているね」と言われたことに由来。一般には名の「敏八」をそのまま音読みした「ビンパチ」も良く使われる。1932年1月16日生まれ、1997年8月29日、満65歳没。日本統治下朝鮮平安北道平壌府(現:朝鮮民主主義人民共和国平壌直轄市)生まれの映画監督、脚本家、俳優。元妻:赤座美代子(女優)朝鮮鉄道の
佐藤正午原作の同名小説を「波光きらめく果て」の藤田敏八監督が「Wの悲劇」の荒井晴彦の脚本で映画化したにっかつのロッポニカ体制最後となる1988年公開の作品です。巡査部長の清水信彦は見合い相手の亜代と付き合っていたが結婚したいと思っていなかった。ある日清水は公園で、会社員の阿久根に拳銃を奪われ、阿久根は不倫の相手で同じ会社のOL・美里が別の男と結婚することになり逆恨みし、二人の新居に侵入するも新婚旅行で不在の為、殺すことはできず、拳銃を動物園のゴミ箱に捨てる。それを拾ったのは高校生の
「妹」1974年製作日本藤田敏八監督の「妹」は、フォークグループ「かぐや姫」の大ヒット曲「妹」をモチーフに、突然、同棲相手の元から逃げてきた妹(秋吉久美子)と、運送業を営む兄(林隆三さん)の近親相姦を思わせる共同生活を描く。兄は同棲相手のもとへ帰るように諭すが…。オープニングは小島ねり(秋吉久美子)が、新聞紙の舞う汚い地下鉄のホームを、荷物を両手に抱えて兄の元へ行くシーンから始まる。その灰色っぽいホームの画面左に”妹”というタイトル文字が黄色い習字の文字でゆっくり描かれる。この出だしが、
午後7時半からsideA、同じく午後8時半からsideC。明日の早朝午前2時半からsideBで。今年37回目は「わが思い出の邦画」先週、「青春の殺人者」と「太陽を盗んだ男」の2本の私の人生・考え方に大きな影響を及ぼした長谷川和彦監督の映画を紹介したのですが、今回は、それに続く邦画を。「青春の蹉跌」(1974年)「祭りの準備」(1974年)「純」(1980年)「19歳の地図」(1979年)「スローなブギにしてくれ」(1981年)「ときめきに死す」(1984年)「旅の重
8月29日が命日・忌日の有名人・著名人737年(天平9年7月25日)57歳没(?)藤原武智麻呂さん奈良時代の公卿1021年(治安元年7月19日)77歳?没(老衰?)源頼光さん武将1570年(元亀元年7月28日)50歳没(病死)三条の方さん武田信玄の正室1866年(慶応2年7月20日)満20歳薨去(心不全)徳川家茂さん江戸幕府第14代将軍1972年67歳没(心臓発作か肝臓癌か不明)ララ・アンデルセンさん歌手、女優「リリー・マルレーン」1976年50歳没(
ひとつ前の当ブログで、今はもう無い有楽町スバル座で観た『八重子のハミング』(2017佐々部清監督)公開初日の舞台挨拶のことを書きました。主演の升毅さん、高橋洋子さんのお二人を脇で支えた梅沢富美男さんもユーモアあふれるスピーチで笑わせながら、作品の素晴らしさを語っていました。あと、文音さん(長渕剛さんと志穂美悦子さんの娘さん)が「10年前のデビュー作で監督から言われたことを今でも覚えています。佐々部清監督は『言葉の力を持っている監督』です」と言ったのも印象に残っています。文音さんは『三本木農
6月14日に、脚本家のジェームス三木さんが91歳で亡くなりました。訃報を知らせる新聞記事は、だいたいNHK朝ドラ『澪つくし』や大河ドラマ『独眼竜政宗』の脚本で知られるジェームス三木さん……という見出しになっていました。『独眼竜政宗』は大河ドラマ史上でも最も高視聴率だったし、代表作として妥当なところでしょう。でも、ジェームス三木さんは映画のシナリオも書いています。それに関連して、当ブログ2024年6月19日に書いた「俳優座養成所で同期だった藤田敏八監督とジェームス三木さん」を以下に再録します。
「パチンコ・グラフィティ」(1992)バブル期のパチンコ店の一風景を描いたVシネマをYouTube(無料配信中)で観ました。初見。監督は佐藤健光。予告編は見つかりません。東大卒の一流商社本社勤務で津田塾大卒の令嬢との結婚を控える浩平(布川敏和)が、商社傘下のパチンコ店に出向させられるところから物語はスタート。出向先の「船橋センター」に出勤すると、店長(河原さぶ)からヒラの新米店員とした働くように指示されて、自分より学歴の低い連中(ホンジャマカの二人と古本新之輔)の後輩と
野良猫ロックシリーズ5作目で最終作監督は2作目の藤田敏八が有終の美を飾る「野良猫ロック暴走集団´71」1971年公開/87分/日本(米題:straycatrockcrazyrider71)監督:藤田敏八製作:笹井英男/岩沢道夫/真下武雄企画:佐々木志郎脚本:永原秀一/浅井達也撮影:萩原憲治美術:千葉和彦編集:丹治睦夫音楽:玉木宏樹助監督:長谷川和彦製作:ホリ企画/日活配給:ダイニチ映配キャス
前作『女番長野良猫ロック』がヒットするとシリーズ化が決定。わずか3ヶ月で続編の本作を公開する監督は70年代の青春映画と言えばこの人、藤田敏八。本作の梶さんは珍しくアイドル的な立ち位置です。「野良猫ロックワイルドジャンボ」1970年公開/84分/日本(米題:StrayCatRock:WildJumbo)監督:藤田敏八脚本:永原秀一/藤田敏八製作:笹井英男/岩沢道夫原作:船知慧(三一書房「破れて突っ込め」より)
向田邦子・原案筒井ともみ・脚本久世光彦・演出以前にも一度アップしていますが好きな作品なので少し手直し、再掲載。1996年製作。この当時は毎年お正月と夏の終戦記念日にこのシリーズが放送されてましたね。私もひと頃は向田さんの本をよく読みこのTBSのドラマもほとんど全部、観ましたがこのシリーズには独特の雰囲気、香りがあってこの作品のキャストも町医者・四谷シモン響子の夫・作家の筒井康隆職人・藤田敏八、柳ユーレイ・・とユニーク。
今日誕生日の村野武範さん主演作、日本映画の名曲石川セリさんの『八月の濡れた砂』です。『八月の濡れた砂』1971年日活制作、監督:藤田敏八、主な出演:村野武範、原田芳雄、地井武男、渡辺文雄、山谷初男など日活がロマンポルノに移行する直前の作品。70年安保闘争の挫折から、若者の間に広がり始めた無気力感が根底にある作品とされている。イントロのアルパと石川セリのけだるい歌い方が何とも言えず良い。♪八月の濡れた砂♪作詩:吉岡治、作曲:むつひろし、歌:石川セリ、アルパ演奏:
昭和53(1978)年3月の夕刊の下のほう。昭和50年代の一時期、なぜか一般紙にも、ごくたまにだがポルノ映画の広告が掲載されることがあった。そんなわけで、どうしても左端の日活映画の広告に目が奪われてしまう。とくに危険な関係は、原作がフランスのピエール・ショデルロ・ド・ラクロで、監督が藤田敏八で、脚本が新藤兼人。主題曲の演奏がクリエイションと凄い面々だ。右下の松竹映画は井上ひさし原作の喜劇役者たち九八(クーパー)とゲイブル(瀬川昌治監督)というのが気になる。
「海燕ジョーの奇跡」「海燕ジョーの奇跡」予告編1984年4月28日公開。佐木隆三の同名小説の映画化。配給収入:3億3800万円。原作:佐木隆三「海燕ジョーの奇跡」脚本:神波史男、内田栄一、藤田敏八監督:藤田敏八主題歌:アン・ベルトゥッチ「ランナウェイ・ランアフター」キャスト:時任三郎(海燕ジョー)藤谷美和子(陽子)清水健太郎(ルポライター・沢井)正司歌江(琉球食堂の女将ヤス子)オマー・カマー(ジョーの父ロペス)辻伊万里(ジョーの母ウタ)原泉
ねn帰らざる日々(1978)このタイトルを聞いて、脊髄反射的にアリスの同名ヒット曲を思い浮かべた人は、たぶん同世代です。1978年。新宿で女性と同棲していた辰夫(永島敏行)が、思い立ったように故郷の長野県飯田市へ帰省するという。同棲相手の瑩子は、その突然の行為に戸惑う。そのまま何も言わず飯田行の特急列車に身を委ねていると、偶然、高校時代の学友と出会い、そのまま辰夫は、1972年高校時代の夏の日を思い出す・・・誰にでもあった青春時代の夏の日の思い出。その思い出は人
藤田敏八監督の「赤ちょうちん」を見た。新宿の立体駐車場で働く政行(高岡健二)は、一晩泊めてやった幸枝(秋吉久美子)が忘れていった現金書留のお金を、先輩の牟田(河原崎長一郎)と競馬ですってしまう。取り壊しになるアパートを追い出された政行は、幡ヶ谷に引っ越し、幸枝と同棲生活を始める。南こうせつさんのライブに行って、こうせつさんが「赤ちょうちん」の話をしていて、(こうせつさんは「赤ちょうちん」が秋吉久美子さんのデビュー作と言っていたが、それは間違いで、高橋洋子主演の「旅の重さ
修羅の花/梶芽衣子テイチクSN-1376小池一雄原作上村一夫作画による劇画を主演梶芽衣子監督藤田敏八による東宝で映画化された、『修羅雪姫』シリーズの主題歌。シリーズとしては、第一作『修羅雪姫』、第二作『修羅雪姫怨み恋歌』の全二作。監督はどちらも藤田敏八。日活時代は『野良猫ロック』シリーズ、東映時代は『銀蝶』、『女囚さそり』シリーズ、そして東宝では『修羅雪姫』シリーズとヒット作はたくさんあります。クエンティン・タランティーノ監督の『キル・ビル』の挿入歌に採用される。
天使を誘惑(1979)百恵・友和の黄金カップル主演作品、第11作目。二人の交際宣言直後の公開作であるためか、二人のラブシーンがとても艶めかしく感じます。また、同棲というものに今より世間の目が冷たかった70年代の空気、そして、その空気が変わり始めた息吹を感じ取られる作品で、『赤ちょうちん』や『妹』(いずれも1974年制作)で四畳半の恋人を描いて時代を切り取った藤田敏八が演出しているのが、今考えると何とも感慨深いものです。飛び出した恋人、恵子(山口百恵)を追いかけて、彼女の
2024年-令和6年10月31日シネ・ヌーヴォ昭和58年作品「80年代映画祭岡田裕とその時代」企画、初見。監督は藤田敏八で日活作品、ポルノ映画の範疇だなぁ、ギリギリ一般映画と言う所ですね。内容についてはコメント無し。ロマンポルノ45周年記念・HDリマスター版ブルーレイダブルベッド[Blu-ray]Amazon(アマゾン)ダブルベッド/中山千夏/矢崎氏との連名の献呈署名入(管-y-67)Amazon(アマゾン)
どうも。東京から地方に活動拠点を移したローカルタレントを「都落ち」とバカにする者は、「東京の方が格上」という卑屈なコンプレックスを抱えた田舎者根性丸出しのバカです。それはさておき、映画の感想文を書きます。今回は『ツィゴイネルワイゼン』です。大学教授の青地と友人の中砂は、旅先の宿で小稲という芸者と出会う。1年後、中砂から結婚の知らせをうけた青地は中砂家を訪れるが、新妻の園は小稲に瓜二つだった(映画.comより引用)。1980年公開作品。監督は鈴木清順で、出演は原田芳雄、大谷直子、藤田敏
「妹」の藤田敏八監督と「白く濡れた季節」の加藤彰監督による1974年製作の沢田研二主演の青春映画です。前にBS松竹東急で放送したのを観ました。血まみれのジュリーが海辺に入る。ホテルの一室には絵里が待っていた。二人は激しくベッドで絡みあうが、突然やめ、年上の女の熱愛のわずらわしさに二郎はホテルを出る。数時間後、操車場で絵里の飛び込み自殺した死体が発見され、数日後、二郎のマンションに絵里の友人のきりという少女が訪ねて来る。二郎はきりに飛びかかって激しく求めようとしたが彼女の強い抵抗にあい、二郎
ご訪問、ありがとうございます。「楓坂四駒堂」耄碌妄想日記木曜版No.174でおます!当ブログは日・木曜日午前0時老体に鞭打ちながら…週2回更新しております。♪こらえきれなくてため息ばかり今もこの胸に夏は巡る…四六時中も好きィと言って夢の中へ連れて行って~…※詞・桑田佳祐例えば夏から秋…昨今とは違い…そこかしこに季節の変わり目を感じられたあの頃…四季の移ろいを歌った名曲はいくつもありました。忘れがたい夏の恋を歌った秋の歌…名曲
ご訪問、ありがとうございます。「楓坂四駒堂」耄碌妄想日記木曜版No.172でおます!当ブログは日・木曜日午前0時週2回更新しております。♪ListentotherhythmboffallingrainTellingmejustwhatafoolI'beenIwishthatitwouldgoandletmecryAndletmebealoneagaininvain※詞・曲ジョン・クラウド・ガモー
無料放送のBS松竹東急で<ジェリー・フェスティバル沢田研二特集>決定。主演映画4本一挙放送。『炎の肖像』(藤田敏八監督・加藤彰監督)『ときめきに死す』(森田芳光監督)『キネマの神様』(山田洋次監督)『夢二(4Kデジタル完全修復版)』(鈴木清順監督)無料放送のBS松竹東急で<ジェリー・フェスティバル沢田研二特集>決定『炎の肖像』『ときめきに死す』『キネマの神様』『夢二』放送-amass無料放送のBS松竹東急で<ジェリー・フェスティバル沢田研二特集>決定。主演映画4本一挙放送。『炎
ひとつ前の当ブログで、「上板東映」のオールナイトで『野良猫ロック』シリーズ全5作(1970~1971長谷部安春監督、藤田敏八監督)を観た思い出を書きました。僕が人生で初めて観たオールナイトだったのですが、元々、梶芽衣子さんは僕の大好きな女優で、僕がこんなに映画(特に日本映画)を観る人間になった原因を作ったミューズといって過言はありません。そんなわけで、2018年日6月16日(土)より、池袋の新文芸坐で始まった「梶芽衣子映画祭」に何回か行きました。28日(木)まで13日間、26本の映画が上映
ひとつ前の当ブログで、「上板東映」のオールナイトで『無頼』シリーズ全6作のうち5本観たことについて書きました。2作目『大幹部無頼』(1968小沢啓一監督)の伝説の名場面、ドブ川の激闘もそうですが、『酔いどれ天使』(1948黒澤明監督)を彷彿させる3作目『無頼非情』(1968江崎実生監督)のペンキだらけの死闘など、五郎(渡哲也さん)が閉塞状況から逃れられず、もがき苦しむ様がヴィジュアルで鮮烈に描かれ、興奮したのでした。当時、僕も閉塞感にとらえられていたので、余計に「持っていかれた」のかも
ひとつ前の当ブログで書いたように、僕の家から徒歩3分のところにあった「上板東映」に通って、たくさんの日本映画、それもシリーズものをまとめて観ました。当時、名画座は「2本立て」が普通でしたが(今の若い人は「2本立て」が分からない人もいるとか)、「上板東映」は昼間、3本立て、時には4本立ての番組でした。また、オールナイトにもよく行きました。家から近かったこともあって、家で夕食を食べてから、ちょっとしたお菓子と飲み物を持ってオールナイトに出掛けたものです。一番記憶に残っているのは『野良猫ロック』シ
この映画は見たことがある。いつやったか覚えてへんけど、何年も前。内容も記憶にない。当時の日本にこんな若者がホンマにおったんかどうかは知らん。泣けるわけでも、笑えるわけでもない。あえて笑おうとすれば原田芳雄が神父役やということか。ほぼ冒頭で、バイクを運転しながら口笛を吹いてるけど、風が顔に当たるのにそんなことできるんか?ほんで、おそらく逗子にある海水浴場で映る「遊技場クロンボ」。今なら許されん店の名。別荘に押し入ってきた泥棒が捕らえられて髪を切られるけど、なんや最後にはしっかり散髪されたような