ブログ記事178件
先週の金曜日は朝から新しい仕事の説明会的なのがあり、その後は新しい住まいの物件探しをし、いつもの仕事に行きと、一日中外に出ておりブログが書けませんでした!あ~あ、穴が開いちゃったなー。で!もう京都に引っ越すことに決めました。でも住み続ける為に、あともう1つ仕事を探さねば…!ということで週末はドタバタしてたのですが、物事を決断、そして再び一人暮らしをするということでワーズワース・決意と独立という大学の時ゼミで読んだ詩が脳裏によぎりました。ここで超久々に英詩紹介コーナーをしようと思い
2月23日は1821年に英国のロマン派の詩人ジョン.・キーツが亡くなって丁度200年にあたります。これを機会に、ローマのキーツ、シェリー記念館では、キーツが滞在した部屋の360度ビデオを公開しました。英語の語りですがこれを見てみたいと思います。なお、ジョン・キーツについてはこちらをご覧ください。ジョン・キーツ-Wikipediaここでは、キーツを讃えて”Brightstar!"の詩を鑑賞したいと思います。なお、この詩はキーツの最愛の人である、ファニー・ブローンに
コロナ禍の中、ジェインオースティン(JaneAusten1775.12.16-1817.7.18))の小説が読まれ人々を慰めているようです。先日のBBC放送の文化面で、彼女の本の売れ行きが伸びている記事が出ていました。嘗てあの有名なチャーチルも病に倒れている時に、ジェーンオースティンの「プライドと偏見」を読むことにより心を癒されたようです。ジェイン・オースティンについてはこちらをご覧ください。ジェイン・オースティン-Wikipediaここでは小説ではなく、彼女が幼少
アルファベットをイメージして描いたイラスト、1枚にしたのをまだupしてなかったので上げておきます。(大文字・小文字は分けてます。インスタの方がイラストは一文字ずつ綺麗に見れます)昨年からコロナの影響であまり宣伝活動が出来ていないなーと最近思っておりまして(ハロウィンイベントはさせて頂きましたが)。このアルファベットのイラストも、せっかく描いたので何かに活かしたいですし、図形詩の作品も、また改めて紹介をして、もっと知ってもらいたいし。WORKS|f3hitoCarpenterSu
こんにちは!立春前の寒い日々が続いています。枝が伸び切った庭の木々は剪定ですっかり丸坊主。晴れの日は日当たりがよくなっていいのですが今日のようにどんより冷える日は寒々しいですね...一方で枝を残した梅やサクランボの木は日に日に芽が膨らんでいて春が来るのももうすぐなんだなぁと感じてます。畑の野菜にもう春が来ちゃった💦私が英語を教えているシュタイナー学校では授業で詩を朗唱します。この冬はRobertFrostのSt
少し過ぎてしまいましたが、さる1月19日はアメリカの詩人であり、作家でもあるエドガー・アラン・ポー(EdogerAllanPoe1809.1.19-1849.10.7)の生誕日にあたります。この欄ではまだ彼の詩を紹介していませんでしたので、ここで紹介したいと思います。詩は彼の代表作でもあるToHelen(ヘレンに)を選んでみました。エドガー・アラン・ポーについてはこちらをご覧ください。エドガー・アラン・ポー-Wikipediaja.wikipedia.o
英語の詩をたまに書きますが、始めから英語で書く時は、浮かぶイメージが教会とかヨーロッパの街並とか、また内容が海外文学っぽいなーと思う時に英語で書き始めたりします。また何かカッコイイ単語があって、それを使いたいが為に詩を書き始める時もあります(日本語で書く時にもこれは普通にあります)。日本語で詩を書いた時にも、「あ、なんか英語に出来そう」と思った時は英語で書いたりします。↑単語が簡単そう…と思った時とか(意外とよくある。。)英語で書く時は、とてもじゃないけど辞書を片手にでなければ書
Thesequotesarenotwellknown,butIwanttoconveytoyou.21個の言葉たちです。毎日が少しでも過ごしすくなりますように。
原詩は宮澤賢治作、「春と修羅」第一集の「くらかけの雪」です。岩波文庫の「アメリカ名詞選」の中のゲーリー・スナイダー(GarySnyder1930.5.8-)氏の項に掲載されていますが、日本人の詩の英訳は珍しいのではと思いここに取り上げて見ました。この詩はスナイダー氏の著作、BackCountryの第5部”MiyazawaKenji"に収められています。ゲーリー・スナイダー氏についてはこちらをご覧ください。ゲーリー・スナイダー-WikipediaTh
スティービー・スミス(STEVIESMITH1903-71)の詩は日本ではあまり知られてはいるとは言えませんが、BBCの行ったTheNation'sFavouritePoemsで第4位に入っていますので、イギリスではかなり知られているのではと思い、ここに取り上げて見ました。スティービー・スミスについてはこちらをご覧ください。(英文です)StevieSmith-Wikipediaen.wikipedia.orgNOTWAVINGBUTDROWNING
映画、007のスカイフォールの中で、ジュディー・ディンチ扮するMが審判の場面の終わりの緊迫した場面で、亡くなった夫が好んでいた詩を口ずさみます。その詩がテニスンの劇的独白の詩ユリシーズの最終節の部分でした。ここではそのユリシーズの詩を少し紹介したいと思います。Ulysees(省略)---youandIareold;(49行)Oldagehathyethishonourand
教室にずっと通ってきてくれている女の子(中1)のにじみ絵です。中学生クラスでは、英語の詩を唱えることにしました。これを毎回、日本語の詩と一緒に、教室が始まる前に唱えます。中学生〜大人のクラスは福岡県八女市で行っています。毎月第一、第三木曜日の17:30〜19:00参加ご希望の方はこちらからお問い合わせください。一度終了していたにじみ絵手しごと先生養成講座の募集を特別にしています『にじみ絵手しごと先生養成講座開催のお知らせ!』こんにちは😃楠田かよです。一度終了していた『
前回のオスカーワイルドのラヴェンナの詩の中にクロッカスの花が詩的に書かれていました。昨日偶々庭にクロッカスが咲いているのを見つけ、写真を撮ってみました。ワイルドの表現Thecrocus-bed,(thatseemsamoonoffireRound-girdledwithapurplemarrige-ring);クロッカスは紫の結婚指輪のように紫の花で囲まれて芯は火の月のように見える
時の移りは早く、11月に入ってしまいましたが、先月の10月16日はイギリスの作家オスカー・ワイルドの生誕日でした。ここでは遅ればせながら、彼の才能に思いを馳せ、彼のオックスフォード在学中にニューディゲート賞を受賞した長詩ラヴェンナを見てみたいと思います。オスカー・ワイルドについてはこちらをhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%A
前回、映画ローマの休日の中での王女の好きな詩(キーツでなくてシェリーのアレトゥーサ)を取り上げましたが、キーツの詩についてはこのブログではまだ取り上げていないので、ここでは、季節に因んでキーツのToAutumn(秋に寄せて)を紹介したいと思います。この詩はキーツが死を意識した晩年にオード形式で書かれました。各節が11行の3節で書かれていますが、ここではその第一節を見てみたいと思います。ToAutumnSeasonofm
映画ローマの休日で、王女が記者のブラッドリーのアパートに来て、ブラッドリーがベッドではなくカウチ(couch)で寝るように言うと、王女は私の好きな詩だと言って、次の詩の一節を口ずさみます。”ArethusaarouseFromhercouchofsnowsIntheAcroceraunianmountains,"アレトゥーサはアクロサローニア山脈の雪の褥(しとね)から身を起こしアレトゥーサについては、こちらを参照してくださいhttps://ja
*・:★今日の言葉★:・*★Sunday,September13th,2020★Itmattersnothow________the________,(門がいかに狭かろうと)Howchargedwith________thescroll,(いかなる罰に苦しめられようと)________amthemasterof________________:(私が我が運命の支配者)________amthe________
*・:★今日の言葉★:・*★Thursday,September11th,2020★Beyondthisplaceofwrath________________(激しい怒りと涙の彼方に)LoomsbuttheHorroroftheshade,(恐ろしい死が浮かび上がる)Andyetthemenaceofthe________(だが、長きにわたる脅しを受けてなお)Finds,andshallfind,me________.(私は
*・:★今日の言葉★:・*★Thursday,September10th,2020★Inthefellclutchof________(無惨な状況においてさえ)Ihavenotwinced________________(私はひるみも叫びもしなかった)Underthebludgeoningsofchance(運命に打ちのめされ、)Myheadis________,/________unbowed.(血を流しても、決して屈服はしない)
*・:★今日の言葉★:・*★Wednesday,September9th,2020★Outofthenight________________________,(私を覆う漆黒の夜)BlackasthePitfrompoletopole,(鉄格子にひそむ奈落の闇)I________whatever________maybe(私はあらゆる神に感謝する)Formyunconquerable________.(我が魂が征服されぬことを)
先日、名探偵ポアロの「鳩のなかの猫」という映画をdvdコレクションで見たのですが、その中で、メドウバンク女子学園の英語の教師アイリーン・リッチ先生が英語の詩を朗読して、生徒たちに教えている場面がありました。非常に短い場面だったのですが、何を教えているのか興味を持ったので、調べてみたのですが、クリスチーナ・ロセッティーのgolbinmarket(ゴブリンマーケット小鬼の市)の中の一節であることがわかりました。ゴブリンマーケットは長編の物語詩ですので、詳細な解説はここでは省略します。興
昨日は文学フリマ大阪に出店しておりました。台風・コロナと心配事が多い中、無事開催・終了できたこと、とても嬉しく思います(^^)お越し頂いた皆さん、ありがとうございました!↑f3hitoのブースはこんな感じでした。やはり昨今の状況で人の数は少なめに感じましたが、逆に見回りやすく、リラックスしながらご覧頂けたかな~と思います。私のブースにも予想以上にたくさんの人が作品を手に取って頂き、持って行った看板が効果的だったのか、大阪の人情なのかわかりませんが、理由はともかく嬉しかったです!
台風のせいでもあるのか、今日は涼しく、雨で少しジメってはいますが過ごしやすく、静かに雨音を聞いたりなんかしてもうすぐ秋が来るのを楽しみにしてる今。という感じでブログを書いています。(^^)さて今日は金曜日で、もう明後日です!台風・コロナと心配事もありますが、文学フリマ大阪、とりあえず今のところは開催予定なので、皆様よろしくお願い致します。第八回文学フリマ大阪9/6(日)11:00~17:00OMMビル2階B・Cホールf3hitoのブースは出口側の一番端の列、K-04です。お
先日、たまたま田部重治氏の山と渓谷(岩波文庫)に目を通す機会があり、その終わりの方に、思い起す人々というエッセイがありました。そしてその文章の最後のところに『私は旧友を想うたびに、アイルランドの詩人タマス・ムーアの句を想い起す。』という一文があり、それに続いて、このトマス・ムーアの(Oft,intheStillyNight静かな夜に)の詩の一節を原語であげてその文章を締めくくっていました。特に日本語訳はありませんでしたので、ここに紹介したいと思います。田部重治氏は
前回、テニスンの国王牧歌からランスロットとエレーンの一部をを取り上げましたが、テニスンが若いころに、同じアーサー王に関連した題材で(TheLadyofShalottシャロットの姫)という詩を書いています。1934年の赤毛のアンの映画では、アンがエレーンの芝居の所で、川に流されていく場面ではこのシャロットの姫の詩の一部をアンの言葉で言わせていますので、テニスンのシャロットの姫の詩を見てみましょう。この詩は、全4部からなっており、川に流れて行くシーンはその第4部に書かれていま
Thereisnothingmorescared,moreempowering,morebeautifulthanveryslowlybecomingthewomaniwasintendedtobeAprilGreenandtomyself...Wishingyouadayfullofsmileandhappythoughtsあなたの1日が笑顔に溢れ楽しさいっぱいで、ありますようにいつも
ディラン・トーマスの自作の朗読の動画が、youtubeにいくつかアップされていますが、その中で、Donotgogentleintothatgoodnightあの良き夜に優しく入ってはいけないは、その詩の出来栄えの素晴らしさと、トーマス自身の朗読の声の良さと、その抑揚とリズムの巧みさは、より抜きん出たものがありますのでここに紹介したいと思います。まずその朗読をお聴きください。この詩は、フランスのvillanellヴィラネルという詩の形式をとっ
昨日朝ある人の夢を見たあとに、突然頭の中に流れ始めた曲。。。。私が16歳の時。とても繊細で傷つきやすくて、世の中や大人の汚さの中で(当時はホントにそう思ってた)どうやって生きていったらいいのか…はたまた自分は生きて、生き残って行けるのかを苦悩してた時期。そんな時に出会った曲。イギリス人アーティストBlackの"Paradise"。私の脳内イメージ久しぶりに聴いたら…とても愛おしい気持ちになって、涙がこぼれてきた。。。。まるで宇宙からの愛のメッセージ❤歌詞
昨日のnhkeテレで、イギリスの一番美しい庭ダルメインが放送されました。その中で、ワーズワースの有名な詩『水仙』が一部紹介されていましたので、改めて全文を紹介したいと思います。放送の内容はこちらです。https://twitter.com/VisitBritain_JP/status/1285770011273879554TheDaffodilsWilliamWordsworthIwander'dlonelyasacloud
前回取り上げたパーセル作曲の歌曲Ifmusicbethefoodofloveもし音楽が恋の糧ならばの出だしの1行は、全く同じ言葉が、シェイクスピアの戯曲十二夜の第1幕1場で、オーシーノ公爵によって語られます。だだし、次の行からは違う言葉によって語られますので、こちらも紹介したいと思います。この台詞は弱強五歩格のリズムが美しく、恋に悩むオーシーノ公爵が美しい音楽を聴きながら言う幕開きの台詞で、一般に広く知られているようです。Act1Scene1Ifmusi