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2004年2月7日~旅日記より~朝方雨が降りテントは水滴などが貼りつくように濡れている。濡れたテントをしまうのは気が向かないが、待っていても乾かないので8時前に出発。当然、雨による影響で道はドロドロしている。周囲に塩工場が幾つもあるのが見える。塩湖が終わる頃に峠にさしかかり、何度も息を整えながら押し歩くのは標高が4000mもの高所だから。峠の頂上の標高はスント腕時計の高度計では4090mとなっている。下ると駅(アコンスタン駅)とポリス駐在所みないな建物があったが素通り。
2004年2月6日~旅日記より~キレイな宿で良く眠れたが、6時の朝食が7時半ごろとなりやや出発が遅れた。ゆるい上り道だが路面は硬く走れるようで、ボリビアより数段よい。アップダウンを繰り返しカラコラ塩湖の端を走ると、昨日の雨で水たまりが出来ており何度も迂回。少し大きな峠があり、久々に息が上がるのは新鮮。道は所々雨により泥が流れている箇所もある。峠を越えると更に山があり先が思いやられる。アスコタン塩湖で見たフラミンゴのコロニーは珍しかった。48km進んだところで駅があり、
2004年2月5日~旅日記より~朝から曇天で小雨が時折パラパラしている。7時半には用意ができ、よくしゃべった2人の兵士を基地前で撮影。そのうちの1人が「マネー」と口にする。宿泊と食事の料金として20Bs渡し出発。チグアナ塩湖は最初は走り易かったが、線路から離れて走っていると砂地となり、押しても動かない状況になりピンチ。仕方なくサドルを持ち自転車を少し浮かせながら、数m進み休憩を繰り返しながら前進。なんとか線路まで戻れたときには著しく体力を消耗した。線路沿いも自転車を押
2004年2月4日~旅日記より~小さな町の宿なので仕方ないかもしれないが、昨夜は2時間くらいしか電気が点かず、ず~と停電状態だった。ま~そのお陰でよく眠れたので良しとする。6時頃からパッキングを始め、結局8時前に出発した。快晴の朝、走り出し郊外へ出ると水の干上がった塩湖を進む。地面はだいたい硬く進みやすいのだが、真ん中ぐらいから柔らかくなりタイヤも靴もドロドロ状態へ突入。更に困難なことに、自転車を押しても進みずらい状態に。しばらく喘ぎながら進んでいると、ツルツルになった
2004年2月3日~旅日記より~昨夜はテントを張った場所が良く風の影響をあまり受けず、リラックスしながら過ごせた。ただ食料がビスケットなどの保存食系だったので空腹感があり、23時頃ラジオを聴いてからなかなか寝付けなかった。6時前に目覚め外へ出ると薄明るかったが、寒かったのでテントへすぐ戻る。テントの中で今日の予定を考える。サン・ファンまで少しの距離を走り宿泊する予定。だから早く出発する必要はないのだが8時頃には出発した。走り出し間もなく驚いた!1kmも走らないうちに町ら
2004年2月2日~旅日記より~昨夜は夕食を終えテントに入って眠ろうとしたところで、嵐のような強風と雨に遭った。テントはバタバタ壊れるほど暴れ、押さえながら早く嵐が去ってくれるのを願っていた。開放的な大自然の中でテントを張ると最高な夜が過ごせるのだが、当然思いもよらないリスクにも遭うことがあるのだ。様々な体験を積み重ね、自転車旅人としても成長いけると考えている。そんな夜が過ぎ、今朝は朝日が拝め快晴の天候。久々のキャンプだったので撤収に少々時間がかかり、7時40分ごろ出発。
★AroundTheWorld:3,401days:世界一周3,401日間☆161countries:inNagano,Japan.:161カ国目・現在地:日本長野県諏訪地方★TotalDistance158,406kkm:総走行距離:158,406km【「サイクリング遠足企画@スワイチby輪行旅」始まりました】歩くのには諏訪湖一周は、子供も大人もハードルが上がります。でもサイクリング
2004年2月1日~旅日記より~昨夜の強風はほとんどないようで、朝日も拝める晴れ模様にホッとした。昨夜は宿主がガス燈を持ってきてくれ、朝もサルティーニャを2個と紅茶の朝食を持ってきてくれた。有難く感謝。小さな村で1軒だけある宿なのだが、心遣いは大きな宿にも負けていないだろう。僅かな時間の触れ合いであったが、思い出に残るもてなしをしてくれた宿主に別れを告げ、8時には出発。舗装もない道を走り始めると、昨日聞いていたように10km付近で川があった。事前に川を渡る心づもりをしてい
2004年1月31日~旅日記より~朝出発のため自転車のカバンを取り付けたりセッティングをしていると、ポトシの宿で出会った男性が話しかけてきて少し話をする。しばらくして横浜市の津田くんも見送りにきてくれ写真を撮ってから別れの握手。「ハガキ出しますよ」そう言ってくれる笑顔の彼らに見送られながらペダルを踏み出す。ありがとう!良い出会いであった。さて、これから分かりにくいコースを進む不安はあるものの、久々の走行は嬉しさも大きい。考えれば、自転車旅では不安とワクワクを常に持ちながら
2004年1月29日~旅日記より~朝方ポトシから到着したのですぐには眠たくない。到着に勢いで朝6時頃までパンやクッキーを食べながら本を読んでいたが、いつの間にか眠ってしまったよう。外の音で目覚めたのが9時前で、その後洗濯物を干したり自転車のメンテナンス。体調も良く今日明日はリラックスできそうだ。町の通りで露店市が開かれるとのことで興味があり行き、珍しくナイフやコップ、鉛筆などを購入した。外は少しパラパラ降って来たが基本曇天である。顔の日焼け痕の皮もだいぶん取れてきたが下
2004年1月28日~旅日記より~今日はコペ・ラ・ティべ鉱山ツアーに参加の日。参加者は9時頃に車で出発。ラ・パスで同宿の日本人を含め9人。少し進んで降りると、ここでヘルメット、ジャケット、ズボン、長靴を装着。かなり汚れているが坑道のの内部へ入るので関係ない。少し歩いて鉱山で働く人へのお土産として、コカの葉、ジュース、そして今日発破する用のダイナマイトも購入させられる。ダイナマイトも私たちが買うのか??そもそもツアー参加者が作業員へのお土産を買うものか?参加者みんながそう
2004年1月27日~旅日記より~快晴の朝、9時50分発のポトシ行きのバスに乗車。ポトシは、アンデス山脈中の盆地にあり、標高約4000mと人が住む都市としては世界で最も標高の高い都市のひとつである。当然、想像通り未舗装路を進み、いくつも山を越えていくので景色は良い。バスの中でも自転車走行時のハットとサングラス、更に日焼け痕が瘡蓋みたいにあるのでバンダナで鼻等を隠している。ちょっとした強盗のような風貌に思うのだが、他の乗客は気にも留めないようなので有り難い。ガタガタしながら
2004年1月26日~旅日記より~夜中に目覚めて窓から夜空を眺めると綺麗な星がたくさん輝いており得をした気分であった。今朝も雲のないスッキリした空で日の出も綺麗であり、早く自転車を漕ぎたい思いは強かったがそうはいかない理由がある。乾燥して白くなった自転車バックなどの塩の除去。塩水の中を漕ぎ続けたので自転車や衣類だけでなくバック類も無事ではないよね。と言うことで、出発は9時半ごろとなる。ウユニの町までガタガタの道であったが、僅か22kmと距離はなく暑く鋭い陽射しの中でも苦もな
2004年1月25日~旅日記より~ウユニ塩湖の真ん中にある島の宿で過ごした夜。遠くで稲光があり部屋が一瞬明るくなったりしたが、部屋には電気はなかったので早々に眠りについた。ただ短波ラジオの受信状況が良くNHKワールドでNHKのど自慢が聴けたのは良い思い出となった。朝方少しパラパラしていたが出発の7時半には曇天となり、コルチャニを目指し塩湖の走行を再開。昨日の疲れが取れてないようで、股や手の平などに痛さや疲労感が残っており、向風もあり調子が出ずの走行。塩湖では亀甲形の大地となっ
2004年1月24日~旅日記より~昨夜はかなり長く雨が降ったようなので塩湖にもかなりの量の水が溜まっているように思い少々不安である。ただここまで来て塩湖を走らない選択はない。塩水の中だろうと走行していきたい。7時半ごろに出発。コルチャニの町を出て塩湖の端までの道は5kmぐらいあっただろうか?ただこの5kmが昨夜の雨で泥濘みドロドロ状態で最悪だった。こんなにドロドロだと1日ぐらいでは乾燥しないのではないか・・・。押し歩きタイヤと泥除けの間の泥を取り除くことを繰り返しながら
2004年1月23日~旅日記より~朝から天気が良く昨日の転倒による負傷に意気消沈気味だったのが晴れてくる。やはり晴天は偉大ですね。さてさて調子よくペダルを踏み出したものの、郊外で早速河川横断する羽目になり、膝まで浸かる程度で渡れたのは幸いだったね。その後はアップダウンも繰り返しながら進んでいく。遠くに雪化粧をした山があり高原の景色のなかで絵になる。今日は何度かリャマの群れやビクーニャとも遭遇しアンデスの高地らしさを益々実感した。相変わらずの未舗装路は昨日よりはまだ走り易い
2004年1月22日~旅日記より~昨日の町歩きのときウユニ方面へのルートに関して、町人などからリサーチをしたのだが、どうもまだ確信が持てなかったので出がけに再度町人に訊くも、方向が違うように感じる・・・。今までは未舗装路でも方向などはハッキリしていたのだが今回は難しい場面のよう。進むと昨日のように川が立ち塞がりその先へ道らしきはあるよう。う~ん、どうも・・・この水量の多い川を渡らないといけないのか・・・。濡れるのは問題ないのだが、足がつかないことも考えられるし、自転車共々流さ
2004年1月21日~旅日記より~昨夜からの雨は止み標高が高い割に寒さは和らいでくれありがたい。ウアリまでは順調に走行は続くも、ウアリを過ぎると未舗装路となった。それでもすぐに舗装となるだろうと、根拠のない予想を持ちながら進んでいくうちに次第に長く続きそうな予感に変わってきた。歓迎できないが、ボリビアの高地を走るとこういう場面も珍しくないのだろう、そんな思いをやや強引に自分に言い聞かせる。未舗装路に雨が降りそこを車が通行することで路面は凸凹となり走りにくいね。更に!この時季
2004年1月19日~旅日記より~安くて居心地の良い宿に泊まると、よく「もう1泊したいね」と頭に浮かぶことがある。特に疲労がかさんでいたりするときはそんな気になる。ここボリビアでの滞在は30日間なので先を急がないといけない。何といってもこれからウユニ塩湖へ向かい高地走行も続くのでアドバンテージは必要だ、こんなところでグズグズしていられない。そんなわけで8時過ぎに出発。雨後のドロドロ泥濘の道を進み郊外へ抜ける。ポーポーまでは左手に山、右手に湿原そして湖、そんな景色が続きなだ
2004年1月18日~旅日記より~レストラン併設の宿のあるあるは夜遅くまで騒がしいこと。昨夜もそんな感じで部屋が寒かったこともあり少々寝不足気味。8時20分ごろ遅目の出発なのは、目的地が比較的近いから。風は多少斜め前から吹きつけるも、ほぼ平坦な道がオルーロまで続き、時速17km~18kmでペダリングできるので楽勝である。オルーロのセントロまで泥の道をゆっくり進む。安宿はセントラル鉄道駅前で簡単に見つかり、レシデンシアルと看板にあるが15Bsと手ごろな値段だったのでチェックイ
2004年1月17日~旅日記より~出だしから冷たい雨の中でのペダリングは遠慮したおもの、だから雨が止むのを待って宿から走り出す。ありがたいことに次第に曇天となってくれ、今日は順調に行きそうな予感がしながらの数十km走行で、チェーンから軋む金属音が気になり注油。日々のメンテナンスに気を配らないと大きなトラブルに繋がることになる。反省すべき。ペダリングを続けシカシカを通過する頃にはだいぶん晴れ間も広がり気分も上向く。順調にコナミに到着したが、早速のアロハミント(安宿)探しも芳しく
2004年1月16日~旅日記より~「どうしようか・・・」冷たい小雨が降る朝、出発をためらう弱さに打ち勝ち7時に宿を発つ。すり鉢状の町の下部にいるのでその上部まではバスに乗ることにする。ここへ来るときに既に走っている道なのでためらいはない。ただ大荷物なのでバスには敬遠され、ひとまずタクシーに載せた。タクシーはセメンテリオまでしか行かず、結局はバスに乗り換えとなり、エルアルトからペダルを漕ぎ出したの9時ごろ。しばらくなだらかな下りが続き快調に進も大小の丘が出てくると走行ペース
2004年1月13日~旅日記より~朝方にかけ雨音が耳に入り二度寝、三度寝をして6時半起床。窓を開けると少し晴れ間もあり今日ティワナク遺跡へ行くことに決め、7時に宿を出て坂道をゆっくり上っていく。すり鉢状の町の上に着くと眺望の素晴らしさに改めて感動。この上にあるエルアルトにはお客待ちのバスなどがかなり停車しており、私もティワナク行きに乗り出発する。高原地のアップダウンがある快適な道を進み、遺跡への分岐点で降ろされたのは、このバスは幹線道路の行き来だけでこの先も別の場所へ向かうか
2004年1月12日~旅日記より~晴れ間がのぞくまずまずの出発日和、7時半にペダルを踏み始める。天候不順続きなので、条件が良い場面ではしっかり進みたいもの。平坦な道から若干下り始めるころには太陽は隠れ肌寒く感じだす。本日の走行中盤はゆるい追風でスピードに乗れたのだが、そう簡単にはいかなかった。後半になり風は止み徐々に上っていきスピードダウン。出発から60数km進んだところで、わりと大きな町に迷い込んでラパスへの道がわからなくなったが、町人に訊きながら何とか修正できた。さて
2004年1月11日~旅日記より~夜半からの雨は止み曇天のなか7時頃出発。いきなりの上りからのスタートは出鼻をくじかれる感じで歓迎できない。自転車を押し歩く時間が長くなる。無理すれば漕げないことはないが、重荷の自転車で上り坂では出来るだけチェーン等に負担はかけたくない。チェーンの伸びで交換時期が早まる要因は出来るだけ避けたい。だから敢えて押し歩きをするようにしている。もちろん上り坂でも漕ぐときはあるが・・・今日は結局13kmぐらいほとんど歩いたかもしれない。上りの後はゆ
2004年1月10日~旅日記より~朝早くからずっと雨が降り続いている。こんな天気なので、太陽の島へのツアーに行こうかどうか迷いながらも港へ向かう。ツアーではなく島を単純往復する船に乗船することにした。1時間程度で太陽の島へ着。とりあえず島の高い場所を目指し歩き進む。天気が悪く島の南側しか見られなかったが、雰囲気なわかったのでよしとする。太陽の島は段々畑が斜面に作られ天候が良ければ更に景色は良かったのだろう。コパカバーナへ戻り昨日も行った食堂街へ。昨日同様トゥルーチャ(
2004年1月9日~旅日記より~6時半に曇天のなか出発。途中に雨に降られたが無事国境の町ユング―ヨに到着し、広場にいた両替人と余ったペルー通貨ソルをボリビア通貨ボリビア―ノに両替した。レートは1ソル⇒2.22Bs(ボリビア―ノ)で、120ソーレス分を両替した。国境は町から少し坂を上りイミグレーションがあり、10時13分ペルー出国。出国に関してはたいて荷物検査などもなく問題もなくスムーズにいく。そのまま歩いてすぐボリビア側のイミグレーションへ。この門が国境ということだろうか
2004年1月8日~旅日記より~夜通し降っていた雨は上がり晴れ間が広がる朝。7時前には走行を再開した。プーノの町も朝から既に動き始めているようで賑やか。東へ進む。走行しはじめしばらくすると雲が多くなり、進行方向先には黒い雨雲もあるよう。このまま晴れ間が続くとは思っていなかったので、やはりという感じ。ここしばらく自転車走行から離れて観光をしていたので、ペダリングを続けると高所の影響もあり呼吸が乱れる。ただ、なだらかな道が続き、つい鼻歌を口ずさむ気分になり、どこかで聴いたよ
2004年1月6日~旅日記より~昨夜から体調が不調気味で、朝から体がだるい。クスコで交換してもらった文庫本を早速読む時間となる。11時ごろには、それでも外出。まぁハガキを出しにいく目的があるので仕方なくという感じもある。郵便局は静かで局員さん1人しかいない。日本まで8枚で・・・43.2ソーレスは・・・高いな・・確かクスコで聞いていたのは1枚4.8ソーレスだったのだが・・。2004年から1枚5.4ソーレスに値上がりしたのかな?局員さんの顔を眺めながら「この人が差額をポケッ
2004年1月5日~旅日記より~クスコを発つ朝、昨夜たのんでいた通り八幡さんは5時に起きてくれ玄関の施錠解除をしてくれる。まだ路面の様子もハッキリしないぐらいの暗さ。「気を付けて!」そう送り出してもらい出発。アルマス広場までの坂を自転車を引いて歩き、そこからバスターミナルまでは久々の自転車走行。バスターミナルはまだ暗く5時半から電気は点いた。自転車をバスに入れるためのパッキングを済ませ6時ごろ予約していた「パワー」のバスの乗車。自転車は屋根上に運ばれた。プーノまでの道