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損益分岐点売上高を算出する問題があったとします。最終的に算出するのが損益分岐点売上高。設定をざっくり確認して算出式を選択。処理の計画を描く。処理に着手する。一連の処理手順です。「問題を処理する際は、必ず理解・計画してから処理に着手する。」と決めている。しかし、決めているからといって実際にやるとは限りません。やりそびれることもあるでしょう。でも、もっとよくあるのは、「単にやらない。」決めていたのにやらない。やろうとしていたのにやらない。トラブルが
2次試験の事例に共通することといえば、何が浮かびます?「強みを活かせば望ましい状態になる。」これを出題者側はどう使うか?出題者側は診断・助言の事例を作らなくてはなりません。つまり、助言する余地がある事例企業を描く必要があります。どうするか?強みが十分活かすことができていない状態として描く。例えばどんな状態?強みが活かせない事業にも手を出した。強みの事業への経営資源の投入が不足した。強みの強化を怠ってきた。強みの維持や発揮に悪影響が出ること
事例3でよく出題される「課題と対応策」。一つの解答欄に、課題と対応策を編集します。どちらにどれだけ書くかについての方針を確認しておきます。方針:解答の先頭で課題をシンプルにまとめ、残りは対応策として記述する。80分という制限時間がありますからね。実践的な方針じゃないと役に立ちません。具体例で確認しましょう。問実際の解答作成作業において、最も重要と思われる課題と対応策を答えよ。この問に対して、以下のような因果関係が抽出できたとします。
A社が木製玩具の新規事業を展開する際に、顧客との接点を作るために行った取り組みや工夫について、150字以内で説明せよ。(R7事例1第2問)覚えがあるというか、よく知っている問題文だと思います。前回、こういう問題を複数の設問に分解する話をしました。この問題だと、どういう順に解答を組み立てるか?まず何?なんとなく、「A社が顧客との接点づくりのために行ったこと?」それだと答えそのものですわね。いきなりは特定しにくいでしょう。じゃあ何?顧客との接点づく
NPVを算出する問題では、設問1各年度のCFを算出せよ。設問2NPVを算出せよ。と出題者側は、複数の設問で構成することが多いです。処理をステップごとに示してくれていることになります。これを他の問題でやってみるとどうなるか?やってみましょう。C社では、新規事業展開として食品用や医療用の紙パイプ製品への参入を検討している。それを実現するために必要な社内の取り組みについて、120字以内で助言せよ。(R7事例3第4問)どうでしょう?例えば、こん
「試験問題を読み慣れた状態になっていること」これは本当に大事なことです。理由は2つ。①問題を読めないとどうにもならないから。②代替手段がないから。問題指示を外さない。出題者側の意図を捉えた解答をする。設定を正確に理解する。優先度を上げた着眼点を対応づける。事例全体の内容をざっくり把握する。・・・・・いずれも確実に合格するためには欠かせないことです。できる限り高い確率でやり切りたい。上記の作業すべてに共通するのは、"読む"ことです。問題文を読む
2次試験問題には様々なことが省略されています。中でも、「出題者が作問にあたり考慮すること」が大きい。例えば、昨年度多くの受験者が苦戦した事例3の第2問。「収益性強化のため製造に関してのコストダウン」がテーマで、このために「特に重要と思われる課題2つと改善策」を要求しています。ここで注意を要するのは、"特に重要と思われる“という表現がつけられていることです。出題者はどうしてつけた?そうですね。「課題の候補は3つ4つ事例の中に見出すことができるから」そ
作業面でのリスクを考えた場合、問題指示を外したことを解答欄に記述してしまうリスク。最も避けたいリスクです。記述したのにほとんど得点になる見込みがありませんから。考えようによっては空欄より影響が大きい(書く時間が取られます)。どういう問題指示だとリスクが大きいでしょう?検討してみたことありますか?指示外しがかなり多い事例2ではどうでしょう?例えば、SWOT分析は?指示を外すことは起きにくそうです。強いて言えば、W(弱み)の欄に、外部のことを書いてしまうく
「合格を邪魔する最大のリスクは?」という問を週に一度は浮かべ、そのリスクの対応を行う。理想的には、リスク抽出↓対応策↓対応終えたら、リスク抽出↓対応策↓対応終えたら、リスク抽出と対応策を実施する度に、新たな最大のリスクを抽出し、対応する、サイクルを回す。夏から2次試験対策を始めたばかりで、合格を邪魔するリスクと言われてもいまいちピンとこない場合は"得点を伸ばす最大の余地"と言い換えてみましょう。それでも、浮かばなければ、
事例企業が新規事業Xを行う狙いは何か?前前回、前回と取り上げた事例Ⅲの最終問題を含め、新規事業や新市場・新業界を対象にした製品の製造・販売に乗り出す設定は珍しくありません。これは事例Ⅲに限りません。何のために行う?・リスク分散・シナジー効果この2つ?これらと観点が異なる内容も浮かびますか?例えば、以下のような設定だったら?現在、主力事業では十分に強みを発揮している。今後に向けて競争激化が予想される。そして、新たな市場・取引の要求はとても厳
前回のお題。<作業①>R8の出題者になった前提で、最終問題を5つ作ってみましょう。R7タイプからR3タイプの5つ。⭐︎問題文のみでよいです。<作業②>上記の5つの問題それぞれについて、ほとんど点にならない対応を答える。実際やってみないとほとんど効果は得られませんが、"読むだけ"でもやらないよりマシだし、やってみるきっかけになるかもしれないので参考例。新規事業Xで作ってみるR7作業①新規事業Xを検討している。これを実現するために必要な社内の取り組みは
前回事例Ⅲを例に出しました。事例Ⅲは4問構成の場合、第2問、第3問がかなり得点しにくくなることを想定しておきたい。ということは、最終問題(4問構成なら第4問)で確実に得点を積み上げることが重要になります。(もちろん第1問もですが、こちらは問題なし。)というわけで、以下のリスクは検討する価値があります。↓「事例Ⅲの最終問題で得点できないとしたら?」4問構成の場合、少なくとも25点を失うかどうかですから。事例Ⅲだけでなく、合否を直接左右します。過去5年分、ど
初見の事例内容をバランスよく理解するには、・事例を読み慣れていること・事例内容の想定ができていることの2つがベースになります。前者は、過去問を読むことで対応可能です。後者は?これまでの対策により、さまざまな事例に接してきましたから、知識はありますね。それを"引っ張り出す"ことで、準備できます。ひとつ、やってみましょう。事例内容がもっともわかりにくい事例3。業務プロセス(引き合い→見積もり→受注確定→生産計画→生産)の読み取りがポイントになります。
合格確率を高めるには、不合格になるリスクに対処することが必要です。特に直前期は、最大のリスクの対策を最優先したい。というわけで、「今日時点で認識している最大のリスクは?」それは、先週と違っています?もし、同じなら、"リスクの具体化不足"の疑いがあります。1週間対策を行ったのに、まだそのリスクが他のよりも大きいというのは考えにくいですから。例えば、「事例4で何かやらかしてしまうリスク」は、具体化不足です。"何か"って何?"事例4のリスクが
前回に続いて、相談ごとの共有です。今回は、「初見の問題で対応力を上げたほうがいいか?」実際に問題を処理すれば対応力がつきます。初見の問題であれば"その場での対応"が求められますから、一層効果的。しかも数をこなすことで万全になる。"問題を処理する"って試験対策らしいですしね。やった・やらないも明確なので、やった感もわかりやすく得られます。でも、「それが直前期に気にする最大のリスクへの対策ですか?」「初見の問題で対応力を上げる」のは対策の中核で、これまでず
昨日、2次対策をやっているみなさんを対象にした個別相談をやりました。この場で共有しておきましょう。ひとつは、「知らないことが出たらどうしよう?」タイプ。具体的には、以下のような相談です。・今年の1次試験の内容は確認しておいたほうがいいか?・事例4の知識問題の対策はどうしたらいいか?・1次のマーケ関連の用語は覚えておいたほうがいいか?省略されているのは、「今までやっていないのだけど」もしくは、「今までやってきたことに加え」です。今までやってきたこと以外
試験問題の処理のベースは、問題を読むこと。読むことに支障があると、読み取る、読み換える、といった大事なことができません。結果、極めて表面的な対応になってしまう。だから、読み慣れた状態になっていよう。というわけで、毎日(のように)試験問題を読むことを続けていると思います。(もし、やっていないなら、今日から試験前日まで欠かさずやりましょう。)それでも、不安になることがあります。直前期ですから。そんなときは、問題を書き写す。受験者の中では「写経」と呼ば
2次試験の合格率は2割弱。合格はざっくり10人中2人ということになります。問題には、ほとんどの受験者がまともに得点できないものもあれば、一定割合の受験者がほどほどの得点をするものもあります。合格率が2割弱というと、前者(ほとんどの受験者が得点できないやつ)で得点するイメージになりやすいですが、そうではありません。後者で確実に得点できれば合格です。後者の問題ってどういうのでしょう?まず、4つの事例共通で、第1問。診断だけの問題ですからね。半数近くの答案は7割
[根拠として示したいこと]強みはあるのに十分に発揮できていない。(発揮する余地がある。)[書き換え例]・強みが発揮しにくい事業も行っている。・強みに十分な経営資源を投入していない。・強みが2つの要素で構成され、片方は発揮できる状況であることを示す。(R7事例Ⅱ)さらに、上記のものは、↓・4つの事業のうち2つでは強みを十分発揮できている。とか、・短期間のうちに新規事業を3つ立ち上げた。といったバリエーションがあります。3つ目のR7は、心も体もほぐすこと
2次試験の出題者側は、作成した解答が妥当性を持つように、問題文と問題本文中に示す根拠を整えます。根拠は誰でもすぐに特定できてしまっては、試験になりませんから、"変換(書き換え)"します。よって、受験者側は、解答するために"変換(読み換え)"することが求められます。ここが2次試験のポイントといってよいところです。読み換えは、書き換えの裏返しです。読み換えの知識・スキルがついてきているかどうかは、どの程度書き換えができるかによって、診断できます。少し
課題は、作業者の経験と勘に依存しない作業方法の確立である。改善策は、作業標準化に取り組み、ロスや作り直し等を回避する。これは、令和7年度事例3第2問の解答例の1つ目です。課題と改善策・対応策を要求された場合、どこまでを課題にして、どこまでを改善策・対応策にするか、迷うことがありますね。理由は簡単で、いろいろな編集が可能だから。例えば、上記の解答例は、課題は、作業者の経験と勘に依存しない作業方法の確立によるロスや作り直し等の回避である。改善策は、作業標準化に取
事例1から3では、第1問で事例企業の強みを診断することが多いです。"強み"ってどういうやつ?事例1なら、競争優位になることに役立っている経営資源やネットワーク事例2なら、売上増加に役立っている経営資源やネットワーク事例3なら、利益確保に役立っている経営資源やネットワーク強みは"関係"で決まります。例えば、デザイン・設計力↓独自性がある製品↓顧客から高い支持(競争優位)みたいなやつ。ここで少し困るのは、編集です。A
前回取り上げた根拠は、仕様の把握が曖昧なまま確認したつもりで進めてしまうとその後、時間がかかったり、設計変更になったり・・・と大変なことになる、という話でした。これは、そのまま2次試験の解答作成にあてはまりますね。問題文(要求仕様)は、抽象度が高いです。それをただ読むだけで、把握・確認したつもりで問題本文を読み始めてしまうと、その後大変なことになる。「これってどういうこと?」ひとつの問題で、という問いが1つや2つは浮かぶのが当然です。例えば、
優秀賞:形状やサイズの概要を表したデザイン図『この根拠の示し方がすごい大賞』の惜しくも2位はこれです。令和4年度の事例3の根拠。これは事例3としては、助言の余地を読み取らせる典型的なものですが、その中でも"さらり"とした示し方が最高です。通常は、「顧客企業が作成した製品仕様書および製品図面(令和6年度)」であったりします。ところがこの令和4年度のC社は、「形状やサイズの概要を表したデザイン図」をもとに仕様確認をして金型設計をしてしまい、結果、仕様確認が遅くなっ
いきなりですが、次の要求と根拠を確認ください。問題要求:売り上げ増加のための品揃えの見直し。根拠:B社の売り場は約30平米である。さて、この場合、解答の主要な要素は何になるか?売り上げ増加のためには、新たな商品を売り場に並べることが必要です。まったく新規の商品か、既存商品のバリエーションを増やす、といったことになります。ここまではいい。しかし、その場合、「B社の売り場は約30平米である。」は何の根拠になるのか?ピンときましたね?新た
この場でも何度か触れているように、個人(みよし)的には、大賞:「30分で4,000円、60分で8,000円」これです。これ1発で、決定的な根拠に仕立て上げているところがすごい。仮に問題設定が、「混雑時を30分の利用客を中心にして、予約を取りやすくするために現状の価格をどう変えるか答えなさい。」とか、もっと直接的に、「混雑時の60分の利用客に空いている時間帯の利用を促すために現状の価格をどう変えるか答えなさい。」といったものであれば、大賞には選びません。
2次試験において、解答内容を特定する根拠の示し方は独特と言えば独特です。知らないと使えない。知っていても使えないこともある。厄介と言えば厄介です。ただ、いいところもあります。色々な種類があることは確かですけれども、結局のところ、やることはひとつ。"読み替える"こと。ひとつしかないわけですから、どれかひとつ選び、それを徹底的に探求し、頭はもちろん、体に染み込ませるくらいにしておくと、他のものや初めて見るものでも対応できる確率が上がります。
顧客に提案を持っていったら、他社が採用された。複数のコンペになった場合、コンサルではよくあることです。自分も何度も経験しました。「またXに持って行かれた。あそこは安いからね。」「提案額が1ケタ違うから話にならない。」「コンペなんてする意味ないじゃん。」・・・・たかが提案といっても、場合によっては2、3日徹夜したとか、そういうことも重なり、愚痴のひとつも言いたくなる(ひとつでは済まないわけですが)。でもみんなブツブツ言いながらも頭は悪くないので、顧客や
試験対策では、知識を"使える知識"に変換しておくことが重要です。というより、「適切な場面で適切に使う方法」も知識に含まれている、と位置付けておく必要があります。いまさらと思うかもしれませんが、もう試験まで48日。50日を切っていますのでね。知識で何とかなるなら何とかしたい。手っ取り早いですから。使えるかどうかの点検は簡単です。実際に使う場面を設定して試してみるだけです。例えば、事例1の知識試したい知識:組織体制(R7とR4で出ている)どういう場面で
A対応をどのように進めるべきか。助言せよ。B対応策を助言せよ。助言は「実施すること=何をするか」の内容がメインです。Bのタイプはそれをストレートに表現していると言えます。ではAは?事例ⅠやⅢで時々見かけるやつですね。「進め方」ですから、やることに順序がある、順序にも意味がある、ことになります。それを解答で表現する。まず、・・・・、次に、・・・、そして(さらに)、・・・みたいな感じ。まず、・・・・。その上で、・・・・という準備(前提を整え